如月の小春日和を駆けぬけるオープンカーとユニコーンの群れ
指切りして
交わしてみれば
ほんの少し
軽くなるけど
混ざり合うと
馴染むほどに
痛くなるから
決まりごとは
書かれていない
重さなんて
抱えもしない
足が向かう
風の先に ...
ゴリラは頼まれた事を人にやらせて怒られた
「ゴリラ君僕は君に頼んだのだよ何で人にやらせるのかな」
「ウホッホッホ」
ゴリラは腹にブックマークをかざした
ゴリラが腹にブックマーク(本の{ルビ ...
子どもみたい そう言おうとした私のことを
子どもみたい と君は言う
都合よくさみしいときに君のこと
思い出すなんて言えやしないよ
手をつなぐ そのことだけが重要で
...
君はもう
違う本棚にきちんと
しまわれている
きっと
いくら私のページをめくっても
君とリンクすることは二度とない
悲しいかな
そう思う。
そもそも誰かが
間 ...
20代後半くらいだろうか
その女性はサッと席を立ち上がり そこに自分のカバンを置いた
そしてススとその男性に近づいていった
男性は盲導犬を連れていた
そっと肩を叩き ...
あなたの寝顔が愛しくて
そっと頬にふれました
されるがままになっている
あなたがだいすきです
あなたが自分を責めるとき
私は苦しくてたまらない
あなたが振り絞る声が
胸に突き刺さって ...
ゴルゴダから見下ろす
紅い紅い夕陽は
僕の目をつたう涙のようで
照らされた風景は ...
二人の場合
女のほうが連日連夜の残業で
おまけに今時
接待なんてもんまであって
ノノちゃんは深夜二時
蒸れて
萎びて
帰宅する
酒臭い息で男の寝入りを襲う
チ ...
朝のような
首すじだから
遠くから見つめている
階段をのぼっているだけなのに
人生だ なんて言っていいのか
自由と自由の間に
履物をそろえる
わたしを取り去った世界とは
ど ...
・国語
休み時間 机の上に伏せられた教科書はみな鳥のかたちで
「死」という字を習い17年経つが何故か未だにうまく書けない
・算数
「算数は嫌いなんだよ数式の突起みてると痒く ...
マンゴーのドライフルーツを
食い
リンゴのドライフルーツを
食べる。
今日も行け行けガンガン
デジタル時計のように
規則正しく、慎ましく
誰かに好かれる。
リンゴはつっかえて
...
めんどくさい病になってしまった
今日やろうと思ってたこと 明日にしよう
めんどくさい病になってしまった
まだ布団から 出られない
自分がつくった あたたかさだって 信じられ ...
お尻の穴を広げて 世界を包みたい
何が 愛なのか 知りたい
君を抱きしめるすべしか知らなかった ぼくは 無知過ぎた
お尻の穴を広げて 君を包むことを知ったその日から
ぼくは 君を包 ...
青春18きっぷ…
春休み、夏休み、そして冬休みのお楽しみ
5日使えるけど、5人いたら1日で終わる\11500
唇の数は5回まで、青春18キッス
晴れた空の下、不忍池の水面、
かるがも達が ...
寂しいだけの人間として決めつけられたのだろうか
何も知らないけれど 自分とは 人間ではないのだと知っている
それとも 言葉を過去として 決めつけていくだけの歌を
僕はどこかに歌いに出かけて
何 ...
テレビで見た車がそこを通りかかった。あれは確か水色のやつだったと記憶している。誰かの大きすぎるような犬が近くを通りすぎていった。浮浪者が飲み屋の前でぼんやりと立ち小便をさせられている。
そこへ色 ...
春の陽気は
あなたのひざの上
ほんのりと
5
みつばちやはなあぶがたわむれて、
そこに垣根があることも、
花が咲いていることも知る。
果実がなるのを待って、摘んで、
樽の中で、苦い酒にする。
酔って、今日を事実にして ...
海の稜線が光ると僕は
それがある種類の
誘導光だと
感じる
あの光が誘導する物事は
とても難しいのだけれども
僕たちの大事な部分と結合している
そんな時間とはまた
違う別の時間に
...
踊るように、街を歩くひとがいた。
両手首に輪を嵌めた、杖をつきながら。
僕の肩越しに密かな風をきり
横切った、彼の背中はおそらく求めていない
これっぽっちの、同情も。
不 ...
