空がゆっくりと落ちてきて夜になると闇が呼びか
けるように地の底から光の洪水が押し寄せる。そ
の光の海と、路上のダンボールハウスの浸透圧が
重なる時刻、一艘の小舟が歌舞伎町のJRガード
下を流れ ...
車なく職なく恋人もないふつう
ひとりごと言葉の始め思う秋
雨の日の鈍重鈍重聖書読み
ああ いい気持ち
日の高いうちから
スーパーで買った鰹を炙り
新潟の純米吟醸を冷で飲む
今日はよくやった
早朝から頑張った
夫の用事で
行ったことのない羽曳野市へ
...
苦しい、こころが
苦しい時もある
でもその一方で、
こころが喜びで満たされて
幸せな時もある 私は
幸運だ と。
体が健康なところが
恵まれているのだと自分のこころを
なぐさめる時があ ...
短気は損気
急がば回れ
と
自戒する私の
空はどこまでも深い
・
苦しい
こころ
を
よく味わう
生(せい)
・
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
彼と彼女の間には
説明がない世界があった
真っ白です
俺が
どうしようもない
大人になって
心の中で
楽しく生きて
他人をバカ扱いして
だけども
お前らより
実は幸せなはず
みたいな
夕日ばっかり綺麗じゃなくて
俺は俺の綺麗 ...
肉身の歳を重ね使い古され
次第に色褪せ亀裂走らせながらも、
眼窩に埋め込まれ落ち窪んでいく眼球に
宿る光の以前より更に増す眼力、
直裁に投げ掛けるアナタの肉身と云う器に
魂の器を介しそれ ...
私は住まいを持たない
ノマド星人だが
れきっとした地球人である
デジタルデパイスと
電波で
地球上を自由に動き回る
言語の壁は翻訳ソフトで
乗り越え、スム ...
飲み放題
酒を飲んで
今までの労い
愚痴があれば聴いて
面白おかしくして
笑いあって
時間が来たら
さようなら
どこか羨ましい
別の道を歩むこと
剥がれるように
さようなら
...
かまってちゃんは戸惑っていた
いきなりの総スカン
ワケワカメ
だけどかまってちゃんは慣れていた
ひとの気持ちなんて
アッサリ変わる
しかもキライな方に
そんなこと何回も経験済み
おあい ...
紅い花のトーチライト
レイたちが泪を見失わないように
導くような毅然さと
燃え上がる儚さと
叶わなかった夢のレクイエム
薫りはあらずして
ひたむきに一斉に咲く
あれは冥府の王が憐れに想 ...
前世では一つの魂が現世で二つに分かれた「魂の片割れ」のスピリチュアルな
この世にたった一人しかいない運命の人、出会うと磁石のように強烈に惹かれ合い
お互いを深く理解しあえる怪しい詩だよとツインレイ ...
我が{ルビ詩=うた}よ君に届くや二つ星
澪標きみに記す夜の灯台
きみ知るや藤袴咲く泪河
春雨に君と微睡むジムノペディ
我ときみ夢のきせきを{ルビ熾=し}る晩夏
...
しゃりりと固い梨ときみ甘く食む
釣れないメザシ猫の本能動く
初恋の味はチューインガムミント
「開けてもうた…ネクロノミコン…
血ぃの匂いするインクで書かれてた契約書…
ページめくるたんびに目ぇの奥に何か這い上がってくる…
逃げられへん…逃げられへん…」
夜中の3時、路地裏のサ ...
恋は、一瞬で終わる
友情は、恋よりも尊い
そして親友は、一生だ
ひとりの親友を得ることは
万の味方を得るより心強い
親友は裏切らない
意見が違っても
厳しいことを指摘されても
友情は潰 ...
環境保護とか
ヴィーガンとか
トランスジェンダーとか
みんな
行場を失った
スターリニスト
でなきゃ
精神病患者だ
精神病患者の考えを
尊重しなくてはならない
なんて世 ...
*
みじかい階段をあがって入出庫のホームを歩き、その半ばにあるエレヴェータにみ ...
ばらばらばらばらと
蒼穹をなぞる如く
飛び交う鳥たちの群れ、
次第にいつの間にか
楕円のカタチ為しながら
夕の暗み濃くなる青を穿つ黒の
光の終焉へ向け黄金の反転を巡り
くるくるくるく ...
同僚に競馬狂のおとこがいる。名前は「悦光」といって、これで”エツミツ”でも”エツコウ”でもなく”エツヒコ”と呼ぶ。もうずいぶん前に、エツヒコに半ば強引にひきつれられて、東京競馬場にいったことがあった。 ...
ため息の一つもこぼす
残暑が根を張る
帰り道
会社の敷地の植込みで
目を和ませてくれる
萩の花風
たくさんの
紅紫の小さな蝶たちが
(おつかれさまね) と
や ...
