北斗七星を夜空の中に見つけた
続けてカシオペアを探したが見当たらなかった
数ある星の中から何かの形を連想し
星座を名付けた人達は何を見いだしたのか
僕は既に名付けられた星座すら
見つけること ...
つける薬がなくても
そっと手を当てることでの手当て
それが誰から
誰への苦痛であっても
詩をすることの楽しみしか
苦しみしか
知らないことへの祝福であっても
何か通うものがあ ...
私は人の欠点ばかり気付いてしまう。
それには自分自身のことも含まれていて。
結局信じることができないから信じてもらえないのだし、
いとおしむことができないから好きになってもらえない。
小さ ...
{引用=
? 世界は 魔法に満ち充ちて 不思議
赤 が
赤く見えること
青 が
青く見えること
それが不思議
だから それは魔法
花が 雪が
光のきらめき ...
ウチ、ほんまは知ってんねん
アナタを好きなる呪文
でも、まだ、唱えたれへんねん
ごめんね かぁさん
僕はあなたが生きている間に
謝れなかった
あのときのことを
謝らなかった
物心ついた時
母さんは家にいたはずだったが、
母さんの記憶は
千葉のサナトリウムから。 ...
同じ時間の流れの中で
あるところでは人に幸せが訪れているし
同じ時間の流れの中で
あるところでは人に悲しみが訪れている
そんな「時間の流れ」に乗って
一日に一本、皺が ...
明日の光が見えぬから
今日は息ができるのです
明日の仕事を知らぬから
今は休める羽なのです
凍るよな空気に震えつつ
温度を上げないのは
死んでしまうからです
希望の言葉たちが
...
僕は少しだけ強くなりたくて
地面を蹴って歩き出した
つもりだったが
昨夜の雨のように
地上に散らばって光っている
星のように
蹴った地面はぬかるんでいて
思わず見ることになってし ...
錆びた時間が牙を剥いて喰らいついてくる、かわせよ…それが肉に食いこんだら外すのは相当に厄介だ、すべてのことを後回しにしてそいつの軌道を読むことに意識を集中させた方がいい
牙から錆が入る ...
ひかりの泡を
手のひらに受けて
きらきらと
さらさらと
透き間から流れてゆく
涼やかな風を
見守りながら
(ミドリノ紗綾 ヲ) /サヤ
...
ひとつの結論を落とし
君というページを閉じる
すがりたいこの手を
あっさりと切り落としながら
終っていった
君との関係がまだ 僕をとどまらせている
君との時間の流れの中で
紡 ...
手のひらを重ねるたびに
わだかまりが解けて行く
すでに基底された過去と
咀嚼仕切れぬ 含有物と
同じ手のかたちを持った
私たちは 逢わせる為に
分けて造られた者なのだ
言葉を ...
ひざからしたはスネだらけ
ひざからうえはモモだらけ
スモモモモモモモモノウチ
スモモモモモモモモノウチ
かたからつづいてウデだらけ
かたからつたってワキだらけ
ウキウキ スルノモ イマノ ...
ゴリラの戦闘員は防災訓練に参加して居たが
途中で気分が悪くなった
俺ってさあ唯の戦闘員なのにアマゾンの野郎
いきなり第一話からスーパー大切断使って
俺の両手両足ちょん切って仕舞いやがったの
...
抜け道を勇猛果敢な鳥が空の刀へ
腹の曇天を裂き明日へと逃げていった。
だれもいない
君の言葉にはもううんざりだと言う人も
靴ひもを結べ、
それが君の手
裏道には、ガラス瓶の猫
迷惑そうに、ぎち ...
そこに愛があったから
恋人達は ほほえみあった
そこに愛があったから
私はあなたが好きだけど
あなたも私が好きだけど
...
知ってるかい?
モールス信号は 言葉から派生したもんだから
言葉がないと成り立たない事を
知ってるかい?
愛は あなたと私から派生したもんだから
あなたがいないと成り ...
森はやがて夜に飲み込まれた
それをこの眼ではっきりとみた
獣は闇の底で息を殺していたし
眼底にはまだ何も無かった
かいぶつ,
重い曇天の空に,風がびゅうびゅうと吹いて
「とても濁っ ...
13歳の彼女は頬杖をついてぼんやりと窓の外を見ている。
空を見ているようにみえて、彼女は空を見ていない。瞳に空が映っているだけ。
彼女は世界一の夢想家である。
彼女は彼女であると同時に、赤毛のア ...
うたっている 腫
れは四つあって 猿
には片目がない あ
の草はらはぼくの腕
の内側にはぜている
今も 白い土と赤い
石が落ちている 腫
れているので穴は塞
いでしまった 探し
...
