すこしだけおくれて思うありがとうあなたがやはりここにいたから

樹木(きぎ)の香(か)を窓ガラスのむこうにみてあれは夢なのそれとも現(うつつ)

と切れそうに耐える思いでにぎりしめるスマホの画 ....
逆剥ける体の傍に花水木
あなたのことは忘れてあげる

散る薔薇に音も無く咲く芍薬に
生活、や 恋、はじけ飛ぶ種子

温い土 簡単な嘘 五月雨に
思い出すのはあなたの背中
胸の奥
ざわめく風に煽られて
過ぎるのはただ
彼の面影
蚕豆の鞘を引きつつ夕暮れる
あるかなきかの痛みが煮える
あたらしい皮膚に着替えて金曜日
胸ポケットにきれはしの恋

痛いのは気のせいですよと君が言う
だけどあなたも血だらけですよ

この夢はここでおわりと書いてある
字が読めないから先へ進 ....
俺もそう
俺も
お前が
嫌いだよ
俺はお前が
一番嫌い
いつまでも“私”に囚われ過ぎている
         小物は誰ぞ His name is ………
 

宵の夢
夢に穢され添い寝して
カラスに起こされてしまう疾風



触れたくて
触れられなかった悲しみを
あすの予感と呼んでもよいかな



生きている
だけ ....
朝に夜に外す鎖のつめたさに
はっと手をとめてめくれば五月

濡れてなお水を欲しがる忍冬
色を変えれば音もなく散り
愛だけが































愛を裏切る

 ....
真名もないまま何処にでもいる弱いまま雑草でもない根無し草


令和の顔も定かではない都会人を想って浮かび上がった短歌ですが、
ai(advocater inkweaver)さんはいま ....
おかのつみ
はらからのつみ
さとのつみ

だれがしはらう
だれがあがなう











このほおを
なぜてゆくかぜ
ふえのね ....
深紅の薔薇 完爾と笑う
       化粧の奥に棘を隠して
ため息の数だけ星が墜ちてくる
           見上げた夜の鮮やかな闇
きみが{ルビ枝=え}を{ルビ手折=たお}り給ふか鈴鳴りの
          {ルビ満天星=ドウダンツツジ} 満ちて{ルビ咲くらむ=錯乱}
風の日の(長い改行)花筏
喧噪 人混み 遠くなる明日


もう二度と、(もう二度とともう二度二度ともと二度ともう)思い出さない
サラエボという地名なぜか気になって調べてみても何故か梅の木 狂い咲きいわれる前に罵るは季節を速め元に戻るし、、、 偉そうに発言できる僕たちは
悪しき平和におかされている、、、
「愛してる」




          言ってもくれぬ{ルビ彼=あ}のひとに
               などか{ルビ操=みさを}を捧げむとすや
意味も無い
この毎日が
僕たちを
ゆっくりと食む
ただ朽ちてゆく



本当は
高いビルから
垂直に
落ちているだけ
死んでゆくだけ
 ....
満開の 白い花弁を ぱらぱらと 校庭パスタ 降りかける朝

閑散の 夜桜の道 街灯が 照らす花びら 真白く静か
寂しさを埋めることばを持たずして
        初めて「こどく」の意味や知るらむ
来ぬひとを 待って待って待ちぼうけ
         デートの邪魔などしたくないのに
母子家庭
外食帰り
春の夜
空を貫いてく流れ星
飛ぶ鳥を“俺のものだ”とをのこ言う
          鳥はもはや還る気もなし
やけどしてビリリ痛いと泣く声を
聴いてた優しさが雨になる




夢の中眠気を退けて数えてる
冬籠りしてたい歌星人




ビールとかビターチョコってほろ苦い
B(ビ)という ....
たくさんの言いたいことを飲み込んで
             ひどくなる咳に血を見る 溢れ出る血を花束にして
バイバイと書き加える手は震えずに
         そして《あした》の扉をひらく


    あたし わたし たわし ワタシ 一人称は結局わたし

      ※わたし五段活用
ライターの
薄い炎を
雨の中
ともれともれと
念じて熾す




喉笛に
指を突っ込み錠剤を
吐いて
すがった
 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
短歌。20250508大町綾音125/5/8 7:16
温い土はるな125/5/7 9:35
君恋いし歌栗栖真理亜125/5/6 11:33
蚕豆はるな425/5/2 10:22
金曜日425/4/25 11:32
アンタなんか大嫌いTAT125/4/24 0:45
He dose not Kind !リつ2*25/4/23 22:04
悲しいうた秋葉竹125/4/22 22:19
はるな225/4/22 14:20
地獄変・偸盗TAT125/4/20 22:35
語り部足立らどみ325/4/20 20:11
青い深い星TAT225/4/19 19:38
薔薇リつ1*25/4/18 8:02
鮮やかな闇3*25/4/17 8:36
満天星4*25/4/16 10:12
花筏はるな525/4/15 13:34
サラエボ足立らどみ4*25/4/15 6:03
狂咲3*25/4/15 5:59
ヒマジン225/4/15 5:50
みさをリつ1*25/4/14 10:49
まるで○△□のようにTAT2*25/4/13 12:40
桜道キャサリン3*25/4/13 7:19
こどくリつ3*25/4/12 17:37
待ちぼうけ1*25/4/12 17:06
かっとばせキヨハラくんTAT225/4/10 20:31
飛ぶ鳥リつ5*25/4/10 9:29
うた結川菜青1*25/4/3 20:54
せきの花束リつ4*25/3/31 17:47
《あした》2*25/3/30 19:02
夜とタバコと雨TAT1*25/3/30 7:54

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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