立っている
緑の丘陵の木の下に
落ちた葉っぱが風に舞う

どこからか聴こえてくる
ギターの練習のメロディー
ほんのすこしだけ
オレンジの香りがする

どの山から舞い降りてきた ...
雨が降った夜、純粋な目で
僕はこの街の水底を覗き込む

難しいネットの海の泳ぎ方
自由すぎて、
なんでもいえそうだった

だれの願いが叶うのだろう?
だれかの願いは
叶って ...
音階の果て
蓬の碧
海の藍
空いている台(うてな)
ユニコーン
あなたの後ろ
自在なる
六観音
こころの雲は晴れ
星が瞬く

世界が回り始め
すべてが光りだす

ただ ただ シンプルに
かろやかに

ブーツには羽が
ダンス ダンス ダンシング

素顔のまま

優しい笑 ...
「私の事を、愛さないで下さい」
帰らない山彦が
その吐息の密度を濃く 豊かに変えた
純白の寝室 貴方のつたう涙に、
少しだけ 少しだけでも触れたかった

微々たるくすみだけで
手入れの ...
こいつ分かってるじゃねえか

本能なのか

統計なのか

確率なのか

こいつ分かってるじゃねえか


いじらしい

可憐な花が

崖っぷちで

海からの

風に ...
また夜がやって来た

すべてが静寂に落ち着き
蠢く闇に呑まれる手前
私は孤独な一時を
寛ぎ懐かしく愛おしむ
(部屋の白い壁やら天井が
くっきりと存在感を際立たせ
存ることの歓びを
満 ...
色んな言い方が出来る
例えば
「スーパーボランティアのおじいちゃんが
行方不明になる」や
「潰しに行ったアメフト部員が
社会的に潰される」など

私自身は
「自称詩人を殲滅しようとして ...
わたし 娘だった頃 夜歩くのが好きだった
公園の木に挨拶し 
のみならずこっそり名をつけて
木の肌に手を押し当てては 
そっと名前を呼びかけた
誰もいない真夜中ならば 
抱きしめたりもした ...
「誰かーっ、私を助けてくらさーい!」
カメラに向かって叫んでいた
腕の中に
死にかけた長澤まさみはいない
必死に懇願する
ただ一人のオレンジオッサン

「嫌です」

そう言えたなら
...
扉を開けると{ルビ守宮=やもり}がゐた

さつと逃げて奧の隅
角に沿つて
曲つたなりぢつと動かない

{ルビ明採=あかりと}りの格子から這入つたか

まだ大分小さい
子供の個體である ...
夢を見るあなたもわたしも歩く人 色彩のない花畑をゆく


思い出は消えていくからまたいつかふたりっきりで花を見ようよ
おくびょうなこころ
ふるえる
ふるえる

いたみとかなしみ
つくろえない

とりつくろえば
道化師のようで
なぜかかなしい

わたしの居場所はない
おそろしくて
はずかしくて ...
お金ほど汚ないものはない
お金は善悪清潔不潔を問わず
だれの手にも渡る
なのに
お金を扱って手を洗う人はいない
トイレに行ったら必ず手を洗う人でも
お金を手にしても手は洗わない
中には
...
生活を規律立てて
ロックンロールで踏みつぶす
アナーキーな匂いがすれば
行って老婆の手をとる
しわだらけだ

こんなことが続かないのはわかっている
だから明日
明後日くらいのことを ...
あなた、安産型?それとも難産型?

と、これは諸氏に何となく訊ねた詩作の心持ち。あー、書けない!あー、スランプだと臆面もなく言ってしまう人がいる。野球でもそうだが、誰かが言っていた。スランプは名選 ...
ほら、わたしの胸のまん中に光をすいこむような闇があいていて、
そのうちがわに、花が咲いているでしょう。

ときたま目ぇつむってかおりに訊くんだ、
ああ、この花がうつくしく咲いているのはね
わ ...
小さな鳥の運ぶ養分が 発芽する季節
根っこワークと呼ばれる 薄い表土に群がる
幾つもの感情

