小さな町の小さな家に
のっぽの君は生きていて
きゅうくつそうなテーブルで
ゆっくりポトフを食べている
小さな皿で二三杯
食べ終えると
君は背中を丸めて天井を見上げる

朝日の町の朝日の ...
巡礼のような瞳をした
サイレント・マイノリティたちの
胸に眠る想いの泡立ち
言葉たちがほのかな帆をあげて
ページの水平線をこえて
この岸に近づいてくるから
桟橋を差しだそう

  世界 ...
自称詩人が
流れる、血の海に

錆びついた
鉄のにおいが、漂う

鳥は水の上に
平行のまま死に

羽の影だけが
大陸を目指す

騒がしい沈黙は、自称詩人の声
血を抜かれた屍の ...
自分で考えた格言っぽい一言をテキトーにどんどん。
水虫は死んでも治らないが
死んで欲しい、マジで
糸、引っぱったら
ぜんぶ砕けちゃったんだ
でも、青空も
ぼくの部屋も
桜の木も
粉々になったほうがもっときれいだったよ
ほやほやの猫が見られなくなって安心したので
今日はこのまま温泉に行こう

断酒しようとしたのは一昨日で
今日はウイスキーを瓶から飲んだ
体がほやほやしてきたので
良い気分のまま
猫を思い ...
それは 
死ぬのが怖いからだよ
死ぬのが楽しいことなら
とっくに死んでいるよ
死ぬのが怖いから
痛い手術をがまんして
生きようとするんだよ
死ぬのが怖いから
耳は遠く
目はしょぼしょ ...
欲しいものがあって
それがただ単純に人間の女性の体だったりすると
人間の男性は品位や人格を疑われてしまう
から
人間らしくあるために
好きですとか愛してるとか
錯覚をしてそれを
オブラー ...
  滅入る
  ひ影
  破裂音の
  木像
  (言葉なしで祈る)
  団地という
  語の 重量と
  つりあっているものらが
  そこらへんにある
  昼間を 歩いて
  菜を刻み
  嗅いで
  寝た
  木造家屋の
  窓に、夜 雨がふるえる
  ながい髪に指を とおしていると
  君はいつか居なくなるってことがわかる
  蛇口から冷たい 水がおちてくるから
  いつまでも 僕は ...
ひとりで生まれ落ち

みんなと生きて

ひとりで死んでいく

孤独でも自由でもない

楽しくて悲しいだけだ


素朴な色彩の楽しみ

飛翔して行く悲しみ

悠久も刹那も
...
「ああ、おい、コーヒー淹れてくれ。」

「あ、はーい。」「なにか?」

「ああ、コーヒー淹れてくれんか?」

「あなタ。最近、コーヒー飲み過ぎちがいますか?」

「え、さっきの ...
目覚めの薬

始めたくない一日に乗り出すために
ベッドの脇に置いたギター

黙らせた目覚まし時計から
バトンタッチされたテレキャスター
僕にやる気を出させるため、甘い声で囁きかける

...
キリストが人を救おうとしている

キリストは世界記録のためにではなく

世界をもっと便利にするためにではなく

世界一の企業をつくるためにではなく

人を救うために死のうとしている
...
〇 人生を語る賢しら{ルビ末黑萱=すぐろがや}

〇 遁走の履歴隱して二の{ルビ替=かはり}

〇 逃腰が勇を{ルビ尊=たつと}び梅{ルビ咲=わら}ふ

〇 バレンタイン夜逃げ親爺の昭和趣 ...
聖なる書物は語る
サタンは人間のことを思いすぎたために
地の底に落とされたのだと

鳥が空を羽ばたき
蛇が地を這うように
すべてには
ふさわしい場所がある

サタンの傲慢は
自分な ...
もし
人の気持ちがわかるのなら
一人で分かっていればいい
人の気持ちがわからないからこそ
人と関係したくなるんだ
見なされることを
昨日もまた
そうと思って受けてきた
よくしなる鞭のような
内外の小さな権力によって
個人は社会を代表、いや
代理表象する
そして 
ただしくないことは
ただしくない ...
幸福な夢   涛瀬チカ改め神坏弥生  
オレンジ色の陽光と闇がまぎれあう大曲時 
私たちは公園で、立って話していた
私たちの子供だったかもしれないし
私たちの子供の知り合いの子供だったかもしれ ...
腫れぼったい世界の空は
柑橘系の匂いと色で
眠り続けるアタシの中を
眩しい地下鉄が通過していく

ねぇねぇ、まだ起きないの?
ひからびた胎児が話しかける
だめよ、まだ、
まだ早すぎる! ...
 
