その背が高い、体形の整ったぴちぴちの若い男性がいた。身なりは整っていて色白で大きめのキラキラした瞳と整えた薄い眉でツルツルに剃った顎は軽く割れていた。びっくりするくらい清潔な短髪でけがれのなさそうな、 .... この世というか、世界というか、そういった意識が開示されている、いやある
間に、起こる出来事の集積といった事象は、自分が現れている間にしか、現れる
ことはない。自分という現象が無化してしまえば、 ....
二十年前は1997年だ

まだ、うまれていない子もいるかもしれない
そうかんがえると、まだ、うまれていない子がいま17歳くらいだとして
世代差を17年とると、さらに1980年となり
またさか ....
後悔先にたたず。
二十年も前のこと、そのときはなんでもできる気がした。
ビールも20杯はひとりでのめるきがしたし
本だって週に十冊は借りて読めると思っていた。
詩と散文の違いについてわかるよう ....
誰かの声が聴こえた気がして私は耳を澄ます
部屋のなかにも外にも誰もいない。けれど私
は誰かの気配を感じる。鏡に映る私が私では
ないように感じる。そっと手を伸ばせば届く
ような感覚に支配されて私 ....
ダン・ファンテ「天使はポケットに何も持っていない」1998年
Dan Fante - "Chump Change" Sun dog Press



{引用=人生が俺 ....
出産する間ぎわから出産後の二年くらいはなんか、ずーっとつきまとってた生きるとは?とか意味?とか死へ向かうのこととかがどうでもよくなって、幸福な疲労感がばあばあ出てて、それでそのあとまただんだん目が .... 「私は幸福である」と人は如何なる場合でも感じる事は可能だろうか?
以前、テレビで寝たきりの老人が「生かされているだけで幸せです」とおっしゃったのを見た。そういった心理は多幸感と言うそうだ。
私は驚 ....
人の願いを叶えるのが、天使の仕事だった。22世紀の天使は神を頂点とした終身雇用形態から切り離され、誕生と同時に天涯孤独となり、俗世の汚濁に身を浸すのが定例となっていた。人々の願い事の大半は、殺人に関係 ....  庭に植えたパッションフルーツの実が殆ど終わったので、夏の間に繁りに繁った葉や蔦を、かなりばっさり切り落としている。なにせ、玄関を開けると、蔦が邪魔して玄関が閉められない状態だった。(まるで秘密の花園 ....  ラスコー展に行ってきた。クロマニヨン人の描いた壁画の上手さに驚いた。2万年前に、これだけレベルの高いデッサン力があるというのは、ちょっと不思議だった。もっと稚拙な、小学生の絵に近いものを想像していた .... アイルランドと英国との国境がまた設定されようとしている、なんて
愚かな、なんて愚かだ。ニッポンを取り巻く隣国は金儲けに関わるこ
とだけは、ニッポンをポンポン利用し、その他の事柄はニッポン統治
 ....
崩れそうな土壁を見つめていると、突然白い手が指をパックリ広げたように
視えた。足元には業火の中でさまよって死んだ黒い猫の灰が積もっている。
タクシーをひろい、回転すし屋に行ったがあいにく休業だ ....
魂の遍歴の旅。

 草原に立っている。いったい、どこから歩いてきたんだろう。はるか遠くの地平線のむこうへ、小さな夕日が沈んでいこうとしている。その輝きの美しさに思わず見入ってしまう。
 小さな村 ....
夏休み明けの初日、登校すると椎名の背中から虹が生えていた。
「天使かな?」
「たっくんいきなり何!照れるじゃんー」
「いや、可愛いということの比喩的表現じゃなくて、超常的な存在かな、の天使かな、 ....
 僕の祖母には幼いころから不思議な力があった。幽霊を見ることができたらしい。祖母は広島の呉市で生まれて、戦時中は母方の実家がある愛媛や親せきの住む岡山を行ったりきたりしたそうだ。広島に原爆が落とされた ....          
人というのは、生まれながらにして孤独を背負う生き物なのだと確信した時から人生が始まったような気がする。私がこの事実を教えてもらったのが、27歳ぐらいのときで、けれど、27歳になっ ....
 契約社員の一人として採用され働くこととなった大手印刷工場。広い敷地内に建つ建物の二階が僕たちに与えられた作業場だった。タイムカードを差し込むためのケースには、僕を採用した会社だけでなく、いく .... 父は、事業が行き詰まり大阪へ単身赴任を余儀なくされた。平成九年深夜、胸に激痛を感じた父は、携帯から救急車を呼び診断の結果、胆石の手術のため済生会病院に入院。しかし、短時間で終わるはずの手術が長時間に .... 秒針が耳の背中にこびりついてはなれない。
私は朝を生きながら夜を数え続けている。浮
かんでは消えていったいくつもの海月たちは
無言の会話を繰り返して味のない笑い声を立
てる。見えない海が目を覚 ....
書きたいときに、いつでも気軽に手軽に詩やエッセイや書評、短編小説などが書けてしまうのが、このスマートフォンないしアイホンだろう。私も仕事のかたわら、ほんの少しでも(ほとんど昼間だが)時間を見つ ....  先日、横浜詩人会のメンバーが作る詩集を読む会「渚の会」に参加してきました。というのは、参加している同人誌詩集『反射熱詩集 2016』が取り上げられるというので。同人3名含め詩人・歌人・俳人の総勢10 ....  子供の頃、端午の節句に食べる{ルビ粽=ちまき}は、鶏肉、乾蝦、乾椎茸などと共に{ルビ糯米=もちごめ}を三角錐のような形に笹で{ルビ包=くる}み蒸したおこわで、祖母が拵えていた。
 これが当り前だと ....
{引用=中田某氏に同情している人々が、騙されないのが目的であって、氏にはまったく関心ないので、これで終わりします。}


