落ち着いた間接照明のオレンジが
不揃いな五角形の長テーブルとその面に合わせて
それぞれ綺麗に並べられた籐のイスに降りかかる
軽快に流れるジャズの調べ
ケニー・ドーハムが奏でる「ママシータ」とい ...
白菜の緑葉に埋もれ
黄緑の身軀は躍動する
目覚めたばかりの幼児は
まだ少し夢の毛布の中で欠伸し
柔らかな温もりを堪能している
緩やかなハンモックに揺られては
優しげな歌を心のうちに ...
秋深し 気分重たし 仕方なし 横たわるほか できることなし
肌を撫でる冷たさ
体の奥から吹き抜ける風
髪も服も揺られて飛び去ってしまいそうな
微かな土の香りが乾きを呼び起こし
懐かしい枯葉のなる音を思い出す
自転車のカゴに入れた買い物袋は
...
外から押し寄せ来る
肉身物質自然の
因果必然
ではなく 、
内から湧き出る
魂の霊性なる律動を
ぐわぁんぐわぁん
掴み取る
意識の私の行為にこそ、
真なる自由の在りと
...
ハムスターが飼いたい
飼いたいです...
ぬるいコタツより羽毛布団が最強
楽しい毎日なのに怖い言葉しか出てこない
枯れ葉ががさがさ言って風でくるくる回ると ...
あなたに会うために
私はここに来た
長い年月かけて
私の魂の
成長のために…
やっと
会えたね
あなたは
私のトビラ ...
月がパリリと鳴る夜の
自動販売機から
飛び出るサイダー缶
魚の口をとめどなく
漏れるファミリマートの入店音
月がピリリと冷える夜
フライドポテトが揚げあがる
バイクの音は羽まみれ
...
孤独を渡る夜の鳥よ
虚しい私のこころを
一緒に連れていってはくれまいか
白く羽撃く翼も
闇夜の中ではくぐもって
うっすら夜に溶け込むよう
ひとのたましいは
死んだらどこに行くのか
...
私はミノムシかな
透明の糸にぐるぐると巻かれて
一本の糸でぶら下がってる
手も足も動かせず
ただ、風にまかせて、
右に、左に
前に、後ろに
揺れてるだけ
...
時々自分に言うんだ
もっと気楽に生きろ
これも運命だ と
そう、立場を変えればある意味
自然なんだ
自然とは因果的必然の世界ということ
いろんな存在一つ一つに
一つ一つの自然があって ...
かたい窓の桟に生えていた
新芽がやわく唸っている
幸福の一つも知らない
夕日の一端を浴びている
美しいものは無礼にも
わたしの瞳に棲みついた
それが滴って根をたぎらせて
舌を痺らせて ...
いったいどれくらいあたしを見失えばいい?
いったいどれくらい許せばいい?
あたしは自分を受け入れられない
でもそんなの嫌だ
今ではなく
過去のあたしを
護りたくて
今生きている
...
朝に外に臨めば
草木達の揺れ
ゆらゆらら
歩き進む足
ずんずんずん
吹き抜ける涼風
さやさやや
囀る鳥の声
ぴゅるぴゅるぴぃ
薄っすら陽が射すなか落ち葉が舞い始め
あれほど豊潤 ...
○「落毛」
ワイフがいう
毛があちこちに落ちている
トイレ 洗面所 浴室
黒毛はあたしで
白毛はあなた!
という
そこで一句
「上の毛も下の毛も
黒白入り交じりて
落ちゆく秋となり ...
少女はずっと灰色のくもり空を見上げていた。そのちょっとした公園に設置された、幼児用すべり台の踊り場に腰かけながら、その手にはてるてる坊主の白い胴体を握り締めて。その羽織った白いカーディガンとすこしなが ...
小さな僕は僕だけの為に祈ります
「皆が僕の名前を忘れますように…」
小さな僕は他人の不幸の為に祈ります
「乱立する同じ名前のビルが壊れますように…」
人間はそんなに簡単に変わらないもの ...
星の降る夜に
言の葉を拾う
空気中に取り零してしまった
ちいさなことばを
淡く光っているもの
冷たく重く沈むもの
繊細なレース編みのもの
闇に同化しているもの
そして金平糖みたいな恋ご ...
避けるべくも無く襲い来る
大嵐のうねり大海の高波
胸奥の十字架高く鋭く
血飛沫散らし魂の宙空へ
持ち上げられ解き放たれ
大破する小舟跡形もなく
赤々と染まる異様な大空に
幾筋も亀裂入れ次 ...
世の中なんて意味ないくそくらえだよ、
ね、ミイちゃん
赤信号では止まるよね
この街の夜明けに吹く風はやさしく
コロコロコロコロ空き缶を転がす
ゆうべのカレーは美味 ...