窓にしがみつく
あさつゆ

透明がすこしずつ
いろをかえて

時間と時間のあいまに
やわらかくすべりだす

しずく

いっぱいに光をすいこんで
流れ込んでくるもの

...
 夢の中の或る場面を、いつまでも覚えていることがある。
 そのように記憶に留まっている夢の場面が、私には幾つもある。
 普段は、脳裡に顕在化してはいないのだが、何かの夢を見た寝起きなどに、それらの ...
彼らはあたまが悪かった

可哀想なくらい

朝礼が終わるときまって煙草をすった

ほめられると当然だと思い

叱られると気にくわなくて狙われていると

脳みそに発生する弱い電気で本 ...
○(シルバー心得)
年をとったら
争わない
怒らない
ボケたふりが一番!
ボケた!と言えば
だれもそれ以上は責めない

○(過去と未来)
未来は
変えられないが
過去は
変えら ...
一番驚いたのは
やはり聖火ランナーだ
大方の予想通り
キム・ヨナが出て来て
みんなが最終ランナーだと
思った瞬間
何と、舌を噛まないように
口に変なもん咥えさせられた
キム・ヒョンヒが ...
誰かに伝えたいことを
吐き出したいことを
言わずに、そっと
濡れ布巾の中に隠して
そうして丸めるんでしょう?
みんなバラバラ死体にして
全部血を抜いて
きれいな水で洗い
組み換え
新 ...
違和感はつきまとい
暦はいつだって市民のためにある
権利と義務とをリボンで束ねて
道と名づけ
手渡してくれる約束とは
すれ違い続け
なのにもうすでに私の上には
屋根がある
床も窓も扉も ...
そのひとは午後五時に目覚め
昨夕につくっておいたシチューに火を通す
簡単に部屋の掃除、整頓を済ますと
湯気までも香ばしいシチューを皿によそい
テレビをつけて
あるいは本を読み
新聞を広げ
...
ほら、
世界中の顔から
言葉が溢れでてくるだろ

日本語も、
英語も、アラビア語も
無数の顔からみんな溢れてきて
もうとまらないだろ

ほら、
きみの顔からも
言葉がこぼれて
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
のっぽのこ黒田康之自由詩918/2/11 22:11
サイレント・イノセンス塔野夏子自由詩4*18/2/11 21:58
水虫ジュク夫「私の最期」花形新次自由詩118/2/11 21:47
ことことひとこと。その2。会議室18/2/11 21:20
ねむのき自由詩118/2/11 21:18
ほやほやの温泉に行こう日々野いずる自由詩118/2/11 20:14
なぜ死なないホカチャン自由詩018/2/11 20:07
生きる理由はこたきひろし自由詩118/2/11 18:22
草野春心自由詩218/2/11 18:11
重量のある自由詩418/2/11 18:04
愛の夢自由詩318/2/11 18:00
その名は永遠吉岡ペペロ自由詩518/2/11 17:48
コント。 正義とタエコさん。 ①言うこときかないタエコさん。よーかん自由詩1*18/2/11 17:29
目覚めの薬まーつん自由詩318/2/11 16:39
死のうとするかのように吉岡ペペロ自由詩318/2/11 16:34
遁狗之勇孤蓬俳句1+18/2/11 16:26
その日、天使は戸口の前までやってきた志水圭自由詩118/2/11 14:42
人の気持ち浅田みしも自由詩018/2/11 13:56
小さな権力自由詩018/2/11 13:53
幸福な夢神坏弥生(涛...自由詩118/2/11 12:42
Tangerine Dreamもとこ自由詩818/2/11 11:49
『しずく』ベンジャミン自由詩3*18/2/11 10:19
夢境の懐かしい記憶孤蓬散文(批評...0+18/2/11 10:00
人生で大切なこと吉岡ペペロ自由詩718/2/11 9:40
独り言37集ホカチャン自由詩018/2/11 9:31
ぴょんちゃんオリンピック 閉会式花形新次自由詩018/2/11 7:41
_山人自由詩3*18/2/11 6:17
Disposerもっぷ自由詩318/2/11 5:09
ひとつぶの種(仮)「午後八時」自由詩118/2/11 1:52
新聞ねむのき自由詩418/2/10 23:59

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 
0.07sec.