帰りたくないとかは

とても言えない。

帰りたくないけど。

とても言えない。


だから

あたしは

また

ぐーをだす。
田んぼを抜けて向かってくる

郵便配達の排気音

二階の窓から眺めてた

少年の胸の高鳴り

昨日、アルバムを三冊捨てた

振り返るには濃密すぎて

淡すぎる過去

見知ら ...
泣きたいから泣く
を繰り返していた私に
届いた 一通の手紙
そう あなたからの手紙

私の細く縮んだ目は
ひらいて
手紙をみて想う
ああ やっとあなただと

あけられない とおもう ...
リアルの始まりはいつだって白濁に過ぎない、毛髪の根本に仕込まれた飛び道具がわずかに余計な色を添え、36度あたりの赤い水力がタービンを回し始める…ハロゲンライトの灯りはまるで、ちょっとくらい ... まっしろになりたいよ
溶けて破壊されてどろどろになって
なにも考えたくないよ

よくわからない文字や数字ばかりでてきて
頭の中でおどるよ、ずっとずっと
きもちひとつでじゅうぶんなの ...
水無月の名も無き川に降り注ぐ雨おろし金オモテを削る あんな人になりたい!
あんな風に曲に曲を、詩に詩を編み込んで、
己の世界を表現したい。

あんな人になりたい!
あんな風に己の力で、己の道を、
踏みしめ歩いていきたい。

あんな人にな ...
それは忽然と現れた。
スパニッシュブルーの空を突き刺してそびえ建つ、
研ぎ澄まされた円錐形のオブジェ。
傾斜角75度の強い意志が天を貫いている。
指し示す先はどこまでも高く
その先端から曖昧 ...
思い出作りでもしましょうと
お気に入りの友達と
おばばばかりのバスに乗り
思い出話に花を咲かせ
温泉地へ着けば
湧いた温泉を
その地のおばばが湯もみしていて
おばばにもまれた湯につかり
...
この感じは何だろうか
          目の前の景色が歪んだ
夜中でも咲いてる造花
          そんな例えが浮かんだ
花は愚かな自分と等価
          悔しくて口 ...
インディゴに染まる星空の果てに
ピンク色に輝く地球があって
だからこの手紙は
あそこからやってきた

皺くちゃの状態だったと思ったけれど
手紙が言うにはこれは正当な折り方で
かみひこうき ...
「かぜのなまえ」


鳥の呼び声の鍵穴の恋う
すこうしあまったいまに核集めて
あのね
雪が木蓮のふかふかに
やさしく揺れてんだきみは
愛もらえば





「Lab ...
彼女にカラオケ行こう
と言ったら
もう少ししたら
なんて言っておいて

お願いがあるの
友達のスピーチで言う事
考えて頂戴だってさ
早速その人に会って
話してすぐに書いてあげた
自 ...
一話完結の夢に

あなたがでてきたから

ぎゅっと抱きついた

あなたは肩を

抱いてくれたかしら

私は眠る

あなたと夢に溶け込みながら
社会生活に適応する
そんな頃もあった
思考の中に埋没して
心の片隅にすら残らない
ここにいるのは
たった一人なのか


悲観的観測
誰もそばにいない
血を流すのは
オレ一人
...
地下鉄の窓に
乳母車の娘の顔が
蛍光灯に照らされてぼんやり映る
背景はグレーの壁で
配管が横殴りの雨のように流れる
全体が切れかかったTVのような眺めだ
帰れなくなった宇宙飛行士が
...
私は血を流す
彼女はそれに指を絡める

水膜を少し張った彼女の目から
ひとつになりたい、って感情が見え隠れする


{引用=
「“愛すなら血の一滴まで”
って歌詞があったから、」
...
  1.

  海岸に
  打ち上げられたふたりの詩人が
  詩の話をしている
  金持ちが金の話をするように

  2.