生きること
死ぬこと
どっちもおなじくらい
こわいことよね
耳を澄ましたら
遠くの声が聞こえたわ
こちらはすこし寒いですって
その冷たい空気がほしいの
それでもそちらへはい ...
積み重ねられた嘘と 曖昧に交わされた約束が
ワタシの内で交差する
空世辞 空言 空想 空虚
なのに
その眼差しを記憶しているこの瞳が
その言葉を記憶しているこの ...
今日は晴れたので
君と散歩に行く
君は摂氏三度
手をつなぐと
昨日よりもあたたかい
こうしてるうちにも
春が近づいている
なるべくそのことには触れないように
君の手を握 ...
子供達の遊んだ後に
たくさんのとんぼが
羽をちぎられて死んでいた
なかにはまだ かすかに動いて
震えているものがいた
かさかさとコンクリートの上
笑い声と話し声の下
ちぎられた羽 ...
{引用=
さみしいとばかり垂れ流しているくちびるが
あなたの名前をさがしているんです
ぼくはずっと
世界のおわりをみるために三角ずわりを崩さず、
双眼鏡片手に珈琲を飲んでいたけど
...
ずっとあなたの
しあわせを願っていたいけど
いざ願うべきときになると
あたまの中がぐちゃぐちゃになる
本当は
わたしがしあわせにしたい
あなたを
ねぇ
ほかの人となんか
しあわせ ...
もずく酢しかない部屋できみは
なくならないもずく酢を
ただひたすら食べ続けている
そんなきみの背中を掻いてあげたいのに
きみには掻くべき背中がない
それよりも前に
ぼくは夕 ...
建物の影が長く鴉の影を取り込むと
夜はちゅうちゅうと鴉の成分を吸い取りながらまあるくまあるく膨らんでいく
ラーメン屋の湯気の中で
二人で未来を語っていた時から
おまえは何時(いつ)も ずれた視線をしていた。
駿河台の坂を上って行く途中
ヒラヒラと雪が降り始め
俺には寒かったが
おまえは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こはるびより
ことり ま菜
短歌
1
10/2/9 16:56
独りよがり
宣隆
自由詩
1
10/2/9 16:48
かぐや姫
間村長
自由詩
0+*
10/2/9 15:04
ボーダーラインの上に立つ
なき
短歌
3*
10/2/9 14:42
みつけて
こころゆくま...
自由詩
4*
10/2/9 13:50
車中にて
葛葉もなか
自由詩
3*
10/2/9 13:37
いちに
朧月
自由詩
4
10/2/9 12:55
MAD ABOUT YOU
寒雪
自由詩
1
10/2/9 12:34
ノノちゃんの超絶技巧
藪木二郎
自由詩
1
10/2/9 10:20
首すじ
昼寝ヒルズ
自由詩
13
10/2/9 9:22
教、育
吉田ぐんじょ...
短歌
37
10/2/9 8:48
半尻の夜
ペポパンプ
自由詩
5*
10/2/9 7:00
めんどくさいから
八男(はちお...
自由詩
4+
10/2/9 4:23
ずるずる
〃
自由詩
0
10/2/9 4:05
かるがもの青春2010
TASKE
携帯写真+...
0
10/2/9 3:51
光に立つ
番田
自由詩
0
10/2/9 0:58
赤信号の前で
〃
自由詩
0
10/2/9 0:57
ひざの上
殿上 童
自由詩
4*
10/2/9 0:53
続々人間政府
クマクマ
自由詩
4
10/2/9 0:17
温度
真島正人
自由詩
6*
10/2/9 0:04
踊り歩くひと
服部 剛
自由詩
9*
10/2/8 23:52
生きるのも死ぬのもこわい
森未
自由詩
2*
10/2/8 23:37
症候
葛葉もなか
自由詩
3*
10/2/8 23:29
雪だるま
小川 葉
自由詩
5
10/2/8 23:21
笑う
砂木
自由詩
4*
10/2/8 22:22
やっぱりさみしさだとしても
あぐり
自由詩
4*
10/2/8 22:17
03:27
cass
自由詩
2
10/2/8 21:52
もずく酢
たもつ
自由詩
7
10/2/8 21:24
夜
佐藤伊織
自由詩
1
10/2/8 21:02
名残雪
……とある蛙
自由詩
13*
10/2/8 21:00
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4063
4064
4065
4066
4067
4068
4069
4070
4071
4072
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4079
4080
4081
4082
4083
4084
4085
4086
4087
4088
4089
4090
4091
4.8sec.