私の見える所に私の城はない
(嬉々として母はギャンブルに金を払う
鴉たちが空の歌を教えてくれる
(鴉の王は鴉
私のいる所に天使がやって来る
(見えないのは翼なの ...
汚れなき心を失う
それが忙殺の忙
時を失い
我を失い
急かされ
われを失う
明日も明後日も
多分来年も
我を取り戻せと
夢はいつもかえつて行つた 山の麓のさびしい村に
コロンボはホシを追っていった 山裾にレインコートの裾をかぶせ
水引草に風が立ち
かつての慶事から結び目はほどけ
草ひばりのうたひやま ...
蜻蛉らよ脳の嵐はしらぬふう
さて、今回のプランニングは複雑だった彼らは数ヶ月にわたり誘導しようとしていた痕跡を残したまま意外性を含めたうえでのベクトル(方向性)の予定調和が今後は当たり前になっていくのでしょう。国はかなりの ...
例えば心臓がどのように動いているのか実質的に知らなくても人は懸命に生きるだろう、例えば火に触れたことが無くても幼いころからそれに近付いたりは決してしないだろう、例えばあの角に殺人鬼が隠れていたとし ...
(前半が要らないという指摘を受け、文章割愛させて戴きます)
〜
『病人の館』は、そんな私が個人としての幸せを捨て、公としての幸せを手に入れた作品の一つ。
個人で勝ち組になるだけだったら、 ...
君の姿を初めて見た日
僕の中にメロディが生まれた
空の彼方まで響く泣き声
星たちの祝福
世界が君を受け止める
宇宙が轟く
君は音楽だったんだ
You were music
You ...
ベルリンの壁は民衆に崩され
ベルリンの壁の欠片は土産屋で売られた
私もあの壁の欠片はちょっとほしかった
デヴィッド・ボウイは喜んだか
ボウイはベルリンの壁に向かって歌った
ルー・リード ...
昨日
考えました
あざーす
一昨日
しました
あざーす
ではこちら
善いです
消費期限10日です
全部食べました
あざーす
じゃあこちら悪です
消費期限10日です
...
夜のカフェで
手を繋いだね
本当はダメだった
アイスコーヒーの氷が
溶けるまで
ガヤガヤした闇と
白いマーブル
塔が
キラキラしてる
骨を
撒くとしたら
光の中がいい
縁側のポチの隣で心太
ポチがいるミーコが笑う走馬灯
風流が勝てない暑さポチの夢
百日紅明日は資源ゴミ戦争
羊草無人のブランコ揺れる午後
南瓜には戻れなかったパピエ・コレ
...
今朝
植物たちに水遣り中
衝撃が走る
私のサボテンが
土の上に倒れていた
唖然としていたら
「サボテンがコテン」
チラと見た夫が言う
西宮から一緒に越してき ...
いつか誰も
いなくなったら
目のなかや
足の裏の
記憶も
匂いも
手のひらを
空へ
昇っていくの?
あなたの囁きも
分解される
たくさんの電車
目の前を ...
今は昔の
語り継がれる泉の物語
朧な月光
旅人が、人里はなれた峠に迷い
闇は足元からしのびよる
憐憫の月明にしがみつき、藁ぶきの小屋にたどりつく
薄暗がりに
老婆が朽ち果てた戸 ...
二両編成の電車は定時を守り
JRに乗り継げる駅で吐き出される乗客
足を踏み入れる車両には
見知り顔の人もいる
まばらな空席のあるロングシートで
深く腰を預ける彼らはただ目をと ...
たすけられていきた
笑いあっていきた
ふざけあっていきた
求めてあっていきた
楽しかった日々の
想いはるかとおい
涙あらいながす
雨のなかでわらう
二度と来ない ...
靴下の色を選ぶようになったのはいつからだろう
白の靴下に違和感を感じたのはいつからだろう
好んで白の靴下をはいていたように思う
それが変化したのはなぜなんだろう
...
人生の第一章
愛されない思い出
愛していると勘違いしている
高度経済成長期の教育至上主義者の親のもと
それでも期待に応えれば
私は愛されると信じていた幼い私
豊かな時代に人々は夢追い求め
...
レッツなゴーだったから
歌舞伎を言い訳にしてた
あんな花のように
多分もしかしたら素敵だね
カリソメの罠
もういいじゃないか
何が? それみみず
いや、そうじゃなくて
うぜーん ...
そんなこたぁ聖書に書いて無い!
