土埃でぼやけた景色しか
記憶になかったのは
遠い昔のことで
今では高層ビルが建ち並び
リニア新幹線の工事をしている
朧げながら
僕にも未来があった
孤独であっても
それが支えだった ...
さんざん探し回ったあげく
本当の自分は見つからなかった
旅立ったはいいけれど
いまだに一度も帰ったことがない
途方もなく時間を費やして
創ろうとしていたモノは何だったのか
やみくも ...
時刻の五時過ぎ
帰宅途中の
夕焼け大焼け
立ち止まり
見入り魅入られ
呑み込まれ
身も心も
真紅に染まり
帰宅すれば
瞑目する私の
幼少時、
幼稚園を辞め
野犬達引き連れ
ひ ...
山の間を縫うように進み
ある山の麓から
藁草履で臨む険しい道
絶壁をクライミング
滑落のスリルと
絶景の感動が拮抗する
よく登った
自分を褒めよう
滑り落ちた日もあった
もう ...
さかしまに
映る水面のゆらめきへ
なにを浮かべた
われを忘れて
環を広げ
恋しひとつを飲み込んで
水は緑の
底なしの{ルビ面=おも}
さざめきを
にわかに宿し日の ...
真実はまだまだはるか彼方に
言葉が似ているだけなのに、いつの間にかこのサイトのテーブルには自己中(わがまま)と自己主張が一緒になっていたけど、この2つは政治的に言っても全く別物なの。わからなくて ...
すんだらなにになるべかな
すんだらでなくてしんだらだべ
すんだからすんだらなにになるべかよ
んだからすんだでなくてしんだらだべよ
すんだからさっきからすんだらいうてるだべ
だけんどさっきから ...
身体があるのかないのか
あるのならそれがどこにあるのか
わからないが
無数の手を生やしている
時間とは いわば剥奪者
人が変わるのは
往々にして引き算だ
なにかを得たつもりで
いっ ...
完璧に綺麗な横顔の
写真をトレースしたイラストレーターは
いますぐ謝罪すべきだ
横顔を二十数年もはぐくんだその人に
その人が食べたものを育てた
農家や畜産家や漁師に
その人を産んだ母に
...
静かな雨が降っていた
ここんとこ
悲しみに荒れていた私のこころを
不思議と癒す雨だった
こんな無音の音を
待っていた気がする
もう存分に泣いたのだから
これで終わりにしよう
私は虹を待 ...
するどくなり
すぎると砕ける星の咲き
ゆわえた髪のほどけから
静かにはじまる秋の日暮れた
錆つきにまとった油膜の
ふしまつ
みちくさの愛らしい赤白の
蕾だか花だか、わから ...
今日のような
グレー色した雨の朝は
ふらふらふらとどこまでも歩けそうで
均等に立つ彼岸花たちが こっちはあぶないよと見つめてる
やさしい気持ちが見える表なら
裏にあるのは かなし ...
三連休。三連休だ。三連休って響きがいいよね。
三連単。三連チャン。山紫水明三千世界。
息するように文章を書く。個人的なライティング。
ライティングなんてすべて
個人的なほうが害がなくて ...
私は文筆家の端くれといいながら
ずばりと心に刺し抜きたがる
そう
筆は弓なり
弦を極限まで弾き、引っ張り
文字という矢を打ちまくる
白い紙は穴だらけ
あな ...
秋深しやがては死せる地球かな
「どうでもいいよ」
と
こころで
放てば
満ちるさ
・
どうでもよくないこともある
この場合
この物事と
向き合うことで
道を探す
・
※ 五行歌とは、五行で ...
才能が
ないのにうたをうたってる
そのこころねが真摯と信じて
なぜだれも
わたしを好きにならないか
こころ偽り知ってるふりする
このままで
いいわけないのは知っていて
...
彼女は激怒した
「私は貴方を理解できない。
貴方がそれを拒否するからだ。」
きょう未明、彼女はそう言って部屋を出た。
大凡36度の熱源を失った部屋で、
僕は寒さに震えて結末を考える。
...
今年に入って
私は私を疑うようになった
特に仕事においては常に疑っている
会計では、患者様二人ごとに金庫の中を総計算
取引先に出す伝票は、四度、五度、確かめる
それでも、まだ足りない気が ...
駅のまえのバス停で
十人のひとがバスを待っている
ひとりをのぞきスマホをみている
孤独な海の底を
覗きみるような顔で
さざなみがうちよせるかなしみのように
九人の足もとをゆっ ...
光り輝く大洋の
視界なめらか滑り出し
何処までも何処までも
伸び拡がり揺蕩いゆくを
見守り続けるだけの
静まり返った眼差しが
意識の軒先で雨宿りし
もういいだろう
いけ、いけ、いけ ...
