名もない川のほとりで僕らは何も知らずに生きている


いつかの雨で水かさの増えたその川の
どこかで誰かが流されたらしい
虫取り網を持った人たちが
すくって助けてあげるんだと
張り切った手 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=32856


題名がいい。期待感がある。駆け抜けるっていうのが宇宙がコスモでエクスプ
レスって感じでダイナ ....
探しものはあっちみたいだ

ゆっくりと
確実に
足取りは早くなる

あおそらの下
知らない内に僕は笑って
作家とはどういう人たちなのだろう。
だいぶ以前のことだが、田久保英夫(1928〜2001)の「小説創作」のセミナーに通ったことがある。そこでは「小説家はひとでなしだからね」が彼の口癖だった。「ひとで ....
東京少年
空を見上げる
星が見えない新宿の夜空
僕達は 吸い慣れた煙草をふかして
何時も通り どんな通りだって
みんなして練り歩いていた

東京少年
空を見上げる
星が瞬く世田谷の夜 ....
もーいーよー 許されたのはいつの日か

携帯の電源切って眠る夜

サクラチル 散った桜はゴミ箱へ

繰り返し言った所で手慰み

寂しいの そういう事は忘れたよ

公園で子どもの頃に ....
「魚の目ん玉だったら、コラーゲンだし、役にも立つのに」


そう吐き捨ててアイスピックを洗いに踊り場へ
階段の壁面に喰らいついている蛇口をひねる水は冷たい

目ん玉は、掌の上で ....
女だったら
ほぼ誰でもいい
面倒くさくなくて
うざくなければ
だって忙しいから
一年契約の
派遣の女の子に
毎年手を出してる
そういう噂
大した自信だね
断られたことないの?
な ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=28059


人は海っつうのにとかく救いや許しを求めるようだ。
でかく許容がありそうであり、たちうちのでき ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=18384


「わかんね」と書いた時点で負けだ。負けん、負けんぞ、「負けないもんっ」
(出来るだけカワイイ ....
人さらいは人をさらったことがない
これからもさらう予定がない
けれど人さらいは人さらい
それは何の比喩でもなく
人さらいが人さらいであるということだ
何故人さらいは人さらいなのか
生まれた ....
気がついたら
誰を見ても
ママになってた
道に迷った人がいれば
「かわいそうに、いま連れてってあげるね」
転んだ人がいれば
「あらあら大丈夫、泣かないで偉いわねえ」
寂しい人をみたら
 ....
小指のつめが騒いでいても
あなたはつゆと気にしないのね
遠くをみて
空をみて
目の先には春

時計の針の柵が越えられないのよ
わたし
間から手も
出せないくらいに

のどの奥にあ ....
受け止めかねる日々が
一日の中にいっぱい
押し寄せてくる
あるいは、波の中にもみくだされ
僕は
思い出の中のせいぶつになるように
ウニャウニャと日々を漂う
生き生きした面影を失った画面の ....
そんなに思ってくれるのは
きっと嬉しいことなんだろう

  「重い、なんてのは贅沢な悩みだ」

違うんだよ 違う
私が言いたいのはね

家だとか
親だとかってのは
関係ないってこと ....
一人ランダム100人斬り!!!(暇人)
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=6721
からふさん 「遮光カーテン」

遮られて僕には見えていないものを ....
寝酒をやめました
睡眠薬を飲むのもやめました
夜はやっぱり眠れません

煙草を吸うのはやめられません
やめる気もありません
緩やかなる自殺です

少し太ったようです
自堕落な生活のツ ....
美しい花が咲くよ
飲み込めないものを置き去りにして
美しい花が美しく咲くよ
思い出を糧に
忘れられた形を残して
美しい花が咲く美しい夜に
僕たちの魂は震えているよ
僕たちの魂は淡雪のよう ....
今僕の瞳に映るすべてのものが消えてゆく。
白い花も。緑の葉も。青い鳥たちも・・・すべてが僕から消えてゆく。
どうして僕には見えないの?
白と黒の粒たちが、目の前を行ったりきたりで・・・・
この ....
夕闇に
かみひこうき
投げて

