微かに潮の香りがした
ような気がして振り返ると
手を振りながら君がアトリエ坂を
駆け上がってくるところだった
打ち寄せる波のように真っ直ぐに
トビウオのような足取りで

変なあだ名で ...
 やまたつ君という若い人が運営している「カナダ人ニュース」というYouTube番組があって、毎朝、見ているのだけど、要は保守寄りで、どちらかと言うと、トランプ大統領を擁護する立場(というかカナダから見 ... 僕は君の為を
思っていってる

あのこれ詩なんですがな

真っ当にやれ

詩なんだがまあ
とりまいうよ
お前はね、
そーやって真っ当真っ当ってさ
お前はそーやって生きてんの

...
 

ニャンとも暑い夏だニャア

けど、もうそろそろ終わりかニャ

今日の運勢とかテレビでやってるけど

朝みても昼間は忘れてしまうんだニャ

夜は別のことに忙しいから忘れたままだ ...
夏の名残が暑いからといって
イライラするのはやめよう
すぐそこに、
すぐそこではないかもしれない
それでも秋が来る
もう何度目か
短くなった
短過ぎる秋に舞う
蜻蛉の数も減ったかもしれ ...
「狭き門」をアナルだという言語化能力の低すぎていたおじ様方おば様方はこのサイトにも若干名残っているわけだけど、ジッドがゲイだとしても空を飛べる豚なので、日本で有名な寺山修司もぶっ飛んでいたわけだし、大 ... 雨水で浸食された登山道には少しだけ草があり 
刃を石に当てぬよう、気を遣いながら刈り進むと
ヌマガヤ草原には未だニッコウキスゲの群落が残っていた
一日咲けば花は萎んで枯れゆく花
遅くとも八月に ...
ここには恋文(恋愛の詩)のみを書いてください。みなさんのすてきな恋心、お待ちいたしております。
恋?そんな安っ ...
辛くとも きみ帰り来よ我がもとへ
       祈りよ叶へ 共に識る朝


哭くならば枯れるまで哭けたましいの
       傷深き慟哭 我には届く


きみが悪なら共々に無間地獄に堕 ...
 零れおちる一滴を口にした

これは絶命を前にした人の、閉じた眼から涙を掬うという
誰かが書き記した言葉である
多くに看取られて冥土へ旅立つ者もいれば
ひとり、寂寞と三瀬川を渡る者も ...
僕は煙草を吸っていた
コンビニの庇の影 殺虫灯と踊る
虫とともに 金のないことも忘れて
吐いた煙を 月のない空を 眺めていた

遠雷だ
音もなく
暗い雲の積層が戦争のように光り
秒針の ...
君の中に奥深くずんと入った時の驚愕
あぁもう只々じんわり温かい生命の
抱擁の熱そのもの存るを直観した瞬間の
なんにも見えなくなる薄紅の揺らぎ
死の間際の記憶薄っすら拡がる刻の鼓動
このまま逝 ...
「籠モル化」という言い方はまだ一般化していないが、ここでは詩の現場で見られる閉鎖的な相互評価の力学を指す仮称として用いる。語源は特定のグループに「籠もる」ことを強調した俗称で、少人数の内輪に作風や価値 ... ミャ~ゴミャ~ゴ~

養生訓なんぞない!

ニャ~ニャ~ニャ~

面倒だな!

ア~ハハ~ハア~

呼吸をゆったり、不覚だな!

シュワオン~シュワオン~

よくネテ! ...
いつも正しくいられる人は
一人もいないなら
間違いそうな時
止めてくれる人が必要だ

友達
こんな言葉好きじゃないけど
友達を作ろう

いつも笑っていられる人は
一人もいないなら
...
手探りに歩いている
何かやわらかなものに触れたような気がして
それは母の乳房だった
まだ若い母は哀しそうに娘を抱いていた
山積みにされた古い写真の中でも
あの一枚は記憶に眠っている
...
夕立雷鳴轟きて洗え!

醜さを怒るか天よ枯れた夏

叫べ!夕立。過剰な欲に

夕立やドラムビート打ち鳴らせ!

人生に似たる夕立畏れず貫く
うもれてしまって みたいな
水の中は暗くて 入れなくなるから
青褪めた月光そのものが
ぼくらの海の底になる

ただならぬ命が泳いでいる
やわらかく沈みながら
やさしく浮かびながら
空飛 ...
小さな悪意どころか大きな悪意がどんぶらこ
憐れだなあ {ルビ空=くう}

思い込む どこどこまでも思い込む 嘲笑われたと狭い窓



事実見ずひたすら偏る愚かさよ公平こそが平和のひかり
...
人柱法(抜粋)

公共施設は、百人収容単位につき一人の人柱を必要とする。
千人を超える公共施設に関しては、二百人収容単位につき
一人の人柱を必要とする。人柱には死刑囚をあてること。 ...
缶ビール片手に
火照った君と
まだ夏の匂いのする
宵の空気

