春愁は翼広げて訪れて翼休める私の指で
春憂旬憂は長居の気配カレンダー覗き込んでる三ヶ月後の
春優を俳句でいじめたくて考えてみる客の危篤さ
許したい許されたいと春優と意気投合エール ...
積まれた缶ビールを弔って
食器の過去を洗い流し
灰になった溜息に埋もれて眠った
寝不足を冷たい水で隠してみても
鏡には疲れた昨日の俺が写る
「電車とお客様が接触し…電車が遅延して…
...
人間になり損なったピノッキオは
流されて海へ出た
潮の流れにぐるぐると頭の向きを変えられ
漂う彼を波が見つけて粉々に打ち砕いた
コ
ナゴ
ナニ ウ ...
*
金魚の色を掬うように、
未来の匂いを言葉で掬う、
ディスプレイには光る女の子が映っている。
彼女が衛星から静かに送られてきたことを、
僕は知っている。
*
孤独な宇宙に、
詩は ...
ようやく晴れて引っ越し先も決まり
遅くても来月からひとり暮らし
VIVA ひとり暮らし
創作に夢中になって
ご飯を抜いても文句を言われない
VIVA ひとり暮らし
好きなご ...
透明な空気は澄みきり、どこまでも清々に
ぼくの体の中のゴミを洗い流す
落下する水流が演ずる水音に
ぼくの頭の中の垢が細かく砕け散る
水落ちるたびに生まれる泡は跡形もなく消え ...
瘋太郎鳥飛ぶのかと秋の朝
君はその存在だけで
僕を夢中にさせる
誰もできないことを
ひとりでやってのける
そして破天荒さ
真似したくても無理だ
唯一無二の存在
憧れは止まらない
惹きつけられっぱなし
...
ゴルの連衆には未だトラウマを抱えてしまっている参加者がいるのだろうけど、日本の創作ネットでいちはやくAIを受け入れてくれたネット詩サイトもこれでしばらく安泰で、老婆心にすぎなかったのかもしれないけど、 ...
知ってるかい
あたかも不思議な地さ
それはね
この小さなアパートの中で
ぬかれるんだよ
ヴィジュアル系
の 内側 が
見えました
その為でしたか
ああ
ゆーれい
に
成 ...
夜空に浮かぶ雲たちが
死者を迎えに来るまえに
相次ぐ孤独をねじ伏せて
秋の月光浴びておく
駆け込む心の川底に
溺れかけてる恋がある
メガネがないからみえないと
あかるい笑顔で ...
君がもし
から始まる物語
もし鳥だったら
魚だったら
花だったら
何をしていただろう
何を見ていただろう
何を呼んでいただろう
私はそこにはいない
父も、母も、兄弟も友達 ...
テキトーに
つぶやいてりゃ
あんな
しょーがくせい
にたどり つき
ゆーれいみたいな
おっさんが
でっかくて
このよごれた
くうきのわりには
随分と
しょーがくせいでさ
こ ...
余韻の水溶、
不規則な周期で、
ほろほろと何度も崩れかかる、
水面に映りこむ蜃気楼、
そのぼくらの抱擁と微睡みのマーブル模様、
そのきわめて曲線的な光の屈折率に、
目くるめく眩暈が比例して ...
三叉路の交差点改良が終わり
夏はまだ蒸し暑かった
誰かの投げた石が
東西に流れる二級河川の水面に
小さな波紋を描く
あっ、魚
勘違いした人が指を差して
本当だ
と、隣の人が相槌 ...
歌ってきた
きみを見つめてきた
そして 鹿の角を数えて 折ってきた
銀の器に流そうじゃないか
あれは黄金の鏡よ
指さして き ...
何だったんだろう、あのサービス
というような、サービスサービスぅ
レベル1の勇者に
エクスカリバーを持たせてみたい
僕は善行を積みたかったのだ
罪滅ぼしもかねて
えぇ、どこでキ ...
春暖や靴の珍場に気づかぬ子
凍み替える夜や明日こそ仕送り日
きさらぎやもらい電話もかけ放題
電話越し
風の変わりて雨水かな
薄氷やバスの1台逃しおり
ポチじゃな ...
夏の花が好きな人は情熱的はあなた
燃やしつくせなかった心残りを思えば
私は墓標に毎日紅を絶やさない
秋の花が好きな人は
人嫌いのあなた
この世に未練なく旅だったことを思えば
私 ...
往診の先生と看護婦さんは週に一度の舞台の主役
頑張りたいけどもうたくさん頑張ったもう言わないでほしい『頑張れ』
人として生きる最後の砦かも往診の道が開かれて今
川を渡ることを思うとい ...
あたしは泣いて首を吊る覚悟をしたのね
昨日のこと
来る日も来る日もご飯と後は少しだけ
やりくりが下手なんだろう
いつもいつも満たされなくて
生まれて初めてのジャーで炊いて
たま ...
