{引用=
心を鞭打つ海風を欲する日
波音もきびしく鳴り
冬が眠りにつくまえに
海をめざす
息を荒げ 山の稜線を進みます
遠く人知れぬ
潮騒がむかえ
曇天の 色を ...
シルフ 、涼やか
風の吹き寄せる
来る冬のすぐ手前
この小春日和に
それ 、天使の身体よ
びしっと引き締まりつ
やはらかくしなやか
朝に頂いた半熟卵の感触
未だ舌先に温ったかく残り
...
まるで誰かが読んでいた続きを持つように
ひとつ息をのむ ひとひらが、ふっと反転する
白線の胎動よ、屐声と馳せ来し
未生の律動をもて游ぶこの手
域をひらいた軛をほどき
舞いあがり地 ...
紛争のニュースがテレビから流れる
別にいいじゃん、そんなこと
大地震のニュースがテレビから流れる
別にいいじゃん、そんなこと
火山噴火のニュースがテレビから流れる
別 ...
ゴーストのようになりたい、と思っていた。ただ、ビルディングの屋上で風に吹かれながら、何かを考えているように、下界を見ている。
彼(彼女?)はすこし奇抜な服を着こんでいる。その格好で街中を歩くには、す ...
今も忘れぬ 懐かしき日々
我が愛し 故郷よ
ジャムの香りや ライ麦のパン
美しい緑に囲まれ
農園 農園 農園 農園 今も心深く刻まれ
時は流れて 孤独な日々
行く当てもなく 流離えど
...
ランドンは三〇年前に植物の精神を両肺に移植し、
それ以降は羊たちと目を合わせることがない。
「どうして、ランドンは、サンドイッチに魚を入れないの?」
不可解なのは、
ランドンが便座を
...
どこへ向かうかわからない駅で
本当にひとりになったとき
何も信じられなくなったとき
ひとり遊びしながら電車に飛び乗った
お父さんを演じる
お母さんを演じる
子供を演じる
僕は私はここ ...
私が髪を切るとき
羊羹を包丁で
切るみたいであってほしい
髪型を変えても
大抵、夫は気づかない
それでいい
なぜか
それがいい
髪を切るのは
飽き性の私の
ささやか ...
○「子供の頃の記憶」
寒くなって来ると
子供の頃の記憶が浮かび上がってくる
今は
軽くて薄くて暖かい布団に
包まれるように快適に眠っているが
子供の頃の布団は
重たくて固くて冷た ...
○「幸せ」
幸せは
一つではない
人の数だけある
幸せは
比べられない
アマゾンの奥地に住む
裸族にも
幸せはある
バスタ新宿は
ひとの群れでむんとしていた
二酸化炭素が多くなって
何となく甘いような
粘度のある空気
ひとびとは
疲れてみえた
帰るのだ
(いえ、行く)
懐かしくもない
私を拒 ...
貴方と私は
同じ痛みを共有している。
離れていても
貴方と私だけは同一。
そう信じていたの。
窓一つない、頭上にあるのは唸る換気扇だけ。
そんな浴室で貴方は言った。
「星を見てるんだ ...
+
ライブアルバムって、すごくいいね。サイモン&ガーファンクルのセントラルパークでのフリーコンサート、奇蹟のおてだまみたいに可愛らしいよ。ハーモニーをキャッチできる音のお友だちにすぐ、なれるよ ...
いっしょにすごした夜のこと
憶えている
涙みせたあなたの
背中をなぜた
いつもおんなじことを
していたね
なぜそんなに
苦しんで
一生の夢
あなたにあげる
ついてきて
わ ...
夢から醒めて
高鳴る胸
騒がしい朝
太陽が呼ぶ
唇舐めて
制御された
街の通り
陰で自由になる
いつか
サボテンの上の日のように
許されるときがくる
きっとくる
目 ...
雲は流れ 雨が止んで 賑やかな夜です
OH 恋する人達 クリスマスなんです
心のままに 思いをのせて 風に乗り 届けて
OH 感謝の言葉を 真心を込めて
駆け抜けてゆく 走り続ける 船 ...
青 、
誘いながら遠去かり
遠去かりながら誘い
奥処へ伸びる光帯の鮮やか現れる瞬間、
思いっ切り決断し
しいんしぃいん壊し
荒れ狂ったこの夏
嬉し冬支度へと
取り敢えずも収め
...
ひらがなはいい
たいようがゆっくりおりていくときのやさしげなあかるさと
ものうげなのすたるじっく
わけへだてのないおおらかさが
ひらがなのこすもす(ちつじょ)だから
えいえんにこども ...
大島てるの事故物件サイト
を頼りに
事故物件を見て回るのが
最近の楽しみだ
更地になっていたり
駐車場になっていたりすることも
少なくないけれど
明らかに今も人が住んでいるのが
分かる ...
