川で魚を釣り
川で洗濯する
魚を焼き
風呂に入る

一緒に食事して
一緒にドライブして
一緒に川辺で話す
一年に一回だけ

笑って泣いて
楽しく話しましょう
こんな日が毎日なら ....
雨と雨の間に
かおを出した青空に
並んで一緒に伸びをする
夏草はいつのまに
私を追いこして
掲げた手さえ届かない

ぐうんとジャンプで
きみ(夏草)にタッチ
ぐうんと伸びして
きみ(夏草)は空にタッチ ....
ぼくは詩人

そこに全てがあったとしても
全てが満たされるというわけではない

今日もまた

夜の散歩をしていると
密度に出会いました


都会では
満員電車が走っている
 ....
ぼくは詩を書きたい

晴れていく朝の光に照らされて
  今日を夢見し明日を夢見し

今日もまた

朝の散歩をしていると
飛ぶ心に出会いました

朝早く雨は止み
夜明けとともに空が ....
ブルーチップの青いリスは
目を離すと、すぐに増殖して
ガマ口をはみ出してしまうから
台紙にきちんと貼りつけなければいけなかった
母は台紙をもらってくれると約束をしたのに
永遠と立ち話をやめや ....
パズルあるいは心象風景


つつじヶ丘 SSRI 調布 
レスリン 団地 コントミン 

野川

世田谷 デパス 下北沢
トランキライザー 代田 成城 鬱病

ハルシオン 仙川  ....
?.

ああ
オルテンシアがほんと楽しそうだ

あんなの日本語だとね、てんこ盛りって言うんだよ。
ひひ、てんこ盛りだって、おかしいね。
まあ、要するに、昨日の俺たちのパスタだ。あれが ....
ぼくは詩を書きたい

季節のおとずれは
音と訪れを感じさせる

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏の音に出会いました

草の上の朝露が
きらら きらら

野を彩る花々が
 ....
ぼくは詩人

想像は具現され
具現はさらなる想像を描く

今日もまた

夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました

夜の道を南東に向かって歩く
星空の中に
赤い星がまわりの星 ....
たくさん並べた小瓶でも
何故か赤い花ばかりが残った

初夏の風はゆるく
容易く記憶の鍵を解いてしまう
なだめすかすような優しさで

麦茶を半分だけ残して
閉じた瞼に 涙を挟んで留める
 ....
天気予報は曇りだったのに
家から出て五分も経たずに
全身隈なく水浸し

コンビニに逃げ込む頃には
汗か雨だか分からない汁が
口の中に入ってくるじゃないか
いい加減にしてくれ
僕が何をや ....
身体の中に高速道路
を抱く女
車の往来があり
多ければ渋滞になった
特にそれは料金所付近で
もちろんETCも使えた
あちらこちら防音壁は壊れ
溢れて久しかった
両の乳房に顔をうずめ ....
雨よ降れ
風よ吹け
雷がなり
眠る妖精

拳を上げ
根性出し
底力見せ
男の意地

元気愉快
緊急事態
緊張状態
放心状態
物語の終えた本を
閉じると同時に
欠伸をひとつ
いつの間にか外は雨

こんなに近く
ガラスを滑る雨に
今更気づいて
覗いてみたのは
深い夜
明けること
わかっていても
朝はまだ ....
ぼくは詩を書きたい

季節は世界をその色に染め
心もその色に染まる

今日もまた

朝の散歩をしていると
白い夏に出会いました

夏は白
入道雲が高く立ちのぼる
澄んだ青空は後 ....
あのときの金魚生きているよ
あなたと何回挑戦しても
ポイはすぐに破けてしまって
夜店のおじさんが呆れて分けてくれた
小さな二匹の金魚
お口をおちょぼにすぼめた金魚鉢は
ひらひら朝顔のように ....
まるでぬいぐるみみたいな
ペットのトイプードルは
こんなに汚い私の手も
ぺろぺろ
ぺろぺろ
とてもきれいになめてくれる
犬は人間以上に
人間のきもちを理解している
わたしはバイキンなん ....
初夏の暑さが永い眠りから目を醒まし
地上暮らしの人々を焦がす

