曇った硝子窓。
向こう。
記憶。
ブランケットで身を包みながら、探し物。星屑、蜂蜜。水煮の缶詰。
そして、おやすみなさい。の、声。ため息、一つ。
あたたかい事から思いだしてし ...
此処に無い 吐息や瞳や肉体の 影を探して 眼を凝らし
耳を澄ませて狭い部屋 感じるのはただ まだ泣き止まぬ夕立のみ
互いの指から延びる糸 束ねて結ぶ紅い絆
其れをお前の肌に喰わせ ただ貪る一 ...
その気負いが私には大層いとおしい、そんなことを言うときっと彼女は隠しきれない屈辱を半月から漏らしつつ、ありがとう、なんて返すのだろう。そうして堪らずに伸ばしたように向かってくる私の腕を拒絶できまい。衿 ...
ふぁ〜あ
Wake Up This Morning
朝だ 朝のブルース聴いとくれ
歪んだ空間に像を結んだ視線の先に
必ず潜んでいるネズミにご挨拶
ネズミの寝起きは良くない。
...
夢見がちな昼下がり
のん気な猫と素気ない曇り空
今となっては通い慣れた道だけど
さよならを言いに来たなんて言ったら信じてもらえるだろうか
始まりは水たまり
きっかけはメガネの縁と反 ...
そら
おそろしい
しずけさ
ふくらむ
むねに
雷霆ひびき冴えかえる
雲
たれこめて
いずれふって来る
私の上に
見つめあえる
傘は
無用であります
そういったものは
そ ...
蔦に覆われた墓石
此処は僕が眠る場所
あの日殺した僕の心が
全ての鎧を剥ぎ取られ
めったやたらに切りつけられた
悪魔の形相で
あまりに恐ろしくて
あまりに痛くて
何も感じないよ ...
ロマンティック
その瞬間が
ロマンティック
君が瞳を閉じて
僕に顔を寄せたとき
君の左の鼻の穴から
ちらりとのぞいた
鼻毛一本
てっきり「これ抜いて」
の合図かと思った僕は
左 ...
じんしんじこで電車がこないホーム、ホームをはしからはしまであるいている、きれいな服だねと言われた、せかいは熱湯のなかにある、この駅には猫がすんでいる、猫はよごれている、わたしは白線ぬかしのずるをし ...
心の響き
落ち込みてゆく心に
とっぜん、ピアノの連弾
絵と壺とかけ時計を
見まわして
わが心何処に置くべき
表通りは人の影さえなし
雀が少なくなった
寂しい
二人で ...
小学校から帰って
叔父に自転車の運転を習う
家には大人用しかない
「両足がとどかないよ」
「おれだってとどかないよ」
叔父は自転車のサドルから腰をおろして
片足しかとどかない姿をぼくに見せ ...
おまえらの常識だとか
おまえらの真実だとか
おれにとっては
こども銀行発行のお札と同じさ
長く生きてきたことを
素晴らしいことのように語り
身につけた経験が
人間全体の真理であるかの ...
{引用=
夕方の交差点にあふれだし出会う
苛立のつぶては骨までずぶ濡れにして
肩の汗に流れず浴室は
からだの痛みと感情の軋みをうったえる場所
真夜中につぶやきをひとつぶひとつぶ垂らし ...
何もない手に
私は 見る
空っぽな 自由を
私は 思いうかべるだろう
夜の中だった
空の そこかしこに
木の根として見つめさせられた
湖の音が 打ち寄せられていた
同じ色の ...
Jポップに音の芯が
鼓膜の中にはないものだったとしても
私は 一つの憂鬱として聞こえない
私にはいつくしみが必要だった
今日も憂鬱な様子がしている
小魚の前だった
...
まあるく光る月の夜 あなたの体温思い出すかのように
少しきつめのアルコールで ぼくの身体を軽く火照らす
きらきら輝く月の夜 あなたと初めて会った日を思い出すかのように
少しお高いアルコールで ...
【それぞれが戦う理由について】
誰しも好きで戦場に立った訳じゃなかったんだ。
争えば体は傷ついて血を流すし
後には心を痛めることだって知っているから
本当 ...
捨て身の勢いだけで引っ越して来た初めての街は、知り合いがひとりもいないところだった。
寂しい、とかそういう気持ちは、どこか麻痺してしまっていた。誰も知り合いのいない場所で、毎日黙っ ...
ルーズリーフの落書きやめて
刺青をいれろ!!
夜に歯が立たなくて
おちるまえに爪で
ひっかいた月が
やっとちょっと欠ける
いろんな想いのせいで
雨っていうのがふって
恵みだって祈りを
捧げる民族になりたい
当たり前の空気を ...
夏が映り込んだ幻想の裏庭で
ちいさな手のひらをむすんではひらいて
なにを探していたのか なにを見つめていたのか
午後の太陽はコンクリートを熱する
やがて沈黙がやってくるなら
なにも悲しい ...
