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蕾のようなあなたを信ずる事
翼の無い少女のあなたを信ずる事
深く潜っていた事で
光を失ったという錯覚は
今
君のゆるやかな一歩で
打ち砕かれました
僕は僕の中で眠っていた ....
君は君にしかわからない
悲しみの空気を読み込んで
そっと手のひらで文字にして逃がす
窓辺にもたれて
涙もこぼさず
僕はこの世界を
少しだけ繋いでいたくて
小さな音で音楽をかけ ....
Gのベクトルを探してきて
今すぐに
わたしは ここで うたをうたっている
Fのサイレン拾ってきて
今すぐに
わたしは ここで うたをうたっている
Aのワルツ踊ってみせて
....
コンクリートの森で
遊ぶ子供は
四角い空をみて育つ
贅沢な大人は
退屈をお金で買って
美しい水を飲んで暮らす
ジャンクの少女が
生活から切り取った
光を集めて巣を作る
風が凪 ....
生活という枠組みをいつも
穏やかさと野蛮さでもって
埋めてしまいたいと思っている
ただ一人の人を想う事さえ
億劫になるほどの
気持ちのよい自分のテンポで
強かに踊れるって
素敵で ....
陽炎たつ錆色の線路に沿って
かつて遠くの街まで貨物を運んだという
歴史の残痕を夏草に問う
どうして忘れられなくてはいけないの
なんて
誰にもいえない
答えられない
小さな ....
いっぱい入れると
足りなくて
足りない
足りない
もう
全部要らない
と
箱をひっくりかえして
からっぽ
いっぱいあると
足りなかったのに
何もないと
一つ ....
浴衣に片思いを忍ばせて
ぼうっと光る
夜店の明かりに吸い込まれていく
君は決して
私を待つ人でなく
私は決して
君を待ったりしないと決めていて
今思えば
それだけで
私た ....
生活をここから始めます
一つ約束事
頑張ります
きっと泣きます
くじけます
いつか
隣に誰かいます
知らない街へも
恐れず往きますね
広げて広げて
たくさん愛して
....
パキシル30mg
の、見せる現実のプラスレート
空想の透明度
限界線を見せない
夏雲の上に抜ける青に似た
昨晩打ち明けられた
銀粘度の約束は
いつか憧れた遠い未来にリンク ....
たくさん並べた小瓶でも
何故か赤い花ばかりが残った
初夏の風はゆるく
容易く記憶の鍵を解いてしまう
なだめすかすような優しさで
麦茶を半分だけ残して
閉じた瞼に 涙を挟んで留める
....
願いをかけた
あの瞬間は排斥
磨耗した言葉が
軋んで悲鳴をあげているわ
オジョウサン
ソレ
コトバノムダヅカイ
くるり廻って転回な展開
はっぴー七夕でい
こそ ....
真夜中には出掛けましょう
「抜け出す」後ろめたさはありません
それを叱る人もいません
昼間グランドを駆け回っていた
少年少女は今頃健全な夢の中
グランドが闇に染まったら入 ....