夏空からのさそいは、
手にあまる 光りの束
私は私が赤く錆びてしまわないように
少しばかりいばった母親の顔になって
子供達の好きなパンを焼く
summer’s kitchen
女の ...
暗い岩陰で炎々と青が光る。
一粒の青。
その青い粒は
輝きの絶頂で突然、
光るのをやめた。
残ったのは、
闇。
微かに見えるのは
黄色くぼやけたその残像。
やがてそいつは
再び輝き ...
イッテキマス
90ねんだい 好きだから
迷子になるより
先に恋して
頭のてっぺんから落ちていく。
なぜこのような状況になったのか
自分の身に降りかかる災難を
深く知る余地もないが
下へ向かって、
何かにぶつかることもなく
ただひたすら沈んでいく。
底があるのかど ...
其処にあなたはいるのに
イラナイ
と云ってしまう喪失感
自分のペースを
取り戻し
師匠と話す。
楽になる。
世の中が
好転した
人は先生先生と
よってくる。
苦しみは消え
耐える。
君の笑顔を
見たいから
彼らの歌に嫉妬する
あまりに上手に歌うから
僕の歌は群集に掻き消された
もう歌う場所すらない
『お前は産業廃棄物』
『ギシギシ軋むのがお似合いだ』
嘲りの歌が聞こえてくる
そ ...
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue
}
あしたてんきになあれ
ふたりでデートにいこう
きょうは週末ハッピー土曜日
いっしょにあそぼっ ...
あなたとわたし
二人だけ
誰も入ってこないよう
内側から鍵をかけた
ロンリーハート
凍えそうな夜とも
今日でさよなら
ああ
密室の恋
あなたとわたし
骨になるまで
...
あの日、あなたは逝ってしまったと
聞いた
ぼくはドーン・グロウの朝焼けを
小さな宝石にして
ポケットにしまった
憎しみは残り続けるかもしれない
しかし、憎しみとはなんと
陳腐 ...
起きぬけに 聞こえ驚く 蝉の声
*
蝉の声が 珍しい 訳じゃあ 無かった
地元でも 聞いていた 筈だった
だけど 起こされる迄の 大音量は
初だったので
思わず 録音スイッ ...
五体満足であった頃
僕は不完全だった
すべて整っているのに
僕には自分に
見える物が
聞こえる音が
感じる手触りが
踏みしめる足跡が
遠くの祭囃子みたいに
理解しようとして
...
拍手の中
舞台に上がり
メルシーボクー
メルシー!
スピーチをする僕
初めてテレビに出る。
汗を拭きながら
ダジャレを言う。
賞を受ける。
喜ぶ
これからも書き続けようと
...
空中分解したことばたちを
だらしない二の腕や腰回りにひっつけて座っている
いつのまにか夏も夏、それがもう
どろどろの睫毛の先にも刺さらずに
興味がない、が一番言いたいことなのは
一体全体
...
ティペットが
アイに通らなくなってきた
おそらく
それは右眼のせいであった
自分が思っている以上に
自分自身の
メンテナンスが必要だった
フライロッドにも
リールにも
ラインにも ...
家族愛はすべてこれを禁ずる。
愛は諍いの源であり、
家族を無謀にも守ろうとするときの愛こそは、
もっとも危険な諍いを生むからである。
落ちてゆく者は、
落ちるがままにとどめる。
かれを ...
かなしくなって夜明け
まぶしくなって朝
いらないいらないいらないよ
もう二度と目覚めなくていいよ
本当のこと言ってるのに
聞き返さないでよ
通じない言葉同士で
会話しよう
...
ノートに幹が
木陰が倒れる 転がる車をなくして
コインの葉から
水が転がり落ちていく 赤色の靴を
茶色がなびく なびきながら人が転がる
靴が倒れている 鳥と話しをしようと 飛んでいく
...
魚が 跳ね
池の周りに 津波ができる
白の波紋が 広がっていく
ブラックバスも 跳ね回って
尾びれが 水面に絵を描く
川面では カブトや
クワガタが 飛び交っていった
アブラゼミも ...
{引用=飲み込みが早くて助かるよ}
何度目かのメッセージは私の社内メールに届いていた
見過ごしてた、忘れてたなんていえない
こんなメールが、PCが使い物にならなくなるぐらい長い間眠ってい ...
たった一つでも
感情を込める事が出来るなら
嘯いた無意味な言の葉に
深さも重さも与えられるのに
明朝に目覚めるまでの数時間
向き合った壁の高さに目を背け
僅かながらの自由を数え
...
