じんしんじこで電車がこないホーム、ホームをはしからはしまであるいている、きれいな服だねと言われた、せかいは熱湯のなかにある、この駅には猫がすんでいる、猫はよごれている、わたしは白線ぬかしのずるをし .... Jポップに音の芯が
鼓膜の中にはないものだったとしても


私は 一つの憂鬱として聞こえない
私にはいつくしみが必要だった


今日も憂鬱な様子がしている
小魚の前だった


 ....
歌でも歌いながら気楽に行こう
自然淘汰なんて
誰が生き残ってもいいんだ
最適解は一つじゃない

絶滅してしまったものと
うまくやりすごして来たものとの差なんて
ほとんどはただの成り行き
 ....
電車の中で、立って本を読んでいた

隣に、老夫婦がやってきた

夫が、妻の手をひいていた

ふと、その妻のほうを見やると

白い杖を、ついていた

ああ、私は理解してそっと邪魔にな ....
追求から執着へ
ほそい糸におぼれる
そもそものはじまり
は、
なんだったか
わたしは
世界に参加したかったのだ
ひとりで立っていると
おもいこんだまま
あなたのくちびるから海がこぼれる
塩からい水が胸を濡らすから
わたしは溺れないように息をする
そっと息をする


空の高みが恋しいと指先をのばし
両手を広げてみるけれど
あなたの海が追 ....
君が望んだことの
お返事ですが

私も同じ気持ちです

君に食べられたいので
腐葉土になります

きっと私はもう
人の形ではありません

だから恐がらないで
いいんだよ

 ....
何にもするべきことのない
そんな毎日を、私は
泳ぎ回るようにして、じっと
漂っていくだけ

私は手にコインを持つ、そして
疲れた体はその一つを捉える
手にお金があるのだと知り、眠りにつく ....
{引用=


最近
ずっと
考えていた

部屋の隅に
うずくまって
考えていた

考えることの
テーマは
その日ごとに
違う

まるで
飽きないように
作られた
 ....
そう言って 羽を伸ばしていなかったというように
ぼくに伝えようとしているのかな
料理教室で素敵な魅力の誰かに会ったら
きみが幸福な事故に遭ったら
僕は何事も耐えられません

キッチンって  ....
眠いから寝た
疲れたから寝た
悲しいから寝た
わかんないから寝た
水たまりみたいに寝る
昼間に寝る
ずた袋みたい
粘土

つまんないから寝た
寂しいから寝た
頭痛いから寝た
覚 ....
狭い空
それでも見上げて

厚い雲
それでも見上げて

僕には未来があります
{引用=


今すぐにあの憐れみが欲しいの、と わたし揺れてる 吊革みたいに



不特定多数のからだは湿ってて乾いた肌を忘れそうです



あおむけで爪先ぴんと伸ばしたらさみし ....
吹く風よ微笑む人の面影よネム絶え間なく船出の風情
 
朝ごとにアサガオその名に天国を青さに空を映して地上に
 
花、柘榴。タコさんウィンナ血の味を実に成す前に朱色地に散る

鬼の木は{ルビ ....
 
 愛は四重奏

 愛は三重奏

 愛は二重奏

 愛は孤独奏 
げんこつみたいな心がね
ごろごろするから痛すぎる
ぎゅうっと ぐうっと握ってる
そおっと開けばいいのにね

つんつんとんがる手の平は
だれの心も指している
ふわっと さらっと流れるような ....
チェロが重低音を響かせる中
正座した理屈が
墨を含んだ筆をとり
大きな美濃紙の中央に
ごつごつとした岩山を

描く



モノトーンの岩山は
山肌の陰影だけ 浮き上がり
山の際 ....
夏の初め
曇り空の海に浸かり
上向きに浮かぶ視線は
隠れている
太陽を探すばかり

くるりと反転して
水面を押して
飛び立って行くであろう翼を
もぎ取る勇気もなくて
黒い染みを広げ ....
悲しき道化師の夢を見た

がらんどうに流れる残響
琥珀色の朝日

笑顔の仮面は外れることなく
重い鎧をつけたまま

笑いながら、泣いていた
笑いながら、怒っていた
笑いながら、哀れ ....
眩い光りは衣を重ね
いつまでも消え去らぬ 
それは人知れぬ
夏の海峡の 輝きを増した陽炎
落ちてきた 数知れぬ星達をあつめた天の河のように
静かによこたわる
無数のきらめきは、時を惜しみ
 ....
カムパネルラの瞳が
どこからかしずかにみおろしているような星空

