うん。
そうだ例えばね。

歳の離れた少女に、尊敬の念を感じたり。
歳の離れた、おっさんの人生を心配したり。

また。
そうかと思えば。

歳の離れた青年のケツを、思いっ ....
春先に剪定したあと
ほったらかして積んであった槙の枝に
定家葛がまとわりついて
白い花を咲かせている

もう死んでいるのよその枝は
もう緑を吹くことはないのよその芽は

この鮮やかに青 ....
焦燥・20.9%
享楽・18.7%
惰性・16.2%
意地・12.5%
凹み・9.7%
探索・6.4&
自己嫌悪・5.9%
自己愛・5.9%
使命感・3.7%
もうすぐ船が発ちます
朝までには雨の都に着きます
深い夜にさしかかる船室で
二分の一の足取りの 旅の者は寝床に誘われ
誰も彼ものまぶたが重く まどろんだ呼吸が漂っています

共犯者のあなた ....
 かた かたん。

取り付けの悪い、古びた窓を開けると、
鮮やかな色が目に飛び込んできたものだから。

 かたん

すっと、手を伸ばして
触れようとして 気づいたこと。

 かたん ....
惑星探検隊は、その星の生物に囲まれてしまった
探検隊の周囲でひざまずいて祈りを捧げ始める生物
「俺たちを神か何かと思っているのか」と隊長
「翻訳機のスピーカーを入れます」と隊員

「神よ、い ....
無限の時間 猿がキーを叩いていればいつか偶然に
シェイクスピアを書くことがあり得ると言われたものだ
百匹目の猿が芋を洗えば みなが洗い出すとも言われた
私がその百匹目だが まだシェイクスピアは書 ....
あなたへの想い
それは泉のようで
あふれ出す、想い
いっぱいで
渇くことなく
これからも
あなたに好きな人が
できても
変わらず
あふれ出るでしょう
おでんにタマゴがないように
ショートケーキにイチゴがないように
おまえがいないのは・・・ナンダカナー

おまえは鏡餅で言えばみかん
おまえはバンドで言えばギタリスト
おまえは相撲で言えば高 ....
泥棒が全て持っていってしまう不安な話に花が咲く母


そんなことあるはずないと言うほどに母の泥棒リアルさを増す


隣人もサイレンも犬も幻聴となりて王国平穏無事に


繰り返ししつこ ....
愉しい夢でした
笑っていましたから

わたしも
人を笑わせられる

それはとても
愉しい夢でした

いつも
昼に見る夢は苦しくて

すぐに
身体は重力にもどるのに

今日 ....
雨の中。降り続く雨の中。

僕は、一人悲しみでぬれていた。

涙なのか・・・もう分からない。

雨なのか・・・もう分からない。

雨は、僕に同情してくれる。一緒に泣いてくれるような・・ ....
遠き日の記憶に濡れし花鳥画に
火の粉降り染む花明かり
{ルビ花花=かか}千片の闇の間に
{ルビ花柄=かへい}震わす蝶模様
{ルビ花筵=はなむしろ}挿す{ルビ簪=かんざし}は
唯皓皓と花崗岩
 ....
胃のまんなかで
大きな足音がする
革靴に蛍光灯の色を
うつらせながら
足踏/トプトプ

胃のまんなかは
ずっと重くて
ずっと熱い
うんと胃を震わせて
追い出そうとしても
ステッキ ....
もしかして
もう梅雨ですか
寒くって
洗濯物が乾きません

世の中に
五月晴れなんて
もしかしたら無いんじゃないかと
半袖をしまう

わたしなら
そんなありきたりのこと
口にし ....
家に帰ってきた瞬間に雨が降る
そんなことで
ちょっとした幸せを感じるのだから
たぶん、いや、確実に
僕と言う人間は
非常に単純にできているのだろう

ベランダに出て
雨にぬれた犬を見て ....
自転車にひょっとこ
荷台ボロボロ
俺、激しくペダル
自転車にひょっとこ
走れ
俺号
うおーっ、うおーっと雄叫び
おまえの背中が春に似ていて、俺
自転車にひょっとこ
泣けるねえ ....
{引用=花火が上がると 君が泣く