絶望を
赤裸々に泣き
その裏で
レスを待ってる
自分が嫌い
すみません。
っていや何を謝ってるかは定かじゃないんですが、喋り出しと喋り終わりにすみませんって言うのが癖なんで、すみません。
今頭ん中が天地創造みたいな状況でしてね、って書いてみて、私、自分が天 ...
わたしの言葉のスケッチの竜巻の
なかに見覚えのない名前があった
「 西 嶋 ...
夏の終わりが
僕をくすぐるようだった
沸きだした熱が
いつの間にか
きみのかたちになって泣き出すと
僕は立ち止まるばかりだ
ここがどんな道でも
同じ
夕暮れの光は
ふたりを隠 ...
ムササビが夢を見た
空高く舞い上がる夢だ
青い空に吸い込まれる
下から見えなくなったら嬉しいな
ムササビは夢見た
青空に溶けていく自分を
空の青に消えてしまう姿を
夢見て微笑んだ
...
カレンは
桟橋の上で煙草を吸っていた
昨日
目の前で
軽自動車がトラックと衝突した
3年前
遠く離れたビルの上
人影が飛び降りた
5年前
電車に乗ったら
血だらけの男が
ハンマー ...
「脚のながいスツールのうえで複雑な味のカクテルを飲んでいるってだけで、夜を知った気になるのはやめたほうがいいわ。」
「認識を変える必要があるかもしれない。お互いに。」
「世界は熱湯のなかにあっ ...
「隊長!蝉を発見しました!」
「放っておけ!奴はもう虫の息だ!」
夕暮れてひぐらしの声カナカナと大地と私の火照りを鎮める
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さくらんぼ
月乃助
自由詩
14*
10/8/21 15:55
星が空にのぼる
惟壽
携帯写真+...
3*
10/8/21 15:53
音楽回帰
結川菜青
短歌
3
10/8/21 14:58
光の差すところ
惟壽
携帯写真+...
1*
10/8/21 14:08
喪失
れもん
自由詩
3
10/8/21 13:15
ワルツ
ペポパンプ
自由詩
2*
10/8/21 13:00
みんなのうた
うずら豆
自由詩
1
10/8/21 12:18
てんき
にゃんしー
自由詩
2
10/8/21 11:30
密室の恋
花形新次
自由詩
0
10/8/21 10:50
朝焼けの葬送
真山義一郎
自由詩
27
10/8/21 10:36
夏帰省
藤鈴呼
自由詩
2*
10/8/21 8:56
左目
寒雪
自由詩
1
10/8/21 8:53
詩を愛する人の詠む詩
ペポパンプ
自由詩
2*
10/8/21 8:21
夏も夏
船田 仰
自由詩
4
10/8/21 3:59
わかされを条件反射で進む釣り師
北村 守通
自由詩
2
10/8/21 3:50
透視図法
佐々宝砂
自由詩
2*
10/8/21 3:02
瞳孔
ゆうと
自由詩
1*
10/8/21 2:57
ある靴の物語
番田
自由詩
2
10/8/21 2:01
ある田舎で
〃
自由詩
3
10/8/21 2:00
ts,ts,ts,,,
竜門勇気
自由詩
0*
10/8/21 0:58
たゆたう、もの
松本 卓也
自由詩
2
10/8/21 0:45
惨めに死ねば良いし、惨めに死ぬべきだ
TAT
短歌
3*
10/8/21 0:31
私の好きにさせてくれ
テシノ
散文(批評...
4+*
10/8/20 23:33
みんなで婚活するから景気はつけあがる的出会い
乾 加津也
自由詩
1+*
10/8/20 21:07
片結びの夏
アオゾラ誤爆
自由詩
5
10/8/20 20:48
ムササビは空高く
曲がり屋レオ...
自由詩
0
10/8/20 19:27
Pieces
Oz
自由詩
1
10/8/20 19:17
夜/雑踏
はるな
自由詩
0+
10/8/20 18:58
こども小隊の夏休み「無視」
光井 新
自由詩
1
10/8/20 18:54
真夏
ハイドパーク
短歌
3*
10/8/20 18:41
3788
3789
3790
3791
3792
3793
3794
3795
3796
3797
3798
3799
3800
3801
3802
3803
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3805
3806
3807
3808
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3810
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3823
3824
3825
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3828
5.39sec.