友人の平井氏からこの本は面白い、と手渡しされた本が「羆撃ち」であった。
私自身、ツキノワグマを二頭ほど撃ったことがあったが、それはすべてチーム猟であり、どちらかというと撃たせてもらったというべき ...
玉ねぎを薄切りにする
辛さと
人参を薄くそぐ
暖かい朱色と
さやえんどうを茹でて塩をかける
平和さに
じぶんの後姿をみたいと希う
鍋に湯がたぎる
湯気の中 ...
冬の散歩に出かける時に見かけた
カモメが 飛んでいた川
ここからは 海は 遠いのだが
きっと渡り鳥のように飛んできたのだろう
ここに 無かった エサを求めて
今は どこを 飛んでいる ...
自由になれもっと自由になれ
怖がるな未来を怖がるな
どうせおまえです
ただのおまえです
何かしたところで誰も見てない
だから自由に暴れてやれ
見つかったら隠れずに
暴れつづけ ...
コリコリの農家の子として生まれたカタコランは、
九才の時に神の声を耳にし、全知全能の神カタコリの
前ではみな平等であると説いた。布教は、カタコラン
の生誕地コリコリではじめられ、農家で働く ...
一度こぼした涙はいつ止まるだろう?
地面に涙を落とし続け
大きな水たまりになり
涙の上に船を浮かべ
目的はないけれど
涙の流れのままに進んでいこう
いつしか涙は増え続け船は沈み
私は ...
なんだろな
じぶん
肉の感覚に実感し
肉体存在としての私
から はみ出す
じぶん 感じ
なんだろな
真紅のガーベラ、
ガーベラの真紅、
見れば観るほど深みに誘われ
...
寂しさの星座へ向かう一月半ば
諦めを一つ手持ちて鬼は外
もう良いと言ってほしいの冬銀河
冬の雨寂しいという合言葉
父がいないわたしは起きる寒き朝
かけがえのない思い出に浸 ...
兎みたいな。季節感と、昔の記憶。
子供の頃は、RPGをしていると、
数学の秘密に触れているみたいだった。
ΦとかΠとかrとか。
数々のばらばらと、藻の色をして浮かぶ、
谷底の集合論、ドッ ...
好きで、好きで、好きな気持ちを抑えられないときは
好きとあなたに言うんじゃなくて、
あなたの力になりたいし、あなたのことを祈るだけで、
私は生きていて、本当に幸せだと感じます。
あなたはど ...
1月26日(金)、
社会的に穏便に生きていたい、そして人と交わりたい、と思うと、無理をしなければならない。でも、人と話したい。うまく話せなくてもいいから。人との間の壁を、一時的に、もしかしたら錯覚 ...
ゆれる
場末のカウンターで一杯
曲と曲の合間の
エアポケットに燻ぶれ
ゆれる
ミュートしなよと
いつまで生きてゆくのさと
ゆれる
昼風呂にも様々な内外の境はあって ...
祈ってる 誓いが折れて近くから違う言葉になっていくのを
限りなく透明に近いプードルと散歩している透明人間
記録的小雨 最後の一冊を君が見つけて崩れた黄色
曖昧にあまいアイ ...
よお、おつかれさん。マックⒼだ。
特別号としてこんな変なジキにわざわざ刊行させてもらったのは、他でもないキスミー名禍村の死についてまず俺たちが”最初に”みんなに伝えたかったからだ。
ご存じの通り、 ...
優しい声
優しい冗談
優しい嘘
優しい笑顔
優しい気配り
優しい心
優しさは
私が決めるのです
あなたが
私を傷付けようとも
私が
そして私にとって
あなたの優しさは時々
...
犬の形をした鳥を
夢の中で見た
丘の上に住んでいる恋人に
その話をしにいく
手土産に
鳥の姿をしたお菓子は
ないですか、とお店で聞くと
ございますよ、と
どう見ても
牧羊犬のビスケッ ...
擬態
わずかに残された木々のふゆの葉を北風がこきざみにゆらすとき
それは小鳥のはばたきになる
家出
街角のメリーゴーランドは天使をのせてくるくるまわる
色とりどりに着飾った馬 ...
はかり知れない
暗黒の 宙に
君は浮かび
その彼方から
確かにとどく君の
燦めく 言霊
それは時に
のんびり夢みる浪の音
それは時に
欣び甘える涼 ...
仮面をつけた憂愁が舞う
着飾った歌姫と水鳥たちは歌い、
色とりどりの声を散らして
哀しみの浮かぶ透明な空を渡る
広場では巨大なパエリアが炊かれ
裸の犬と子供、朱や紫の女にふるまわれた
...
田舎で自治会長になるって
大変なことなんです
自治会長を免れた夜は
安心してぐっすり眠りにつくことができます
一年間寿命がのびた気持ちになります
ちなみに僕は来年度は会計です
○「自分だけ」
自分だけ病気をしない
というわけにはいかない
自分だけ事故に遭わない
というわけにはいかない
自分だけ災害に遭わない
というわけにはいかない
自分だけの幸せ かなわぬ夢だ ...
