この国では、芸術は意味を与えないことを目的としているらしい。目的という言葉が正しいかどうかは分からない。ただ、意味が生じかけると、誰かがそれに気づく前に、自然と処理されてしまう。処理という言い方が一番 ...
ぐちゃぐちゃしながら
しらないうちに
ちょうわなし
うつくしきわおん
かさねひびかせ
そこぬけびっくら
あうんあうん
うごめきたえず
きょだいなしずかさ
きづけばまたもや
ずんず ...
透明な時間
砂時計のなかの
静寂が、
机のうえで
ふわりと膨らむ。
窓辺の光が
埃を踊らせて、
世界が少し、
優しくなった。
君のとなり
信号待ちの、短い沈黙。
...
僕はずっと眺めてるんだ、君を。
他の何より君が好きだと言いたくて。
そうすると君は必ず目を逸らすんだ。
「君を好きじゃない」って見透かされたくなくて。
だから、車窓を眺めて君の眼球は左 ...
小春日、
冬がときおり気紛れに被ることのある仮面、
とてもおおきな、
あしなが蜘蛛は、
その翌日、
いち早く訪れた、をよそおって、
まるで春そのもののように壁に張りついている、
けれども ...
節分の豆まき用の
落花生
結局
「鬼は外 福は内」は
やらずに寝た
今夜
ウィスキーのアテに
落花生
パキッと割ると
左右に分かれて
一個ずつ
なんだか
悪 ...
下痢を催すような式が続いている。体力がギリギリまで低下して、立つのがやっとという状態だ。心肺機能も低下して、体長は最低の状態まで落ちた。今までで最悪の式だ。この式を打った術者は相当の力を持っているら ...
浅瀬に住めない深海魚
空を飛ぼうとするにわとり
軒下を這うヤモリと
猫のあくび
金魚鉢
ブラウン管のノスタルジック
心って、
本当はきっと海でできているんだ
凪のように穏やかで温かな日もあれば
荒波ですべてを飲み込んでしまう日もある
陽の光の声にきらめいてみたり
曇る空の色に染まってみたりする ...
世界に欠けが生まれたころ。
屏風山の青蛇は、
それを正そうとしました。
すべてを知る龍になれば、
道は見えると思ったのです。
蛇は身を削り、
荒れる海を越えようとしました。
...
夜明け前、鴎が低く海を渡りました。
くちばしには、人魚が託した
一枚の蒼い鱗がありました。
人魚は、夜のあいだ、
波間を走る兎たちの音を聞いていました。
音が増えるたび、
海の ...
学校帰り、町に一つしかない音が出る横断歩道を、
わざわざ渡って帰ろうとしたら、横断旗が誰かに
盗られて無くなっていたのでがっかりした。
通学路は神社の山を横に見て、帰る道には線路が近い。
金 ...
今日まで何年、何ヶ月が
私の中を通り抜けただろうか
過去と未来は1つに
今だけにまとまり
未来はここに
過去もここに
記憶が思い出に
思い出が記憶に
一 ...
号令がかかると皆コンベアーに乗り流された
耳障りの良い音楽が流れて楽しそうに踊った
やがてプレス機で次々と成型され缶に入って
ワクチン注入の後密閉されてX線検査を通り
配送先は激戦地で食料のふ ...
わたし、おばあちゃん
しわしわの手でゴミを拾って
かさかさの足で猫をどかす
風邪をひいても病院に行かない
薬の方がよくないと知っているから
テレビはつけないことがない
つけない ...
冬の澄みきった空気感と、静かな生命の鼓動が伝わってく
るような美しい詩です
この詩を仮に(あくまでも仮にですよ)罵倒しようとして
も、思ったよりも技巧的で、作者は完成された技術とスタ
イルを持 ...
日本は安全か
そこここで見るキレるおじさん
速やかに病院送り
善哉善哉
あ~いやいやいゃい
出口なし
善哉善哉
あ~いやいやいゃい
出口なし
顧みられることはない ...
室外機の音はうねり続ける。
室内機(エアコン)の出す音は
モーターのそれだ。
ひねった蛇口から出た水。
これも渦巻いていた。
揺れて落ちた映画のポスター。
ヒーローの片頬は醜く吊り ...
わたしの中の“きれい”をかき集めて
詩を綴る
さざんかはもう終わりだけど
蝋梅が満開であること
梅の花が薫るなんて
初めて知った
ささやかな感動
散るさざんかも美しい
最後まで ...
止めどもなく流れる涙に
溶け消えいく肉身の
芯に残る意識の響 、
残余の生の根を木霊させ
掬い取るのは君次第と
意味を求めると形になる
形を見てると意味になる
こんな言葉が浮かんだ
空は誰のものでもない
切り分けるのは人だろう
と
愚にもつかないことを書き
...