茅葺の屋根ふきかえる仕事なら
5000円くらい出してもやりたい
赤裸々な積乱雲を食べてみる
グレゴリー・ペックの声色を真似て
濡れ光る僕のあそこのユニコーン
おまえもただの女なりしか ...
小さな毛糸の手袋が片一方、
橋の袂に落ちていた
どんな子が落としていったのか
いやそれとも
こんなに小さな手を守ろうと
優しさが形を成して包み込んだのは
私の手ではなかった ...
中身を取出し
包んでいたラップと
アルミ箔をそこらへんに
ほうる
どのくらいたったろう
年下の友達はまだ来ない
何かを聞きたい
年下の友達が戻った
耳が聞こえなくなった ...
いつものように、公園のベンチで朝の瞑想をしていたら、目の前を異様なものが移動していく。そんなものが目に入るということは、いかに瞑想がいいかげんであるかということだが、その瞑想の原っぱを横切ったものは、 ...
知らない夜が混ざり合っている、波は薄い肌を挟み込むように叩く、Eの弦の音、倍音、ゆるやかなビブラート。内側外側から揺さぶられて、破けた皮膚から薔薇、芯に守る赤、は香っても、ひっきりなしについてくる足 ...
瞬きをしたとき
虹色鳥がマラッカ海峡へ飛び立っていた
瞬きをしたとき
知り合いを乗せた救急車が通り過ぎていた
瞬きをしたとき
子供の頃のシャボン玉がパチンとはじけていた
瞬 ...
時が流れるのは
うれしいな
頭のもやもや
腫れてゆく
腫れて脹らみ
乳ぃ首みたいだ。
チューチューすって
忘れさせてよ
そしたら君は愛人だ
頭のもやもやとれたなら
うやむやだっ ...
錆びた鉄の階段を
なにもかんがえずに
ただ
のぼる
かんかんかんって
きもちのいい音がして
私を
惑わす
誰かがつくった水溜りに
ぽちゃんって
雨がわらって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜空に探し物
智哉
自由詩
1
10/1/18 0:02
読み捨てる権利
海里
自由詩
5*
10/1/17 23:54
わだかまりは消えない
ゆず
自由詩
1*
10/1/17 23:38
現象学的還元
まどろむ海月
自由詩
5*
10/1/17 23:29
知ってんねん
殿上 童
自由詩
5*
10/1/17 23:19
結核療養所(サナトリウム)
……とある蛙
自由詩
10*
10/1/17 23:05
章話・時代
邦秋
自由詩
1*
10/1/17 22:44
低体温
朧月
自由詩
2
10/1/17 22:24
僕は少しだけ強くなりたくて
佐藤伊織
自由詩
2
10/1/17 22:18
錆びた時間の牙
ホロウ・シカ...
自由詩
0
10/1/17 22:08
くぐり抜けて行く
鵜飼千代子
自由詩
4*
10/1/17 22:02
永遠の君へ
朧月
自由詩
3
10/1/17 21:51
三角点
鵜飼千代子
自由詩
4*
10/1/17 21:48
すいきょうもののざれうた
非在の虹
自由詩
0
10/1/17 21:46
ゴリラの言い分
間村長
自由詩
1
10/1/17 21:38
passage
クローバー
自由詩
1*
10/1/17 21:18
どんな時でも
くろきた
自由詩
1
10/1/17 20:50
奥底
〃
自由詩
4
10/1/17 20:46
知ってるかい?
〃
自由詩
4
10/1/17 20:41
かいぶつ
九重ゆすら
自由詩
4*
10/1/17 20:26
Over the Rainbow
楽恵
自由詩
6*
10/1/17 20:24
猿のうた
梶谷あや子
自由詩
5
10/1/17 20:02
ハーモニクス
瀬崎 虎彦
短歌
5
10/1/17 19:23
思い川
都志雄
自由詩
8*
10/1/17 18:38
3
紙喰虫
自由詩
1
10/1/17 18:36
吾輩も猫である
yo-yo
自由詩
1*
10/1/17 18:24
二重の空想
依々れんこ
自由詩
1
10/1/17 17:20
コンマ何秒
花形新次
自由詩
4
10/1/17 17:13
時の流れ (ドラえもんの敏感帯)
真島正人
自由詩
1*
10/1/17 17:00
私、離脱希望
嘘而
自由詩
3
10/1/17 16:40
4097
4098
4099
4100
4101
4102
4103
4104
4105
4106
4107
4108
4109
4110
4111
4112
4113
4114
4115
4116
4117
4118
4119
4120
4121
4122
4123
4124
4125
4126
4127
4128
4129
4130
4131
4132
4133
4134
4135
4136
4137
6.24sec.