五本の指を思いっきり開いて
手の平を見つめて見る
何を握ってきたんだろう
何をつかんできたんだろう
母の手をつかんで離さなかった
掴みたくても
握 ...
草原は霧が立ち込め
まわりはよく見えないけれど
足元の花があまりにも綺麗だから
花冠をきみに捧げよう
ぼくはとても不器用だから
上手く編めるだろうか
十五年の歳月は満月のように重くて
一 ...
純白に
立ち現れる
アナタは誰?
優雅な笑み
その顔に浮かべ
燃え盛る黄金の
文字で記されて居る
のか、それは?
堤防が決壊すれば
すべて無に帰し
顔のまた ...
涎。箱は壊れたよ。
よだれ はこはこはれたよ
梅雨出身。真実輸出。
つゆしゅっしん しんじつゆしゅつ
感情無し。海を見失うよ、進化。
かんじょうなし うみをみうしなうよ しん ...
牡蠣鍋をまた作り父は不満顔
寒さに負けて今日はただふるえるよ
今日は日付変更線を迎えたの
歯医者の帰り冬の寒さは身に染みて
ポテトサラダ父のために作る小寒の日
悲しみに無 ...
虹が出るかもしれない
大嫌いな数学の宿題もそっちのけで
雨を眺めていた 頬杖をついて
身体は確かにここにあるのに
心はどっかへ行ってしまったみたいだ
そう言えばあの日もこんな雨だった ...
群がりし鴨ら一度に飛び去りて四五羽雀の残りし雨か
ふりむけば裸のまま
眠りに落ちる月
しわひとつない空のシーツ
蒼白の
ひんやりした頬
東雲は遠く
高台から見える町並みは
靄の中から生まれたばかり
橋の上 羽音が
明けの夢の掠めて ...
ガーベラの
余りに赤い花弁の群れ
花冠を捧げ持ち
街中を疾走し始める
濃密な色彩の赤、
人の抱え持つ
存在への乾きを潤し
癒やし清めながら
前進しなさい、
魂の闇を取り ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
久保俊治著 「羆撃ち」を読んで
山人
散文(批評...
3*
24/2/5 12:14
後姿
リリー
自由詩
5*
24/2/5 7:38
ある冬の日
番田
自由詩
1
24/2/5 1:46
自由になれ
木葉 揺
自由詩
4*
24/2/5 0:44
カタコラン教の発生とその発展
田中宏輔
自由詩
12*
24/2/5 0:36
沈没
リィ
自由詩
2*
24/2/4 23:08
詩想夜想、真紅の次元
ひだかたけし
自由詩
5
24/2/4 19:00
つれづれと俳句
おぼろん
俳句
4*
24/2/4 18:57
ネイビーブルー
由比良 倖
自由詩
4*
24/2/4 18:50
好き
〃
自由詩
3
24/2/4 18:49
最近の日記
〃
散文(批評...
2*
24/2/4 18:45
ゆれる
soft_m...
自由詩
5
24/2/4 15:02
未だ愛は曖昧
水宮うみ
短歌
3*
24/2/4 15:02
ファンジン:GIGG! 1989/09/30 第30号
竜門勇気
散文(批評...
0
24/2/4 14:08
あなた
303.co...
自由詩
4*
24/2/4 14:02
鳥
〃
自由詩
10
24/2/4 13:14
冬のストーブは熱い魂
そらの珊瑚
自由詩
8*
24/2/4 12:32
春愁
リリー
自由詩
8+*
24/2/4 11:16
カーニバル
atsuch...
自由詩
10*
24/2/4 7:32
自治会長
ホカチャン
自由詩
2*
24/2/4 7:16
独り言2.4
〃
自由詩
1*
24/2/4 7:04
手の平
佐白光
自由詩
2*
24/2/4 0:45
霧のなかで
レタス
自由詩
4*
24/2/3 22:12
五行歌、この意識の内に∴雑然と
ひだかたけし
自由詩
7
24/2/3 20:54
怪界回文
水宮うみ
自由詩
3*
24/2/3 20:04
つれづれと俳句
おぼろん
俳句
2*
24/2/3 20:02
虹が出るかもしれない
itukam...
自由詩
2
24/2/3 19:47
芝生広場
A-29
短歌
0
24/2/3 18:47
月に添う
ただのみきや
自由詩
3*
24/2/3 18:22
花言葉
ひだかたけし
自由詩
8*
24/2/3 17:09
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
加筆訂正:
冬のストーブは熱い魂
/
そらの珊瑚
[24/2/4 12:53]
最終行加筆しました
月に添う
/
ただのみきや
[24/2/4 8:00]
さらに一か所修正
月に添う
/
ただのみきや
[24/2/4 7:56]
一連目二連目修正しました。
0.1sec.