読んでほしいと渡されたのは『霧のむこうのふしぎな町』で、
なくしたものと出会える日々が少女をとおして綴られている。
小径をはずれて森の奥へと風にとばされきえいる雨傘、
少女がおいかけ迷いこんだら ...
真っ白な部屋は
窓もなく
静かで
このまま
じっとしていたら
気が変になるだろう
だけど
それも良いじゃないかと
諦めてしまえば
自分自身も
色を無くして
部屋に同化して ...
じじじと字が痺れ
もじもじと文字は明らみ
たんたんと単語に輝き
私たちに語りかける
何かご用ですか?
川側の厠の規則 かわらない
安らかな日々の宴にうたうたう
月の瞳に重力 垂直の睡り
眼のおくの根っこに恨んだ痕がある
わらわらと笑われている藁人形
原 ...
ああ
資本主義への依存
などという言葉が降りてきた
けどよー
働かないと飯くえねーじゃん
キコキコと
錆びたママチャリは
軽く悲鳴をあげながら、重い雲の下を走る
襲いくる粉雪を押しのけ押しのけ、よたよたと走る
今日はどうしても、
この有権者を会場へ連れて行くのだ
...
町は静かだった
選挙カーは一台も来ることなく
SNSが賑やかだった
そしてその日を迎えた
悪霊退治に行くみたいな気持ち
いつもより風景がスローモーション
いつでもマイノリティ
願いを ...
アベニューに面した年代物の古いビル群の一角じゃ投身自殺が相次いでいるらしい、拾ったニュースペーパーに書いてあった記事の中で読み物と呼べるのはそれくらいだった、人間一人丸めて捨てられそうな巨大なゴミ ...
とても冷えた朝だった。雨あがりの庭、玉葱の葉がシャキッと伸びている。二月の初めであった。
最近のユウスケは寝つきが悪い。寝室が寒いからだと思う。そう思わないと、ストレスの原因は多方に渡る。 ...
雪降る
神戸ポートアイランド
退院する夫を迎えに
土曜は
車が少ない
フロントガラスに
吸いこまれてくる
雪の花
淡く霞む
道も景色も
うんと広々
車線変 ...
珍しくこんなに雪が降るのは
天の気持ちが崩れて
凍える悲しさのなかに沈んでいるからなのでしょう
だから私たちもその悲しさを共有して
天の気持ちを推し量って
その雪が積もるなかに
ともに ...
凍結の雪降り頻り
街の明かりもう灯らず
瓦礫の山積み重なる
一握りの子供達だけ振り返らず
列を成し進みいく
露わになった魂を曝し
今宵もまた
無数の恒星の眼が見開かれ輝き出て ...
「立春前」本田憲嵩
https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=395253
作者は「春の象徴」として蜘蛛を選んだのではなく、
ただその瞬間、自分の情緒を投 ...
やり口に不具合があるところ
個人が人力でカバーし
事なきを得ている
そして
「ね、うまくいっているでしょ」
これは堪えた
あのエリック・クラプトンのみが知り得た
中毒からの脱出を ...
あらすじ
このものがたりは天照《あまてらす》の視点で描く「まごころ」失ってしまいそうな日本の、大人の為の寓話集です。天照は異次元の力で、このものがたりの現実の人間巣様の三次元の表層を滑ってゆく ...
きっと雪が降るよ
池上の屋根にも
そらから
長栄山の森にも
空から
たえまなしに
宙から
きっと雪が降るよ
それから
学校にゆく道に
積もり積もり
一日 ...
距離を置いて見ると、停滞は、閉じ込められた珊瑚礁の内部で発する火花を象徴しているように、感じられる。
困難な技巧は、郊外で唇の一生涯を、夢想的には描かない。
暴露的な腐食が、私たちの遠くに ...
「あの祠壊したんか」と老人
いやまだ壊してはないけど
作り替える話が出てて
計画の邪魔になってるとか何とか
「あの祠は壊してはいかん」
ずっと古いままでは
今の時代に対応できないかもし ...
ちいさな船内を おちていくもの
あるくもの こちらをみるもの
わすれないように、またな
千景は目を伏せて答える
初めて口にした親指の晦い階段を下りるとき
今しがた沈んだパイプ椅子ごと ...
雪降る夜は
チックタック、チックタック
振り子運動しつつ
均衡保とうとしても
内から湧き出る光帯の圧倒と
外から押し寄せ来る喪失の狭間
押し潰されそうな虚脱感に
なかなかこいつは厄介な ...
くっだらねぇ、ことばっか、
云ってんじゃ、
ねぇよ。
どーしたら、わかってもらえるのかな?
オレは、オレの、
描きたいことを描いてるだけなんだと。
べっつに、
ガラの ...
