とても冷えた朝だった。雨あがりの庭、玉葱の葉がシャキッと伸びている。二月の初めであった。
 最近のユウスケは寝つきが悪い。寝室が寒いからだと思う。そう思わないと、ストレスの原因は多方に渡る。 ...
雪降る
神戸ポートアイランド

退院する夫を迎えに

土曜は
車が少ない

フロントガラスに
吸いこまれてくる
雪の花

淡く霞む
道も景色も
うんと広々

車線変 ...
珍しくこんなに雪が降るのは
天の気持ちが崩れて
凍える悲しさのなかに沈んでいるからなのでしょう
だから私たちもその悲しさを共有して
天の気持ちを推し量って
その雪が積もるなかに
ともに ...
凍結の雪降り頻り
街の明かりもう灯らず
瓦礫の山積み重なる

一握りの子供達だけ振り返らず

列を成し進みいく
露わになった魂を曝し

今宵もまた
無数の恒星の眼が見開かれ輝き出て ...
「立春前」本田憲嵩
https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=395253

作者は「春の象徴」として蜘蛛を選んだのではなく、
ただその瞬間、自分の情緒を投 ...
やり口に不具合があるところ
個人が人力でカバーし
事なきを得ている

そして
「ね、うまくいっているでしょ」
これは堪えた

あのエリック・クラプトンのみが知り得た
中毒からの脱出を ...
あらすじ

 このものがたりは天照《あまてらす》の視点で描く「まごころ」失ってしまいそうな日本の、大人の為の寓話集です。天照は異次元の力で、このものがたりの現実の人間巣様の三次元の表層を滑ってゆく ...
きっと雪が降るよ
 
池上の屋根にも
 そらから
長栄山の森にも
 空から

たえまなしに
 宙から
きっと雪が降るよ
 それから

学校にゆく道に
  積もり積もり
一日 ...
距離を置いて見ると、停滞は、閉じ込められた珊瑚礁の内部で発する火花を象徴しているように、感じられる。

困難な技巧は、郊外で唇の一生涯を、夢想的には描かない。

暴露的な腐食が、私たちの遠くに ...
「あの祠壊したんか」と老人
いやまだ壊してはないけど
作り替える話が出てて
計画の邪魔になってるとか何とか

「あの祠は壊してはいかん」
ずっと古いままでは
今の時代に対応できないかもし ...
ちいさな船内を おちていくもの
あるくもの こちらをみるもの
わすれないように、またな
千景は目を伏せて答える

初めて口にした親指の晦い階段を下りるとき
今しがた沈んだパイプ椅子ごと ...
雪降る夜は
チックタック、チックタック
振り子運動しつつ
均衡保とうとしても
内から湧き出る光帯の圧倒と
外から押し寄せ来る喪失の狭間
押し潰されそうな虚脱感に
なかなかこいつは厄介な  ...
くっだらねぇ、ことばっか、
云ってんじゃ、
ねぇよ。

どーしたら、わかってもらえるのかな?

オレは、オレの、
描きたいことを描いてるだけなんだと。

べっつに、
ガラの ...
天使を観測した

薄羽のささらぎの きみ
眠ってしまったこの街の
ただ一つのちいさな ちいさな
踏み潰してしまいそうなほどの憂鬱

顛末を観測したわたし

咲きひらいた花弁が 関節を ...
血液検査で数値が改善

テストの成績がよかったみたいな喜び

年取ったのだとしみじみ
締め切った窓の隙間で
カタカタと揺れる風が
どこから来たのか
考えているうちに目を閉じた

明日は晴れるだろうか
予定が無くても
早めに起きてみようか

夜の位置を確かめながら
寝 ...
世界に「欠け」が生まれたころ。

屏風山の青蛇は、
荒れる海の前に身を伏せていた。

水はどこまでも冷たく、
深く、
底はまるで見えなかった。

蛇は、
この悲劇の連鎖を止めるため ...
朝が近づく頃、一羽のかもめが
低く海面を渡っていった。

そのくちばしには、
海の底の人魚が託した、
一枚の蒼い鱗が挟まれていた。

長い夜のあいだ、
人魚は海の上を走る兎たちの足音を ...
{引用=


みぞれと呼ぶには、儚い白い粒子
海峡を冬景色にかえる


流木の積もった雪をはらう
 
歩き始めた息子の手は、
疑いを知らぬ 温もりで
もう一人の赤子は、腕のなかで ...
 