何かを感じ取るということは
全ての権威をなきものにすることだ
聖典という権威
頼れる人という権威
過去の威光という権威
私は主張する
自己の尊厳への
無神経な言葉に対する
絶対的な ...
兎たちは海へ落ちました。
けれど深い底へ届く前に、
波に弾かれ、
夜の海を走り始めました。
月へ帰ろうと跳ねる兎。
月の上から、それを見つめる兎。
同じ光から生まれても、
...
それは為になっているのか?
言葉がビタミンになり
元気を与えたり
途中でやめて
まるめたたみ
無色な色でなぞり
ため息やら、空気音
そらはイエローに染まる
雑居ビルにホームレス
にじが みえるんです
人には にじの輪郭があるんです
オーラでは ないんです
夕刻か朝方の影の長い時に
人影に にじがにじみます
だれもが にじを まとっています
オーラみたいに人それ ...
そんなんバナーナ
おれんおれんオーレンジ
あっぷあっぷアップールル
めろんめろんめロンローン
すっとろすっとろスットローベーリー
ぱいぱいパイナップールール
ぴーち ...
ちいさな悲しみが
あなたの胸を穿ち
しだいにすり減って行くのを見ていた
やわらかい肌は薄く硬く割れて
溜まった涙が流れ出す
春には 鳥や蛙がくるでしょ
あなたは言う
薄っぺら ...
物価と引き換えに
従うことを強いられるだろう
逆らえば
この世から消されるだろう
嘘のような現実が
もうすぐそこで
息を潜めて待っている
僕はまだ
死にたくないけれど
どの道死ぬ ...
大寒の頃
ベランダで、ユウスケは煙草のパックの最後の一本を喫いきると、コカ・コーラの厚い瓶で代用した灰皿の水につけて、そのカップの蓋をしめると、ベランダの奥の方へ置いたまま、自宅室内に入 ...
副題に納得できないでいた、その頃に、ぼくはよく「予感」ということを、考えていた。受信され、併記された昼間のモダニズムのように、あるいは、美しい模型飛行機との関係や、深刻な影絵の世界のようにして、定型は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
区域B
後期
自由詩
3
26/2/5 9:29
おはよう、うちゅう
ひだかたけし
自由詩
4
26/2/5 9:27
凄いぞ!TOP10 「甦るデカルト」(前投稿のつづき)
室町 礼
散文(批評...
0
26/2/5 6:21
目
泡沫の僕
自由詩
1
26/2/4 22:46
立春前
本田憲嵩
自由詩
15
26/2/4 22:33
落花生を割る
花野誉
自由詩
22*
26/2/4 21:20
クレクレ星人の独り言「最悪の式」40
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
26/2/4 21:06
めも
うし
自由詩
3
26/2/4 20:07
海が終わる場所
greco
自由詩
3
26/2/4 19:14
『きつねの襟巻、人魚のうた』 第四章:龍にならなかった蛇
板谷みきょう
散文(批評...
1*
26/2/4 18:33
『きつねの襟巻、人魚のうた』 第三章:鴎が運んだ蒼い雫
〃
散文(批評...
1*
26/2/4 18:30
幾春別
伊藤透雪
自由詩
4*
26/2/4 17:53
今日まで
多賀良ヒカル
自由詩
1
26/2/4 16:24
国民缶
海
自由詩
5
26/2/4 14:52
老婆心
やまうちあつ...
自由詩
5*
26/2/4 11:50
凄いぞ!TOP10 「冬のいろ」そらの珊瑚
室町 礼
散文(批評...
0
26/2/4 9:14
安心を買うために
りゅうさん
自由詩
3*
26/2/4 5:31
捻れ
泡沫の僕
自由詩
1
26/2/3 22:50
綴る
りつ
自由詩
19*
26/2/3 22:37
十七歳、全て終わっていくから
ひだかたけし
自由詩
4
26/2/3 22:03
meno
うし
自由詩
1
26/2/3 21:25
権威反対
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
26/2/3 21:02
『きつねの襟巻、人魚のうた』 第二章:波間を走る兎たち
板谷みきょう
散文(批評...
1*
26/2/3 20:15
ソラはイエロー
あおいみつる
自由詩
0
26/2/3 19:14
にじが みえるんです
るるりら
自由詩
11*
26/2/3 16:45
フルーツダンシング
多賀良ヒカル
自由詩
1
26/2/3 16:23
鳥や蛙
はるな
自由詩
3
26/2/3 15:24
し。
海
自由詩
11*
26/2/3 12:48
大寒の頃
田中教平
散文(批評...
3+
26/2/3 12:47
見たもの
牛坂夏輝
自由詩
2*
26/2/3 12:18
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
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17
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19
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21
22
23
24
25
26
加筆訂正:
凄いぞ!TOP10 「甦るデカルト」(前投稿のつづき)
/
室町 礼
[26/2/5 6:57]
こんなこと書いて理解できる人、いるのかなあ。笑 ま、でもいいや。
0.23sec.