日暮れのさよなら (ご利用は計画的に)
乾 加津也

水底リザーブしておいて
これから、瞳は、こぼさず、もらさず
底までゆこう光の竿をたぐりよせあゆみつ
The wind dies down.

少女は祈る少女世紀の立体少女症候群の。―――熱心に―――
チレチレ風を、つかむ胞子×☆。―――明るさビームで
唇ひらいて、ゆっくり瓜がでて、割れる、して
ラクダが 、わたる。←これがスタート
ミズミズしい知ラナイを覗いて
(映せない)ゆらゆら

凧、手繰れないランナーズ
@クラッシャー
“いけ、まっすぐまがって”
“日暮れには声をかけないでください”

革の手帳がめくれる
さよなら
Do !


自由詩 日暮れのさよなら (ご利用は計画的に) Copyright 乾 加津也 2010-12-25 11:42:47
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