夏の花が好きな人は情熱的はあなた
燃やしつくせなかった心残りを思えば
私は墓標に毎日紅を絶やさない
秋の花が好きな人は
人嫌いのあなた
この世に未練なく旅だったことを思えば
私 ...
往診の先生と看護婦さんは週に一度の舞台の主役
頑張りたいけどもうたくさん頑張ったもう言わないでほしい『頑張れ』
人として生きる最後の砦かも往診の道が開かれて今
川を渡ることを思うとい ...
あたしは泣いて首を吊る覚悟をしたのね
昨日のこと
来る日も来る日もご飯と後は少しだけ
やりくりが下手なんだろう
いつもいつも満たされなくて
生まれて初めてのジャーで炊いて
たま ...
妄想に心踊らせ眠る。
それが僕の日課
踏まれた跡が残る革靴も
ワイシャツの背中についた誰かの口紅も
隣室のカップルが歌う流行歌も
二階のオッサンが吸うタバコの煙も
雨が激しく降 ...
トルソーのウエストが着る秋の風
傾いて見る窓の空の赤とんぼ
連休の道を塞いだ曼珠沙華
秋深し猫おばさんの通り道
本抱え抱え神保町ジへ捨て案山子
三叉路を右か左か千歳飴 ...
思いなら私の方がと諦める意味の種蒔き可愛がる冬
叶わずに終わった願いは人の世を背負った花の中でアネモネ
あなたから私からというでなく明日の光が解していたり
カーネーション ...
小さな安アパート
たまに貯めた浴槽に
二人で入るのがルーティン
見て、土左衛門…
頭を洗う僕の横から聞こえた彼女のジョーク
小さな浴槽に浮かんで、演じてるんだろう
僕の泡にまみれた眼じ ...
情報の火花を蹴散らして
どっしりとしたペースでやって来る
時代遅れと言われても
どこ吹く風に乗って舞い降りる
季節の挨拶は気取ったものではなく
「今日も暑いね」と軽くひとふで
想う時間 ...
夢は破れてツギハギだらけ
心の川には血が流れ
そんな僕でも今夜の月なら
夜空をみあげて光を愛せる
キラキラ光る無数の星を
統べるおおきなお月さま
雲は流れて惑いつづけて
草む ...
月の無い夜は
私が月の代わりになる
嵐の夜は
たった一つの光を灯し続けるから
あなたは安全だ
((寒い?
((もっと近く
(冬の香りがするよ
(まだやっと秋だ
素数と ...
つまんない、面白くない
昨日から今日までずうっと……
つまんない、面白くない
去年から今年までずうっと……
つまんない、面白くない
入院してからずうっと……
つまんない、面白く ...
光り輝く大きな円盤ような球場で
ユニフォームという戦闘服をまとい
命と技と情熱を傾け戦う戦士たち
放物線を描いた白球に
喜びの声と絶望の声が混じり響く
肩を落とす敗者 ...
白風や怪力乱神への秩序
{ルビ臥所=ふしど}の窓に霞む
雷鳴
光もなく
闇もない
くだらない{ルビ土塊=つちくれ}の隙間から
悲劇は生まれ
廻転する天球に連れられ
やがて
全地を覆った
命なんて無いに ...
さて
最後に一つ
なすべきことは
すべてを忘れてゆくことだ
これまであった
かなしいことも苦い思いも
少しずつ手放して
そっと身軽になることだ
よろこびも楽しい思いも
もう十 ...
あなたが私を殺して
桜の木の下に埋めた
私は腐乱して桜の根に吸い上げられ
春が来る頃には薄紅色の花びらを
公衆の面前に晒して見せる
独り占めしたつもりでしょうが
私はみんなのものになっ ...
夜空に雲たちが浮遊していたが
いくつかのそれは白い馬だった
わたしの馬はどれだろう
目を凝らしてみても
それらは似たりよったりで
見分けがつかない
夜に生まれたものたち
東の空に出たばっ ...
僕には今日の終え方がある
最後の望みの様に
ポストを覗きこむ
何か良い知らせはないかと
やっぱりそうか
そんなに上手くはいかない
分かってはいたよ
でも期待もしてたんだ
予 ...
火を噴き上げる光の視界
耀き溢れ縦廻り横殴り
蒼白き色合いに至り
揺らぎなだらか
滑らか悩ましい
インタールード
今の私を此処まで運び
木霊し轟き沈み込み
この手脚運び動かし
己が肉 ...
酷暑で葉を散らした
ベランダの木瓜が
優しくなった風に
息を吹き返して
葉を伸ばし始めた
青葉が生き生きと嬉し気だ
歪んでしまった四季の巡りに
植物は適応し始めているのだろうか
復活を ...
満月の下をくぐらせるペダルは軽い
前屈みに夜の街を疾走して行く自転車
きみの姿を見かけなくなってからひと月が経って
日曜日 ...
