一、 娘は 見目麗しく
    寒さの夜さえ
    せつなく 手を伸ばし 
    家の近くの男たちを徘徊させる

一、 化粧気など 少しもないけれど、
    美しく それはき ...
いまはたまたま歩いてる道が
違うだけだろ仕方ない
あんたもわたしももがいてるから
すれ違ってもわからないかな

ただもしこの先お互い生きてたら
いつか交差点で見かけたら
グータッチしよう ...
憂い、哀しみ、懐かしさ
浮き上がるエメラルドグリーン
夕陽の沈み陥没する西の空に
美しき慈しみの色彩明け広がり
憂う哀しみ強き意志の懐かしみ



意識があるとは如何なること
脈打つ ...
体ほどもある真白な画用紙。
指先ほどの6色クレヨン。
そいつで幾つも石を積み上げていく。

色を変え、形を変え、飽きもせず。

賽の河原みたいだね。
ーー違うよ、お城だよ。

できた ...
隣の家のおばさんは
小さくて可愛くて
とても珍しい
南の国の生まれだという小鳥を
とても大切にしていた
おばさんの宝物
知っていたけど私は
鳥なら空を飛びたいだろう
そう思っていたから ...
リハビリ行きたくないもの
ゴールが遠すぎるもの
今日は日曜日でしょうが
私にはくれないの

きっと明日も同じこと思う
だって昨日も思ったもの明後日のことも見えているリハビリなんて投げたい
...
温度はリズムだときみは言った
そうだね、窓を開ければそこには
夜の音がひろがる
透明な町
メタリックブラック、複数のビル
高い場所で永遠に回転する光


風は傷のようで
目には見えな ...
だから私死ぬから
とじいちゃんに言ったら
死んだ気になれば
なんでもできると

ね、じいちゃん
毛布を送って
大きくてゴージャスな
アクリル製のお古を


それをどうする
送る ...
理由があって神経をとがらせながら
ほとんど毎日を泣き暮らしている
ほとんど毎日決まった人たちに
メールか電話をして呆れられてる
けれど皆優しいからあれこれと
まくし立ててもいきなり呻いても
...
確認してしまうの
悲しい目をした私の影
もうすぐ冬がやってくるから
カサカサして縮み始めている

いつか食べられる運命
水でもどってプルプルになるの

私は木耳の精
中華鍋の中で卵と ...
私:ケントギルバート著作「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」を読みました。
孔子は子が親のために嘘をつくことを美徳と説き、それが拡大解釈されて中国や韓国では家族愛のために他所の人達に嘘をついても ...
駅前のコンビニで
財布の残高に躊躇した

紙幣は
未来へ乗り継ぐ切符である
硬貨は
食料庫を開ける鍵である

ATMの視線を感じたが
出世払いの見込みはない

お金が無いと生きて ...
都にイノシシが走る時代に
逃げるように新幹線で自然の土地へゆく

なんの意味もなかった無人の部屋
最後に一度だけみて終わる

終わるって言葉の意味は深いかな
タイトルをつけるなら『逃 ...
{引用=「○○をめぐんでくれないか}
うす目をあけた明日が見つめている
月の向こうからじっと
沈黙は花 だがあれには歌がない
臨終の瞳を覗くようで
どれほど愛おしんでみても(仮に)
概念だ ...
人は死して

火葬される

だけはカンベンしてください

地獄の火鍋より熱く

阿鼻叫喚より苦しい

死後とはいえ

味わいたくない

善良な市民として生きてきた

...
AI詩とは何か

詩とは何かを悩んでいる最中にAIが流行り出し取り入れて
「AI詩」って成り立つのかという疑問に繰り返しぶちあたり

どんな感じかというと、例えば、君の書いた作品良いねーと
...
誰かの暮らしが灯る
中途半端な暗闇を眺めていた。
それは突然眩むほどの灯りをたたえて
あっという間に通り過ぎた。

一瞬見えた、ただ白さだけが広がる空間。
崩れていく風景の中で、浮かび上が ...
顔のない人と話した

現実は残酷だと知った

大きな一つ目を騙した

僕は呪われた



傍らに咲いた花を供物にした


いつか迎えに行こうと



・・夢に見てたん ...
春の日の雨みたいに
落ちたものを覚えている

隙間なく並ぶ群れを見た
背表紙の厚みに恋をしながら

引き摺り出して
また君の頬をなぞろう

この指先は
その為に生まれてきた
鈴の音鳴る鳴る
後頭部 、
いつの間にか
シャンシャンシャン
知らず知らずに明るむ意識
自らの影踏み自らを拡げ
光と色の織りなす海
音響木霊し絶え間なく

