心の中の煮立つ赤いマグマ

地獄のように熱い心

燃えたぎる炎は

大爆音とともに 噴火ととも

文字という溶岩を吹き散らす

白い紙には燃えたぎる心が散らされてる
休憩と宿泊の間には今日も火球がふっている/鯖詰缶太郎
https://www.breview.org/keijiban/?id=15700

サバカンさんの詩的言語を、真正面から批評として料理す ...
(自由律)


罪が悲しみまで奪い去る



読めない空気、でも、吸える空気、生きる



夏祭りの金魚、名前までつけたけど



恐竜もみた悠久の青空、そのまま ...
怒った顔のクマダス

アンガーコントロールを腹から学ぶと
アドレナリンが吹き出すのを
抑えることはできるようになるけど

口から出たあとの言葉を減らすのは
難しいと感じるからマークで表し ...
逝く春を巻き戻したし蕾まで

言葉など信じられない風景は嘘を吐けない例えば樹海

新しい友への便り携えてポストへ急ぐ心素足で

初夏の君の窓には今何が

原宿を歩く私を占うと『甘え足り ...
繰り返す季節とともに変わる「空」
目的を失ったころからの定点観測

どんな人生が良かったのかも忘れてしまい
日々あわない人達のことも忘れていき

自分を確認することだけは忘れずに
長 ...
どうして『ネギよりもキャベツなのか

という問題を論じあって居たキュウリたちのうちの哀れな一つは


熱心に考えすぎて周りから意識がそれるほどだったので


気がつくと食卓への梯子は  ...
おやすみなさい と
ポッドキャストが
置き去りの三輪車に語りかける

イヤホンを切る と
蛙がたぷん
天の川を泳いでいった

七月十八日 二十二時五十分

どこにも届かないな

...
おいくつぐらいだろう、
70は優に超えていて、
80には届くかどうかというような
御年齢の男性の方が、
ウォーキングというには、
少し小走りのような時もある
という歩き方で、
早朝5時台 ...
散開していく意識の束
思考も感情も意志も
ばらばらばららと
死の宴に焚べられ
さようならさよなら
嫌いも好きも私事執着
皆ぃんな何時か諦められる迄 、

雨の降り続く 容赦なく降り続く ...
「好きだ!」と大声を出した方が
良かったんだと思う
例え悲惨な結果が待っていようと
何度も何度も
あなたの髪を触る瞬間で
覚める夢を見るぐらいならば

死を待つだけになってしまった
時 ...
思うのは初冬の子供暗くとも帰れずにいる駅のベンチに


秋服のままで真冬を超えた子がうつむき見てる花そして


星がないわけでなくて街赤く記録白く今日は見えない


初夏の健やかな風 ...
晴れ
石を掴んで遠くに投げた
空が鈍い
あの雲と石が重なる頃
もう空は暗かった
枯山水の一部として着地した石
庭先のハクセキレイに
何かしらの願い事を
確かな輪郭を託して渡した
石を ...
万霊節の夜
 名残りの夏の 季節の扉をしめる今宵
 ここはいずこも
 森の精霊の異形の獣たちに
 あふれ
 さまよう


 Trick or treat
  Trick or t ...
その動画はネットで拡散されていた
山村のコンビニの監視カメラ映像
出入り口にクマが現れて
ウロウロしている
首に財布らしきものを下げて

コンビニの中はパニックになり
店員は自動ドアをロ ...
○「歳月」
歳月人を待たず だ
今年もあと二月
暦に向かいて言うことなしだ

○「動いて考える」
人間は動物だから
動けば脳も働くようになっている
考えてから動くよりも
動いて考える ...
あめ色のクモの子、
尽きることがいちはやく約束された、
はかない太陽の子、
古い階段の手すりに金色の糸を垂らして、
もうほとんど冬にちかい、
まばゆい晩秋の陽に透けて、
とてもちいさくかが ...
友達の死体を探している
死臭に耐えながら蝋燭をかざして
権力が被った正義の仮面に
喉を掻き切られたらしいんだ

血を流した空
明けそうにない明日
無邪気の死体が積み上がり
燃やされて天 ...
慰める
声があなたの声だから
泣いちゃダメだとこらえたいけど



空中の
揺れる金魚の尾を眺め
悲しみみたいな街に住んでる



凍らして
食べるプリンが美味しいと ...
図書館へ
向かう時間がしあわせな
ポッと咲いてる小花をみつける


嘆かない
何年まえから誓ってる
恐怖も知らない無念も知らない


ほんとうの
心の光がみえたとき
君 ...
青く発光する塊が、
美しい水で鎮められる

影のない真昼、 
明るい夢の瓦礫から 
神々の失敗のかけらを拾う 
穢れた土を、 
いくども水で洗い流す 
その水がふたたび海へ還る

...
ねぇねぇツライちゃん 
ツライちゃんってカラいもの好きなの? 
カレーだったら何カラ? 
ハバネロとか激辛とか平気だったり? 
デスソースとか掛けちゃったり?