まるで夏のよう
この休日は気温も湿度も高い
今日の装いは真夏に着ていたワンピース
エプロン付けて台所に向かう
今夜は唐揚げ
衣をつけた鶏肉を油に入れていく
シュ ...
幸せは此処には無い。
何時も過去と未来に点在するだけ。
傍らにあるのは空き缶、吸殻、コンドーム。
それと誰かの笑い声。
今日こそ、白か黒か決着をつけようぜ!
おっ!そう!こなくちゃ!
ハイ!ハイ!ハイ!
僕は仲介しましょう!
君は誰だ!
ハイ!僕は灰色のグレイさ!
そんなの!もっ ...
朝方少し仕事をし、あとは何もせずに過ごした
背徳感が骨や肉に浸透していたけれど
床から出ることはなかった
何もしないことにした一日は重金属となって
言葉も発せず、でも聞き耳を立てている
でも ...
詩の葬式から
生きるとは何か
詩の葬式からの
帰り道に
ウインドウに
映つる自分の姿、
セピア色の
246青山通り
振り返ってみる
いろいろな人
ほとんどは
...
自分に言う
もっと
気楽に
生きろ
これも運命
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
※ 五行歌には、本来、タイトルは付けません。
しかし、ここでは ...
野路をとおりぬける
あかや、きいろ
の、光にあやかって
秋になる
やわらかな処から
いたみ
所作のたしかさに
むくの
下地の剥げた椅子が
ころがる
部屋いっぱいに
...
終わりかもしれない
目を閉じる
暗闇に答えはない
重力がかかる
地面が私のために走る
青白い空気が降りて
私を包む
流星みたいに
あっという間に
消える
輝いた刹那
走馬 ...
静謐に名前があるなら
誰にでも発音しやすい短いフレーズで
やわらかく閉じた個室
それぞれに振られる仮名
aからcを辿ってeへ
きみは誰のための単音を拾うの
揺れる、揺れ ...
どおした 何がそんなに怖い
どおした そんな顔してちゃ
欲しい今日があくびをしながら
お前さぁって 説教始めちまう
リミテッド 感じれるだけの
リミテッド 勇気を集めてみる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
待合
栗栖真理亜
自由詩
1
25/10/14 21:13
欠伸
〃
自由詩
1
25/10/14 21:08
冬季うつの前兆
天竺葵
短歌
1
25/10/14 21:04
スタンプ
栗栖真理亜
自由詩
1
25/10/14 20:53
ファアアっ苦っ ?
ひだかたけし
自由詩
5
25/10/14 20:49
ひとことダイアリー
秋田の米はう...
自由詩
0
25/10/14 20:34
私の中の宇宙
こてふ
自由詩
0
25/10/14 20:26
ポの近郊
尾内甲太郎
自由詩
1
25/10/14 19:54
移ろい
りつ
自由詩
4*
25/10/14 19:54
糸の絡まり
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/14 17:25
これも運命だっだっだっ! ※(曲付き)
こしごえ
自由詩
6+*
25/10/14 17:14
苗床
みぎめ ひだ...
自由詩
4
25/10/14 12:59
あたしに
海
自由詩
5
25/10/14 12:32
結ばれる想い
ひだかたけし
自由詩
6
25/10/14 10:27
独り言10.14
zenyam...
自由詩
7*
25/10/14 5:27
待ってるガール
本田憲嵩
自由詩
9
25/10/14 2:16
小さな僕の祈り
泡沫の僕
自由詩
2*
25/10/14 0:15
星降る夜に
りつ
自由詩
5*
25/10/13 22:42
小舟/the end of the story
ひだかたけし
自由詩
6
25/10/13 20:23
ゆめなかにて
秋葉竹
自由詩
2
25/10/13 19:37
夏の出戻り
花野誉
自由詩
12*
25/10/13 19:36
そして誰かの笑い声
泡沫の僕
自由詩
4+
25/10/13 18:29
ハイ!白くん!黒くん
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/13 17:24
わずかにのぞく夕刻の青空と静寂
山人
自由詩
11*
25/10/13 16:41
詩の葬式から
足立らどみ
自由詩
6
25/10/13 15:08
※五行歌「気楽に 生きろ」
こしごえ
自由詩
9*
25/10/13 15:02
osmanthus tear
むぎのようこ
自由詩
4
25/10/13 14:17
流星
海
自由詩
7*
25/10/13 12:45
zatt-o,zatt-o
ねことら
自由詩
2
25/10/13 10:28
リミテッド
自画自計
自由詩
1
25/10/13 8:26
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
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17
18
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20
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22
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27
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29
30
31
32
33
34
35
36
加筆訂正:
待ってるガール
/
本田憲嵩
[25/10/14 15:36]
さらに加筆。11行目、こちらに微笑みながら、を追加。
星降る夜に
/
りつ
[25/10/14 0:46]
加筆、改題
0.18sec.