僕は
そこの
つもりでした
でも
こっちでした
だからあいつは
間違ってます
僕が正しい
え?
あいつが正しかったの?
僕は あいつが
なんとなく
凄い気がした ...
初めて触れた
それだけでわかった
無垢なところ
君は特別
光を宿してる
その笑顔を
生み出したとき
瞬いて
泣き出したとき
きらり流れたよ
君から受け取ったもの
たくさん
...
スキーと
スポーツバイクは似ている
体を傾けて旋回していくし
足を揃えて操る難しさと
ミッションギアを
操る難しさも似ているし
学び上達するまでに
時間もお金もかかるが
そのプロセスが ...
愛情なんてね
自分より上の話ならだよ
お前はホストクラブ
理屈なんてないんだ
このキ◯ガイ世界
お前らはなんて
自分に都合がいいんだ
バカ、それ
俺はねてめーらみたいな ...
釣鐘草の咲く
月面に
あなたの遺した手紙の
波紋が浮かぶ
月から見た空の色を
青だと言って
あなたは眠り
地球の言葉の寝言を呟く
夢から覚めた後
オレンジジュースを飲んで
食パンを ...
*終活
もう人と競争する時代は
終わった!
今は
自分との闘いだ
*多様性の時代を生き抜くために
兄弟は多いほどいい
学校は大きいほどいい
友達は多いほどいい
趣味も多いほどいい ...
詩はもっと柔らかくて良いと今まで思っていたのだけど
詩は常に肉を削ぎ落として骨を断つ精神力が必要なのか
そこまで集中して詩と格闘しなければならないのならば
わたしは体力が持たないだろうからやはり ...
平日の遊園地は
あなたの名前なのに
石鹸の金魚は泡になった
トウキビのような匂い
私小説ばかり書いている友人が
家に遊びに来たことがある
余白はどうしているのか聞くと
その問 ...
許される夢を数えてみる夕べの片方の手でたりるさびしさ
秒針と雨音の夜君を 思う明日会えるとッカシオがわらう
包装紙集めてた母と君jいう違うよ捨てられなかったんだよ
昨夕のコバエ早速に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
DOUTORにて
花形新次
自由詩
1
25/10/12 17:03
あなたはどうなんだろう
夏井椋也
自由詩
12
25/10/12 14:39
WONDER2✽/『大台風二十二号,,』)本編
ひだかたけし
自由詩
5
25/10/12 14:38
崖と共に
海
自由詩
7*
25/10/12 13:22
醜男ナルキッソス
ただのみきや
短歌
6
25/10/12 13:17
真実はまだまだはるか彼方に
足立らどみ
自由詩
1
25/10/12 11:53
亡まりし人とは平行し変形
菊西 夕座
自由詩
5+
25/10/12 10:31
打弦幻聴録
ただのみきや
自由詩
3
25/10/12 10:09
オリジナル
尾内甲太郎
自由詩
2
25/10/12 6:35
静
りつ
自由詩
9*
25/10/12 0:28
aspect
むぎのようこ
自由詩
7
25/10/12 0:22
しぐれ未満
唐草フウ
自由詩
11*
25/10/11 18:33
炭酸水みたいな揮発する感情で
ねことら
自由詩
3
25/10/11 17:57
ペンは弓・文字は矢
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/10/11 17:23
秋深し
喫茶大島
俳句
2
25/10/11 16:19
※五行歌 二首「どうでもいいことと どうでもよくないことにつ ...
こしごえ
自由詩
6*
25/10/11 15:59
真摯
秋葉竹
短歌
1
25/10/11 15:16
行き先不明(改稿)
泡沫の僕
自由詩
4
25/10/11 14:18
日々、私を疑う
花野誉
自由詩
18*
25/10/11 14:17
耳
秋葉竹
自由詩
3
25/10/11 14:10
没落からの上昇
ひだかたけし
自由詩
7
25/10/11 13:17
△の悲哀
弥生 陽
自由詩
6
25/10/11 12:50
光
海
自由詩
5
25/10/11 12:48
道のりは遠い
イオン
自由詩
3
25/10/11 12:46
それでもか
弥生 陽
自由詩
1
25/10/11 10:52
ひらひら
guest
自由詩
4
25/10/11 9:52
独り言10.11
zenyam...
自由詩
3*
25/10/11 8:50
詩の呼吸と創作
足立らどみ
自由詩
1
25/10/11 8:08
余白
たもつ
自由詩
8
25/10/11 6:35
かおるの音 蒼風薫
梅昆布茶2
短歌
3
25/10/11 5:12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
加筆訂正:
打弦幻聴録
/
ただのみきや
[25/10/12 12:17]
誤字脱字パレード
打弦幻聴録
/
ただのみきや
[25/10/12 11:21]
修正
0.33sec.