妄想に心踊らせ眠る。
それが僕の日課
踏まれた跡が残る革靴も
ワイシャツの背中についた誰かの口紅も
隣室のカップルが歌う流行歌も
二階のオッサンが吸うタバコの煙も
雨が激しく降 ...
トルソーのウエストが着る秋の風
傾いて見る窓の空の赤とんぼ
連休の道を塞いだ曼珠沙華
秋深し猫おばさんの通り道
本抱え抱え神保町ジへ捨て案山子
三叉路を右か左か千歳飴 ...
思いなら私の方がと諦める意味の種蒔き可愛がる冬
叶わずに終わった願いは人の世を背負った花の中でアネモネ
あなたから私からというでなく明日の光が解していたり
カーネーション ...
小さな安アパート
たまに貯めた浴槽に
二人で入るのがルーティン
見て、土左衛門…
頭を洗う僕の横から聞こえた彼女のジョーク
小さな浴槽に浮かんで、演じてるんだろう
僕の泡にまみれた眼じ ...
情報の火花を蹴散らして
どっしりとしたペースでやって来る
時代遅れと言われても
どこ吹く風に乗って舞い降りる
季節の挨拶は気取ったものではなく
「今日も暑いね」と軽くひとふで
想う時間 ...
夢は破れてツギハギだらけ
心の川には血が流れ
そんな僕でも今夜の月なら
夜空をみあげて光を愛せる
キラキラ光る無数の星を
統べるおおきなお月さま
雲は流れて惑いつづけて
草む ...
月の無い夜は
私が月の代わりになる
嵐の夜は
たった一つの光を灯し続けるから
あなたは安全だ
((寒い?
((もっと近く
(冬の香りがするよ
(まだやっと秋だ
素数と ...
つまんない、面白くない
昨日から今日までずうっと……
つまんない、面白くない
去年から今年までずうっと……
つまんない、面白くない
入院してからずうっと……
つまんない、面白く ...
光り輝く大きな円盤ような球場で
ユニフォームという戦闘服をまとい
命と技と情熱を傾け戦う戦士たち
放物線を描いた白球に
喜びの声と絶望の声が混じり響く
肩を落とす敗者 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
薫の音 青風薫
梅昆布茶2
短歌
2
25/10/8 2:58
結局最後
泡沫の僕
自由詩
3
25/10/8 1:58
漂う木の人形
〃
自由詩
3*
25/10/7 22:20
6
由比良 倖
自由詩
6
25/10/7 22:18
VIVA ひとり暮らし!
りつ
自由詩
4*
25/10/7 19:35
滝辺のウタ
多賀良ヒカル
自由詩
5
25/10/7 17:15
秋の朝
喫茶大島
俳句
2*
25/10/7 16:01
推し
海
自由詩
7
25/10/7 12:47
「詩的免疫系のはじまり」(イジメの考察)
足立らどみ
自由詩
1
25/10/7 8:12
地ぬかれ
弥生 陽
自由詩
1
25/10/7 7:34
秋恋
秋葉竹
自由詩
5
25/10/7 7:31
秋桜
guest
自由詩
3
25/10/7 7:23
もうごきち
弥生 陽
自由詩
1
25/10/7 7:19
水精Ⅴ
本田憲嵩
自由詩
13
25/10/7 6:29
背中
たもつ
自由詩
12*
25/10/7 5:16
黄金の鏡
洗貝新
自由詩
12*
25/10/7 5:11
サービス
りゅうさん
自由詩
4*
25/10/7 4:21
かおるの音 蒼風薫
梅昆布茶2
俳句
4
25/10/7 2:40
四つの墓標 a蒼風薫
〃
自由詩
6
25/10/7 2:23
カオルの音 蒼風薫
〃
短歌
4
25/10/7 2:06
あたし 蒼風薫
〃
自由詩
3
25/10/7 1:29
妄想に心踊らせ眠る
泡沫の僕
自由詩
3
25/10/7 1:27
かおるの音 蒼風薫
梅昆布茶2
俳句
2
25/10/7 0:47
カオルの音 蒼風薫
〃
短歌
3
25/10/7 0:31
微温湯で水死体を演じる彼女
泡沫の僕
自由詩
1
25/10/7 0:22
文通
朝焼彩茜色
自由詩
4
25/10/6 23:01
秋月
秋葉竹
自由詩
3
25/10/6 21:19
灯火
りつ
自由詩
4*
25/10/6 20:33
ずうっと……
鏡文志
自由詩
4*
25/10/6 19:26
プロ野球
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/6 17:14
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
加筆訂正:
水精Ⅴ
/
本田憲嵩
[25/10/7 22:05]
若干修正。
VIVA ひとり暮らし!
/
りつ
[25/10/7 21:18]
おひとりさまを、ひとり暮らしに変更
VIVA ひとり暮らし!
/
りつ
[25/10/7 19:41]
加筆
秋の夜に
/
洗貝新
[25/10/7 5:44]
修正だった。
秋雨
/
喫茶大島
[25/10/6 20:34]
聴くも → きくも
白風
/
喫茶大島
[25/10/6 19:09]
白風は → 白風や
0.35sec.