雪をかぶるのは
だれ?
問う、歌
心の花を枯らした
おとな?
問う、哀しみ

林檎の木から
甘酸っぱい香りがする
真っ暗な空気も凍りそうな夜
ときには
星の下で眠るんだ ...
私の怒りはなんの助けにもならない
だから怒らないほうがいい
どんなに苛つくことがあっても
怒りを抑えて
ひたすらに堪えて
怒ることなどしない方がいい

そうはいっても
いつも笑顔ではい ...
階段を駆け上がる音
せわしなく語り尽くす亡者たち

今 ここに
灰汁だらけの挑戦状が 叩きつけられて

扉に飛び散る液体が ワイン色の微笑を称えた瞬間
零れ出す 笑顔の中に埋まる ...
あたし、内縁の夫
当然無職なんだけど
アイツに子供殺された
前のダンナとの子供で
いっつもぐずって
思いっきり殴られてたから
いつかそうなるなって思ってた
でも、あたし、まだ19だったし ...
非常階段の手すりに座って 

服のボタンを一つ開ける

何処にも行けない苛立ちは

純粋であるが故のものだった


世界を縛る価値観の全てに

唾を吐きつけたかったけれど

...
顧みず
満たされない
理由を

省みず
同じであるような
事由を


ただたんなる
ありふれた
一惑星に所在していた

現実の花と
フォト化された花と
詩に書かれた花 ...
眩いぬくみがあった
膝のところに
ふと、蟠りがたれて
悲しくなってしまった

それから
目も見えなくなった
わたしに
こわごわと触れるもの

白い臭いがよくないなら
少しくらい
...
断片は…、瀬戸内海に浮かぶ島々。のどかな海原を余白に、漁師の衣食住を――労働を砂浜に託す。 ナイフをあいつの腹に突き刺して
すーっと腹からナイフを引き抜く
血がナイフにうっすら付いてる
真剣に死んでゆくあいつ
ありがとう
ナイフをペロペロ舐める
美味しい血だ
ズボンをおろして地 ...
美しいもの。

鉄塔のあいまからこぼれ落ちた夕暮れ、
逆光のなかに貌のない雑踏、
砂時計をころがす赤児、

美しいもの。それは指揮者のない調和、
影のない演奏の旋律。
開いた本の頁が
ほんのり茜に染まる頃
太陽は傾きながら爆発し続け
西空はやがて色彩渦の奔流となる
わたしは本から顔を上げ
地上の夕べの目眩く一瞬を
遠退く意識に刻み込む

夜闇が忍び込 ...
涼やかな風吹き抜けて
水辺のススキ銀に揺れ
水面に君の顔ゆらゆらと
浮かび消えては透き通る

まことに秋の時は行く
静かに確かに冬を呼び
皿の上に1/4に剥かれて干からびた林檎がふたつ
淋しくて寄り添うように折り重なってる

音のない世界にカサリと観葉植物の葉の落ちる音
それでも君は決して起きたりしない

のそのそと目覚める ...
光る宝石を身に付けた時は
それより輝く命を見逃す

一瞬の煌めきの中で揺れる
原石を持った人の夢だから
重たくて軽い口笛を吹くと
眩しい世界へ届きそうになる

真っ白なノートを開いただ ...
敵を積極的につくり対立を煽り
味方を集めるやり方
はじめから51%ねらい
過半数とれば民主主義では
勝者になれる
民主主義を逆手にとったやり方
「少数意見も尊重する」
「和をもって尊しと ...
見慣れた景色にさよならを告げて
目新しい景色には今日からよろしくと呟いた
首のとれた赤いバラ

首のとれた赤いバラは
心のない恋と同じ と
思ったので
朽ちる前に
ドライフラワーにかえて
「何ものか」を塗りこめし
壁の前に
献花する
真っ白なノート
予定も何もない

