ほんとうの事が知りたいけど
正しいかどうかはどうでもいい
つまり、とりあえずは磁北を信じて
夜どおし動かない星を探し出す
北極星、と呼ぶのは僕たちだけで
イトスギ達にはきっと別の呼び名がある ....
夕焼けに深い藍が沁みてゆく 君よ声を出さずに泣くな

寒椿体温混じるその時に二人一つの罪に散る朝

私の破片を集めても私にはならぬそれは君とて同じ事

知らぬ間に花なくなりし金木犀 時は ....
四国の夜

ひっそりとしています

ひっそりとしているのは

夜ではなくて

わたしなのですが


宇宙のどこか小部屋から

その魔法なら知ってます


四国の夜

 ....
掌に溢れる
小さな小さな
名前を持たない海は
誰かが忘れた
いつかの涙

そっと還した砂浜に
魅せた幻想は
いつかの真実

風舞い香る
刹那の宴
海をなくした掌は
冷たさと戯れて
指先を転がしている
 ....
ピアノのあしは楽器を支えているのか
それとも音楽を支えているのか
ギターをかき鳴らす仕草は
そのあしに似て、共鳴する独り言
マイクを持って空を指したとき
ひとはただのマイクスタンドでしか ....
現実はいつも
残酷な音をたてるからね


いまだに
感情をふりきれないこの男は

情けない、と

つぶやくコトバ以外を思い浮かべられなかった


あてもなく
わらい顔をつくっ ....
森林の中
ひっそり潜む
小さな月


あさい眠りの
はざ間を泳ぐ
黒い魚影が


ゆらり と
身体をしならせ
ついばんでいく


冷たい魚の接吻に
吸いとられていく
 ....
キミの笑いのツボがわかるスキャナーが欲しいな
何をどう喜ぶのか探すには時間もかかるし

   キミの誕生日が だんだん近づいてくる
   どんなプレゼントが キミの心をつかめるの


 ....
それは約束された儀式
かりそめの情熱

どちらが先に瞼を閉じるのか
けものの眼差しとなり相手の出方を窺い合う

わざとらしく歯を閉じ
拒んでみせるのは
初々しさをこころにまとい

 ....
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野いちごを食べて、細いけものみちをわけいった。
蔦が絡まる門が、行き止まりを告げているが、
白い壁に覆われた一対の塔をもつ建物は、
わたしを甘い蜜のように誘惑した。
とり憑かれたように、門をく ....
今日は静かな雨
君と焚き火をしよう
やさしいぬくもりでは
凍えてしまう夜だから
黒松の薪なら
煙は雲まで届くだろう
そしたら湿り気の凝集で
雨が雲から
絞り出される

だから焚き火 ....
 
 
 
ハンカチが飛んで、
きみのスカアトがめくれて、
ぼくの目線をとらえて、
きみはウインクをして、
踏切の音がして、
知らない歌が聞こえて、
人々の足音が止まって、
ギタア ....
夏休み前
庭に
ひとつシャボン玉が飛んできた

夏休みが終わっても
そのシャボン玉は
割れずに
そのまま

今日も割れずに残ってる

先週、嵐がきた
昨日も雨が降った

それでも割れない
根性シャボン
未来とは

刹那の最果てのことである

未来とは

刹那のはじまりのことである

未来とはつまり

現在、という

この一点に包含され

現在、という

この一点を包含 ....
逃げ場所は どこだ
酒かタバコか 男か女か

逃げ場所は どこだ
週末か未来か 妄想の中か


声をかけて張られるバリア
視線そらさないで ホント凹むから

そんなに僕が嫌いか ....
手でも叩こうよ
しあわせであっても
そうじゃなくても

しあわせなら
よりしあわせになるように

そうじゃないのなら
少しでもしあわせに近付けるように

できることなら
あなたの ....
 愛していると言われた
 ホントかどうか疑った

 衣類を剥いて 手足を縛った
 跡が残るように きつく きつく


 愛していると言われた
 ホントかどうか疑った

 ....
降り出した季節のはじめのひとしずく 僕は知らずに踏みつける夜


おぼえてるもうわすれてる ふりだしではじめにふったさいころのめは


泣き出した君の最初の一滴を 知って知らずか{ルビ宇宙 ....
秋晴れに
人に求めしカットソー
ふわりとかぶり雲と交わる

顔を上げる 上着の裾がふくらんで
脚から髪まで揺らす風の音

体のびて 力が抜けて 夜も更けて
彼岸の君に会いに行く 今
真夜中に未だ帰り来ぬ君がため
 敷きし布団の寒さ寂しき


桃色に未だ遥けき桜木の
 したたる緑を君と歩まん


夜の湖に照りぬ灯りの瞬きと
 あなたの瞳の星の輝き


夏過ぎ ....
哀しみのあなたの窓辺に秋桜いちりん


――凹
灰色に覆われた低い空に
押しつぶされて
想いと呼ぶには小さな
いくつもの欠片が
重たくなって
沈んでゆくだけ
雨ならなお一層

 ....
知らなければよかったのに黒髪を愛でる手すがり埼京線に


一時間半待たされたコンビニで君にくちづけ投げつけてやる


石段に足掛け君は仁王の前 ほどけた靴紐かた結びして


もう結ば ....
   1

真っ直ぐな群衆の視線のような泉が、
滾々と湧き出している、
清流を跨いで、
わたしの耳のなかに見える橋は、精悍なひかりの起伏を、
静かなオルゴールのように流れた。
橋はひとつ ....
  曇る窓の先は雨
  バスの湿り気に汗ばむ
  ポケットのハンカチ
  フロントガラスをぬぐうワイパーの往復が
  息苦しさをリズムにのせようとする

雨の降るしくみは
学校で教わった ....
うそは泥棒のはじまり
だったはずなのに
ひとは誰でもうそをつく

愛するが故のうそだからと
あのひとは
目も合さずにつぶやいた

その場しのぎのうそを重ねて

針千本の〜ま〜す
 ....
変わらない時間

それが繰り返されている

そういう場所が

きみの心にはありますか


きまりきった場所を、

足ばやに、ゆき過ぎる、

魂を、みがく暇すらありません、
 ....
+桃色檸檬+

 辛いもの好きだけれど激辛を中辛と言えないあたしは甘い女

 左胸青と赤が輝くくせに澄ました顔でピンクレモネード


+泡沫檸檬+

 ビーフカレー当然のように辛口な ....
格闘技観戦が吉 おひつじ座
リングサイドで熱を感じて

無理をせず健康管理大切に
おうし座の君 野菜足りてる?

双子座の陽気な魅力曇りがち
楽観的に甘えてごらん

恋愛はフォロー大 ....
ならんだふたつの石を見つける

それだけで寄り添いあえていた

それに我々をかさねていたのだ


きょうも中秋の月は輝いていた

三叉路で

大人たちが行く先を探している


ならんだふたつの石を見つ ....
Rin.さんのおすすめリスト(1711)
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きっと、別の呼び名で- たりぽん ...自由詩27*07-11-13
微熱- さくらほ短歌8*07-11-13
四国の夜- 吉岡ペペ ...自由詩407-11-7
記憶の旅先- 見崎 光携帯写真+ ...9*07-11-5
そう結局は深夜ひとりで眠る、それだけのこと- たりぽん ...自由詩26*07-11-5
ぽぽろん- わら自由詩10*07-11-5
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メールアドレス変更しました- 北大路京 ...未詩・独白32*07-10-19
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