*やさしさは強さである
見かけのやさしさにだまされてはいけない
*ワイフがまた
鍋をこがした!
弱火にしていたから
だいじょうぶだと思ったという
弱火だから
油断してこがすんだよと返 ...
ゆうたりと揺れている
バスタブの湯のなかに
ひとつの固形物を
ポチャンッ!
と入れる
おそらく
手首を切った腕を
湯のなかに入れると
こんな風に儚い美しさを
紡ぎだしてく ...
御会式が鮮やかにして燃える今
繰り返しでも しとやかなとし
この季節は東京都大田区の池上本門寺で御会式が繰り返されてきました。
昭和の頃は、もんもん背負ったヤクザが堂々と練り歩いていたの ...
アマポーラの咲く丘で
あなたを待ってる
ことばで首飾りを編みながら
私はここで
そよ風に吹かれて
花のように
嫋やかに揺れているから
疲れたときは
いつでも帰ってきて
アマポーラ ...
身勝手が
肩で風切って歩いている
ひとりで生きてゆけるみたいな
鉄面皮のツラぶらさげて
だれもこころを開いたりしないから
だれにもこころを開いたりしないんだ
なんて
温も ...
鈍角の麻痺を潜り抜け
鋭角の鋭さに息を喘がせる
約束の指輪に秘密を閉じ込めよう
夜明けの蒼を見つめていると
円環に曲がりくねり
やがては結ばれることを
信じてみたくなる
新しく生まれ出ず ...
Fake!
Face!
Fire!
Liar!
Bone!
Horn!
Rope!
Hope!
No happiness!!
Bound in knots of trauma a ...
運命が疾走を始める
男が草原を駆けていた
絶望に追われて駆けていた
誰も自分と融け合わぬ圧倒的な孤独を
男は知っていた
母でさえ
父でさえ
恋人でさえ
誰とも彼は隔てられ
解り合 ...
月の光に照らされ
自転車を走らせる
夜風にのって
金木犀の香りに包まれる
あぁ
今ここに存在してる
しあわせ
この瞬間のために
...
常に高速で回転し続けている脳味噌がオーバーヒートしないことは我ながら驚くべきことだと言わざるを得ないがそれでも時々は余計な邪魔が入ったりして中断せざるを得ない瞬間がある、そういう邪魔を仕掛けるのも ...
拝啓
瑠璃の空は、諂曲世界
晴天白雲麒麟が翔く
生贄を欲する
砂漠は、常の
戒めの地
証は、マリア
追放された 三人の女たちや
殉教者の群れも
アラブの隊商路は、錯乱 ...
朝だ
扉を一つ開け放つ
爽やかな陽射し
冷たい微風
部屋の腐ったへその緒や胎盤
何度も吸っては吐き出され淀んだ思考
それら腐臭を少しづつ解き放つ
世界の約束を分かっていく
凍っ ...
冷たいね
きっと君は
トマトケチャップ銀河から来た、
バター星人
クランベリーはもうケーキに使ったから
キュウリおばさんと一緒に寝るのは
もうよしなよ
耐熱皿の日々は
トウモロコ ...
花形新次論
――自称詩とメタポエジー
Ⅰ. 「自称詩」という詩的発明
花形新次の詩的発明の核心は、「自称詩」という自己規定にある。
これは単なる自己卑下でも、風刺でもない。
むし ...
Rくんが選んだのは青色のつぼみのパンジーだった。
なんでそれを買わなかったんだろう。
青色のつぼみのパンジーを買うことほど希望に満ちた象徴はないというのに。
柔らかな石が降っている
濡れた空気が呼吸する
むろんだ朝日が土を踏むように
おまえは優しく燃えている
穏やかな顔が溶けている
暗い木陰がただ揺れる
首が上擦っている
うだったいのちが ...
右手にお箸を
左手にお茶碗を持ち
美味しい食事を楽しむ
右手を前に
左手を後ろへ降り
颯爽と街を歩く
右手にペンを
左手で紙を押さえて
ラブレターを書いてみる
左手に ...
土埃でぼやけた景色しか
記憶になかったのは
遠い昔のことで
今では高層ビルが建ち並び
リニア新幹線の工事をしている
朧げながら
僕にも未来があった
孤独であっても
それが支えだった ...
さんざん探し回ったあげく
本当の自分は見つからなかった
旅立ったはいいけれど
いまだに一度も帰ったことがない
途方もなく時間を費やして
創ろうとしていたモノは何だったのか
やみくも ...
時刻の五時過ぎ
帰宅途中の
夕焼け大焼け
立ち止まり
見入り魅入られ
呑み込まれ
身も心も
真紅に染まり
帰宅すれば
瞑目する私の
幼少時、
幼稚園を辞め
野犬達引き連れ
ひ ...
山の間を縫うように進み
ある山の麓から
藁草履で臨む険しい道
絶壁をクライミング
滑落のスリルと
絶景の感動が拮抗する
よく登った
自分を褒めよう
滑り落ちた日もあった
もう ...
