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ため息は
紅茶の香りとともに
茜色の椅子ににじんでいく

夕日をスプーンでかき混ぜたら
もう一度新しい夕日が
生まれ変わる

角砂糖は
白い四角い砂のお城
きらきらと輝くけど
さ ....
toku toku と振動音
なにを感じるの
その小さな心で
やがて想いは想いでへと
日々の木漏れ日のような
優しさに埋葬される
ママあの
超合金買って
またね
またこんどね

こんどって
いついつが
こんどだったのだろう
もう
こんなに
大きくなりすぎてしまったのに

ママあの
超合金いつ
買ってく ....
 寝過ぎで頭がガガガガン
 少しずるいことをしてしまったような気になる
 歩いて2分の自売機に缶コーヒーを買いに出る

  しまったぁ!

 すばらしい天気じゃないか!
 こんな日に夕方 ....
わたしには、
愛すべき、
愛すべき人がいる。
その子を、ときどき ぎゅっと抱きしめる。

くやしさや、
かなしみを、
わたしは一緒に感じてやる。

ぎゅっと、力強く抱き ....
実のところ僕がこうして葡萄酒を喉に流し込んでいるのと

きみがグラスを傾けてやわらかな唇から葡萄酒を飲み下しているのとでは

まるでまったく別の所作のようにしか思えないのです

そうして薄 ....
最近気になる病気は あれ、なんだっけ。
思い出せない病気です

誰から聞いたのか誰に言ったのか
思い出そうとすると肝心なとこがやっぱりモザイク

ちょ、待って。あーちくしょう

髪に熱 ....
仕事のない月曜日
事務所に向かうお前の後を

潮風がしみ

猫舌でいつも遅くなるおまえは
長い足ですいすい歩くから
まだ半分ねているおれは
かるく小走りだ
お前の少し後ろを

 ....
ぼくは詩人

時は自然に過ぎ
自然が時を過ぎ去っていく

今日もまた

朝の散歩をしていると
ほととぎすに出会いました

高い木の枝に止まったまま
ただじっと
遠くを見つめて
 ....
そのときあたしたちはデニーズにいて

いっとくけど詩には結構本気のほうだとおもってた


「智恵子抄をよめばなにもかもわかるのかもしれない」
とおにいちゃんがいいはじめた
最近好きな女子 ....
進め進め進め進め 進め

全ての道程は肯定されて、あらゆる方角は開放 オール・グリーン

東 西 南 北 あらゆる獣が神話の中から首を覗かせている

其々が其々の神の存在を信じ
 ....
田舎は良い
風は青いし
空は広いし
何より高い建物がないのが良い
ピーチクパーチク
ワンワン
ゲコゲコ
ジージー
ってうるせぇなぁ!
見事にカルテットしてんじゃないよ!


田 ....
妻とふたりで
人生ゲーム
眠れないふたりは
お酒も飲めないから
ルーレットを回して

ひとコマすすんだり
一回やすんだり
思い通りにいかない人生の仕組み

結婚したらピンクの車にの ....
ぼくは詩人

何かのために走ることも
走って何かを求めることも
人としての営み

今日もまた

朝の散歩をしていると
疾風に出会いました

勢いよく真正面から
ぼくを飲み込む
 ....
あなたは私のことを迷惑だという。
私の頭がおかしいという。
だから私は笑う。
おかしいからじゃない。
悲しくて悲しくて、笑える。

最愛のあなたを
困らせるつもりなんかない。
そんなわ ....
母は優しい
兄貴より遥かに出来が悪い俺は、
絵が好きで詩が好きで、なんだかいろいろ中途半端で、
でも、
生まれてきてくれて本当に嬉しいのだと
臆面もなく言うから
俺はいつもあなたの目を真っ ....
目が覚めた

まるで機械仕掛け

無機的な朝食

拭い去ることの出来ない憂鬱

プラスティックみたいな表情

誰かの

君の

そして

きっと僕の

僕はいったい ....
せっかくお風呂に入ったのに
自分のからだがすっかり無くなっていた
どこかに忘れてきたにちがいないけど
いくら思い出そうとしても
ここにいた時には確かにあった
という自信がもてない
 ....
ぼくは詩人

今は昔の話となってしまったが
と言える自分もまた自分

今日もまた

朝の散歩をしていると
青年に出会いました

若々しいその姿は
自信に満ち溢れていました

 ....
歌舞伎役者は
立っているだけで美しい
その凛とした立ち姿は
長い鍛錬の賜物だ

私の言葉よ
おまえは立っているか?
インターネットの言葉の荒野で
おまえは立っているか?  ....
 眠りから覚めると真っ白い世界が待っていた
 黄金週間の真っ只中
 僕には予定なんかありゃしない
 
