土佐の女がはちきんなのは
たっすい男の尻を蹴っ飛ばすため
きんたま八つではちきんだけど
涙を隠す気丈さを
いったい誰が分かろうか
情はこわいが
太陽みたいに朗らかだ
人情に脆く
駄目な ...
うそ、いつわりのない
本当のあなたは
どこに
素のあなた
どこに去ったの?
そこに、ここにいるあなたは
誰なの?
あなたなの?
素の自分なの?
暗い部屋秋雨きくも母が来る
次の電車が来たら
この切符で
遠くの街まで逃げるといい
無責任なことを言う
私はその切符を売って
彼の為の酒を買う
ここをその街にして欲しくて
責任を持って
私が心配で ...
ひとつの時が停滞し
その膝の上わたしは猫のよう
乳飲み子の舌の音
水の音色をさかのぼる
叢に覆われた
つぶれかけた空き家の中で
ひとりの少女に会った
帰る場所がないという
行き着く ...
海に漂うプラスチック
食物連鎖で還ってくる
魚を食べながら話すと
顔を覆いながら言う
「その話はしたくない」
世界に散らばるマイクロ
蓄積されていく
世界に目を伏せたまま
逃げ切る ...
あなたに貰った口紅を
塗り続けている
男が女に口紅を送る意味は
「キスをして返してね」
だよと
笑いながら教えたのは、私
あなたは
私にちっとも似合わない
淡いピンクの口紅を
...
探して消せない恋をして
いつまで経っても恋をする
よるは僕たちふたりの終わらない時間だ
それだけ抱きしめ夢を食べようよ
なんの自信もなくできることもない
最後まで食べきれな ...
雨に濡れながら
歩いても走っても
濡れる量は同じだと言われる
急いで走っても
体の前面に雨が当たる量が
増えるから同じだという
しかも走った分だけ
転んで更に濡れるリスクがある
...
宗教心や哲学の有る無しに関わりなく
言葉がニョキニョキと動きはじめて
やっと詩が生まれるのに摘み取ること
「嫌なのだ」とほっといたら蔓延る
ピュアなピアの7日間の沈黙のマナー
...
重力に逆らうように
ベットからズレずに起きる
スマホを流れゆく画面から
ヨーシャンクのビールを飲む動画が
なにかを悟らせる
とにかく冷水を飲もうと
あしもとを確認しな ...
立ち尽くしてしまった
青空が 白く強い綿雲を
ぐいぐい牽引していく
数秒目が離せなかった
帰ってきますも
すれちがいも もうない ところへ
橋の下には
紅い まるく掬った両手たち
...
可愛くてごめん
は
僕は
可愛くてごめん
というのは
なんか小さいんすよ
凄くてごめん
になりたい
凄くてごめん
とか言いながら
随分誇らしくありたい
可愛くてご ...
年金やめると竹中が
もちろんもちろん踏み倒し
そんな暴挙が通るかや
初手から前借り使い込み
手厚い介護に感謝して
おりますとも、えぇ、続けましょう
翻っては小学生が入眠し
c ...
{引用=糞ありて 四季もまたあり}
菜の花に{ルビ撓垂=しなだ}れ掛る犬の糞
糞踏みて叫ぶ声あり花の陰
この窓へ糞かけたるか{ルビ巣立鳥=すだちどり}
...
雨に濡れた道をさ迷いながら
私たちは
雨宿る場所を探さなかった
少し冷たい10月の雨は
火照ったこころを心地好く冷ましてくれた
越えてはいけない一線がある
私たちは同じ曲を小さくハ ...
もう誰も傷付かないといいのにな
と思ってる
めくらうなぎみたいな人生を送りたい
めくらうなぎしかいなくて
めくらうなぎとも交尾しない人生
めくらうなぎだけど
めくらうなぎだって知ら ...
とりで
がでかいから
鷹りました
高度でしょ
何を云う
はじめから計算さ
さて物語
こんな
88888889
それをすうどともなるかあべこうぼう
この秋に入り
深い紫の桔梗の蕾、
ふっくらぷっくら
少しずつ膨らんで
今朝に弾け咲き開き
これかい?
うん、これってば!
わたしの中の巨きな何かの
渦巻きながら頷き あゝ
わ ...
乳液なまま
化粧水なまま
生きてゆきたい
ジェニスにも負けず
アレクサンドラにも負けず
丈夫なトリートメントを持ち
ふけはなく
けして消臭を忘れず
ジョンソンのように
また
...
