どちらでもいいのかしらん
そう思ったときに
結果って出るものらしいです
お知らせがくるらしいです
つけ は月末にくるのですけど
払う気がなくてもくるのです
おぼえとけっていわれたら
...
下方向への上昇が始まり
世界が裏返る
甘い唄をなめまわして
地球が後転する
同じ夜のしたで
海は広いの
子イルカが問う
海はどれだけ広いの
ここの何倍くらい広いの
どれだけ泳げば向こう側に着くのかな
子イルカは母イルカに問う
そして彼は
思い切り高く宙を飛び
母イルカにまとわ ...
百年も
経てば世界の
人口の
九割近くは
骨になってる
...
街灯の先にある交差点、ボーッと浮かび上がる黒い物体 誰も顧みることの無い深夜 行き交う車も無い漆黒の深夜、黒い月
それは奇妙な物体、人体様のものだが、部位それぞれが異なる。体毛はうっすらと生えて ...
空に月が照っている
世界はじぶんのこころだ
失意のとき
目に映るものたちが
励ましを感じさせてくれるなら
微笑んでいてくれるなら
きみの町にいま月は燃えているか
...
その夕刻は
果てなく寂しい金色でした
誰か、
いや、何かに
からめとられたような拙さが
その時ばかりは輝いて
どんなに小さな約束ごとでも
あなたにやさしい髪飾りとなって
わたしは長 ...
俺たちはもうそんなに遠くへは行くことができない
俺たちにはもうそんなに力が残ってはいないし
それにもうじゅうぶん遠くまで来てしまったから
石段を降りた水面の高さから
今度は二段昇った水の上 ...
知らないの?
それとも
知りたくないの?
きっと
それは不安定
でも
それなりに安定
知らないの?
それとも
知らんぷり?
きっと
それは不正解
でも
それなりに ...
{引用=
嵐にはなりそうにもない。きみをもう引き留めておく口実がない。
眉間まで通過していくジンジャーの泡があなたを忘れろと言う
この星が廻り続けて朝がきて (わ ...
さわやかな朝がくるという
きみには今日も
軋む熱を孕んだ、
ささやかな風が吹くらしい
天気予報でわたしは
いつも気圧配置を気にしながら
かあさんがおしえてくれた、
谷、と
...
{引用=
レモンから滴る吐息をあの嘘で二倍に薄めてひとり飲んでる
(約束と違うでしょう、わたしには幸福なんて必要ないのよ。)
姿見に今日も鋏を突き付けて、にっこり笑う。( ...
この命に何を求めるの?
光なんて望まないで
空っぽになった 言葉の引き出し
錆びたシャベルで庭を掘った
探していたのは君へのプレゼント
いつしか足の踏み場はなくなって
真っ逆 ...
襖を通して
炎の揺らめきが
人々の影を写す
僕は布団にくるまり
隣で行われている
饗宴から
身を隠す
眠りの中
無数の影が
僕を
包み
引き裂こうとする
影達は
痛々しい ...
僕は太陽を知らない
もう厭きてしまったの
最初から言ったはず
興味がなくなれば
一緒に居られない
君が泣こうが
無くなろうが
どうでもいいよ
月夜
鏡の前で囁く
時の価値を忘れてしまった代償に
時計しかない部屋へ閉じこもった
裏庭に咲いている白い花の名前を知らないから
切り捨てることの潔さを知ろうとすることで
丸くおさまると決めつけた
だから今、 ...
いろいろな君のこだわりを
僕らはようやく
理解できるようになったけれど
それでもまだ
十分とは言えなくて
突然君が流した涙の理由を
推し量ろうとして
時々僕らは
右往左往する
...
たくさんの時間と言葉を
費やしても 必要ならば
私は 語り続ける…
想いが届かずとも
ありったけの 愛を
捧げる…
微笑みながら 泣きな ...
トイレの白い個室のドアには蛾の羽根についていた模様の一部がついている。トイレットペーパーで蛾をおさえつけ両手でつぶす。蛾はトイレットペーパーで見えないがきっとつぶれている。その跡だろうこの灰色の汚れは ...
若いよね〜
とちんちんの固さに感心されたので、
32歳ということにしておいた。
女は、
冷めたビッグマックのような42歳で、
体験入店と客には言えと、
お店に念を押されて来たらしかった ...
昔、家庭科の授業で「調理実習」というものがありました。
私はあれが大嫌いでした。
いくつかの班に分かれて、各自役割分担をします。
AさんとBさんは切る係、CさんとDさんは焼く係、Eさんは盛る ...
