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その日 二人の間にあったのは
「愛」ではなく
「コーヒー」だった
しかしすでに冷めきっているという点では同じだ
彼が口付けたのは
「私」ではなく
「コーヒーカップ」だった
どんな味か ....
ナッツは苦手です
でもアーモンドだけは好きです
キャラメルも好きです
ヌガーも好きです
甘いものがとにかく好きです
子供の頃はゴーフルが好きでした
パパがどこかへ行くたびにお土産で買う ....
わたしの前から
あなたが立ち去った
その瞬間、
わずかな風が生じる
わずか、だ
わたし自身が感じるか感じないかくらいの
本当に微かな風
しかしその何とも言えない悲壮感
わたしは ....
そんなに思ってくれるのは
きっと嬉しいことなんだろう
「重い、なんてのは贅沢な悩みだ」
違うんだよ 違う
私が言いたいのはね
家だとか
親だとかってのは
関係ないってこと ....
乱暴な優しい時間を共有してることに
最早 優越感なんて湧かないし
愛の歌を耳元で聴きながら
私が全てを許して心を開いていても
あなたが同じペースで
心を開いてくれてるとは限らなくて
私 ....
土の中の四角い箱の中で
小さな女の子が
「そらがみたい」
と言った
私はどうにかして
彼女に空を見せたくなったが
あいにく、今日は曇り空で
喜んでもらえるとはとても思えなかった
....
誕生日を祝う前に
あなたがどんな詩を書こうが
興味も無いんだと伝えたい
あなたがわたしに興味がないように
わたしもあなたに興味がないんだ
あなたの詩を確認するよりも
あなたの死を確 ....
遠慮して 小さいほうを 二つ食う
車を運転しながら
彼が
さっき鼻毛出てたよ
あーホンマ
私は鏡を覗き込む
下を見ればスカートの裾から覗く足
タイツ伝線
私のお腹さんがぐぅって言うから
どこか軽く行こう ....