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超一流のショコラティエに
私を一粒のチョコレートにしてもらって
あなたへと贈ります

私の黒褐色は
独りで過ごさなければならなかった
いくつもの夜の色

自分自身に問い続けながら眠りに ....
満たされた月が
静まる夜に息をかけ
澄みわたる気配は
、まるで水の中
地に影おく木々の枝先は
水草のように揺らめきたって
浮かびあがる山の稜線で
青さを図る

私は膝をかかえ
天を ....
いつもより少し紅くて目に とまる

見上げる色に心が とまる

足を止めると時間も とまる


いつもより少し鮮やかで変わらぬ空に ホッとする

目に見えぬ地球の自転もあるのだろう
 ....
冬が 溶けて 水になり

小川になって

春 うたう


集おう

みんな

輪になって


平和の うたを

うたう とき


優しい光 ふりそそぎ

迎え ....
ルビー

サファイア

アメジスト

トルコ石

珊瑚

真珠

ダイヤモンド・・・・

指先や首周りを飾る

宝石は数々あれど

あたしの足下で

輝いて ....
彼氏が泣いていた
じゅうにこも年上
子供みたいなひとだ

ばんばんびがろ
とゆう人が死んだって
とても悲しいらしい

つよすぎも
よわすぎもしない
プロレスラーだったとゆう
わた ....
現代詩フォーラムというところに
詩みたいなものを投稿しているが
ほんとすげえ時代になったよなあ

チャットやメール
言葉だけで繋がるって奇跡に近い
一人一人微妙にとらえ方が違う言葉ってもの ....
あぁ、
お前も なのか

カーテンに包まれるのが
そんなにも
愉快なのか
そんなにも
楽しいのか
娘よ

娘よ、
お前も なのか
バイト先に君臨する
みんなが女王と呼ぶあのお方

いつも凛として
一喝一瞥で皆震えあがり
誰も決して逆らえない

でも私は知ってるの
彼女が?クチュン?って
可愛いくしゃみを ....
 せまいワンルームマンションの一室で
 独り耳を澄ましている
 街の喧騒は遥か彼方で
 過ぎ去りし月日が俺の後頭部をくすぐる
 
 失くして戻らないものは数知れず
 今だにエンジンのかから ....
最近の紙ってのは
紙じゃないね
ケント紙だとかルーズリーフだとか
下らない
にじまない紙の何処が紙だというんだ

紙はね

にじんでこそ紙の価値が問われるのさ
とく ....
へそで茶を沸かすにはどうしたらいいのか?
俺はそのことばかり考えている
誰もがへそで茶を沸かせるようにならなくちゃいけないと思うし
実際そうなればガス代が浮くしエコロジーだし
サミットでへそで ....
と、
いうわけで。
この国は美しくなりました。
美しい国に人間たちいません。
美しい国に人間たちいりません。
だから人間たちみんなで食べました。
美しくない人間たち ....
冬だね
ほんと
もう公園の木
裸だね 
寒そうに
ねえ
踊ろう
でもまだ
カーテン
つけてないんだね
外の人々から
どう見える
だろうね
幸せな
風景か ....
ギュッと圧してください。
力強く圧してください。
痛いですか。
ここは、平均的な生き方なんて
存在しないんだということを
文化人類学的に証明したい時に効くツボです。

ギュッと圧してくだ ....
 どこまでも続く道を一人暗闇の中歩いている
 一人で一人で一人で一人で ひぃっ

 人生知れたこと
 どうなる地球
 どうなるルー大柴

 まだこんなことろにいる自分
 さっさと片 ....
どうでもいいような昔のことを
おおげさに懐かしがったり
にぎやかに笑いあったりしながら
おれたちは川べりの細い道を
ただぶらぶらと歩いていた
真冬の太陽は
弱々しいけれどやさしく
そして ....
郵便受けに
故郷からの便りが
届いていたので
返信を認めて
ポストに投函しに
夕暮れの街に
足を向けた時には
五時の鐘の音を
久しぶりに聞いていた

その独特の匂いに
包まれるよ ....
{引用=
雪睫毛、って言葉を
貴方に送る手紙の冒頭に書きたくなって
意味も勿論分からないままに
便箋を箪笥から出してきました


「雪睫毛」


二〇〇六年 十二月 三十一日 大 ....
エレベーターに乗ろうとして
エベレストに乗ってしまった
家のローンもあと二十年くらい残ってるのに
まさか自社ビルで遭難するなんて
眠ったまま電車を乗り過ごすこと数回
失恋十数回
上司に怒鳴 ....
彼は眠りこけているが彼女は目覚めている。

息で曇る車窓の向こうは夜更けた雪国、
どうせなら洒落たペンションにでも泊まりたかった、
と彼女は思うけれど、
財布の中身を考えれば車中泊もしかたな ....
やわらかにゆれる春
少し冷たい足の裏に
わくわくが止まらない

見渡すれんげ畑の向こうを
単線の汽車がゆく
わたしの知らないどこかとどこかが
つながっている

小さな花 ....
答えの見つからない黄昏は
何も語らず海に呑まれた
わたしはハルシオンを含んだまま
冷たい駐車場で{ルビ瞼=メ}を閉じる
柔らかな夜風が
アルコホォルの香りを運び
弛緩したピアノ線が
わた ....
そう、バイオリン
君は三角関数を使った見取り図で
明らかになる情熱の核心に向かって
音を奏でればいい。

そう、トランペット
君はハッブル定数を感情に見立てた
弛緩する精神に緊張を持ち込 ....
地球上の七割は海で覆われているって言うけれど
性懲りもなく奪われてしまう命のせいで
哀しみばかりが満ちてきて
涙で水没しそうな勢いである
毎日どこかで涙が溢れ、乾く暇もなく
陸地面積を脅 ....
動かない空気のなかで
宛てもなくひらりと
便箋を翻すと
そこには
まだ言葉にならない溜息やのぞみが湧きだして
いつの間にか黒い模様を描きはじめる


遠くへ帰るひとを
いま見送っ ....
音楽室の
Yちゃんの真新しい椅子の後ろに
Yちゃんの埃を被った椅子
その後ろに
Yちゃんの足が折れた椅子
その後ろに
ばらばらになった
Yちゃんの椅子
その向こうは
床が崩れて
そ ....
例えば
風船のような希望に
幾千の針の雨が降ろうとしているとして

例えば
紙切れのような希望に
火が燃え移ろうとしているとして

例えば
今にも崩れそうな崖の先端に
希望が乗っか ....
いつだって君はそうなんだ
本当は塩ラーメンが食べたいくせに
なんでもいいよと答えてみせる
そのくせ
味噌ラーメンを食べたあと
必ずこう言うんだ
塩ラーメンが食べたかったのに


アイ ....
断じて違う。
私は大マゼラン銀河ではない。
それは何かの誤解というものだ。
それは私どころか
世界を曲解している何よりの証拠だ。

断じて違う。断じて違うのだ。
私は一級品のミョウガでは ....
佐野権太さんの自由詩おすすめリスト(4554)
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