この間、読んだ本で、僕は君と、前世かなんかで、一緒に居たんだと。
書いてあった。
そんなこと、言われても、実感沸かないけど、何となく。
解った。
あぁ、だから、僕らは、祝福され ...
明滅する夜空に太陽のような火が昇った
もはや目が見えないと慌てて走リ去る群集
蛍光の月に半透明の幕が降りた
足が長すぎて折れてしまった虫の
羽がむしられていく
明滅する夜空に舞うため ...
身がはぜて
遠き目を射る
担いだ欲望に
果てないムラを押し付け
片端から
倒錯を誘う
状況的反射
感覚的抑制
プラチナマイルド
ΩHEAVEN
後ろから
脳を一撃された
と同時に
ウィルスも
身に入る
悪寒がはしり
発熱する
リンパはパンパンに腫れ
首から上ばかりが
熱い
ぐらぐらとしためまい
脳の中は
...
わたしへん
ものに執着しても
ちっともものと思っていないんです
はだかにしてとうめいにして
ギリギリの「アル」になるまで
投げて、こわして、きずつけて、ためします
それにくらべて
こ ...
ひび割れたガラスの靴はワルツに軋む音を舞う
滲んだ痛みと引き換えに
たった一度 言葉を交わした
白い手を差し出されれば
気を失うほどの痛みが走る
それでも一度だけ
美しい旋律と共に
...
ときどき、自分がいままでどうやって生きてきたのか思い出せなくなる。
たとえばそれはセーターを編んでいて、順調に右肩まで編んだところで突然、鈎針の動かしかたを忘れるようなかんじ。右に編むのか左なの ...
1 光りは遠くにあって手にはとれないもの
互いの体温通りに
祈りは空まで伸びて発光体となる
2 夢は狂おしいぐらいに膨らんでゆくもの
明日も昨日もあやしくなるほど
...
わたしたちにとっての生活は
愛にみちながら残酷で
はてしなく自由でありながら縛り付けられ
とりとめもなく広大なのに小箱のように手軽な
つねに両極と矛盾を孕んだ
お菓子のようなもの
今月の出張も不発で
いやはや不景気だわホント
山 ...
秋か来て
恋が終わる
楽しかった時間は
静かに波にさらわれ
打ち寄せられた貝殻が
夏の余韻を残すだけ
絡み合った君の指は
今はあまりに遠くて
青空を切り裂いていた白い太 ...
目覚めの弱い朝
濃いめのブラックコーヒーと
アーモンドチョコレート
苦みで潤される喉をなぞるカカオの甘さ
寝ぼけた体が整えられていく
今日はどうやら天気が良さそうだ
もうすっかり冷 ...
夏の夜
電信柱
伝わって
家出果たした
ぺたぺた
よちよち
湖に浮かぶ月
冷たい水に足を浸して遊ぶ
水草が名残惜しそうに体に絡みついてくる
息を止めて
体を沈ませ
ゆれて怯える月を捕まえた
勢いよく
口に放り込み
よく噛んでいると
...
甘くひとくち
昼下がりを赤く染めて
コラージュ
黒いリボンで束ねてほしい
娼婦の真似
いけませんこと
ここは
秘密の花園
あなたが
最初の尋ね人よ
そこで
お待ちになって
ビスケットのあと
キス ...
金網の向こう側だけ喘息の発作によく似た狐の嫁入り
夢うつつ 枕のうえには時空間 効き足の指が朦朧として(おやすみなさい)
遠くから地下鉄の音がやってきて 無理して遊 ...
アリス
君ときたら まだ現を受け止めようとせず
妄想との狭間で 世界との距離を測っている
色とりどりの ごちゃごちゃした夢を見て
目が覚めてもまだ その続きを探してる
でも誰かが耳打 ...
雪だるま作って
カマクラ作って
みかんを食べて
ケーキを食べる。
笑いながら
話をして
ポインセチア
ながめる。
窓に好きな{ルビ娘=こ}の
名前を書いて、にやつく
湯たん ...
科学では命を
解明する事は出来ない
それは神の領域である。
一線を越えてはいけない
境界がある。
高慢な人類は滅びる。
理性を失った人間は
命を大切にしない。
人を不幸に陥れる。
...
幽霊の出る町
墓場が沢山ある。
寂しい場所
重たい空気
そこは生き物の楽園
人間が蔓延っていなかった
人口1千万人の江戸時代。
今は12倍人が多い。
そんな今住みにくい都会
...
押したはずの
シャッター音が
秋の葉音に
かき消されて
写真だけが残る
昨日 不意に
夜に向かって
ストロボをたくと
逃げ遅れた闇が
気まずそうに
ちょっとだけ
慌てふためく ...
水道水にかぶれた皮膚のあたりを掻く
描いていたのかもしれない
赤く、ぽつぽつと、
夕日の質感に似せて
滑車に吊るされている重量のないもの
贅沢は言わない
ほんの少しでも重みがあれば
...