天使を観測した
薄羽のささらぎの きみ
眠ってしまったこの街の
ただ一つのちいさな ちいさな
踏み潰してしまいそうなほどの憂鬱
顛末を観測したわたし
咲きひらいた花弁が 関節を ...
血液検査で数値が改善
テストの成績がよかったみたいな喜び
年取ったのだとしみじみ
締め切った窓の隙間で
カタカタと揺れる風が
どこから来たのか
考えているうちに目を閉じた
明日は晴れるだろうか
予定が無くても
早めに起きてみようか
夜の位置を確かめながら
寝 ...
世界に「欠け」が生まれたころ。
屏風山の青蛇は、
荒れる海の前に身を伏せていた。
水はどこまでも冷たく、
深く、
底はまるで見えなかった。
蛇は、
この悲劇の連鎖を止めるため ...
朝が近づく頃、一羽のかもめが
低く海面を渡っていった。
そのくちばしには、
海の底の人魚が託した、
一枚の蒼い鱗が挟まれていた。
長い夜のあいだ、
人魚は海の上を走る兎たちの足音を ...
{引用=
みぞれと呼ぶには、儚い白い粒子
海峡を冬景色にかえる
流木の積もった雪をはらう
歩き始めた息子の手は、
疑いを知らぬ 温もりで
もう一人の赤子は、腕のなかで ...
腰を痛めていたカナは先日、自暴自棄になって、大根一本とキャベツ一玉を含んだ買い物袋を肩にさげて、近くスーパーマーケットから帰ってきた。やはり悪かったのか、今度は脚を痛めた。腰と同じ右側で ...
そしてまた、人類は
あいも変わらず
愚かだ、な
イラン
アメリカ
ロシア
ウクライナ
弾道ミサイル
核開発
いつまでも
どこまでも
愚かな表情で
いきってるな
...
陽のあたる
名前も知らない神社のわき道
側溝を覆い隠す熊笹の
枯れて葉の縁が白くなる隈取りに
春へうつろう植物の
地力を感じてたのしくなる
ぽつねんと浮かび
ふいに消 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
谷間にとじる鼓動の傘をおいかけて ―なくしたものと出会える ...
菊西 夕座
自由詩
3*
26/2/8 19:05
白い部屋 曲ありバージョン
花形新次
自由詩
1
26/2/8 18:44
言x寺=詩
多賀良ヒカル
自由詩
1
26/2/8 17:04
パラダイス
水宮うみ
川柳
2
26/2/8 15:36
めも
うし
自由詩
0
26/2/8 15:24
投票日
yaka2
自由詩
6*
26/2/8 14:23
ひとひらの願い
海
自由詩
7
26/2/8 14:01
ショート・カット
ホロウ・シカ...
自由詩
3
26/2/8 13:59
小説の習作 原稿用紙三頁 #01
田中教平
散文(批評...
2
26/2/8 13:03
土曜のポートアイランド
花野誉
自由詩
10*
26/2/8 11:54
天気ー雪
岡部淳太郎
自由詩
6
26/2/8 10:11
裸にされた街*(改訂)、追伸
ひだかたけし
自由詩
7*
26/2/8 9:09
凄いぞ!TOP10 「立春前」本田憲嵩
室町 礼
散文(批評...
1+*
26/2/8 7:15
マンパワー
りゅうさん
自由詩
3
26/2/8 7:08
「あなたはまごころを忘れていませんか?」まごころを失ってしま ...
ジム・プリマ...
散文(批評...
0
26/2/8 6:41
きっと雪が降るよ
足立らどみ
自由詩
2
26/2/8 6:40
裸眼、公開された抽象絵画
牛坂夏輝
自由詩
6*
26/2/8 3:35
あの祠壊したんか
木屋 亞万
自由詩
2
26/2/8 1:27
あうろら
あらい
自由詩
4*
26/2/7 22:17
今宵、いったん
ひだかたけし
自由詩
3
26/2/7 22:10
黙れ
秋葉竹
自由詩
1
26/2/7 21:43
天使を観測した
みぎめ ひだ...
自由詩
2
26/2/7 21:37
めも
うし
自由詩
2
26/2/7 21:17
夜と朝の間に
ミナト 螢
自由詩
1
26/2/7 20:07
『琥珀の襟巻と銀の兎』 第四章:龍にならなかった蛇
板谷みきょう
散文(批評...
1*
26/2/7 20:03
『琥珀の襟巻と銀の兎』 第三章:かもめが運んだ蒼い鱗
〃
散文(批評...
1*
26/2/7 20:00
雪国
月乃 猫
自由詩
16*
26/2/7 19:11
一日半
田中教平
散文(批評...
0
26/2/7 18:50
愚かな
秋葉竹
自由詩
4
26/2/7 17:34
こみち行く
リリー
自由詩
21*
26/2/7 17:10
1
2
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6
7
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