高いヒール靴で アスファルトを鳴らしながら
あたしは歩く 夜の街
アコギを鳴らして叫ぶように唄う少年や
甘ったるい匂いを引きずって笑うお姉さんや
奇抜なアクセサリーを売る露店の外人さん ....
1.神様はいてもいなくても自由!
2.偶像?まぁ自分を信じろ!
3.思いやりのある言葉を唱えろ!
4.週休二日制!残業無し!
5.親孝行しろ!
6.すれ違う人全てに「やぁ!」と言え!
7. ....
1・2・3…
その次は?
僕の頭はところてん式
4・5・6…
いっぱい知るんだ
その次は?
耳から何かがこぼれ落ちた
のかもしれないね
7・8・9…
こんなに覚えたよ ....
おかえりなさい。
アナタに逢いたくて、青空を塗り替えてしまったほど。
ずっと、ずっと待っていました。
アナタの好きなものをひとつひとつゆっくりと並べて。
順番に恋をしていくということに ....
欲しいものがなくなって
安心していたはずだった
欲しいものがあるのは苦しいから
手に入らないものは何もかも
あきらめた
はずだった
それなのに
欲しいものができた
それは秘密だ
あなたの理想にむかって
私は
息を吸うみたいに
わずかでも
少しずつ
少しずつでも
進んでゆきたく
思います
別にいいんだよ
元々こうゆう目つきなんだから
言いたいことを言おうや
顔色なんて気にしないでさ
穏やかな
心地 は たらちねの
手編みの靴下 ぼっこの手袋
編み返して セーター
あかぎれの
温もり に うもれて 眠り ます
みつべえさんの「そろもん」シリーズについて、書きたい。このシリーズは、「噴水の話」からはじまり現時点で「王の話」まで、30作品以上が投稿されている。すべての作品にリンクを貼るのはめんどいので、みつべえ ....
「焼ぁ〜き芋ぉ〜、
石焼ぁ〜き芋、焼芋ぉ〜」
日も暮れた
裸木の並ぶ川沿いの道を
赤ちょうちんの焼芋屋が
ゆっくり ゆっくり 歩いてく
後ろからもんぺの{ルビ懐=ふところ ....
あたま かわいてます
おさらをのせた かっぱです
とうぜん こうらも あります
こうらのなかは ひみつです
みっともなくて はずかしいものが
いっぱい
おもたすぎて ....
四隅にはさびしさの影
灰の空気がそこに居る
窓を開けると冬の色風
耳くすぐり吹き抜ける
白の色風は部屋を回り
四隅連れ去りまた外へ
色風残してくれたのは
窓辺のち ....
決めた
今日
君以外の事
しない
君の名前を呼吸して
君の笑顔で働いて
君の鎖骨をおつまみに
君の言葉を食べて
寝る
今日
僕
君以外の事
しない
遠い昔
父さんはマネキン
母さんはトルソ
小さかった僕は
マリコ、と
そう呼んでいた
一体のボディがあった
スタンドに立てられた彼女は
母親のくたびれたドレスを着せられて
部屋の ....
三日月の晩に 僕は生まれた
細い月の端っこにつかまって
地上に喜び溢れる人の足音を聞いた
半月の晩に 僕は大人になった
半分の僕は もう半分の僕を探した
地上では 止まない嘘に傘をさす人 ....
技術に人がついてこれないのではなく
他人が簡単についてこれないような技術を作ってきたのだ
その結果
さまざまな思惑が芽を出し
成長して枝分かれした
昨今
人の頭脳は発達してきたけれ ....
痛みを忘れて天へと至るのです
道中大変険しくなっております
渡航が続きますように
たくさんの、言葉と句読点をお持ちになって下さい
お忘れになると途中の関所で引き止められます ....
充満する煮物の湯気
甘辛い匂いをたてながら踊る
フライパンの中のきんぴらごぼう
ほうれん草もゆでなくてはいけない
もうしおれかけているから
冷凍庫に鶏肉があったような、なかっ ....
鳥のように生きたいと言っても
鳥の悲しみなど
知らないで
知らず 知らず
ひどい仕打ちをしていることを思って
本当に優しい人など
いやしないから
わたしはさみしい
みんないなくなってしまうから
わたしが抱きしめると
みんな凍りついてしまう
わたしが好きになればなるほど
わたしは嫌われる
わたしは寒い冷たい場所に
あなたを閉じ込めよ ....
小石を蹴り上げる昼過ぎ
何を待つでもなく夕暮れ
空が海におちるようにと
その貧弱な想像力の無限
照り終わる赤い球体から
深い月が舞う暮れ闇へと
思いを馳せるものは何だ
....
ぽってりとしている
動き回る
縦へ横へ斜めへ
昨日は空白だった
悲しい嘘を重ねながら傍観者
鍋の中で踊っている
乱切りにした人参が
恨めしげに私の目を写す
今日は空白だろうか
....
ボクはスノーマン
お日様が
君を想う温度とすれば
ボクはスノーマン
手も足も
出せないままで溶けてゆく
明日は
水に戻るのだから
ボクはスノーマン
芯まで
氷
....
白雪姫は皇子様の口付けで起きる
君は冷たかった
只寒かった
一月だから寒いだろう
でも あの時は
北極に居るみたいだった
寒かった
霊安室は初めて入った
君は白 ....
TABで とばした 単語
デリートで けした 文字
シフト CTRを駆使して マウスはお休み
コピペー コピペー と 無駄に繰り返してみる
キーボードの間で踊る指は ステキ
仕事人!
大き ....
犬の声 またまた来たか 新聞屋
いつもお疲れ うちの犬
文明を厚着して
汗かいて
風邪をひいたのさ
人間たち
熱が出て
頭狂って
血の海へ
ドボン!
楽あれば 苦あり
終わらない{ルビ輪廻転生=リインカーネーション}
この魂の行く果て
楽あれば 苦あり
とにもかくにも
続くったら、続く
朝起きたらメールが一通届いていた
父からのメールだった
珍しいと想い読むと
タイトル「心の中に成功の家を起てよ!」
「障害物を想像してはならぬ!
目標に向かって努力すれば、目標は達成できる ....
久しぶりに自転車の後ろに乗りました
私は弟の腰あたりにしがみつき
下唇を噛みしめていました
弟の背中はもう決して小さくはなく
細く長い目が 時々私をみて
落ちるなよ、と笑いました ....
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