母なる大地と 誰が読んだのか
絡めても 絡めても 辿り付けぬ真実に
事実と違わぬ心を一筋  ...
焼けるにおいがした 紙の
 焼けるにおいがした 


 むすんだ手をひろげて 
ゆびと
ゆびのあいだからおちてゆくまま
うまれてくる
波紋の


かさなるいたみをしったとき
わ ...
すべて消えてなくなればいい

想いも 愛も
淋しさも悲しみも
ここにいたという軌跡さえ
波にさらわれてしまえばいい

a dream
誰にも知られずに
消えて行く私の言葉たち

...
自転車置き場に届く光が
まだ短くて生まれたばかりで

ちょうど髪の毛のような糸が垂れ
サドルにまたがるとすぐに消えた

太ももの上を温める光
こんな所で遊んでいるのかな

動いたら付 ...
一人の女の人のお腹の中に10ヶ月と余りを滞在した
そこから出るまでの間に
私は
何度蹴っただろう
彼女のお腹を

胎児の足で
宿借りの分際で

でも
私が蹴る度に
彼女は自分のお ...
あの日
ポプラはたたずみ
欅は足早に歩いていた
ヤマボウシは落ち着きなく
楠は泣いていた
私は山に向かう
晴れの日に
桜が死んだ
歌う鳥は
誰もいなかった
合唱の空

ひびきあう秋の空

こだまする秋の空

人間という楽器が

羊と鋼と調和する

合唱の空

高らかな優しさと

ぼくとつな犠牲心

人間という楽器が

...
腐敗するわたしのなかに

群青がうまれる

空も大地もそれに染まり

わたしは群青にはさまれている


奇跡は誰にでも起きている

どうやらわたしは無用のようだ

不運は群青 ...
自称詩人は
病気だと言えば
許されると思っているが
本当の病人は
病気のことを考えるだけで
病気になりそうなので
他人にペラペラ話すなんて
出来ないんだよ
病気が深刻であれば
あるほ ...
木箱に入り
白い布に包まれた父の骨壺を抱きしめてみる。

次々と浮かぶ
共に過ごした楽しくも懐かしい日々。

一緒に眺めた江の島の海と
鼻先をくすぐる潮風の匂い。
真っ暗な部屋の中に
...
49日の晩
家のあちらこちらで
父の気配がする。

(ぎしっ・・・・。ぎしっ・・・・。)と
鳴り響く階段と
広い縁側。

家中の壁を撫でまわし
目を細めながら歩き回る姿が
脳裏に浮 ...
月の溶ける夜は

どんな望みも 叶う気がして

君の

日差しに透かすと

黄緑りがかる 綺麗な瞳に

映り込みたいと

君の

寒い朝に

ほのかに赤く染まる

...
桜の季節
舞い踊る花びらの中で
遺影の父が笑っている。

暖かな風が吹いて頭上を見上げれば
並んで浮かぶ雲が二つ。
その姿は
海原をゆくイルカの親子にも似ていた。

八ヶ岳の裾野に抱 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
冬の便り立見春香自由詩518/10/27 4:00
月の味秋葉竹自由詩418/10/27 0:07
六観音腰国改修自由詩3*18/10/26 23:15
フリーダムあおいみつる自由詩4*18/10/26 22:21
体温ふじりゅう自由詩118/10/26 22:17
こいつ分かってるじゃねえか吉岡ペペロ自由詩718/10/26 21:51
夜の未知ひだかたけし自由詩1218/10/26 21:30
ミイラ取りがミイラになる花形新次自由詩2*18/10/26 21:06
木に恋してた娘っ子千代弦自由詩3*18/10/26 21:05
アラブの中心で愛を叫ぶ花形新次自由詩018/10/26 20:38
しづしづと密やかに孤蓬自由詩218/10/26 20:13
水宮うみ短歌2*18/10/26 19:31
道化師あおいみつる自由詩5*18/10/26 17:41
汚ないお金ホカチャン自由詩1*18/10/26 17:37
生活(この秋のタッチで)田中恭平自由詩118/10/26 11:17
安産難産腰国改修散文(批評...0*18/10/26 11:15
花束とへび田中修子自由詩718/10/26 11:03
ガジュマルのように藤鈴呼自由詩0*18/10/26 9:52
砂に書いた手紙丘 光平自由詩718/10/26 9:16
a dream未有花自由詩7*18/10/26 8:35
ミナト 螢自由詩1*18/10/26 8:13
一人の女の人のこたきひろし自由詩518/10/26 7:04
晴れの日腰国改修自由詩4*18/10/26 4:52
合唱の空ペペロ自由詩318/10/26 1:58
群青のサンドイッチ自由詩218/10/26 1:55
詐病花形新次自由詩018/10/26 1:06
納骨の前夜。梓ゆい自由詩118/10/25 22:15
別れの日。自由詩018/10/25 22:09
月の溶ける夜は赤椿自由詩218/10/25 22:07
春の日差し。梓ゆい自由詩318/10/25 21:49

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 
加筆訂正:
臭梧桐/孤蓬[18/10/26 17:43]
腰国改修氏のコメントを受け「藥袋」にルビを追加。 
0.19sec.