谷底から
這い上がって来る強風は
この山の頂きで
ぽそぽそと降る雪となる
郵便脚夫のこの俺は
向こうの国に郵便を
届けにこの山を
越えねばならない
いかにも陰気な顔をして
日に日に何 ...
   *

 窓からそとを見る。どうしてあんなところに大型トラックが停まっているのかとおもう。これぞ詩だ。いまさらいうべきことなんかない。わたしが詩というものを書いてきてもはや15年になる。年 ...
 
なんどめの
最期の煙草だろう
今朝のしごとでは
急ぎ過ぎて
積みすぎた、
罰が悪かったが
こさめが降っていて
みな、溌剌としており
私も甘味をふくんだように
ほころんだ。

...
足で漕ぐのは
オルガン
という名の舟

音符の旅
息でつなぐ
ときおり苦しくなって
とぎれる
生きていたという波の上
気配だけになった猫
ふんわり鍵盤の上を渡る

秋の日は
...
垂直尾翼より
右側にはたくさんの人々
左側にもたくさんの人々

まさか
右に傾けば戦争?

まさか
左に傾けば内乱?

何もなくても
毎日人は死んでいる

垂直尾翼より
右 ...
黒板の側に新しいチョーク
ピンクの口紅が綺麗だから
塗ってみたかった鏡の前で

公式に当てはまらずに余った
この感情は消せない気がして

はみ出す度に未熟だと解る
自分の心が揺れている ...
11月11日は、電池の日。
なぜか?
むろん、ダジャレてきな、とらえ方。
だから、日本でだけで通じる日。
漢数字、
十一月十一日、が、
+プラス、−マイナス、+プラス、−マイ ...
私はまさに根のない草だった。
飲食店の厨房の仕事を転々と渡って歩いた。

三十歳に手が届く頃は出身県の県庁所在地の街で働いていた。
そこはパブレストランで駅ビル周辺の繁華街にあった。朝七時から ...
○俳句や川柳は
素人でも歓迎されるが
詩は素人を排斥するような雰囲気がある

○僕ののは田舎ジジイの単なる独り言だ
しかしボケ防止やいい暇潰しには
なっている

○書いたことには責任を ...
秋が来た
焼き芋の匂いがする
秋が来た
さんまを焼いている匂いがする
秋が来た
銀杏の匂いがする
秋が来た
金木犀の匂いがする
秋が来た
香りで秋を感じる
そんな秋
落ち葉を踏み ...
箸よ、おまえは美しい

未熟な身体で生まれ
生死の境を漂っていたわたしが
ようよう生にしがみつき
お食い初めをしたという
小さな塗り箸よ

遺品整理をした
そのときに
うやうやしく ...
月もかくれた
まっくらやみで
ちいさなちいさな
さがしもの

陽のあたるあいだは
見つけられない
ふしぎなふしぎな
さがしもの

失くしてないよ
忘れてないよ

ひかりのない ...
お前らが悪いんだよ俺は昨日から一睡もしてないんだお前らがあの女を殺したのに警察は俺を疑った留置場の中で俺はお前らを恨んだぶっ殺してやるって思った結局あの女は自殺だったんだろ俺はお前らのせいで長いこと警 ... ずっと探している

賑わう街の雑踏で

夕陽に眩む電車の窓際で

部屋の隅で

ずっと、ずっと探している

私を知る誰かを

私を愛す誰かを

特別な、誰かを

ずっと ...
誰に語るということもない
老いた人の呟き、そこに何があるのか
そこに道がある、人の来た道がある
ふたりの兄は死んだ、戦さで死んだ
だから戦地に送られなかった
兄たちは勉強が出来た、友人が多か ...
細胞の中で狂気は水棲生物の卵のように増殖を続けて、そのせいでこめかみの内側は微妙な痛みを覚え続けている、尖った爪の先が終始引っかかっているみたいな痛み―軽い痛みだけれど忌々しい、そんな―俺はい ... 走ったぶんだけ温まる訳ではナッスィングだ!
心臓と肌の方程式Y=200ⅹ±10!これ鉄則!走り込み始めェ!
部活をしてると15才で地軸は傾くから冬の夕日は急角度で沈むけどそのぶん実は光が強くて、
...
父の夢を見た。
背広を着た元気な頃の姿を。

