満身創痍爆発した
巨大なAVの雪崩
凶悪は冷たく負ける

等覚にア◯ル完成
ゴキブリを殺さず
見た善行は呪い

マリファナ
からコカイン堕ち
のあいつ

イカれた俺は
ゲイ動 ...
軽い口づけ交わして
また明日と言われても
欧米なら挨拶程度
本気度合いは
分からないもの
言葉で何度囁かれても
響くのは一瞬で
後は空気に溶けていく
そんな夜が続いたら
私の心は
...
師走の候
医院の待合室
暖房を入れ始めてから日が経つ

ブラインドの向こう
夏からの工事は、まだ終わらない

受診後の患者様たち
次の予約は年明けが多い

帰り際に掛けられる言 ...
余談とデマ、そよ風が余所まで飛んだよ。
よだんとでまそよかぜがよそまでとんだよ


強いわよ、強かな田舎。但し弱いよっ。
つよいわよしたたかないなかただしよわいよっ


四方をそよ ...
あれは中学生のころだったか
母に連れられ下着屋に行き
子どもには不釣り合いなほど立派な刺繍の入った下着を
母は子に買い与えた
そんなものより
質素なスポーツブラがよかったのだが

わたし ...
テカテカと輝くこの地上

ピカピカと眩しく生まれたワタシ

パッと世界にヒカリが咲き乱れ

サンサンと明るく、温かいいま、ここ
南回帰線を越えて行こう
頭上には星明かりのみ
南回帰線を越えて行こう
希望の船出は
南十字星が見守っている
南回帰線を
南回帰線を越えて行こう
青春の岬を見つけるまで
冒険の終わりに
...
強い安定感が
頭の中を治してくれる
僕はもう大丈夫
今まで苦しんでいたのは
ささいなつまづきの積み重なり

あなたは知っている
この世の法則
僕も取り戻した

今は同じ世にいるんだ ...
憎んだのは
あなたがたじゃない
夫と花の名前を持つひとだ

憎んだのは
有り難いことに
過去の話だ

誰も
私自身にさえ
歩き始めた陽のあたる道を
邪魔させやしない

過去の ...
あなたがたは
私を一方的に犯罪者扱いするが
あなたがたに
罪はないというのか

忘れていた

私はあなたがたに
何ひとつ害を与えていないというのに
集団で
ことばの{ルビ私刑=リン ...
目覚めて時計を見る
2:30
まだ夜だとため息出る
近隣の家からいつもの爆音が聞こえる

3:00
時の流れが高速に感じる
静けさの繭に包まれる

4:00
夜明けを思う
不意に ...
窓の内側で雪が降る

その部屋には
若く逞しく毛深い猟師たちの影が
猟銃ではなく
近代的な迷信の骨を研いでいる

部屋ではこういう詩を読んだ

「最愛の白い武器庫に
祈祷師を連れて ...
嵐は去った
ちぎれた雲が 空に置いてある

僕の気持ちも ちぎっては置き去りにしてきた
捨て方も分からない この気持ち 

誰かの落とした種を拾ってしまうことがある
育てたのは僕だけど
...
Contents

I.  Those who seek me diligently find me.
II. You do not know what you are asking ...
ラーほー

知性的な人たちの言葉を
もぎ取っては羽の動力に
変換し続けていた最初から

羽虫は死を受け入れていて
悲しみの蜘蛛の巣に囚われた

ほら、これがラーほーだよ

羽虫の ...
寝ていたが目が覚める
隣りの部屋で父母がケンカしている
仲良くしていたのは嘘だったんだと
無性に悲しくなる

子供心にこれくらい
そして望むことはただ
ケンカをやめて~

朝起きると ...
ふと目が覚めた

午前2時48分の沈黙は雄弁だった
部屋がいつもより広い
1万ピースのパズルを
引っくり返したみたいに
寂しいが散らばっている

布団からはみ出した
肩が寒い
暖め ...
詩を書けば何にでもなれる
自由になれると思った

自由とはなんだろう
言葉の鎖でがんじがらめにされ
世間の意見に振り回され
誰もが分かるような魅せる詩を書けと言われる

己の詩が稚拙で ...
日、いちにちと
冬のけはいが濃くなり
きのうより
はやくなった夕暮れ
人はみんな
もうこれ以上は失われまいとして足早になる

冷気はあしもとからやってきて
なにかによばれたような気がし ...
なんにもないなんでもない
ただうけとりうつしこむだけ
うしなってきたものうらがえし

深まる夜の余韻の確言に至る迄
私語から公言への道筋辿りて

それはいつでもどこでも
ほんとうにおこ ...
+

 ふるい日記を真に受けている。不自然なくらいの浮き沈みに誠心誠意をかけている。人間性に満たない人間の性質について考える機会をわが人生に得られた。こちらの日記をあとにして沈黙をいただきたい。そ ...
ヤミの中に取り残されたこの身