今年もまた一緒に
思い出ひとつ増やす
提灯の灯りが照らす
うなじを見つめていると
不意に振り返る君

当たり前じゃな ...
遠く遠い
悲しみの起源で
生まれた
思いは現在に続き私の
一部を形作っている魂と。合掌

でもね
悲しみを
知っているからこそ
喜びが映えるんだ
とあの人は言ってくれた。合掌

...
ウフフ
私には権力者がついてるの
だから私を怒らさないほうがいいわよ

と彼女は言った

しかも二回。

あちらで、そちらで。

そう?だからなに?
私は答えた。
虎の威を借る ...
色眼鏡 曇り眼鏡

弱ぶってる者の言い分だけ
傷ついたと泣く者の言い分だけ
聴くんだね

色眼鏡 曇り眼鏡

私が傷ついてないとでも?
私が泣いてないとでも?
私が陰湿に仕返しされ ...
 小説の執筆に関しては、調子の良いことを書いていたが、実際の生活の方は散々だった。煙管煙草のやり過ぎで、少し動くと呼吸困難状態になって、スーパーで普通に買い物しただけで、ヒューヒューいいながら、小便を ... 夕刻、私の大切な床屋の店主が
営業を終えて鋏を研いでいる
今日は裏宿の常連が
髭を当てに来ただけだった
それでも夕陽の中
長年の日課として鋏を研ぐ

この夏最後の蝉が鳴き止み
...
 日の暮れ早い
 夕ご飯のテーブルに今夜は
 旅先で買った青い陶器の深皿を
 出してみる

 そこへ絹ごし豆腐を半丁のせたら
 白い孤島のようにみえて
 潮風と打ち寄せる波が茫漠とひ ...
わかるわよ
先生も若いころそうだった

などと言われると
ぞわぞわしたというのだ

領土に引きずり込まれる
ような気がして

そうでしょう
こっちゃこーの人間関係

凡人は無執 ...
{引用= グラフ化される こころのなか
 それは まるで心電図のよう

 きのうであったものが 季節の符号に置き換えられてゆく
  ひと、おしながされてゆく
 ぼくはしあわせでした
 遠い ...
いつまでも呼ぶ声に流れる涙
どこにでもいないけどどこかに必ずいるあなた
待っています 打ちつけた私の未来は 音が鳴る

気にもとめないで 日々を送れるようになり
ことりと失った夢は 失うため ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
アトリエ坂夏井椋也自由詩11*25/9/9 11:13
クレクレ星人の独り言「日本のメディアを、信用してはいけない理 ...ジム・プリマ...散文(批評...3*25/9/9 10:23
まさすバイトカッラー自由詩125/9/9 9:48
ニャン秋葉竹自由詩225/9/9 7:13
夏の名残降墨睨白島/...自由詩2*25/9/9 7:00
若者よ、書を捨て東京には行くな足立らどみ散文(批評...6*25/9/9 6:55
九月のニッコウキスゲ山人自由詩10*25/9/9 6:47
恋文会議室25/9/9 3:12
朝を待つりつ短歌4*25/9/9 2:21
こころのかける  涙の一滴(ひとしずく)洗貝新自由詩5*25/9/9 1:10
焦燥飯沼ふるい自由詩6+*25/9/8 22:55
Nothing is還って逝くひだかたけし自由詩625/9/8 19:59
詩壇における「籠モル化」とは何か ― 閉鎖性がもたらす評価の ...atsuch...散文(批評...12+*25/9/8 19:24
ネコに学ぶ養生訓多賀良ヒカル自由詩025/9/8 19:23
復活の覚え書きf自由詩125/9/8 19:01
霧子の朝に  夜の変貌洗貝新自由詩8*25/9/8 18:38
夕立りつ俳句4*25/9/8 17:57
青い夜をみたいなみぎめ ひだ...自由詩325/9/8 17:39
平らかりつ短歌2*25/9/8 13:58
図書館の掟。田中宏輔自由詩10+*25/9/8 13:02
秋祭り自由詩825/9/8 12:54
夏を 失った 秋にこしごえ自由詩7*25/9/8 10:57
権力志向りつ自由詩3*25/9/8 10:56
誰も私に尋ねない。自由詩1*25/9/8 9:58
クレクレ星人の独り言「日本人にしか理解できない、日本の誉れ」 ...ジム・プリマ...散文(批評...4+*25/9/8 6:58
裏宿たもつ自由詩8*25/9/8 6:58
冷奴リリー自由詩18*25/9/8 6:56
こっちゃこーりゅうさん自由詩3*25/9/8 6:34
9月の朝ryinx自由詩1525/9/8 5:46
聞こえないメロディーつむぎ自由詩4*25/9/8 1:34

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加筆訂正:
霧子の朝に  夜の変貌/洗貝新[25/9/9 6:54]
少し手直ししました。
こころのかける  涙の一滴(ひとしずく)/洗貝新[25/9/9 5:43]
少し手直ししました。
霧子の朝に  夜の変貌/洗貝新[25/9/8 23:18]
少し手直しと改行を増やしました
平らか/りつ[25/9/8 14:00]
修正
0.27sec.