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かまぼこのカーブはいつまで美しいだろうか
遠くに霞んでいるトンネルの入り口
小雨が降りはじめ暗い匂いがする
黒く濡れた何かが静かに入ってくる
そんな車からさっと降りた
姉さんは真っ ....
ある日突然
子どもたちは先祖がえりをした
背は小さく
言葉を失い
歌うこと
踊ることだけになり
海へ列を作りゆこう
歌い
踊りながらゆこう
砂浜で広がり
ねころぶ子どもたちそれ ....
花束をもらったのは
もう随分前のことだ
大きくて赤い
松明のような花そのあかりが
次第に痩せて暗くなっていくのが
寂しかった
怪我をして入院中
病室まで訪ねて
炎のような花束をくれ ....
きりあちゃんは変な子です
三年も前から夜眠れないんだそうです
ヒマなので、小説を書いているそうです
わたしならマンガ読むと思う
きりあちゃんの小説は変です
きりあちゃんが生まれてから、あ ....
夜はさみしさをたたえる水面
しずかに腕をひたして
あてどない動きにさらされていた
夜がひそかに身体をゆすると
いつしか私もゆれていて
抱きしめあった記憶が
手のひらからあふれた
....
流れるプール
もう何周目かわからない
浮き輪に乗っかって
ぷかぷかスイスイ
ゆらゆらぐるぐる
上を見れば
塗っちゃったみたいにはじからはじまで青い
自分の流れていくのと逆に雲が流 ....
母が心を病んでいると医師に言われてからはや5年が過ぎようとしています。
その1年ほど前から軽うつと診断されて、薬を飲んでいたのですが、どうもこれは「アダルトチルドレン」とか「中年危機」の症状が強いと ....
夜がさらりと降りてくる
目覚めない
女の髪のような
さっきまで長く長く伸びていた影は
地面に溶けてしまった
あるく
あるく
よるのみちを
夜が満ちてゆく
そこここに
....
ザラメ ザラメ
その名を呼べば
甘い夜風が
う
ょ
び
と吹く
夜のお祭り
始まって
裸電球
....
あなたのいない 空 白 を、日々うめる努力をしています。
もう、慣れました。 空が 白く 雪で染まってから随分たったので。
昨日は眠 ....
「寒い」
と君は呟く
君に街外れで告白したのは
怖かったから
君はそんなふうに
すぐ
逃げるから
「寒い」
と君は呟く
僕はその頃
埠頭で潮風の匂いを嗅いでいた
....
泥棒が全て持っていってしまう不安な話に花が咲く母
そんなことあるはずないと言うほどに母の泥棒リアルさを増す
隣人もサイレンも犬も幻聴となりて王国平穏無事に
繰り返ししつこ ....
一人で立っている
あなたは
吹きすさぶ風に向かい
横顔しか見えない
見せてはくれない
風があまりにも強いので
あなたは
目をしばたいていて
けれど
目を背けることはなく
....
えー前回の「わからん!」が多数の好評を頂きましたので、(頂いてねえ〜)
もう少しつっこんでいこうかと思います。
○勝手にやってくる詩みたいなもの
自分の意思でなく、勝手にやってくる詩につ ....
わからん!と思うことを、書きます。
○勝手にやってくる詩みたいなもの
ある日ある時、突然勝手にやってくる詩みたいなものがあります。(来た!って感じです)
それは忘れられない歌のフレーズの ....
ベンジャミンさんのふるるさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
運動_それから
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ふるる
自由詩
10
21-12-18
海
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ふるる
自由詩
9*
09-7-2
赤い花束
-
ふるる
自由詩
14*
09-6-11
きりあちゃん
-
ふるる
自由詩
5*
09-5-11
ラグーン
-
ふるる
自由詩
10*
08-8-18
プール
-
ふるる
自由詩
9*
08-8-1
わからないことだらけ.
-
ふるる
散文(批評 ...
26*
08-5-23
夜
-
ふるる
自由詩
25*
07-6-15
ザラメ
-
ふるる
自由詩
7*
06-3-20
空白
-
ふるる
自由詩
23*
05-8-25
無題
-
ふるる
自由詩
15*
05-5-19
ココロノヤマイ
-
ふるる
未詩・独白
7*
05-5-14
横顔は
-
ふるる
自由詩
13*
05-5-9
「わからん!_その2」
-
ふるる
散文(批評 ...
4*
04-9-22
「わからん!」
-
ふるる
散文(批評 ...
2*
04-9-19
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