瞬間

いつか会えなかった誰かを
そこに見て
いつの日のでもない君は
ここにいて

手は繋いではいけない

誰もいない夏祭り
君が泣くから
 ....
明日
一日だけ
生きる

いい訳を

今日
考えて
いる
シューズを履いて
髪を束ねて
顔を上げて
この道を走る

あのころと同じリズムで
あのころと同じ呼吸で

夢は叶えるためにあり
自分は何者にでもなれると
本気でそう信じていた

 ....
現れては、消える
どこか遠い宇宙で
星がはじけるように、生まれるように
現れては、消える
深い
深いとだけ言える心の水面の縁に腰掛けて
切るようにしてつま先を遠くへと投げ込めば
それは確 ....
まだ桜に早い頃
木蓮が
花を咲かせる
冬の無骨さを残しながら
樹の先に
花びらだけを
咲かせる
花びら一枚一枚に
名前があるわけもなく
少し高いところの
空気のそよぎに合わせて
 ....
殴り合ってケンカして、言い争いもしてみたり
時には涙もしてみたりで、本当に嫌いになることがあっても
僕らはまだ、幸せだよね。
君が居て、僕が居るんだから。

時計をなくして、太陽も頼りにでき ....
言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
争いは銃からではなく
言葉から始まることを知らなくてはならない

言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
言葉の扱いが ....
一人で立っている
あなたは
吹きすさぶ風に向かい

横顔しか見えない
見せてはくれない

風があまりにも強いので
あなたは
目をしばたいていて

けれど
目を背けることはなく
 ....
僕らは、いままでずっと進んできた。
きっと、これからも前に向かって進むとおもう。
だけど、進み続けることに疲れたら・・・どうすればいいの?
時には、後ろを振り向いてもいいよね?
幸せだった思い ....
雑音まじりのレコードを絵にしたら
古いテレビの画像みたいになって
鳥と葉っぱの区別がつかなくなった
川べりを歩く ゆうぐれ

右の道が途切れると
橋をわたる
左の道が終わりそうになった ....
黒い靴
黒いジャケット
白い空の下

振り向けば


眺めていた
胸の洞
無いところに
無いものが入り込んで

仰ぎ見れば


砂山を築いて
そこに棒を刺し
交代に砂 ....
神は時々、雲間から
小石をポンと投げ落とす
空を見上げる余裕ない
人に小石は当たるらしい

小石はお腹に入り込み
陣痛並みの鈍痛で
七転八倒苦しめる

小石は私の大切な
志に鎮座し ....
{引用=晩夏におとずれた出会いを、わたしはいとおしくてたまらなかった。}


最初のデートでどこへ行ったかも忘れてしまうくらい、あなたのことだけを見ていたので、わたしたちにはアルバムをつくる時間 ....
ベンジャミンさんのおすすめリスト(1262)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_うん。_」- PULL.自由詩7*05-5-16
定家葛- 佐々宝砂自由詩3*05-5-16
主成分- 犀角未詩・独白3*05-5-15
約束- たちばな ...自由詩405-5-15
生の色- あさみ自由詩605-5-15
寓話_祈り- クリ自由詩7*05-5-14
寓話_百匹目の猿- クリ自由詩2*05-5-14
- 小倉 夢 ...自由詩505-5-14
微妙な淋しさ- 守山ダダ ...自由詩605-5-14
ココロノヤマイ- ふるる未詩・独白7*05-5-14
いいのにな- 蒼木りん未詩・独白5*05-5-13
雨にうたれ、晴れた心に。- 天使自由詩105-5-13
花告げ人- ヤギ自由詩3*05-5-13
胃のまんなか- 湾鶴自由詩405-5-13
おかめ- 蒼木りん未詩・独白1*05-5-13
雨、大粒の雨- ヤマト自由詩6*05-5-12
自転車にひょっとこ- たもつ自由詩1705-5-12
花火/いつかの- 半知半能自由詩405-5-11
Excuse- 043BLUE自由詩405-5-11
夢のかけら- フォマル ...自由詩2*05-5-10
日々のゆらぎ- 霜天自由詩1105-5-10
木蓮- Kaorinko自由詩505-5-9
幸せってなんですかね?- 完食自由詩505-5-9
武装放棄- いとう未詩・独白63*05-5-9
横顔は- ふるる自由詩13*05-5-9
進んで、止まって、振り向いて、また進もう。- 天使自由詩105-5-9
ゆうぐれの地図- キキ自由詩1305-5-8
重み- ヤギ自由詩2*05-5-8
尿管結石- イオン自由詩8*05-5-8
清算されてゆくかなしみに- 望月 ゆ ...自由詩11*05-5-7

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