100822
本物件は建坪率を超過しており
同規模での建てかえはできません
なんじゃこらと電車乗り換え
お客様は帰られた
中古の一戸建てを売 ...
恋の終わりは
キリバナ
キリバナ
死んでいるのか
いないのか
ガラスコップの
一輪挿しが
あっけらかんと
咲くように
私は
あなたを失って
冷たい夏を咲いている
も ...
ゆするくんが席をゆずった
ゆずる君が席をゆすった
ゆするくんが席をゆすられた
ゆずる君が席をゆすり受けた
ゆするくんがゆずる君を揺する
その順番をゆずる君 ...
ねこを見てると眠くなる
ねむねむねむねむおねむのまほう
ふわふわの
お腹のお毛毛をなめている
おねむの国に行く前の
おねむの前の身だしなみ
あたしはそんな風だって、頭をひと振りするだ ...
遺書は机の引き出しに認めた
見られて困るものは処分した
必要な道具は取り揃えた
夕闇が人々の暮らしを
真っ青に染める時
ぼくの計画は始まる
ぼくはこれから
隠し持った銃を ...
果ては相変わらず
雨が降り続いて
げんなりするのな。
夢は相変わらず
悪夢が続いて
がっくしするのな。
長靴の少女、クラゲ踏み潰す。
セットリスト燃やして会いたい人間呪う。
...
(この文章は多くの人の意見が聞きたくて書きました。名前も出てくるし、引用もあります。
違う、という人もあれば、僕の読みの浅さを知らせてくれる人もありましょう。
ただただ、知りたいだけですが、多くの ...
あなたの手からこぼれた花を
得意げにくわえて微笑む
蜜を吸ってすっかり浄化して
光に透かした硝子の造花。
なぜそんなに私を見るの
そんなに傷つけられたいのかしら
昨日はどんな自慰をしたのですか
それとも悲しい性交に傾倒したのですか
錯綜時代
子供はやめてください
誰もあなたのママにはなりま ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空の短冊
朧月
自由詩
2
10/8/22 23:33
下方向への上昇
はるな
自由詩
0
10/8/22 23:09
水族館の母イルカは
曲がり屋レオ...
自由詩
2+
10/8/22 23:05
誰も気になんか留めてねぇってばよ
TAT
短歌
3*
10/8/22 22:50
かいだん
……とある蛙
自由詩
5*
10/8/22 22:37
月は燃えているか
吉岡ペペロ
自由詩
12
10/8/22 22:29
獅子座ものがたり
千波 一也
自由詩
6*
10/8/22 22:06
水の上の透明な駅
カワグチタケ...
自由詩
11
10/8/22 21:15
考え中
逆鱗社長
自由詩
0
10/8/22 19:29
miss you
あぐり
短歌
5*
10/8/22 19:04
いつもの天気
〃
自由詩
4*
10/8/22 19:02
切り絵
〃
短歌
0*
10/8/22 19:00
太陽と月の話
三奈
自由詩
9
10/8/22 16:49
炎
Oz
自由詩
2
10/8/22 16:46
寄生
杳
自由詩
1
10/8/22 16:30
弱冷房
中原 那由多
自由詩
5
10/8/22 16:13
ママに怒られた
花形新次
自由詩
2*
10/8/22 15:55
硝子
ポー
自由詩
0
10/8/22 15:29
recognition
榊 慧
散文(批評...
4
10/8/22 15:12
日暮里の女
はだいろ
自由詩
2
10/8/22 14:56
調理実習の勝ち組は人生の勝ち組
チカモチ
散文(批評...
1*
10/8/22 11:35
そらいろ電車
あおば
自由詩
5*
10/8/22 11:06
キリバナ
uminek...
自由詩
13*
10/8/22 10:30
【文字における】 ゆするくんとゆずる君 【リズム感】
ヨルノテガム
自由詩
3*
10/8/22 9:11
おねむのまほう
salco
自由詩
17+*
10/8/22 8:39
マインドストーカー
寒雪
自由詩
1
10/8/22 7:55
長靴の少女。
菊池ナントカ
自由詩
0
10/8/22 6:31
ポエム?現代詩?
非在の虹
散文(批評...
1+*
10/8/22 4:10
flower.
れもん
自由詩
3*
10/8/22 3:38
お遊び
tam
自由詩
0
10/8/22 3:38
3850
3851
3852
3853
3854
3855
3856
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3858
3859
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3862
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3867
3868
3869
3870
3871
3872
3873
3874
3875
3876
3877
3878
3879
3880
3881
3882
3883
3884
3885
3886
3887
3888
3889
3890
8.16sec.