毎朝のカウンターに
そっと、差し出される
白いカップ
今朝の琥珀のコーヒー
白い湯気に
仄かな香りが
脳に届く
今日の1日が喜びととに
始まる
...
+
なにをあんなに焦っていたのか、わからないくらいのんびりしています。お仕事の体験で不採用となっても、それまでのがんばり、しっかりとむねに灯る光りとなりました。朝の光りと共鳴して目覚めたセカイ ...
街灯
下に虫を集め
光を放つ
無言に
照らし出すことで
安全を守る
夜々の
華
点々と灯り
繋がっている
道に沿って
ある朝僕は目が覚めた
けれどもお布団から出られない
だってだって
お部屋がとっても寒すぎて
お布団がとっても暖かいから
そうだとっくに冬なんだ
とっても寒いお部屋と
とっても暖かいお ...
走り出す
そして飛ぶ
逃げた日々を飛び越え
選択する前に戻れたら
現在地は変わってた?
私たち透明になって
過ごしてきた時間の中
遡っていく
タイムリープ
{引用=
...
その日レマン湖畔の夕暮れは
満月を覆い隠していた
暗い鬱蒼とした雲の翳りが
静かな湖面を映し出していた
「みんなで1つずつ怪奇譚を書きましょうよ」
11月の侘しい夜
メアリーシュリ ...
今の私を誉めないで、未来の私がどうなっているのかも、分からないのに。今の私を誉めないで。今の私を貶さないでください。未来の私がどうなっているのかも、分からないのに。初対面に近い人から、何か言われるたび ...
滋賀県に在住している私は、機会あって近江詩人会という団体が
毎月発行している詩誌「詩人学校」へ作品を発表しています。
最初のうちは、他の人達の難解な作品も含めた詩作経験の違いに
戸惑い、 ...
持ってるだけで縛ってくるので大体家において出かける。携帯電話の意味ある?と言われても、だれよりも私の事は私が一番分かってる。携帯に携帯されちゃうから。ずっと縛られてしまうじゃない?だから私はスマホが苦 ...
呼吸を置くことで騙されたふりして。そのうち内面すら分からなくなって。だんだんとなだらかさはもりもりのもりになって。しまう。蹲れたらまだ楽なのかもしれない。立ち止まって居たはず。だった。時計の針が今どこ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
化石の物語
月乃 猫
自由詩
15*
25/11/30 20:38
ずっとずっと ねぇ
ひだかたけし
自由詩
5
25/11/30 20:37
暴動
あらい
自由詩
3
25/11/30 19:08
別にいいじゃん、そんなこと
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/11/30 19:03
GHOST
mj
散文(批評...
1*
25/11/30 18:19
故郷
鏡ミラー文志
自由詩
5*
25/11/30 17:19
ランドン
牛坂夏輝
自由詩
3
25/11/30 15:09
劇団海
海
自由詩
8
25/11/30 12:16
羊羹のまま
花野誉
自由詩
15*
25/11/30 8:46
独り言11.30b
zenyam...
自由詩
3*
25/11/30 7:52
独り言11.30
〃
自由詩
3*
25/11/30 5:47
高知行き703便
りつ
自由詩
6*
25/11/29 23:55
改稿「星を見てるんだ」
泡沫の僕
自由詩
1
25/11/29 22:42
かみさまはとてもクールだっ
百(ももと読...
散文(批評...
3*
25/11/29 22:00
明日からずっと
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
25/11/29 21:44
レーザーメス
〃
自由詩
1*
25/11/29 21:00
心のままに
鏡ミラー文志
自由詩
7*
25/11/29 20:52
天晴れ 、秋・末日
ひだかたけし
自由詩
7*
25/11/29 20:36
ひらがな
タオル
自由詩
3
25/11/29 20:31
58歳の地図
花形新次
自由詩
2
25/11/29 19:14
Good Morning! Cafe
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/11/29 18:38
ケーキ、ケーキ、ケーキ
百(ももと読...
散文(批評...
3*
25/11/29 18:00
街灯
杉原詠二(黒...
自由詩
1*
25/11/29 17:25
僕と雪の女王
にのまえいつ...
自由詩
2
25/11/29 16:59
タイムリープ
海
自由詩
5*
25/11/29 15:52
ヴィルヘルムの鐘
洗貝新
自由詩
7*
25/11/29 15:50
毒種
武下愛
自由詩
5*
25/11/29 14:28
私の創作活動について
リリー
散文(批評...
8*
25/11/29 13:27
スマホ
武下愛
自由詩
3*
25/11/29 13:15
るいるい
〃
自由詩
3*
25/11/29 12:52
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
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20
21
22
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24
25
26
0.33sec.