慌てるな
慌てては事を仕損ずる
慌ててもそれほど時間は変わらない
呼吸の整えて、事へ臨みましょう
威張るな
威張れば単なる孤高人
威張っても誰も付いてこない
...
『ナポリタン』
失敗だった。
ナポリタンは。
味は申し分なかった。子供の時に食べて以来、忘れていたケチャップの酸味が甘さがやわらかく口の中に広がり、そしていたずらっぽく唇のま ...
うずまくうちゅうの
端っこにして
まん真ん中、
川瀬さんを背負い
ずぶずぶ泥濘む
薄闇のこの土地を
足もとに気をつけてと
背後から鋭くも温かな声
一歩間違えると
ずるっと土の崩れ沈み ...
救急車が先を急いでいる
どこかで誰かが死んだ
それは自分には無関係
そうかも知れないけれど
自分が救急車で運ばれても
どこかで野垂れ死んでも
他人には無関係
関係ないから笑ってる ...
17歳
20歳
なんか始まった
30歳
まただ
いやそれじゃないがな
いやそうだよ
はいペプシ開けました
いつでしょう
知るか
半年後
ペプシ?
彼のこころには「恥」がない
彼のこころには「公平」がない
愛する者が此処にしかいないから
此処に綴る
それは理解できる
だが
問いかけに応えもしない
彼は「誠意」というものが ...
答えは簡単です。暗殺されたのち彼が残した
動画を探すとほぼすべてが若者たちとの対話
ばかりだったことに理由があります。彼はし
かも政治的立場や意見の違う大学生たちのも
とへ「わたしを批判してく ...
わたしのこころ
たったひとつ
わたしのものだ
映る外界に
真理を見よ
わたしのこころ
置きものではない
わたしを離れない
言葉と行動は
こころに
眺められる
蛇のように脱 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
新宿の幽霊たち (「センテンツィア」改題)
室町 礼
自由詩
6*
25/9/18 17:56
秋はじめ
喫茶大島
俳句
1
25/9/18 17:49
汗と酒
花野誉
自由詩
12*
25/9/18 17:08
雨音
こしごえ
自由詩
9*
25/9/18 16:13
※五行歌 二首「短気は損気」
〃
自由詩
4*
25/9/18 15:23
無表示
カッラー
自由詩
1
25/9/18 15:16
知るか
〃
自由詩
1
25/9/18 15:13
生命エーテルなるもの(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6*
25/9/18 15:12
ノマド星人
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/9/18 13:44
送別
海
自由詩
4
25/9/18 13:17
無敵のかまってちゃん。
りつ
自由詩
1*
25/9/18 12:40
シーレイ(曼珠沙華)
〃
自由詩
3*
25/9/18 7:50
君ひとり
足立らどみ
自由詩
5*
25/9/18 6:38
きみ
りつ
俳句
0
25/9/18 3:24
食べる
〃
俳句
1*
25/9/18 1:24
✳︎深淵のリディム✳︎
奥畑 梨奈枝
自由詩
4*
25/9/18 0:08
友情(親友)
りつ
自由詩
1*
25/9/17 23:07
みんな精神病
花形新次
自由詩
2
25/9/17 21:17
それはまるで毛布のなかの両の手みたいで
中田満帆
散文(批評...
2+
25/9/17 21:11
眼窩の窪み へ 、Come In Alone
ひだかたけし
自由詩
4
25/9/17 20:02
リトルブレイン
おまる
散文(批評...
4*
25/9/17 18:34
紅萩
リリー
自由詩
7*
25/9/17 15:49
あいうえおから学ぶ
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/9/17 13:32
東小金井『ナポリタン』
北村 守通
散文(批評...
5*
25/9/17 13:05
きよせかわせ清き夢
ひだかたけし
自由詩
2
25/9/17 12:48
無関係
海
自由詩
7*
25/9/17 12:31
また始まり
カッラー
自由詩
1
25/9/17 12:16
こころを騙るものよ
りつ
自由詩
2*
25/9/17 9:44
チャーリー・カークは何故世界の若者のこころをとらえたのか
室町 礼
散文(批評...
3+*
25/9/17 9:38
わたしのこころ
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
25/9/17 9:14
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
加筆訂正:
シーレイ(曼珠沙華)
/
りつ
[25/9/18 8:03]
改題
シーレイ(曼珠沙華)
/
りつ
[25/9/18 7:52]
修正
きみ
/
りつ
[25/9/18 3:25]
ルビ修正
食べる
/
りつ
[25/9/18 1:52]
修正
食べる
/
りつ
[25/9/18 1:51]
改題&追加
0.42sec.