じーじーじー
喚く歌が煩くてしょうがない
もしも手に届くところにあれば
躊躇無く握りつぶせるのに
きょむきょむと潜む足音
横になれば耳元に囁く証
生きているということが
死んでいくと ...
汗をたくさんかく夏は、おもい出も汗と流れてしまうのかしら、あまりおもい出はない。
数年まえの夏は、ずーっと絵を描いていた。白い白いカンバス、いくつもの濃さと硬さの鉛筆、やわらかい消しごむ、ビニー ...
大人なんか大嫌いって
いなくなればいいのにって
言ってはみたものの
後五年もすれば
自分もあっさ ...
たわわ と35回言うと怒りが収まると聞き
たわわ たわわ たわわ たわわ たわわ たわわ たわわ
たわわ たわわ たわわ たわわ たわわ たわわ たわわ
たわわ たわわ たわわ たわわ たわ ...
その日の踊り子は6人。
その中の一人は○○出身だそうだ。
同郷のストリッパー。
音楽が流れ彼女が表れる。
彼女は皆に笑顔を振りまき踊る。
別に彼女目当てで来たわけではない。
本 ...
歌でも歌いながら気楽に行こう
自然淘汰なんて
誰が生き残ってもいいんだ
最適解は一つじゃない
絶滅してしまったものと
うまくやりすごして来たものとの差なんて
ほとんどはただの成り行き
...
自分をコケにして笑う
自分をさげすむ
自分をさらけ出す。
自分を下僕という。
自分に自信がある。
皆同じ命と言う自負がある。
自分の仕事を全うする。
一人コツコツ勉強をする。
...
灯籠浮かぶ川の道
真夜中の夢のように
満ちていく花の香の
中に浸って居たかった
冷たさ残す風飾り
蝶々の群れのように
飛んでいく薄紅の
真下に立って居たかった
しとしと続く梅雨 ...
学校から帰っていると
あちら側からおじいちゃんが歩いてきた
私は、「よ」と手を上げたけど
おじいちゃんはぼうっとしたまま
隣を通り過ぎた
かたっぽだけ挙げた手に
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ねこといっしょ〜デゴルジェ〜
おっぱでちゅ...
自由詩
5
10/7/15 21:23
潔愛
sora-m...
短歌
0
10/7/15 19:31
しみ
有末
自由詩
2*
10/7/15 17:25
朝のブルース
……とある蛙
自由詩
6+*
10/7/15 16:33
2:12
BOOKEN...
自由詩
3*
10/7/15 16:08
名の無い死
こしごえ
自由詩
3*
10/7/15 14:27
傷ついたレコード
うずら豆
自由詩
1
10/7/15 13:38
ロマンティックが止まらない
花形新次
自由詩
2*
10/7/15 12:52
ホーム
はるな
自由詩
2
10/7/15 11:18
心の響き
生田 稔
自由詩
3
10/7/15 9:52
川のコトバ
殿岡秀秋
自由詩
4
10/7/15 9:18
I'm Here
寒雪
自由詩
1
10/7/15 7:14
真夜中に涙をひとつぶひとつぶ流していてください
フミタケ
自由詩
5*
10/7/15 2:47
世界地図を、全部見た
番田
自由詩
2
10/7/15 2:08
空と一個の檜と
〃
自由詩
1
10/7/15 2:06
まあるい月
sora-m...
自由詩
1
10/7/15 1:22
それぞれが戦う理由について
綾瀬たかし
自由詩
2
10/7/15 0:45
失恋に溺れて
チアーヌ
散文(批評...
1
10/7/14 23:14
精神と肉体
光井 新
散文(批評...
0
10/7/14 22:58
手強い夜に抱かれて
朧月
自由詩
3
10/7/14 22:54
憤る
瀬崎 虎彦
自由詩
0
10/7/14 22:52
足音
松本 卓也
自由詩
2
10/7/14 22:46
夏のこと
はるな
散文(批評...
0
10/7/14 22:43
大人の詩
サワメ
自由詩
2
10/7/14 22:25
トムス ミシュラン
a
自由詩
1
10/7/14 21:47
同郷のストリッパー
R.F.
自由詩
0*
10/7/14 21:28
自然と歌と適者並存
海里
自由詩
2*
10/7/14 21:06
ゆうやけのひと時
ペポパンプ
自由詩
6*
10/7/14 20:09
サクラ・憧憬
照留 セレン
自由詩
2*
10/7/14 19:58
もう、わかんないか、
くろきた
自由詩
4
10/7/14 19:41
3896
3897
3898
3899
3900
3901
3902
3903
3904
3905
3906
3907
3908
3909
3910
3911
3912
3913
3914
3915
3916
3917
3918
3919
3920
3921
3922
3923
3924
3925
3926
3927
3928
3929
3930
3931
3932
3933
3934
3935
3936
9.27sec.