燈籠の
石畳挟みて
二列に奥まり並び立つ最中
幼き愛娘の
宙に軽やか浮かび泳ぎながら
妙なる光流の尾を白く細長く伸ばし
ゆるやかたゆたい
ゆっくりゆったり遠去かる
その逃れいく意味 ...
夜の森は蠢いて
夜行の獣を撫でている
森の奥には小屋があり
あたたかい火が灯るころ
森の道にはそこここに
悲しい小石が落ちている
ツンと澄ました宝石みたいに
孤りが好きと嘘を ...
澄乃は丘で歌うのをやめていた。
声を出すと胸の奥が冷えるからだ。
代わりに風を待った。
拒まなかった、と言うべきか。
夕方、布を干していると
指先がふいに温んだ。
風だ ...
吉が歩くたび、音がついてこなくなった。
枯葉を踏んだ音はずっと後ろで鳴る。
声を出そうと口を開くと、息だけが先に流れ出た。
言葉になる前の熱だけが周囲を撫でていった。
風が生ま ...
村の境に立ったとき、
呼び止められた気がした。
「吉ちゃん」という、
かつて何度も聞いた声で。
けれど誰も呼ばなかった。
風が鳴り、戸が軋んだだけだ。
名は音よりも先に失わ ...
娘の卒展へ行くため
阪急電車に乗る
神戸方面へ
降りたのは
懐かしい駅
娘が幼い頃
二人で訪れた動物園
記憶にあるのは
平日で空いていたのと
曇った空
彼女のつむじ ...
私なんてどこにもいなかったので
何にでもなれるような気がしていた
それがどれほど孤独で絶望的な自由か
誰に聞かれる機会もなかった
白線を踏んだら死刑 ...
2033年 かの大国と呼ばれた国が
4つに分離、独立した
白の国
伝統的思想を思想を実践する
日々修練と学びと実践の国として
緑の国
自然の豊かさをそのまま残し ...
調子はどうだ
怖くはないか
何処まで行くの
何時に帰るの
心配しないで
永遠なんて
髪型を変えても
歯並びを変えても
心の形は変わらないんだよ
いや、そういうの
も ...
スケジュール表には予定があふれている
重要な予定には他の予定を入れないよう書いてある
その重要な予定に別の自称重要な予定をぶつけてくる
元々の重要な予定をスケジュール表から弾き出された
困るか ...
春の息吹に乗る微粒子
乾いた朝でも曇る息
微細な空の揺らぎに
晴れも霞んでいるので
日が翳る
1ッ目のおばあさんが
足を引き引きもっさり歩き
折角の春の兆しが
煙にむせる
マ ...
春が来て
夏が来て
秋が来て
冬が来て
私達は、生きていく
それがなんとあたたかくて
切ないのだろう
生きて行くことは
大変で
なんてうれしいのだろう
無垢なる被害者・民衆
ではないということなんですぅ~
魚拓取っとけ
今あるすべてに
しかしこうして見ると
事前にぶっ飛ばしといてよかったな
事前にぶっ飛ばしちゃダメだろう
そ ...
○「ありがとう三昧」
僕は
いつ
ジ▪エンドが来るかわからないから
今のうちに
まわりの人たちに
「ありがとう!」をたくさん言うようにしよう
僕の最期の言葉は
「ありがとう!」にしよう ...
寒い日は甘味食べたしナルデココ
{引用=海の見える町に住んでいる少女
概念と図形によって構成された空間
外気は暖かく、音響は風に乗る放物線に乗って
漂う粒子が拡散する市街地まで
通過するバス停前の時刻表に
飛来する戦闘機の ...
さみしい日
僕のこころは
高い青空の透明のなかを泳ぐ
煌めきの陽光を ...
僕の手を腕枕にする君の頬
そのぬくもりが いとおしく
僕の目を 少し横から眺めてる
そのまなじりが いとおしく
僕の鼻 君の香りにやすらぎを覚え
その芳香 ...
鼻持ちならない小金持ち。
一緒に乗り合いたくなくて、
選んだ自転車での登校。
鼻糞を真っ黒にしながら
産業道路を並走する。
それから電車に揺られ、
また自転車。
ほんの少し歩く時 ...
私を欺く真っ青な宇宙
しめった黄色いスポンジ
みたいなやさしい笑顔
すこしだけ寂しげに
落ちたすべての星たちが
宇宙に還りたいと呟く
したたり落ちる真紅の血の匂いが
生きる匂 ...