ツライちゃんはちょ ...
おはよう世界

おはよう世界

ってもう歌わない去年の一年草たち

今はどこに

私はそのどこかへ行きたい

キリン

あの日  子守唄を歌って暮れたのは大好きなキリンだった
...
 時を刻んでいることも忘れて
 落ちてゆく砂の流れを見つめてしまう
 上から覗けば蟻地獄だ
 むかしむかし縁側の下に蟻地獄を発見
 アリンコを落として遊んでいた記憶が甦る
 ある時ある瞬 ...
あの日見たミミズは
申年生まれの彗星で、
とんがり帽子を被せたら、
まん丸靴下が落っこちた。
頭としっぽを結んだら、
クネクネ浮かんでそらへ行こう。
――『ミミズの宇宙船』より(絵本・未刊 ...
シャワーの滴で皮膚を確かめる。
それが僕と外側の境界だ。

一歩外に出れば、そいつを犯す奴等が無数にいる。
今着けてきたかのような強すぎる香水、
画面に流れる見せつけるような下らない動画。
...
道道色々耐えました  だから

私は不意に死にたいです

だけど悲しい気持ちで
辛い気持ちで
寂しくてたまらなくて  そして
空腹を抱えて途方に暮れている

そんな時の不意打ちは嫌だ ...
この街は
ずいぶん私に親切だった
適度に田舎だけど
不便なほどではない
この街が好きだった

春はヴォーキングコースが
桜の花ざかり
満開のトンネル
散る桜の吹雪

夏には
西 ...
故郷に帰るも
人も町も変わり果て
あの頃の故郷は今はない

あの田んぼ
あの空き地
あの店
あのクラスメイト
あの空気
あの関係性
もはや記憶の片隅にしかない故郷

なんだかよ ...
うずくまっているので


その傍らに  スミレの苗を置いた

少女は驚いたようにも
 
気づかないようにも

自在に

苗を抱きしめて帰っていった    夢の中へ

少女と神 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
多賀良ヒカル自由詩425/11/2 9:16
「休憩と宿泊の間には今日も火球がふっている」を読むおまる散文(批評...5*25/11/2 9:08
祈りの秋葉竹俳句225/11/2 8:33
怒った顔のクマダス足立らどみ自由詩425/11/2 7:51
春夕べ   もっぷエヴァル-ジ...短歌325/11/2 7:04
夜分遅くまで足立らどみ自由詩325/11/1 22:28
ネギよりキャベツ   蒼風薫エヴァル-ジ...自由詩325/11/1 22:25
夜さんぽ飯沼ふるい自由詩125/11/1 21:12
人間喜劇秋葉竹自由詩425/11/1 20:33
透空、ぱっくりこん(改訂)ひだかたけし自由詩625/11/1 19:52
タイム・アフター・タイム花形新次自由詩125/11/1 18:30
サボテン  蒼風薫エヴァル-ジ...短歌325/11/1 15:36
預託中沢人鳥自由詩325/11/1 15:19
万霊節の夜月乃 猫自由詩12*25/11/1 15:12
財布を持ったクマイオン自由詩3*25/11/1 14:50
独り言11.1zenyam...自由詩3*25/11/1 14:24
晩秋の赤子本田憲嵩自由詩1125/11/1 13:22
少年自由詩925/11/1 12:40
浪漫道秋葉竹短歌225/11/1 9:38
道を歩く短歌325/11/1 8:11
呪われた宝石atsuch...自由詩16*25/11/1 7:59
からいツライ(悩み多き感情たちの詩 その7)涙(ルイ)自由詩325/11/1 6:41
おはよう世界    蒼風薫エヴァル-ジ...短歌525/11/1 4:34
砂時計佐白光自由詩3*25/11/1 0:45
鞭打ち驢馬の寓話泡沫の僕自由詩2*25/10/31 23:24
外殻自由詩225/10/31 23:22
パトラッシュ  蒼風薫エヴァル-ジ...自由詩225/10/31 22:57
グッバイ所沢りつ自由詩6*25/10/31 22:08
故郷に帰るもにのまえいつ...自由詩725/10/31 22:03
少女とそして   もっぷエヴァル-ジ...自由詩225/10/31 21:30

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