君の沈黙 君の横顔
それはなにかうつくしく けれどものがなしい
予感に満ちているようで
僕も黙ったままでいる

僕の脳 ....
春になると
桜の木の下で舞い上がる花びらを見ながら
ぼくに笑いかけるきみ
小川のせせらぎを聴きながら
無邪気に冷たい水をすくいあげるきみ
教壇の目の前に座って
熱心に授業を受けるき ....
他人が優秀なのは何らかの罰であることが分かった
自分が褒められず他人が褒められたり
他人が主導権を握ったりするのは
明らかにおかしい

自分は世界に一人しかいないが
他人はたくさんいるので ....
砂漠ならばいい
砂漠のヒキガエルのおなかにシリアルナンバーが
あったというならあったのだろう
アーティフィシャルなヒキガエル

けれども日曜日の遅い夕方
ふと目をやった河原の石に
なぜバ ....
ベッドの上で背中合わせに座る
言語で相手を欲情させる
触れずにイかせる

卓球のラケットを2本用意する
ベッドの上で向き合って座り
体表を叩き合う

男の尿道に万国旗を仕掛ける
女の ....
オレの言葉に意味はない
オレの思想に深みはない
何か考えている
フリしてるだけさ


一日が終わる頃には
クソして寝るだけ
それだけ
全くそれだけさ


行間からは
 ....
夢は言う
 海に成れれば
 楽になる
その日、檻から放たれたイングランドのすべての男たちは女房から逃げるようにスタジアムへ駆け込んだ
<1966年ワールド杯決勝戦>



春を見て
鳥はなんて思うだろう

月を見て
蛙はなんて思うだろう

虹を見て
花はなんて思うだろう

雪を見て
雲はなんて思うだろう

空を見て
木はなんて思う ....
音域が広がりすぎて小人出る


テルミンのように触れずに奏でられ


真昼の留守宅コップは端へ端へ


また祖母に会えそう異国の逢魔時


109スカートだけが濡れてない

 ....
瑠王さんのおすすめリスト(1548)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホーム- はるな自由詩210-7-15
空と一個の檜と- 番田 自由詩110-7-15
自然と歌と適者並存- 海里自由詩2*10-7-14
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執着- はるな自由詩110-7-14
海のあなた- 石瀬琳々自由詩20*10-7-14
追伸- 自由詩110-7-14
絶望に、無欲- 番田 自由詩210-7-14
_輝けるものは……- 真島正人自由詩7*10-7-13
幸福の食卓- 坂井ハナ自由詩210-7-13
寝た- salco自由詩9*10-7-13
螺旋階段- 瑠音携帯写真+ ...110-7-12
everyday- あぐり短歌5*10-7-12
落とし文月- 小池房枝短歌7*10-7-12
愛についての一考察。- ながぐつ ...自由詩310-7-12
手遊びの今日- 朧月自由詩510-7-12
自尊心- ……とあ ...自由詩10*10-7-11
イリマジル- 自由詩310-7-11
クラウン- 三奈自由詩710-7-11
七夕- 月乃助自由詩16*10-7-11
カムパネルラの瞳- 塔野夏子自由詩8*10-7-11
いなくなったきみを- 寒雪自由詩310-7-11
なんらかの罰- a自由詩110-7-10
バーコード、河原のとある一つの石に- 海里自由詩2+10-7-10
愛の実践講座- salco自由詩6+*10-7-10
偶然の一致- 寒雪自由詩110-7-10
伝え- 佐和川柳310-7-10
フィッシュ&チップス- マクベス自由詩210-7-10
love_songs- 小原あき自由詩19+*10-7-9
清らかなパン- ふるる川柳10*10-7-9

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