祝祭
⚫️
光の広場
高名な建築家の最後の作品だと聞いた
帽子の男が私で
子どもの声で満ちている
風に揺れる旗は、祝祭の印か?
水たまりに空が落ちて
覗くと私よりも帽子の方が
...
信号の機嫌が良ければ風を切る 片道二十分の瞑想
バッテリー減るの早くて冬おぼゆ 急に人肌恋しくなった
ヘルメットあったらいける気がするし 君が乗るバス止めてみていい?
部屋は乱雑としていて、みんなの逆だと思う。考査、ここにいる時がいちばん学校について考えている時間だ、どうしようもないのに。本能からつけたイヤホンは麻酔が意識を飛ばすように、私を時間から取り外してくれる ...
いい匂いがする夜
笑いたいなと
極北の星に祈る
三日月が
痩せて
未来の心配を告げた
やさしい笑顔ですべてを洗ってくれる
たとえば
森の奥の鏡面のような湖に映るのは
楽じ ...
僕がいうようなことじゃないと
思いつつ
暖かくして眠ってくださいと
酔った頭で
書いてみる
いつもより半分ぐらいの笑い声疲れてるんだね隣でおやすみ
旨いラーメン食いに行こ
ボンコツカローラ ぶっ飛び夜の逃避行
着いてみれば、なんてこと
高瀬川の川縁に
夜を開いて待つ花びらの宴
この照れ屋めが
ふたりで夜桜見ませんか、
な ...
若い頃はこの世に自分の欠片が、砂糖ひとつぶでも残れば良かった。私にとって、生きるということは、それぐらいの些細なのだ。目が覚める。お茶碗にご飯粒を一つも残さずに食べ終える。味噌汁の溶け残りを残す。アイ ...
生きていることが大変だと思うことがある
生きていることが素晴らしいと思うことがある
どちらも本当
生きていることは
それだけで大いなる
エネルギーだ
人は立つ。
立つとは
わずかに倒れ続けることだ。
完全に静止した者は
すでに倒れている。
血液は
閉じた管のなかで
絶えず逃走し、
骨は
内側から崩壊を延期し続けている。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢の立ち振る舞い
ひだかたけし
自由詩
7
26/2/17 20:55
夜行の獣
秋葉竹
自由詩
3
26/2/17 19:46
『越境の衝動』 第十二章/他者に残る熱
板谷みきょう
散文(批評...
1*
26/2/17 18:36
『越境の衝動』 第十一章/声より先に届く風
〃
散文(批評...
1*
26/2/17 18:33
『越境の衝動』 第十章/名を呼ばれない瞬間
〃
散文(批評...
0
26/2/17 18:29
ひかりをもらう日
花野誉
自由詩
20*
26/2/17 18:07
雪
白
自由詩
4
26/2/17 16:43
4つの国が生まれた
多賀良ヒカル
自由詩
1
26/2/17 16:05
唯言
やまうちあつ...
自由詩
5
26/2/17 14:38
無視する力
海
自由詩
6*
26/2/17 12:42
霞む早春
伊藤透雪
自由詩
4*
26/2/17 11:59
季節は巡る
渡辺亘
自由詩
2
26/2/17 11:04
アベンジャー
りゅうさん
自由詩
3*
26/2/17 10:02
独り言2.17
zenyam...
自由詩
3*
26/2/17 8:30
フィリピン
足立らどみ
俳句
5*
26/2/17 7:32
0.02..
ryinx
自由詩
16*
26/2/17 6:39
勲章
秋葉竹
自由詩
2
26/2/17 2:32
腕枕
佐白光
自由詩
4*
26/2/17 0:03
ほんの少し歩く時間
泡沫の僕
自由詩
1
26/2/16 23:47
夢の果て
秋葉竹
自由詩
2
26/2/16 22:44
祝祭
後期
自由詩
3
26/2/16 22:35
自転車
倉田紬
短歌
2
26/2/16 21:15
サスペンド
〃
自由詩
3
26/2/16 21:01
笑う余裕
秋葉竹
短歌
1
26/2/16 20:48
memo
うし
自由詩
2
26/2/16 20:34
「おやすみ」
秋葉竹
短歌
1
26/2/16 20:08
忘れたなんていわないで
yaka2
自由詩
2*
26/2/16 19:48
詩を書かずに眠る夜がある
白
自由詩
5
26/2/16 18:20
エネルギー
渡辺亘
自由詩
2
26/2/16 17:52
わたしたちの公園
後期
自由詩
2
26/2/16 17:46
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
加筆訂正:
JAM
/
リリー
[26/2/16 17:48]
少し修正しました
0.24sec.