墓石屋は雨にうたれて
このまま風邪をひいてしまいたい
はかない命と真顔で告白しても
「墓石屋なのに〜(笑)。」とギャグだと思われ
そのうち心も荒みだし
行き着いたところは
ザ・デストロイヤ ...
遠野物語に
子どもと遊ぶのが大好きだった神さまがあって
いたずらっ子どもを叱りつけたりすると
大人のほうにばちがあたったものだそうです
お神楽とか
人形からくりとか盆踊りとか
もともと ...
さっきまで 笑ってた友 急にキレ 僕をえぐった サバイバルナイフ
殴られた 歯が折れるほど 殴られた 後は優しい DVセックス
あなたなど 選ばなければ 良かったと 自分を責める 怨念波紋 ...
まけてしまったというのは
たりなかったこと
はいさざるをえないこと
(拝す)
ばかにできないことなど
全人格的に
あいてが眼をあさってのほうこうにむけて
なにか
がなって ...
静かなときに
身をまかせ
ひたすら
目をつぶる
見ないものは
清浄で
ないのとおなじ
森に囲まれた
この部屋で
エネルギーを
チャージするんだ
なつかしい匂い ...
助けを呼ぶ頭痛
叫んでいるのは口か心か
止まらない嗚咽が泡を吹く
ごめんなさいを何度言えば(誰に言えば)
このちっぽけな罪悪感は満たされる?
くるまる毛布はなぜだろう
いつまで ...
カモミール
マロウブルー
手で揉んで
匂いを嗅ぐ
それでハーブティーを作って
窓辺を覆いつくしている
観葉植物に
光が射している
光
時間は
チクタクと流れる
もので ...
橋の所に咲く花は
来る川の水を見ていたし
ゆく川の水も見てた
橋の所に咲く花は
泣く私も見ていたし
笑う私も見てた
秋の風は香りを運びますねと
語りかけても
ひとりたつだけ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
シアワセ。
狠志
自由詩
3+
10/10/9 0:58
天球虫
佐藤伊織
自由詩
2+
10/10/9 0:23
ΩHEAVEN
Oz
自由詩
1
10/10/9 0:20
業火
森の猫
自由詩
6*
10/10/9 0:08
構造
乾 加津也
自由詩
8+*
10/10/9 0:07
シンデレラ
湖月
自由詩
1
10/10/9 0:00
保健室のこと
はるな
散文(批評...
2
10/10/8 23:45
ステップ
朧月
自由詩
2
10/10/8 23:30
お菓子の箱
はるな
自由詩
2
10/10/8 23:25
たまには阿呆でもからかうか、、
TAT
自由詩
5*
10/10/8 23:23
センチメンタル
うずら豆
自由詩
2*
10/10/8 22:45
私という余韻
見崎 光
自由詩
10
10/10/8 22:07
その昔、僕のひとり暮らしは靴を探すところから始まった
TAT
短歌
4*
10/10/8 22:05
おやすみ
暗闇れもん
自由詩
3
10/10/8 21:59
ビスケット
乱太郎
携帯写真+...
10*
10/10/8 21:38
天気輪の丘
佐藤真夏
短歌
1*
10/10/8 20:52
アリス
itukam...
自由詩
2
10/10/8 20:31
僕だけのクリスマス。
ペポパンプ
自由詩
5*
10/10/8 20:16
い・の・ち
〃
自由詩
2+*
10/10/8 20:16
1千万人が丁度良い!
〃
自由詩
2*
10/10/8 20:15
写真について
フクスケ
自由詩
1
10/10/8 20:10
滑車
たもつ
自由詩
10
10/10/8 20:00
墓石屋は雨にうたれて
花形新次
自由詩
3*
10/10/8 19:14
どんぐり権現子の刻参り
海里
自由詩
1
10/10/8 18:34
秋のナイフ
ハイドパーク
短歌
3*
10/10/8 18:01
まけてしまったというのは
a
自由詩
0
10/10/8 17:34
目をつぶる
森の猫
自由詩
6*
10/10/8 14:30
冷たい毛布
ゆず
自由詩
3*
10/10/8 14:21
光
真山義一郎
自由詩
12
10/10/8 13:26
橋のところに咲く花
朧月
自由詩
5
10/10/8 13:11
3799
3800
3801
3802
3803
3804
3805
3806
3807
3808
3809
3810
3811
3812
3813
3814
3815
3816
3817
3818
3819
3820
3821
3822
3823
3824
3825
3826
3827
3828
3829
3830
3831
3832
3833
3834
3835
3836
3837
3838
3839
加筆訂正:
リート風に
/
Giton
[10/10/8 17:07]
4行目「できなかった」→「できない」 5行目「いた」→「いる」
4.91sec.