 こんなに神々しい日においてけぼり
 こんなに喜びに満ちた日に喜びを感じない

 い ....
一杯のレモン水が
少女の潔い清らかさを崩壊させる
振り払ったはずの
輪切りする手のぬくもりを
思い出す指が水滴に濡れて

この苦悩は
億千と繋がる母らのつらみ
そうであるなら耐えてみせ ....
Scene-1 ワンナイトスタンド


吸いかけのセーラム・ピアニッシモ
「お先にどうぞ」はシャワールームに消えて
枕の下に隠した明るい家族計画は
LLサイズの見果てぬ夢
渇いた二人の身 ....
ぼくは詩人

幸せは時代によって
人によって大きく異なるもの

今日もまた

朝の散歩をしていると
無人販売所に出会いました

百葉箱みたいなものに
たくさんの野菜が入れてあって ....
キミは
そのまんまでいいんだ

いいんだ

キミの
そのまんまがいいんだ

ちょっと言うから
少しの間
ちゃんと聞け

いいんだ
キミのそのまんまが大事なんだ

「だ ....
美術の先生が
黒と白だけは
どんなに絵の具を混ぜても
作り出せないのだと言っていた

そんな貴重な色の絵の具は
どんな材料で作られ
どこの国の工場から送られてくるのだろうかと
想像をめ ....
歯がしくしく痛む夜にミントを、
初夏の風と小さな葉っぱを
コップの水に
くるくる溶かして
蛍光灯の下で、うがいする


クールグリーンの麻酔をかけられて
小骨のように引っかかっている、 ....
雑貨屋で見つけた黄色いとんがり帽子。
絶対似合うはずは無いんだけど、買った本人もびっくりの衝動買い。
タンスから黒いタートルネックと青いパーカを引きずり出して
とんがり帽子で目元を隠せば
私の ....
ぼくは詩人

明と暗は
それぞれ逆があって
はじめてわかる

今日もまた

朝の散歩をしていると
朝影に出会いました

朝日の光の方向と反対に
ぼくがつくる自分の朝影

い ....
囀るひばりに誘われて
五月の原っぱ

やわらかな緑が
裸の足にくすぐったくて
昨日はふり向きもしない
ぺんぺん草がかわいらしい

青い空に
浮かんだ雲を
目で追いかけて
眩しい形 ....
佐野権太さんの自由詩おすすめリスト(4554)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ため息- ふるる自由詩14*06-5-8
- 佐藤伊織自由詩3*06-5-8
超合金- ZUZU自由詩4+06-5-8
ガガガガン- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-8
Kちゃん- 小鳥遊儚自由詩106-5-8
静かな酒の席にて- 436自由詩3*06-5-8
モザイク病- アサリナ自由詩9*06-5-8
BELTZA(ベルツァ)- 水在らあ ...自由詩706-5-8
ぽえむ君−時鳥−- ぽえむ君自由詩11*06-5-7
ポエム兄弟- モリマサ ...自由詩7*06-5-7
『オール・グリーン』- しろいぬ自由詩106-5-7
故郷カルテット- 美味自由詩2*06-5-7
人生ゲーム- ZUZU自由詩406-5-7
ぽえむ君−疾風−- ぽえむ君自由詩5*06-5-6
普通のこころ- 美味自由詩1*06-5-6
no-title- 士狼(銀)自由詩20*06-5-6
月曜の朝- ジム・プ ...自由詩2*06-5-6
からだ- たもつ自由詩9*06-5-5
ぽえむ君−今昔−- ぽえむ君自由詩7*06-5-5
詩論以前- 佐々宝砂自由詩12+*06-5-5
暇なんだろう?- 山崎 風 ...自由詩4*06-5-5
少女- かや自由詩6*06-5-5
Forget-me-not_(GW_Special_Vers ...- 恋月 ぴ ...自由詩12*06-5-5
ぽえむ君−花橘−- ぽえむ君自由詩9*06-5-5
泣き虫へ- よーかん自由詩3+*06-5-5
潔癖症の子供- マッドビ ...自由詩1006-5-5
mint_fish- まほし自由詩10*06-5-5
まほうつかいにあこがれて- yuma自由詩4*06-5-4
ぽえむ君−朝影−- ぽえむ君自由詩8*06-5-4
ハミングバード- LEO自由詩9*06-5-4

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