赤や黄色のピーマンが八百屋に並び
肉屋さんでは安く国産牛が売られている

こんやはかれーにしよう

と、母は娘 ....
水が
光のように満ちる
その上に折鶴を浮かべ
はるかなその波紋を数える
誰もいない放課後の学校で

光り輝く廊下の先の

太陽が差し込む窓から

僕は身を乗り出して

野球部の練習風景を

ぼんやり見てるだけ

汗水流してただボールに

向かっ ....
夏の生ぬるい湿度を体に纏わりつき
振り払おうとジタバタすればするほどに
夏の中に潜り込んで行く

カクテルの色彩の鮮やかさ
夕焼けのその偉大な大きさ
滲みながらキャンバスに色が付く

 ....
ぼくは詩を書きたい

楽しむことに一日を使うよりも
楽しめるものを探すことの方が
その一日は長い

今日もまた

朝の散歩をしていると
向日葵に出会いました

そこには
たくさ ....
赤いくちびるの、艶かしい呼吸の高まりが、
耳元をかすめ過ぎて、
世慣れた顔のひろがりは、穏やかに浮かび上がり、
成熟した夏を秘めた、
落ち着く若い寡婦の頬をかしげて、
経験にさばかれた甘い水 ....
レイン レイン
降りやまぬ雨
はじけ したたり
集まり 流れ あふれ

激しく打ちつけたのは
霧のように絹のように
こまやかだったのは
細い肩を震わせて
柔らかに濡れて
 ....
ぼくは詩人

幻は時に
現実までをも映しだす

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜の月に出会いました

目の前の道をまっすぐに歩けば
右斜め上には煌々とした満月

歩む後 ....
空白の空間に立つ彼の前には、
「{ルビ0=ゼロ}」の文字が浮かんでいた。 

「0」に足を踏み入れ{ルビ潜=くぐ}り抜けると、 
そこは社会に出て間もない頃の職場で 
七年前の彼が先輩達に囲 ....
水の中に
カエルが一匹
鳴いている
失わないと分らない

寂しさがつのる
悲しさが零れる
夜を泣き明かし
元には戻らない

友達を失った悲哀
救えなかった自分
彼は助けを求めた ....
すべてをわかった瞬間
羽根が風を駆け上がるように
あの空に溶けてしまうかと思った
それほど あなたの存在は鮮やかで
哀しいほどに遠かった

あなたが見つけた道と
わたしが求めた道は
違 ....
バスに小川が乗ってきた
どこにも流れることのできない小川は
だらしなく床に広がった
立っている人は足を濡らした
座っている人は足を濡らさないように
座席の上に膝を抱えた
大学病院
 ....
缶コーヒーを手の中で温めた
缶コーヒーを手の中で温めた

沸騰する前に プルトップをカシャッと開けて
ぬるい 缶コーヒーの液体を飲む
公園のベンチで飲む

頭の悪そうな子供らが駆けながら ....
Rin.さんのおすすめリスト(1711)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
七夕の下- ペポパン ...自由詩5*06-7-7
夏草と空と私と- LEO携帯写真+ ...14*06-7-7
ぽえむ君−密度−- ぽえむ君自由詩5*06-7-6
ぽえむ君−飛心−- ぽえむ君自由詩3*06-7-6
ヒーロー伝説- 佐野権太自由詩21*06-7-6
孤立する夢想- たかよし自由詩7*06-7-6
あ、じ、さ、い。- 水在らあ ...自由詩67+*06-7-5
ぽえむ君−夏音−- ぽえむ君自由詩3*06-7-5
ぽえむ君−夏星−- ぽえむ君自由詩4*06-7-4
麦茶を半分だけ残して- 藤原有絵自由詩9*06-7-4
通り雨- 松本 卓 ...自由詩2*06-7-4
ハイウェイ- たもつ自由詩506-7-3
天地騒ぎ- ペポパン ...自由詩6*06-7-3
続きの雨- LEO自由詩8*06-7-3
ぽえむ君−白夏−- ぽえむ君自由詩4*06-7-3
母斑- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-7-3
なめられる- 壺内モモ ...自由詩5*06-7-3
夏夜の夢- 海月自由詩3*06-7-2
静か- 石瀬琳々自由詩14*06-7-2
アフタースクールグラウンド- こめ自由詩806-7-2
夏のある日の出来事- 海月自由詩1*06-7-2
ぽえむ君−夏花−- ぽえむ君自由詩6*06-7-2
ダブリンの草莽- 前田ふむ ...自由詩18*06-7-2
レイン- まどろむ ...自由詩5*06-7-1
ぽえむ君−幻夜−- ぽえむ君自由詩5*06-7-1
「_0_」_- 服部 剛自由詩6*06-7-1
ナベちゃん- ペポパン ...自由詩3*06-7-1
蒼の軌道- でこ自由詩3*06-7-1
最初に- たもつ自由詩1806-7-1
ハワイアンブレンド- しいこ。自由詩3*06-7-1

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