目測で30センチ 幸せと君との距離を間違えない距離

また君は花の匂いを間違える桜の色を愛するのだね

三月がやっと始まるこの街に誰が桜を埋めたのでしょう

この街も桜の匂いが少しする ...
絵の具の年譜
金の闇
渇ききった既視の風に
名を呼ばれては遠去かるもの


暗い霧をつなぐ虹
ところどころ消えながら
雨を照らし
雨を鳴らす


岐路の前の影
...
野火よ催奇よ
背たけを跨ぐ
おまえの金色
水に沈める腕の角度



夜は火です
夜は輪です
でも何も見えぬ
それが夜です








...
無口な娘
黒髪の娘
あなたはどうして
ここに居るのか



わたしはただ
あなたの睫毛と
あなたの雀斑を
数えていただけなのに







...
トンネルの 暗い出口で 揺れていた 首吊り死体を ハネテシマッタ そのナイフを取れ

そいつで俺を突き刺せ

深く深く臓物に叩き込み

えぐりえぐり俺を世間へブチまけろ

生も超え

死も過ぎ去った

俺の躍動する腕が血をはき出す ...
ころしてほしい
たとえば私が私の人生などを喋りだしてしまう前に

ヴァギナ

杭を打たれた中心から
痺れるような喜びが弧を描き広がり 全身を包んでく
傷口は限りなく純粋な体液を滲ませな ...
だいじょうぶ
人類は
確実に
滅びへの途を辿っています

性欲を保ったままの鬱が押し寄せ
眩暈となって
この惑星を自転させている

それから長い長い雨が降った
もうすぐ訪れる不 ...
単両の錆びた電車が往き過ぎると
線路際に生えた花は 砂利の間から
頼りない花弁を揺らす
オオイヌノフグリ
セイヨウタンポポ
ヂシバリ
キジムシロ
ほうっておけば埃にまみれて
しまうだろ ...
仕事と仕事の間の
エアポケットのような
30分間

中崎町と天六の真ん中あたりの
こじんまりとしたおしゃれなカフェで
居心地の悪さを背負いながら
コーヒーを飲む
午後2時

この街 ...
ささやいて ( (痛いの、痛いの、翔んでゆけ) ) 柘榴の夕暮れ滴るように わりと単純な未来
頭の隅っこでつむがれる色合い
里親に名前をもらったその日から
一定の指針は守られる

サラマンダーの威を狩れ
片方は二重で
片方は一重
要らぬ算用
せしめる孤児
...
心の砂浜に寄せる青い約束
ざらついた海の声が胸を掻き撫でる
打ち上げられた思い出はどれもしょっぱくて
あなたはその薄闇に一人佇んでいる