どこまで
飛んでいって
くれるのか

思い

馳せる

季節は春めいても
頬を撫でる風は
まだ
冷たい



ふと
隣に居な ....
朝がまた地球を回し始めます おはよう
シャワーの朝をあびてわたしの土に春がきました
雪どけの下のかすんだ緑 その下の新しい緑
時間が春の模様替えを始めました
冬にあたためていた春を
遠くの太 ....
砂丘の頂上にまっ白い紙箱がある。
パチパチととりまいているのは金色の砂粒。
腕を差し込むと自由電子はパチパチと私を阻む。
クーロンは孤独への希求に働きかける阻害の力だ。

蓋を開ければ、高層 ....
地球が転がるのに追いつくよう
わたしはすべり台をつるり
指が焦げるスピード
わたしは銀になる
空気を回して春になるから
わたしは空と呼吸
道が氾濫してるから船を出すわ
わたしはボタンを押 ....
遠い日の夜
私が目を覚ますと
家には誰もいませんでした。

このとき私のなかで青い虫が鳴きました。
(きいきい)


さらに遠いむかし
最後の氷河期が
始まろうとする夜
私は猿で ....
南の野原は
みんなあかるく
はやいのです

日と風に
ほされる草たちは
わたしの訪れに
あいさつしますし

ほらあの
草むらから
何かがとうらいするよ と

日と風が
さあ ....
さわれそうなほどの青、空
心音の近くで
水の流れる音がしている

少し、痛い


大気圏の底辺で沸騰している僕ら
水を注いでみると、遮断機が下りて
通過していく何かがある
夕暮れに ....
徴兵された兵士のように
寒い目をしてあなたは通路を行く
改札を抜け再び階段を降り
あなたの目が地下鉄に乗る
と、私の目だけが置き去りにされる
壁にはたくさんの色あせたポスター
その ....
乱暴な優しい時間を共有してることに
最早 優越感なんて湧かないし
愛の歌を耳元で聴きながら
私が全てを許して心を開いていても
あなたが同じペースで
心を開いてくれてるとは限らなくて

私 ....
{引用=


それは例えば
閉園前の遊園地
閑古鳥の鳴くデパートメント
誰も通らない非常階段
埃の積もった工具箱
空気の止まった閉架図書室
星光をただ通し続ける真空空間
そこにはや ....
傾いてる って それが僕のバランス
わかるやつにだけわかればいい
そこに君がはいってたら ベスト

ああうん と階段を降りる途中でふりかえった背中
オレンジのニットがはりつく腰のあたり
千 ....
ベンジャミンさんのおすすめリスト(1262)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほとりにて- 霜天自由詩505-4-3
【批評ギルド】『煌く銀河を駆け抜ける僕の銀河鉄道』宮森_竜- Monk散文(批評 ...305-4-2
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三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻__其 ...- 肉球マニ ...散文(批評 ...605-4-1
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かくれんぼ- ヤギ川柳8*05-3-31
*アイスピックララバイ*- 自由詩11*05-3-31
醜い期待- チアーヌ自由詩705-3-31
【批評ギルド】『潮騒の丘』嘉野千尋- Monk散文(批評 ...305-3-30
【批評ギルド】『重力と火』六崎杏介- Monk散文(批評 ...605-3-30
人さらい- たもつ自由詩1805-3-30
職業病- チアーヌ未詩・独白605-3-30
つめのゆめ- ふく自由詩4*05-3-30
海岸- 石川和広自由詩10*05-3-30
本当に好き- 未詩・独白3*05-3-30
一人ランダム100人斬り@深夜の会議室(パクリ御免)- ワタナベ散文(批評 ...10*05-3-30
口寂しい- 快晴自由詩5*05-3-30
美しい夜に- いとう未詩・独白18*05-3-30
____ノ___イ___ズ- 天使自由詩205-3-29
白い紙、赫い影- 嶋中すず自由詩4505-3-29
優しい仕事- ふく未詩・独白5*05-3-29
疑似定刻- 人形使い自由詩9*05-3-28
狂想曲にも似ているんだわ、わたし- ふく自由詩5*05-3-28
旅虫- 石垣憂花自由詩10*05-3-28
遠足- 石垣憂花自由詩9*05-3-28
浮上未遂- 霜天自由詩1005-3-27
失踪- たもつ自由詩1505-3-26
愛の歌- 自由詩4*05-3-25
一時停止の観測- 半知半能自由詩405-3-25
可能性- 吉原 麻自由詩2*05-3-24

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