 
 腰を痛めていたカナは先日、自暴自棄になって、大根一本とキャベツ一玉を含んだ買い物袋を肩にさげて、近くスーパーマーケットから帰ってきた。やはり悪かったのか、今度は脚を痛めた。腰と同じ右側で ...
そしてまた、人類は
あいも変わらず
愚かだ、な

イラン
アメリカ
ロシア
ウクライナ
弾道ミサイル
核開発

いつまでも
どこまでも
愚かな表情で
いきってるな
...
 陽のあたる
 名前も知らない神社のわき道
 側溝を覆い隠す熊笹の
 枯れて葉の縁が白くなる隈取りに
 春へうつろう植物の
 地力を感じてたのしくなる

 ぽつねんと浮かび
 ふいに消 ...
天才にもなれず

凡人にもなれない

頭でっかちの私

宙ぶらりんこ

情熱だけは今だに熱く

言葉だけは不平不満

こんな私に誰がしたの?

収まるところへ収まれば
...
煌めきの
大海原にサメはいて
人魚の視線に照れたりしている



だれからも
飛び立つストーンになりたくて
蒼空みあげて身を切る孤りさ



逃げること
決める怯懦な ...
多分、明日の――二〇二六年二月八日の――選挙戦に、国粋主義は勝利して終うだろう。
その帰結は世界的潮流であり、われわれの宿命である。

であるが故、諸氏ならば諸氏、諸君であるならば諸君であっても ...
 くれないダンス


雨の日の悲しみの匂いが
僕となんの関係もないのかもしれなくて
だから僕は悲しみと捉えるのだが

あれ フランス料理
僕がつぶやいてる話さ
高層マンションに女医と ...
咲子(四)


 卜部(ぼく)
▽「卜」と、「卜」をもとにしてできていて、「うらない」に関係する文字「占」「卦」をここに入れた。

 二二四頁をひらくと【卜】の親字がある。音読みは、ボク。 ...
ギブミーチョコレート
関係性の完成形
それが世の中だというけれど
僕は受け止められなくて
待ってと告げた
もらう代わりに
君が
僕を
独り占めにするのは
更には尻に敷くのは

...
  二月の初め
             
 ユウスケは統合失調症である。耳は、いいや、眼さえ信用ならないとユウスケ自身は考えていた。思考さえ信用に値しない。というか、症状が酷いときは考える事もで ...
 満月の最中


とこしえに
春の飛沫は風模様
集まりも仕方がないから
叫ぶ喜びにどうも似ていた

陽炎が傘をまつりあげ
混沌を半年ともなく杯をあげる

誰のものでもない 自分の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
小説の習作 原稿用紙三頁 #01田中教平散文(批評...226/2/8 13:03
土曜のポートアイランド花野誉自由詩10*26/2/8 11:54
天気ー雪岡部淳太郎自由詩626/2/8 10:11
裸にされた街*(改訂)、追伸ひだかたけし自由詩7*26/2/8 9:09
凄いぞ!TOP10 「立春前」本田憲嵩室町 礼散文(批評...1+*26/2/8 7:15
マンパワーりゅうさん自由詩326/2/8 7:08
「あなたはまごころを忘れていませんか?」まごころを失ってしま ...ジム・プリマ...散文(批評...026/2/8 6:41
きっと雪が降るよ足立らどみ自由詩226/2/8 6:40
裸眼、公開された抽象絵画牛坂夏輝自由詩4*26/2/8 3:35
あの祠壊したんか木屋 亞万自由詩226/2/8 1:27
あうろらあらい自由詩4*26/2/7 22:17
今宵、いったんひだかたけし自由詩326/2/7 22:10
黙れ秋葉竹自由詩126/2/7 21:43
天使を観測したみぎめ ひだ...自由詩226/2/7 21:37
めもうし自由詩226/2/7 21:17
夜と朝の間にミナト 螢自由詩126/2/7 20:07
『琥珀の襟巻と銀の兎』 第四章:龍にならなかった蛇板谷みきょう散文(批評...1*26/2/7 20:03
『琥珀の襟巻と銀の兎』 第三章:かもめが運んだ蒼い鱗散文(批評...1*26/2/7 20:00
雪国月乃 猫自由詩14*26/2/7 19:11
一日半田中教平散文(批評...026/2/7 18:50
愚かな秋葉竹自由詩426/2/7 17:34
こみち行くリリー自由詩14*26/2/7 17:10
中途半端な私の嘆きをきいてください。多賀良ヒカル自由詩126/2/7 17:04
蒼空のした秋葉竹短歌126/2/7 16:41
一九四五年一月三十日ベルリン地下壕に於ける最終演説 に肖って ...鷹枕可自由詩326/2/7 16:41
窓の中から 2弥生ド陽&#...自由詩126/2/7 15:37
咲子③たま散文(批評...126/2/7 14:48
待って自由詩926/2/7 14:02
二月の初め田中教平散文(批評...0+*26/2/7 13:02
オレンジジュース 9弥生ド陽&#...自由詩226/2/7 12:55

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