明日は
明日の風が吹く
と先送りしていたことが
目の前に迫って来ていることに
唖然として身動きが取れない
いつかなんて
やって来ることはなかった
俺にはビンセントの才能も
テオのような ...
ワシに学びたいだと
ならば、昨日、ココに来なさい
そもそも、ワシらには哲学なんぞ
持ち合わせてない
ネコ先生、
それではあまりにも冷たいです
そんなことを言って ...
曼珠沙華空地話もできぬ馬鹿
ささやかな仕事も退めて秋風癲
私は、障害者だろうか。
たしかに私の人生に障害は多い。
それは、私が障害者だからなのだろうか。
障害は原因ではなく、結果だはなかったか。
私の障害は目に見えないので、
障害者かどうかは自 ...
寝転んでスマホを弄る
眠気が神経を占領する
フッと意識が落ちた瞬間
顔面にスマホが落下した
痛みと驚きでビクッとするが
またすぐに眠気に羽交い締めされる
繰り返し
繰り返す
...
ネット詩30年を語ると一番近いのはNARUTOなのかな?
豊満なボディのナメクジ綱手も実際のところ居たわけだし
江戸時代後期に遡れるとても由緒正しい物語りだったわけ
ai(advocater ...
みんながみんなのなかの何かを
だいじにおもい時にそれをいとしがっている
(そんなものはちっとも無いという誰かもあわれにうつくしい)
そのことを想うと
一々
ぼくというでしゃばりは要らない気が ...
悪夢から覚めたら
すべてが夢だったとの
夢をみさせて
厳しくない街なんてない
優しくない君がいないように
わずかばかりの運命の齟齬が
なにかを大きく狂わせるんだね
...
アイロンをかけているうちに
随分と沖の方まで流されてしまった
振り返ると街の明かりが遥か遠くに見える
自分の家は海沿いにないから
さらにあの遥か向こうだ
すぐ脇には洗濯物が山積みされ ...
たった一滴舞い降りて
たった一刻
あなたを潤す露となりたい
それは結露だとひとは言うでしょう
雨粒と言うひともいるでしょう
けれどそれは
もっとも純粋な想い
幸せであれ
と祈る私の涙が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
高知ブルース「土佐の女」
りつ
自由詩
4*
25/10/4 20:19
本当にあなたに会いたい
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/4 16:56
秋雨
喫茶大島
俳句
2
25/10/4 15:48
Howl
guest
自由詩
3
25/10/4 15:07
寝過ごす夢を見た
ただのみきや
自由詩
11*
25/10/4 13:53
世界を見て
海
自由詩
6*
25/10/4 12:44
口紅
りつ
自由詩
4*
25/10/4 12:34
恋の夢
秋葉竹
自由詩
2
25/10/4 11:09
雨に濡れる量が同じなら走る
イオン
自由詩
2*
25/10/4 10:05
砂漠の上のお城 、腐葉土の上のアーキテクチャ
足立らどみ
自由詩
2
25/10/4 8:18
朝の夢の果て
秋葉竹
自由詩
2
25/10/4 8:17
.
唐草フウ
自由詩
6*
25/10/4 8:00
可愛くてごめん
弥生 陽
自由詩
4
25/10/4 7:22
末法の世
りゅうさん
自由詩
4*
25/10/4 5:57
(糞俳句)
R
俳句
2*
25/10/3 23:49
煙る雨
りつ
自由詩
6*
25/10/3 21:54
素人の手習い 1
guest
自由詩
4
25/10/3 20:56
ひゅるりりー
弥生 陽
自由詩
0
25/10/3 20:04
ウィンク
ひだかたけし
自由詩
5
25/10/3 19:40
風と共にさなえ
弥生 陽
自由詩
1
25/10/3 19:20
いつかなんてない
花形新次
自由詩
2
25/10/3 18:59
ネコ哲学入門
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/10/3 16:45
秋
喫茶大島
俳句
2
25/10/3 15:44
確かなこと。
真礼美
自由詩
1
25/10/3 15:39
落ちる
海
自由詩
6
25/10/3 12:43
NARUTO
足立らどみ
自由詩
1
25/10/3 8:26
名づけ得ぬ詩草
道草次郎
自由詩
3
25/10/3 7:36
夢のうた
秋葉竹
自由詩
4
25/10/3 7:32
咳払い
たもつ
自由詩
6*
25/10/3 6:12
玉響
りつ
自由詩
5*
25/10/3 4:50
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
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23
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26
27
28
29
30
31
32
33
加筆訂正:
感謝
/
桜 歩美
[25/10/3 10:01]
一部時代に合わせて修正しました
0.32sec.