がいさない限り
意味がない言葉なんか
ないんじゃないかって思う
いいねが
スルーされる仕事をしてる
その線を見たくて
稜線だの水平線だの
国境線だの
なにかのようなものが
咲くか ...
死にたい
と
時には
私だって
思うこともあるのだった
でもさ
わざわざ自殺しなくても
いずれどの道
死ねるんだよ
だから
わざわざ自殺なんかはしない
と
決めている
それに ...
詩人は詩を、書かないんですよ。
詩を書けない人ほど詩を書きたがるし、語りたがる。
手のシミを数えることで
長く生きすぎたと知る
いつの間にか
私たちの頭上には
私たちが吐き捨てた言葉が
行き場を失って漂っていて
それが何を意味したのかさえ
もう分からなくなってしま ...
あなたには
取って置きの魔法が必要だから
豆から丁寧に挽いた
ブラジル豆の珈琲を
ゆっくりドリップしよう
遠くて近い傷を
今日も飲み干さなければならないあなたに
魔法のクリームでは足らな ...
昨日、駅の雑踏の中で
君を見たよ。
声は、
かけなかった。
君の隣に
見たことのない女の子がいたから。
気付いたんだよ。
君と私は
...
誰も知らない町の誰も知らない小さな部屋で暮らしている女の子。エリカの元に毎年3月8日になるとミモザの花束が贈られて来るようになってどのくらいが経ったでしょう。相変わらずエリカは九歳、毎年の逢のお誕生日 ...
888888888889
叫びたい
み み み み
てもてもてもて
ピンチヒッターむさし
バーンぼくのかち
ちらちらあぎゃきー
普通にやっとるわ
あんなもん
ローズマ ...
私の見える所に私の城はない
(嬉々として母はギャンブルに金を払う
鴉たちが空の歌を教えてくれる
(鴉の王は鴉
私のいる所に天使がやって来る
(見えないのは翼なの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
四つの墓標 a蒼風薫
梅昆布茶2
自由詩
6
25/10/7 2:23
カオルの音 蒼風薫
〃
短歌
4
25/10/7 2:06
あたし 蒼風薫
〃
自由詩
3
25/10/7 1:29
妄想に心踊らせ眠る
泡沫の僕
自由詩
3
25/10/7 1:27
かおるの音 蒼風薫
梅昆布茶2
俳句
2
25/10/7 0:47
カオルの音 蒼風薫
〃
短歌
3
25/10/7 0:31
微温湯で水死体を演じる彼女
泡沫の僕
自由詩
1
25/10/7 0:22
文通
朝焼彩茜色
自由詩
4
25/10/6 23:01
秋月
秋葉竹
自由詩
3
25/10/6 21:19
灯火
りつ
自由詩
4*
25/10/6 20:33
ずうっと……
鏡文志
自由詩
4*
25/10/6 19:26
プロ野球
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/6 17:14
白風
喫茶大島
俳句
0
25/10/6 15:50
プリシラ※
森 真察人
自由詩
4
25/10/6 15:42
忘れ者
やまうちあつ...
自由詩
4
25/10/6 14:11
桜の精
海
自由詩
8*
25/10/6 12:39
わたしの白い馬
そらの珊瑚
自由詩
12*
25/10/6 11:27
予感と直感
自画自計
自由詩
3
25/10/6 9:52
グライダー
ひだかたけし
自由詩
6*
25/10/6 9:31
木瓜のように
りつ
自由詩
2*
25/10/6 9:29
秋の夜に
洗貝新
自由詩
8*
25/10/6 5:26
線
wc
自由詩
8
25/10/6 0:45
退屈知らず ※(曲付き)
こしごえ
自由詩
10*
25/10/5 22:25
詩人論
おまる
散文(批評...
4
25/10/5 22:04
シミ
花形新次
自由詩
1
25/10/5 19:11
シュガー
りつ
自由詩
1*
25/10/5 19:07
またね。
おやすみ
自由詩
1
25/10/5 19:06
エリカの缶
梅昆布茶2
自由詩
3
25/10/5 18:46
すなばなまくろ
弥生 陽
自由詩
0
25/10/5 18:37
狐と鼠
guest
自由詩
3
25/10/5 17:10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
加筆訂正:
秋雨
/
喫茶大島
[25/10/6 20:34]
聴くも → きくも
白風
/
喫茶大島
[25/10/6 19:09]
白風は → 白風や
わたしの白い馬
/
そらの珊瑚
[25/10/6 14:32]
少し加筆修正しました
寝過ごす夢を見た
/
ただのみきや
[25/10/6 11:39]
漢字訂正。
木瓜のように
/
りつ
[25/10/6 9:32]
修正
退屈知らず ※(曲付き)
/
こしごえ
[25/10/6 6:51]
AIのSunoさんに曲を作ってもらいました。聴いてみてね♪
シュガー
/
りつ
[25/10/5 19:08]
修正
0.39sec.