 この散文はただの私憤だ、気にしないでくれ。先日、谷内修三氏の奥方、山下 ....
わたしは、むかし、少女で、女なんてもってなかった。
街灯も、ベルも、雑誌にのってるカフェも、おんなじように憎かった。
破綻した恋をしていて、みじめで、ときどき幸福だった。
だれも、わたしじゃ ....
どうせいつか死ぬんだから、が口癖の昌孝は、だからわたしが結婚しようって言った時も素気無く断られてしまった。
「どうせ死ぬんだから」
俺が死んで灰になったらきっとお前は泣くんだろう、俺の仏壇の前 ....
そしてあなたがいる
出来事がある
存在する

日々は過酷
そして世界は
均衡を欠く

天体
と名付けてみる
ひとつの
めぐる永遠

時々 晴れた雨が咲く
一時 雨の虹は咲く ....
道端で◯を拾った。
◯はシャボン玉みたいにぷかぷか浮かんだり、ビー玉みたいに色鮮やかになったり、独楽みたいにくるくる回ったりする。
お前は何なのかは置いておくとして、とにかく素敵なものであることは ....
僕にちぎられた。

僕は僕を監禁さんですから。
ぼんやり空間のマンションに幽閉くんだ。
くっきり空間は網膜で取り込む。


レポート

今までで登場した「監禁さん」や「幽閉くん」は ....
孤独なんてものは感じ方の問題で、孤独でなくなることなんか簡単だ。
その気になれば、音楽と話をすることだってできるし、夜と手をつないで眠ることだってできる。
私たちは、あらゆるものを友達だと思うこと ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
扉(小説)desert...017/9/22 1:46
覚書宗像現象4+*17/9/18 22:02
二十年前は1997年だ:-)117/9/16 19:40
気づいたら20年経ってしまった117/9/16 19:34
「独り」という概念あおい満月117/9/16 5:10
ダン・ファンテ「天使はポケットに何も持っていない」1998年中田満帆217/9/14 11:36
着地のことはるな317/9/13 17:43
『今宵の開花』出版にあたって。小川麻由美1*17/9/12 21:17
The end to the endkoji h...017/9/11 23:05
夏の終わりにー小さな庭の物語­­忍野水香117/9/10 15:48
「芸術の進化について」または、「クロマニヨン人と現代人の脳の ...片根伊六2*17/9/7 13:11
適当に読め^0^。宗像現象5+*17/9/2 20:01
朝飯前5*17/8/28 22:11
魂の遍歴の旅うあすっしー117/8/27 0:10
天使かな?水宮うみ1*17/8/24 19:28
魂の来た道[group]志水圭2*17/8/21 21:22
真の「弧独心」の大切さについてあおい満月117/8/17 15:26
ある出会いトロピカルフ...2*17/8/17 0:24
父のことなど為平 澪4*17/8/13 22:12
「才能」は時に「凶器」になることについてあおい満月117/8/12 4:48
ものを「紙」に書くという大切さ217/8/12 2:28
行ってきました詩集を読む会ふるる2*17/8/7 11:52
鯨飲馬食―台湾の味[group]孤蓬11*17/8/5 20:56
だまされた気分はいかがですか?中田満帆217/7/29 17:25
手を打つのことはるな417/7/25 22:45
散文哉果117/7/25 12:30
明日トロピカルフ...2*17/7/23 10:50
水宮うみ017/7/21 12:15
paletnew yo...2*17/7/17 10:49
月には届かない水宮うみ1*17/7/12 20:41

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