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すっかり暖かくなった風を感じ

嗚呼もう冷たい絶対零度の季節は終わったんだなと

しみじみ思い

人生の中で一番内容の濃い冬のことを思い出し

ゴミが入ったのか瞳から涙が流れた

 ....
ぼくは詩人

言葉をつなげたものは
単純な言葉の和ではなく
積や累乗に拡大する

今日もまた

朝の散歩をしていると
フラスコに出会いました

丸底フラスコ

物質と物質を混 ....
あなたの歌は何故
こんなにも懐かしいのでしょう
あなたの言葉は何故
こんなにも美しいのでしょう
それは忘れかけていた古い恋を
思い起こさせるこの旋律が
夜に咲く薔薇の花びらに恋焦がれた
 ....
苦労は買ってでもしろ
そんなことを
偉そうに平気で言う
お前は
一生苦労してればいい
答えは求めていない
そう、聞くだけの苦しみを与えているのよ
あなた、
発言は許してあげない
そうね、私の話を聞けばいいのよ
とりとめのないくだらない話
独りよがりでちっとも面白くない話
 ....
甘い砂糖を身に纏う
ねじれねじれのドーナツ

苦い珈琲の準備をしてる途中で
やっぱり、やめておこう
紅茶の方が無難かな?
こっちの方がいいなって思ったりする

今日は何を聴こうかな?
 ....
綺麗ね、とならんで毎日歩いた
これが、あの子の世界

キレーネがゆれて
キレーネがキレーネの蜜を吸い
キレーネに囲まれた
キレーネを歩き
キレーネを眺めると
キレーネがのぼり
キレー ....
ミス・レインの優しい歌声が響く
土曜日の正午
久しぶりの休日

窓の外の優しい雨音に
微かに溶けこんだ
あなたの囁くような歌声を聴けば
垂れてしおれた花々は頭(こうべ)を上げ
お転婆な ....
いつも疲れて帰ってくるあなた
ご飯を食べて
お風呂に入って
ベッドに休まる頃には
ぐったりと死んだように眠るあなた
家に一日中居た私には
まだ眠りにつくのは早い
でもあなたを起こさぬよう ....
愛国者保護法が施行されたので スーパーの愛国記念セールで缶詰やら 乾パンやら ガスボンベやらを買って 帰り道のホームセンターでローンを組んでシェルターを予約し パソコンで遺書を書いて オンライン書店で .... 噴水が作り出す虹を
半開きの口で眺めながら
大人たちは
頬を伝う涙を
不器用に指先で拭う

地面に残る無数の弾痕
それを
無数の直線で結びながら
星座の形を踏んでゆく
子どもたち
 ....
今夜の僕は
今夜の僕は
夜空を流離う箒星

地上には
帰りたくない

地上に帰りたい
君がいるから

僕はいつも迷い
心はいつも漂う

君の気持ちが分らない
多分
君は僕 ....
植物はなんだか、あたしの意識の外で成長している
きっと昨日よりも六センチ伸びた

君は光と一緒になれていいね
  
むせ返った部屋で片目を潰した私は呟いた
だってとても羨ましかったんだ
 ....
最後



口にするには浅はかな日々

正しいのは何だ

正しいのは誰だ

ちがう

正しさなんてない



希望も絶望も

同じ望みからうまれたと知った日

 ....
メロンのきみどり震えてる
君のリボンのちょうちょの模様
キスはまったく騙し絵のよう
眩暈を起こしてうずくまる

めくらぬ日めくりゆらゆら揺れる
きみどり色が褪せぬよう
きれいな君を守るよ ....
四つの脚をたて
温度の低い床に
椅子が停泊している
いつまでも出航しないのは
その方法を忘れてしまったから
ではなく
航行すべき海が
椅子の内に広がっているからだ
水が溢れ出さ ....
重い空気の層を
深く静かに潜っていく
透明なダイバー
海草のように
太陽の光を反射して
揺れるブラインド

妻が突然
勢いよく窓を開けると
マシンガンのように
降り注ぐ光の粒
撃 ....
きじがなくとうたれるけれど
うぐいすないてもうたれない
はてさてなぜなのでしょうか

「人間が食うからじゃないか」

もはんかいとうをありがとう
でもはずれですちがいますよ
わたしがう ....
「おれ死ぬね」ねで終わる死にはなんとなく潔さがかんじられずただのお休みメールだとおもい絵文字をかえすと
泣きながら電話がかかってきた


「死ぬな」といわれ目が覚める
全くそういう気分じゃな ....
龍は脱皮する

少年は青い海の中で
その抜け殻と戯れる

白く透き通ったその皮に
そっと指先をつける度に
少年の過去が
ひとつ
またひとつと
未来へと昇華されて行く

少年の中 ....
新しい歌を数滴
耳に流し込むだけで
僕は簡単によみがえる
3059円が僕の生命線
蝶のように舞うのか蜂のように刺すのか
黒板消しを片手に、
アルファベットの「b」を脅す少女。
くるくる回ってきみの気を引く
第一宇宙速度
目に入るのは青い地球ばかりで
どうしてこんなに寂しいんだろう
きみは美しく,光りすぎている

きみが僕にそっぽを向いた
第二宇宙速度
さよう ....
ああ素朴な人に会いたいのだ
こんな
読めない漢字のように
むずかしすぎる人々にもまれて
どこでなんの役に立っているのかわからないような
仕事をしている
サラリーマンの僕ならば

階段の ....
Here we go..
ジーンズヒップを
ゆったりと揺らしながら
(あなたを意識して)
コーヒーを入れる

 目を覚ました瞬間
 今日は春だと
 気づいた

コーヒーを入れる手を ....
飛行機が高度を下げ
雲の平原が途切れると
一面の白い大地が現れた
ところどころに
きれいに刈り揃えられた陰毛のような
針葉樹林の群れ
一列であったり、林であったりする
その間をアスファル ....
不忍池で坊主頭の老女が
毎朝かかさず平泳ぎをしている

白い八重歯に赤い糸を結びつけ
ゴーグルも付けずに潜水をする姿は
上野界隈では知る人ぞ知る隠れた名物で

池が見渡せる鰻屋の女将に聞 ....
水が!
水が!
蛇口から!
溢れているんです!
蛇の口です!
スネークマウスです!
それはネズミです!
今朝の食事です!
止められないんです!
止まらないんです!
誰か!
たす! ....
爽やかな春風の中で
生まれたばかりの瞳して
あなたは聞くのです
今日は何日?
今何月?
何曜日?

くっきりと二重瞼を見開いて
あなたは僕を見つめるのです
ねえ、今何時?
お水飲み ....
君を撮りたい
その息遣い
真面目な顔からぺかっと笑うところ
拒絶のない空気
軽く頷くしぐさ

写真映りを気にするけれど
平面だけじゃ足りないだけ
君の喜怒哀楽
君の生きた時間
君の ....
佐野権太さんの自由詩おすすめリスト(4554)
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