前も後もヤミの流れ

上も下もヤミの底なし

前にも進めず、漂うこの私

ここも虚しく、虚無の空間

そっと身を鎮める

そっと、一条のヒカ ...
屋にならずに、見識ばかりを募らせ、それを振りかざしてしまってはアカンアカン
仕事持たずに批評ばかりを繰り返し、上手く誤魔化してしまってはアカンアカン
物を売らずに身体ばかりを持て余し、物に当たるよ ...
こんな小さなアパートで
小さな会社で

毎日毎日
実につまらないものでした

貧乏とは言わないものの
それに近い生活の中で
中途半端に腹が減るのは
なんとも情けない話でした

こ ...
買ってから
どれくらい経つだろう
黒色の電気ケトル

購入時は白が欲しかった
でも、在庫がなくて
この、いかつい黒を選んだ

最近は、沈黙することが多い
スイッチを押しても応えない
...
忘れた頃にやってきた
なす術もなく
崩れるままに
パニックが生まれる

数々の教訓
忘れないで
どうか
備えていて



{引用=
楽曲は下記から聴けます
https:// ...
現代日本の専門詩誌における「難解さ」の制度的生成

――ブルデュー的フィールド論、エニックの制度的承認理論、新制度派同型化に基づく分析


序論

現代日本の詩誌・短歌誌はしばしば「難解 ...
トカゲは青銅の彫刻になりその内部の
雨の中のレントゲンが書いた手紙には
双子の少年の影だけが走り出して断崖をさまようと
魚の言葉で記されている

ノートは鉱石の心理それは
たとえば洞窟でい ...
粗末な哀しみを夜に浸し、
柔らかくなった端くれを口へ運ぶ

牛脂の付着した鍋に、
豆と小麦粉、
岩塩を加えてシチューを作った

焚き火に、美しい魔女が裸で踊っていた

火のそばが母の ...
師走がすまぬという

みんな居なくなってすまぬという

 やさしい言葉をかけるのを躊躇う
 やさしい言葉が渦を巻いて襲ってくるのを躊躇う 
 助手席に乗せては苛々が募り
 飽きもせず ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ア◯ル5丁目弥生 陽自由詩025/12/11 22:39
粘膜まで愛して花形新次自由詩025/12/11 22:00
良いお年を花野誉自由詩13*25/12/11 20:11
欠けた詩、炎の星だけが(回文)水宮うみ自由詩425/12/11 18:12
ちち凍湖自由詩1725/12/11 17:50
オノマトペなワタシ多賀良ヒカル自由詩325/12/11 17:28
海の果てまで渡辺亘自由詩125/12/11 16:44
安定感杉原詠二(黒...自由詩5*25/12/11 15:37
我が道りつ自由詩6*25/12/11 15:19
私刑自由詩2*25/12/11 14:31
夜明け前が一番眠い自由詩6*25/12/11 12:36
ノルウェー舞曲牛坂夏輝自由詩4*25/12/11 10:11
孤独よ自画自計自由詩225/12/11 7:58
The Wasteless Land.田中宏輔2自由詩1225/12/11 7:56
ラーほー足立らどみ自由詩3*25/12/11 6:56
家族りゅうさん自由詩825/12/11 4:43
パズルピースりつ自由詩3+*25/12/11 3:18
自由栗栖真理亜自由詩3*25/12/10 23:06
冬の猫そらの珊瑚自由詩14*25/12/10 21:44
思考力動ひだかたけし自由詩625/12/10 19:46
おやすみなさいするのです百(ももと読...散文(批評...2*25/12/10 18:00
ヤミのヤミの中のヒカリ多賀良ヒカル自由詩025/12/10 17:27
アカンたれ!鏡ミラー文志自由詩5*25/12/10 14:17
彼が見つけたもの弥生 陽自由詩425/12/10 14:08
まだやれる花野誉自由詩15*25/12/10 13:48
Earthquake自由詩6*25/12/10 12:37
現代日本の専門詩誌における「難解さ」の制度的生成atsuch...散文(批評...7*25/12/10 10:14
epiphany牛坂夏輝自由詩3*25/12/10 9:38
焚き火atsuch...自由詩17*25/12/10 5:18
すまぬ洗貝新自由詩13*25/12/9 23:44

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加筆訂正:
冬の猫/そらの珊瑚[25/12/10 22:09]
少し修正しました
0.18sec.