頭を撫でられて
何か言いたげに口元が動いても
声を聴くことは叶わない。

目覚めたら
今日は私の誕生日であることに
気が付いた。
日々 ...
妹がママになると判った日
はしゃいで笑う彼女の隣では
亡き父が佇んでいた。

孫の誕生を心待ちにして
元気で丈夫な子供に育つよう
黙って寄り添い
見守り続けて。

私はふと
一人で ...
待ちかねていた
陽の射さない
真冬のバス停

一人 二人と
去り始め
待ちかねているのは
まっている私と
知らぬ間に
尾行してきた
黒い影

ちゃりん ちゃりん
鈴が鳴る ...
僕の部屋に友を招いて
ゆげのぼるお茶を飲みつつ
「マイナスをプラスに変える術」を
語らっていた

 どすん どすん

窓の外に、切り株の落ちるような
物音に耐え切れず
腰を上げて、外 ...
その小さな洋食屋はオープンキッチンになっていた
店内には四人がけのテーブル席が三つとカウンターに椅子が五つつ並んでいた。
マスターは二十代半ばの男性で、その街に独立して店を出す前は都心の割りと大き ...
昔、まだ将棋ソフトが人間に敵わない時代
インターネットの将棋サイトに
1人の天才が現れた
その名をdcsyhiと言った
プロも匿名で多数参加している中で
信じられないほど圧倒的な強さだった
...
何と向き合って詩を書くべきか?〇〇べきか?なんて、本当は堅苦しくて書きたくはなかったけど書きましたよ、はい。

早速何と向き合うか。それは世界とか世間とか自然とか地球とか宇宙ではないでしょうか?間 ...
恐竜の顔みたいな顔をした女の人が携帯電話でガオーと何やらどなってました。最後は『あなたお名前は?』と言ってました。
私はどんなときに、何の顔みたいな顔をして怒っているのか?笑っているのか?眠っている ...
光が充ちて来る
悪夢の奥から
光が充ちて来る

足場は崩れ
まさに死の淵
その時肩を揺すぶられ
目覚めて見れば顔が浮かぶ
灰色工員帽と蠢く闇
部屋の白壁が唐突に
無機質顕にのっぺら ...
『何かが足りない』

探しても探しても
『何か』が分からなくて
満たされない心は
空っぽのはずなのに
わたしの身体は日に日に重くなる

どうしてだろう?
いつ落したのだろう?

...
バスには乗り遅れてしまった

あこがれも置き忘れ

古びたベンチで一人

溜息をつく

それでも天を見上げて

両手を差し伸べる

なぜだろう

夢は終わったのに

と ...
ナポレオン(女)「敵トゥよすぎな、マヂ萎えピ」 
夏、登校日 ラノベを読む子   (8月15日の平和記念日に帰りのバスで子どもがラノベを読んでいる)

かげろうの 向こう 踏切り味の海   (踏 ...
胸もとも
濡れてるいろの恋の花
キラキラしている色気の無い雨
  
潤いの
ある意味ある目が死んでいて
流す涙は阻止するプライド
  

寝ていたが
世界の終わりに気づいてた
あ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
郵便脚夫ひだかたけし自由詩7*18/11/5 16:45
オイルサーディンによって書かれた詩論中田満帆散文(批評...118/11/5 13:02
生活(今朝のタッチで)田中恭平自由詩4*18/11/5 9:25
秋の部屋/えあーぽけっとそらの珊瑚自由詩2118/11/5 9:10
葬列腰国改修自由詩2*18/11/5 8:47
教室ミナト 螢自由詩1*18/11/5 8:17
11月11日は、電池の日秋葉竹自由詩318/11/5 7:53
節子という一人の女にこたきひろし自由詩118/11/5 7:07
詩独り言集ホカチャン自由詩3*18/11/5 5:50
秋が来たよ、ねえ、秋だよそらの とこ自由詩2*18/11/5 2:33
一膳の箸へのオード帆場蔵人自由詩6*18/11/5 1:07
さがしもの宵闇自由詩2*18/11/5 0:51
死ねカスども陽向.自由詩118/11/5 0:07
さがしものたいら自由詩118/11/5 0:02
呟き帆場蔵人自由詩318/11/4 23:35
狂った文字盤の針にもグルーブは隠れているホロウ・シカ...自由詩5*18/11/4 22:51
ニューヨーク天神駅65「男塾!~冬のキッスはメルチーキッスじ ...オオサカダニ...自由詩018/11/4 22:10
私の誕生日梓ゆい自由詩218/11/4 22:01
家族のキズナ自由詩418/11/4 21:55
錠前宗像現象自由詩11*18/11/4 21:41
野球少年服部 剛自由詩618/11/4 19:58
店内の明かりの下でこたきひろし自由詩418/11/4 19:29
dcsyhi花形新次自由詩318/11/4 17:28
自分詩またはわたく詩腰国改修散文(批評...1*18/11/4 16:05
何の顔自由詩2*18/11/4 15:56
ひかりひだかたけし自由詩10*18/11/4 15:16
空っぽに飢える卯月とわ子自由詩418/11/4 15:05
日没あおいみつる自由詩14*18/11/4 12:48
ニューヨーク天神駅62「商業地区の俳人2」オオサカダニ...川柳018/11/4 12:12
さくらいろ秋葉竹短歌418/11/4 11:33

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 
0.14sec.