一文字目を書くのは
さぞ緊張するだろう

まだ何も書かれていない
新品のキミ

わたしはキミを汚しながら
明日を生きていくんだ

いい友達にな ...
酸っぱい
季節の牙に巻き込まれた
闘争のなれの果て
に耐えかねて

ポツンと、誰からも
理解されない
細くてか弱い
アドレスを晒した

みんな、
紙のコップに
詰め込ん ...
枯れ葉がからから
秋の子どもたちの
足音、からからと

町ゆくひとの足を
いたずらに撫でて
風のような笑い声

枯れ葉を燃やせば
秋の子どもたちは
舞い上がりおどり

それを見 ...
常夏の陽が波にとけ
波の子生まれ遥々と
この島国へ流れ流れて
夏を運んで、春を流して

波の子ゆすら
ゆすら、すら
鰯の群れや鯨の髭を
気ままにゆらし
ゆすらすら

浜辺に埋め ...
君の影の中で謳われた 

小説の台詞が胸に沈む

永遠の時を生きる言葉 

時代を遡って滞る気持ち

或る時は贈られた詞となり 

最果ての戦人の心を慰め

或る時は求めるため ...
例えば僕がこんな夜更けから
突然珈琲を淹れだしている今、
君は同じ国の中で
ところで何をしているんだろう
などと思う

君が誰かを強く想うとき
僕も誰かを強く想っていて
二つの想い ...
何物かからのご加護にあずかっている

そんな感受性は失言かウソだ

浅すぎてポンプでも吸えない

何物かのご加護などないのだ

ただひとびとと生きていくだけなのだ


価値観やレ ...
ある日
休日でした
朝から無性に海を見たくなってしまい
妻を誘い、まだ小さかった二人の娘も車に乗せて
一路海に向かって走りました

天気は晴れでしたが雲は浮かんでました
海岸道路から海に ...
誰からも忘れ去られた頃
やっと大人になる
名前は知っているけれど
顔は思い出せない

何も知らない子供が
親の真似をしている
猿回しを思い出して
苦虫を噛み潰したような顔で

愛さ ...
平成にいま二人で見る冬茜 礼二:と言いましても唇青しオバマ大統領ですが
孝二:ん?
礼二:こんばんは、礼二で~す
孝二:こ、孝二で~す
二人:アウト礼二・孝二で~す!
礼二:ここんところ、めっきり寒くなって
孝二: ...
{ルビ櫨=はぜ}は{ルビ赭=あか}く{ルビ赭=あか}く
{ルビ無患子=むくろじ}は黄色

道端に
時じくの{ルビ佛座=ほとけのざ}

〝{ルビ鬼=もの}や{ルビ打=うち}くらする〟
〝{ ...
彼女は 指を噛んだ
ががりり と 噛んだ
男は痛がった
彼女は哄笑した
グラスが弾けた
男は顔を赤くした

彼女は 指を噛んだ
ががりり と 噛んだ
彼女は歯を見せて笑った
冷たい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雪の歌を歌う秋葉竹自由詩318/11/9 1:43
怒り坂本瞳子自由詩2*18/11/9 0:26
モルグ藤鈴呼自由詩018/11/8 23:48
19歳母の独白花形新次自由詩018/11/8 22:45
大人とは何か渡邉 由于自由詩318/11/8 21:29
コンツェプト宗像現象自由詩9*18/11/8 21:18
誰かしら印あかり自由詩618/11/8 20:40
断片空丸ゆらぎ・...自由詩1218/11/8 20:15
バカ陽向.自由詩018/11/8 18:56
美しいもの新染因循自由詩618/11/8 18:08
夕べの奇跡ひだかたけし自由詩6*18/11/8 16:22
秋の時自由詩5*18/11/8 13:35
君との眠りの世界線青星円自由詩218/11/8 10:15
無印ミナト 螢自由詩618/11/8 8:14
トランプ流手法とはこういうことか?ホカチャン自由詩018/11/8 7:47
引っ越し先で見た景色灰猫自由詩018/11/8 7:03
● 首のとれた赤いバラ ●足立らどみ自由詩2*18/11/8 5:53
キミと歩く未来の話卯月とわ子自由詩418/11/8 4:51
てのひらの石秋葉竹自由詩318/11/8 3:29
小春日和帆場蔵人自由詩518/11/8 1:56
波の子自由詩7*18/11/8 1:54
こ・と・ば渡邉 由于自由詩318/11/8 1:31
道標は光の先三月雨自由詩918/11/8 0:33
我、ひとびとと共にペペロ自由詩318/11/7 23:48
無性に海を見たくなってしまいました。こたきひろし自由詩118/11/7 23:45
祈りネン自由詩818/11/7 22:21
ジャングルモックもっぷ俳句118/11/7 22:19
アウト礼二・孝二花形新次自由詩118/11/7 21:53
千代に八千代に孤蓬自由詩118/11/7 21:36
悲喜劇Giovan...自由詩318/11/7 21:03

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加筆訂正:
ママモザイク/闇道ナツ[18/11/8 16:37]
鏡の破片を→銀の破片を 修正
月精/本田憲嵩[18/11/8 1:33]
修正して普通の形にしました。
ママモザイク/闇道ナツ[18/11/7 22:10]
一部加筆修正
0.1sec.