今迄に至り、そう何人かの
信心深い詩人さんやら芸術家やら
実際に会ってみて びっくらこ
この世界の現実出来事に即し
観察し思考力動働かせ
自らの内か ...
土佐の女がはちきんなのは
たっすい男の尻を蹴っ飛ばすため
きんたま八つではちきんだけど
涙を隠す気丈さを
いったい誰が分かろうか
情はこわいが
太陽みたいに朗らかだ
人情に脆く
駄目な ...
うそ、いつわりのない
本当のあなたは
どこに
素のあなた
どこに去ったの?
そこに、ここにいるあなたは
誰なの?
あなたなの?
素の自分なの?
暗い部屋秋雨きくも母が来る
次の電車が来たら
この切符で
遠くの街まで逃げるといい
無責任なことを言う
私はその切符を売って
彼の為の酒を買う
ここをその街にして欲しくて
責任を持って
私が心配で ...
ひとつの時が停滞し
その膝の上わたしは猫のよう
乳飲み子の舌の音
水の音色をさかのぼる
叢に覆われた
つぶれかけた空き家の中で
ひとりの少女に会った
帰る場所がないという
行き着く ...
海に漂うプラスチック
食物連鎖で還ってくる
魚を食べながら話すと
顔を覆いながら言う
「その話はしたくない」
世界に散らばるマイクロ
蓄積されていく
世界に目を伏せたまま
逃げ切る ...
あなたに貰った口紅を
塗り続けている
男が女に口紅を送る意味は
「キスをして返してね」
だよと
笑いながら教えたのは、私
あなたは
私にちっとも似合わない
淡いピンクの口紅を
...
探して消せない恋をして
いつまで経っても恋をする
よるは僕たちふたりの終わらない時間だ
それだけ抱きしめ夢を食べようよ
なんの自信もなくできることもない
最後まで食べきれな ...
雨に濡れながら
歩いても走っても
濡れる量は同じだと言われる
急いで走っても
体の前面に雨が当たる量が
増えるから同じだという
しかも走った分だけ
転んで更に濡れるリスクがある
...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
狐と鼠
guest
自由詩
3
25/10/5 17:10
忙
多賀良ヒカル
自由詩
0
25/10/5 16:56
刑事コロンボ、立原道造の詩「のちのおもひに」を追う
菊西 夕座
自由詩
5*
25/10/5 16:35
蜻蛉
喫茶大島
俳句
2
25/10/5 15:49
令和7年夏期報告_ 「檻」の舞台を降り
足立らどみ
散文(批評...
0
25/10/5 13:55
強い草はどこにでも生える
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
25/10/5 13:53
ナレーション魂 あさひてらす採用作品『病人の館』について
鏡文志
散文(批評...
5*
25/10/5 13:32
music
海
自由詩
5
25/10/5 12:46
ベルリンの壁は…
佐々宝砂
自由詩
4*
25/10/5 11:54
リサイクル
弥生 陽
自由詩
0
25/10/5 11:48
マーブル
チアーヌ
自由詩
4
25/10/5 10:54
カオルの音
梅昆布茶2
俳句
3
25/10/5 10:38
サボテンがコテン
花野誉
自由詩
17*
25/10/5 10:37
空のスピード
チアーヌ
自由詩
3
25/10/5 10:36
忍野
月乃 猫
自由詩
10*
25/10/5 10:18
あさの電車
リリー
自由詩
14*
25/10/5 10:07
ひとり、さむい、よるに
秋葉竹
自由詩
4
25/10/5 6:34
靴下
佐白光
自由詩
7*
25/10/5 0:50
人生の第三章が始まる
桜 歩美
自由詩
2*
25/10/4 22:01
かなもつち
弥生 陽
自由詩
0
25/10/4 21:30
無い!ー◯ー\…信心深いアーティストと実際会ってみたら(改訂 ...
ひだかたけし
散文(批評...
5*
25/10/4 20:46
高知ブルース「土佐の女」
りつ
自由詩
4*
25/10/4 20:19
本当にあなたに会いたい
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/4 16:56
秋雨
喫茶大島
俳句
2
25/10/4 15:48
Howl
guest
自由詩
3
25/10/4 15:07
寝過ごす夢を見た
ただのみきや
自由詩
11*
25/10/4 13:53
世界を見て
海
自由詩
6*
25/10/4 12:44
口紅
りつ
自由詩
4*
25/10/4 12:34
恋の夢
秋葉竹
自由詩
2
25/10/4 11:09
雨に濡れる量が同じなら走る
イオン
自由詩
2*
25/10/4 10:05
1
2
3
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5
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