儚いあなたの声が海に浚われてゆく
途切れない波風が ...
CからGまでの過程をひとさしゆびで

簡単に

とらえきれないけれど

海にはじかれて

砂浜は


そうやって

キーボードをへこますのは、




しめしかた ...
哲学

自分と向かい合うための時間を作るために

未来と向かい合う時は既に過去になっていて
過去と向かい合う時も既に過去になっていて
現在の自分と向かい合う時は既に過ぎ去って行く

作 ...
指からこぼれる うたをうたう。

喉からあふれる うたをうたう。

食べるように 眠るように

あたしは毎日 うたをうたう。
遠い空、

夏の雲、

夏もすぐそこ。
伸びきった髪の毛を
掻き混ぜる掌の
温もりの中に
まどろんだ
あなたの瞳を
感じていた

シクラメン揺れる
窓辺に潜む
いびつな死神が
盲目を笑っては
光に溶けている

私は ...
数となって光りがふってくる
私を包む光り

とかそうとする
私のかちかちの心
少し震える足

正しいことをうたおうとする
あなたの文章に
風の中で触れた

そうです
と言おうと ...
必死でやってるのに
報酬は小指の先程で
手元に残るのは
疲れた体と怠惰な精神
お前ははいつくばり
屈辱をこらえて地べたをなめる


他人との関わりの中
気が付くと
利用され ...
三本のアジサイの木はふくらみて六月に入り咲きいださんと

豊かなる朝の陽を受け今朝もまた歌書きつまに贈らむとして

出勤す妻のこころをはげまさん朝食ととのえ漢詩紀行をみる

今日も ...
きみがくれた コーヒーカップ
なにげなく書かれたコトバ
「虹のむこうには うれしさがいっぱい」

なにかちがう
そうおもったぼくは へそ曲がりかな

このコトバを書いたひとは きっとかなしい
だって ...
あってもなくても足りなくても

満たされない

それが人の性だから

夢とか希望とかにうつつをぬかす

そうじゃないと苦しくって

そうやって繰り返し繰り返し



未曾有 ...
平素はクジなぞ当たらぬくせに




何だかその日は朝の牛乳がいつもより多く置いてあったり

雨も降らぬのに天井画の龍のように鮮やかな稲妻を目撃したり

...
何も見たくは無いと、目を閉じて

何を見たら良いのか

    (解らなくなってしまった。)

都心の電車は

定刻通りに駅に滑り込み

        いつもと同じ顔ぶれの
  ...
はだざむい夜は 皮膚をつないで朝をまつ
雨のふる午後は 髪をぬらして屋根に走る
わたしたちは すでに 与えられている

赤く灯る 血のような夕に

ほらみてごらん
一直線に祈りが走る ...
丸めた背中に抱きついた。

言葉よりも、態度で示すために。

(物を言わぬ行動は、言葉よりも気持ちを伝える・・・・。)


好きで
      
     好きで
     
  ...
さよなら

帰り際
つぶやいてみた

机に向かって

何千回も言った言葉の
それが本当の
「感動」のキーワードで
出てきたページを
上から順に見ていった

Google先生
今この瞬間に
涙を流させてくれないか
どんな感動で良いから

明日には笑える
小さな悩みだったと ...
彼氏が出来た

好きな人を諦めてみたら
視野が広がって

わたしを好きだと言ってくれた
優しくて素敵ないのくんと
付き合ってみようかなと思った

いのくんに悪いかなと
少し思ったけ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
花の匂いと今を間違えるなんて喜劇さきらく短歌310/6/2 20:19
夜めぐる夜 Ⅴ木立 悟自由詩410/6/2 20:00
ノート(凹羽)自由詩310/6/2 19:58
ノート(細夜)自由詩210/6/2 19:57
darkness to darknessハイドパーク短歌2*10/6/2 19:53
動静蒲生万寿自由詩1*10/6/2 19:50
ヴァギナデラシネ自由詩2*10/6/2 19:42
火の星をもうひとつふくだわらま...自由詩010/6/2 19:28
配る人Giton自由詩2*10/6/2 18:59
ゆるやかに大覚アキラ自由詩510/6/2 18:52
ざくろことり ま菜短歌310/6/2 18:14
維新電信Oz自由詩010/6/2 17:33
海の声遊僕民自由詩010/6/2 16:21
なげたコードさわ田マヨネ自由詩110/6/2 12:57
哲学……とある蛙自由詩7*10/6/2 12:06
うたうたい小鳥自由詩510/6/2 12:00
遠雲。狠志携帯写真+...210/6/2 10:44
星の夢のおわりにゆるこ自由詩310/6/2 10:21
そとの光り朧月自由詩110/6/2 9:28
Come Around寒雪自由詩010/6/2 9:14
六月に入る生田 稔短歌310/6/2 8:10
コーヒーカップアマメ庵携帯写真+...210/6/2 7:27
廃棄物yoyo自由詩110/6/2 4:32
川向こうの大火TAT自由詩1*10/6/2 2:37
恋×乞い×こい。梓ゆい自由詩010/6/2 1:46
ボートはるな自由詩210/6/2 1:34
staffroom梓ゆい自由詩110/6/2 1:27
さよなら佐藤伊織自由詩010/6/2 1:21
キーワード自由詩010/6/2 1:17
六月一日cass自由詩210/6/2 1:15

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