生まれて死んでまた生まれ
...
世界一平和な街を知ってるか
ここの住人は皆、親切で
争いが一切ない
穏やかな顔をしたひとびとが
楽園のように暮らしている

窓際には
嘘を飾っていた
嘘の花や観葉植物が
いかにも嘘み ...
高校時代
自称詩人から
自称詩をおくられたことがあります
私は自称詩人が
とても気持ち悪いと
思っていましたので
きみの気持ちには応えられない
と言ったところ
シクシクと泣かれたことが ...
カランの曲線、             月光のカーブ、
約束の柔らかさ、               角質のとれた張り紙
絡み合うタッセル  
   ...
僕は君の隣でなんにも
できないまま
君が死んでゆくのを
見ている
東京で降る雪はこれが
最初だと
恨みがましく僕は思うよ
僕ら建てたあの城の中で
あいつらたちは
笑ってるだろ
いま ...
物理的接触不可です
この音声は無機質に告げて
その人の温度がもうどこにもないことを意味していた

そんなことはないと何度アクセスしても
エラーコード 0
温め直す工程は思った以上に遠くて
...
雨飴のど飴雨の日
風吹いて風邪ひいた
休もうか休めないか
こんな日の法案出します

地下アイドル地下リーマン
ハードル下げたって
誇りはもっている
勝ちや負けなんてない

雨飴のど ...
夢のなかで喋りすぎて
目覚めた朝の喉は
砂漠の楽器

おはようの声は
なににも震わせず
深い秋の空気に溶けていくだけ

あたりまえのような朝が(声が)
あたりまえに訪れるわけではない ...
みなうまく嘘をつくから君たちは静かに眠る夜光虫だね 香り立つ
カレーがお腹を鳴らすから
品格なんて何処へでもゆけ



プロが云う
って君が云っている
信じたいのはやまやまだけど


これからが
一番美味しい季節です
...
両手を静かに合わせる

そっと、顔の前に

祈る

静と動を一つにと

祈る

俗と聖を一つにと

祈る

陰と陽を一つにと

祈る

一つの幸をと

祈る ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
むすめ自慢月乃 猫自由詩12*25/11/8 20:21
交差点天竺葵自由詩225/11/8 19:20
五行歌、憧れ寄り添うひだかたけし自由詩9*25/11/8 19:13
祈りの城泡沫の僕自由詩625/11/8 18:58
おばさんの小鳥エヴァル-ジ...短歌425/11/8 18:14
りバース   蒼風薫自由詩225/11/8 17:54
夜の記号ねことら自由詩225/11/8 17:53
毛布  蒼風薫エヴァル-ジ...自由詩225/11/8 17:39
{[] もっぷ自由詩425/11/8 16:42
木耳の精自由詩5*25/11/8 14:56
『公とは、なにか? ケントギルバート著作「儒教に支配された中 ...鏡ミラー文志散文(批評...4*25/11/8 14:31
求人フリーペーパーイオン自由詩425/11/8 12:56
時代と罪秋葉竹自由詩225/11/8 12:07
×零の幸福ただのみきや自由詩625/11/8 8:19
火葬だけはカンベン多賀良ヒカル自由詩125/11/8 7:34
AI詩とは何か足立らどみ散文(批評...325/11/8 2:42
白に転がる泡沫の僕自由詩325/11/7 23:44
memoうし自由詩125/11/7 22:30
雨降る春りぃ自由詩125/11/7 21:49
思考想い 、舞う言の葉ひだかたけし自由詩625/11/7 20:46
嘘の街りつ自由詩3*25/11/7 20:41
爪で書かれたラブレター花形新次自由詩025/11/7 20:25
静かな水唐草フウ自由詩11*25/11/7 20:22
なごり雪喫茶大島自由詩225/11/7 19:13
rezeroりぃ自由詩325/11/7 14:52
雨の日自由詩625/11/7 12:32
満月そらの珊瑚自由詩12*25/11/7 12:27
黒い海秋葉竹短歌225/11/7 7:59
何処へでも短歌225/11/7 7:53
祈り多賀良ヒカル自由詩325/11/7 7:34

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加筆訂正:
×零の幸福/ただのみきや[25/11/8 16:44]
脱字
×零の幸福/ただのみきや[25/11/8 12:44]
修正
0.37sec.