さかしまに
映る水面のゆらめきへ
なにを浮かべた
われを忘れて
環を広げ
恋しひとつを飲み込んで
水は緑の
底なしの{ルビ面=おも}
さざめきを
にわかに宿し日の ...
真実はまだまだはるか彼方に
言葉が似ているだけなのに、いつの間にかこのサイトのテーブルには自己中(わがまま)と自己主張が一緒になっていたけど、この2つは政治的に言っても全く別物なの。わからなくて ...
すんだらなにになるべかな
すんだらでなくてしんだらだべ
すんだからすんだらなにになるべかよ
んだからすんだでなくてしんだらだべよ
すんだからさっきからすんだらいうてるだべ
だけんどさっきから ...
身体があるのかないのか
あるのならそれがどこにあるのか
わからないが
無数の手を生やしている
時間とは いわば剥奪者
人が変わるのは
往々にして引き算だ
なにかを得たつもりで
いっ ...
完璧に綺麗な横顔の
写真をトレースしたイラストレーターは
いますぐ謝罪すべきだ
横顔を二十数年もはぐくんだその人に
その人が食べたものを育てた
農家や畜産家や漁師に
その人を産んだ母に
...
静かな雨が降っていた
ここんとこ
悲しみに荒れていた私のこころを
不思議と癒す雨だった
こんな無音の音を
待っていた気がする
もう存分に泣いたのだから
これで終わりにしよう
私は虹を待 ...
するどくなり
すぎると砕ける星の咲き
ゆわえた髪のほどけから
静かにはじまる秋の日暮れた
錆つきにまとった油膜の
ふしまつ
みちくさの愛らしい赤白の
蕾だか花だか、わから ...
今日のような
グレー色した雨の朝は
ふらふらふらとどこまでも歩けそうで
均等に立つ彼岸花たちが こっちはあぶないよと見つめてる
やさしい気持ちが見える表なら
裏にあるのは かなし ...
三連休。三連休だ。三連休って響きがいいよね。
三連単。三連チャン。山紫水明三千世界。
息するように文章を書く。個人的なライティング。
ライティングなんてすべて
個人的なほうが害がなくて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言10.13
zenyam...
自由詩
2*
25/10/13 8:23
宇宙の海の底
秋葉竹
自由詩
3
25/10/13 7:40
御会式
足立らどみ
短歌
1
25/10/13 7:38
アマポーラの咲く丘で
りつ
自由詩
3*
25/10/13 7:17
顔
秋葉竹
自由詩
1
25/10/13 6:47
祝祭
りつ
自由詩
4*
25/10/13 3:26
The Suicides Abandoned Me and ...
奥畑 梨奈枝
自由詩
3*
25/10/12 23:12
リベルタンゴ
りつ
自由詩
2*
25/10/12 22:41
金木犀
こてふ
自由詩
2
25/10/12 22:02
見えているのなら難しくない
ホロウ・シカ...
自由詩
2
25/10/12 21:45
晴天白雲麒麟
月乃 猫
自由詩
12*
25/10/12 21:43
気づき
◇レキ
自由詩
3
25/10/12 21:37
冷蔵庫を開いて
トビラ
自由詩
5*
25/10/12 21:33
エゴサーチ的ChatGPTによる花形新次論
花形新次
散文(批評...
1
25/10/12 20:48
希望のつぼみ
真礼美
自由詩
0
25/10/12 20:19
業火
みぎめ ひだ...
自由詩
3
25/10/12 19:29
手と手を取り合って
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/12 17:24
DOUTORにて
花形新次
自由詩
1
25/10/12 17:03
あなたはどうなんだろう
夏井椋也
自由詩
12
25/10/12 14:39
WONDER2✽/『大台風二十二号,,』)本編
ひだかたけし
自由詩
5
25/10/12 14:38
崖と共に
海
自由詩
7*
25/10/12 13:22
醜男ナルキッソス
ただのみきや
短歌
6*
25/10/12 13:17
真実はまだまだはるか彼方に
足立らどみ
自由詩
1
25/10/12 11:53
亡まりし人とは平行し変形
菊西 夕座
自由詩
5+
25/10/12 10:31
打弦幻聴録
ただのみきや
自由詩
3*
25/10/12 10:09
オリジナル
尾内甲太郎
自由詩
2
25/10/12 6:35
静
りつ
自由詩
9*
25/10/12 0:28
aspect
むぎのようこ
自由詩
7
25/10/12 0:22
しぐれ未満
唐草フウ
自由詩
12*
25/10/11 18:33
炭酸水みたいな揮発する感情で
ねことら
自由詩
3
25/10/11 17:57
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
加筆訂正:
醜男ナルキッソス
/
ただのみきや
[25/10/12 21:50]
修正
打弦幻聴録
/
ただのみきや
[25/10/12 12:17]
誤字脱字パレード
打弦幻聴録
/
ただのみきや
[25/10/12 11:21]
修正
0.16sec.