  都市を撃ちぬく
  弾丸
  僕たちの指 ...
「落ちてるよ」
「あ、ありがと……」
 どうして私はこうなんだろう。落ちていた消しゴムを拾ってくれた
男子にろくにお礼を言うこともできない。もうちょっと社交性持ちた
いよ。
 そう落ち込んで ...
赤い熱と
青い熱の交錯に立つ

在りもしない雨音
流れてくるものさえも信じない左手

夢を、
夢物語と終わらせない揺るぎない夜に
何が云えようか

約束はいらない
嘘に終わるくら ...
俺は祈る
君が可愛い笑顔を浮かべる日々が
ずっと続くことを

俺は祈る
君と友達の楽しき青春の数々が
溢れるようにあることを

俺は祈る
君の前途が気高き祝福に
満ちたものとなるこ ...
何か言いたそうだね。
言ってみたらいいじゃない。

「でも私には言葉を出す口がない。口がなければ話せない。」

だったら書いたらいいじゃない。
話すよりは遅くたって僕にはちゃんと伝わるよ。 ...
閉めきった部屋の中を
風が吹き荒れるなんて信じられる?
でもそれは本当のこと

現にそれで海は荒れ
帆をたたんだ私の帆船は
航路をそれて思わぬ方へと運ばれた

情熱からくる行為のそのほ ...
これは、「時間」を作ろうとしても、それは「無い」し、「言葉も無く」、「自分が無い」ということなのだろう。禅問答の一種と見られる。しかし一読者の私としては、「哲学」に普通の問答を期待するし、それが詩の体 ... あたしが最後まで残しておいた
ショートケーキのイチゴ
最後に食べるのを楽しみにしていた
あたしの可愛いイチゴ
それをいとも簡単に食べられてしまった
あたしの隙を突いて
イチゴは ...
昔はね、いつも刺激を求めてた

あの子よりは

あの時よりは

なんて意気がって

常に高く跳べるって

地に足がつくのが勿体なく思えてた

高く跳びすぎて

足場がないこ ...
 裏切りというものは強すぎて熱すぎる光のようなものだと彼女は感じた。裏切りの光によって切り裂かれた後、その傷にはどうしようもなく重くて硬くて冷たい或る物質がまとわりついて、複雑に気まぐれに傷を啜り続け ... 遠い場所にある希望は劣化して金をつくる
逃げ遅れた肉体の悲鳴は劣化して誰にも聞こえない
言葉で愛を語れるなら詩人はすでに存在しない
美しい空はまるで誰かの比喩に感じ憔悴でのどが渇く
...
私は 無だ 
貝殻の絵に
甘い体を 遠のく 人に
視覚の岩肌に 凍てつく 心は
地面の 花畑に
未来を味わった


地面の 花畑に
未来を味わった 私は
私の消された 世界へと 流 ...
遠く前を走るあなた
後を追う僕はまるで小粒
近付きたくて速度を上げる
君も同じく速度を上げる

縮まらない距離
それとは矛盾に2人は近付く

あなたは綺麗な大粒
大粒夢見る汚い小粒
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
グリコパイナップルチョコレイト小鳥自由詩410/6/29 22:26
逃走三田九郎自由詩110/6/29 22:16
おかえり朧月自由詩210/6/29 22:13
まずまずホロウ・シカ...自由詩1*10/6/29 22:13
ごめん嘘而自由詩110/6/29 22:07
驟雨ハイドパーク短歌1*10/6/29 22:05
あこがれR.F.自由詩2*10/6/29 21:51
renovation渡 ひろこ自由詩20*10/6/29 21:19
さよならバンビツアーさわ田マヨネ自由詩510/6/29 21:11
喪失感くなきみ自由詩2*10/6/29 20:48
19月の星空の果てにピッピ自由詩410/6/29 20:46
圧縮詩 1〜3しろう自由詩2*10/6/29 20:28
カシュナッツペポパンプ自由詩5*10/6/29 20:18
あなたとの夢朧月自由詩110/6/29 20:16
Pessimistic Line寒雪自由詩010/6/29 19:08
創書日和【雨】距離大村 浩一自由詩6*10/6/29 17:43
浸食系女子梨玖自由詩110/6/29 17:01
都市風景(1〜20)草野春心自由詩410/6/29 16:20
ぷりーず はぐ ゆーゆず散文(批評...2*10/6/29 15:51
中錯あおい満月自由詩2*10/6/29 15:01
愛は祈りだ、俺は祈る一 二自由詩410/6/29 14:05
言葉izumi自由詩010/6/29 13:43
閉めきった部屋の中で嵐はうまれ瑠王自由詩4*10/6/29 13:15
「とある蛙 哲学」についてぎょうてんか...散文(批評...010/6/29 12:26
あたしのイチゴくなきみ自由詩2*10/6/29 11:24
伽茶自由詩110/6/29 8:04
機械の定義葉leaf自由詩410/6/29 6:03
ファック!母乳戦争瓜田タカヤ自由詩010/6/29 1:52
囚人歌番田 自由詩410/6/29 1:48
ダイヤの指輪逆鱗社長自由詩010/6/29 1:14

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