幽霊の出る町
墓場が沢山ある。
寂しい場所
重たい空気
そこは生き物の楽園
人間が蔓延っていなかった
人口1千万人の江戸時代。
今は12倍人が多い。
そんな今住みにくい都会
...
押したはずの
シャッター音が
秋の葉音に
かき消されて
写真だけが残る
昨日 不意に
夜に向かって
ストロボをたくと
逃げ遅れた闇が
気まずそうに
ちょっとだけ
慌てふためく ...
水道水にかぶれた皮膚のあたりを掻く
描いていたのかもしれない
赤く、ぽつぽつと、
夕日の質感に似せて
滑車に吊るされている重量のないもの
贅沢は言わない
ほんの少しでも重みがあれば
...
墓石屋は雨にうたれて
このまま風邪をひいてしまいたい
はかない命と真顔で告白しても
「墓石屋なのに〜(笑)。」とギャグだと思われ
そのうち心も荒みだし
行き着いたところは
ザ・デストロイヤ ...
遠野物語に
子どもと遊ぶのが大好きだった神さまがあって
いたずらっ子どもを叱りつけたりすると
大人のほうにばちがあたったものだそうです
お神楽とか
人形からくりとか盆踊りとか
もともと ...
さっきまで 笑ってた友 急にキレ 僕をえぐった サバイバルナイフ
殴られた 歯が折れるほど 殴られた 後は優しい DVセックス
あなたなど 選ばなければ 良かったと 自分を責める 怨念波紋 ...
まけてしまったというのは
たりなかったこと
はいさざるをえないこと
(拝す)
ばかにできないことなど
全人格的に
あいてが眼をあさってのほうこうにむけて
なにか
がなって ...
静かなときに
身をまかせ
ひたすら
目をつぶる
見ないものは
清浄で
ないのとおなじ
森に囲まれた
この部屋で
エネルギーを
チャージするんだ
なつかしい匂い ...
助けを呼ぶ頭痛
叫んでいるのは口か心か
止まらない嗚咽が泡を吹く
ごめんなさいを何度言えば(誰に言えば)
このちっぽけな罪悪感は満たされる?
くるまる毛布はなぜだろう
いつまで ...
カモミール
マロウブルー
手で揉んで
匂いを嗅ぐ
それでハーブティーを作って
窓辺を覆いつくしている
観葉植物に
光が射している
光
時間は
チクタクと流れる
もので ...
橋の所に咲く花は
来る川の水を見ていたし
ゆく川の水も見てた
橋の所に咲く花は
泣く私も見ていたし
笑う私も見てた
秋の風は香りを運びますねと
語りかけても
ひとりたつだけ
...
宵闇の空気を裂いて下りる遮断機
ドラム缶を叩く警報機の金切り声に
微かに怯える竹竿の震え
レールの向こうに蜃気楼を従えて
月色のショールを纏った女
ルージュを引いた唇を聞こうと
右 ...
1:Demonstration
たてよこと 2速蛇行の 雀の子 ヘソが茶湧かす 強気な憂き者
2:Route
裏を知り 表を知りて 練る目次 さめねばさめぬ 焦がれる息吹
...
寝汗に三度、着替える
暑い分けでは無くむしろ肌寒い
電車内のエアコンの意味が解らない十月
寝起きに力が入らない
奥さんは今までになく早朝から働く
子供の泣き声に這いずる
消耗戦
薬を切ら ...
ゆるめのローションたらした指
耳の中
かきまわす音
骨の音
今日
小さな失敗して
心折れて
昔の男との思い出の曲聴いて
立ち直ってやる
OLだから
知らずに口ずさむ彼氏に
...
はねるような昂揚と
けつまずくような直進性で
新幹線、がむしゃらにすべっていた
車窓にはひとがげのない
等身大のミニチュアの町が
きょうの幸福にひらいていた
町 ...
思い悩み
どうしても考えがまとまらないときは
一歩外に出て、深呼吸をしたらどうですか
この星は
内なる熱に悩まされ
運行の遅れをとても気にしていました
でも、やはり
一夜で辻褄を合せ ...
私は地下の死体だ
地獄の奥底で 今日も明日の世界を
地獄の奥底を歩かさせられた ひとり 明日の世界を
今日も進んだ 私の心は明日に歩かさせられた
私の心の未来を無くさせられた 屍だ
...
チーズは永遠ではない
チーズは私たちの所有物ではない
私たちは絶えず
このことに備えてゆくのだ
私たちは絶えず
新しいチーズを探し続けてゆくのだ
怖れるな
...
未来には まだ誰も居ない
存在は過去と今だけ
未来には まだ誰も居ない
真夜中の
高層ビルを写真に収めると
ワンフロアだけ
灯りが点いている
残業してる
君がまだ
一人だけそこにいる
+
掌に宇宙
君の掌にも宇宙がある
手をつなぐと ...
2週間前
わたしが切り出した
別れ
彼は嫌だといった
彼はすごく仕事が忙しいのだ
知っているし
解っているつもりだった
...
初めて君の手のひらに触れた
ちょっとカサカサしてて
でも、あったかくて
君の優しさが伝わってくるような…そんな感じ
...
午前1時の 朝ごはん
はちみつを
かけただけのトーストと
皮の削り残した
梨
咎める人の
いないことに
慣れてしまったら
何を自由と 呼べば良いの
“1人で死ぬことが究極 ...
フルーツサンドを食べたら
急に彼に会いたくなった
キウイの色が眩しくて
もう何日も会っていない
彼の顔が見たい
会いたいよ
会いたいよ
そう思うけれど
仕事で帰りが遅く
彼の家は ...
死を詩にすくわれ詩に恋して死にたくなり詩にまもられまた詩を書く死ぬまで
お前の骨はとても細くて
俺の肉まで貫いていて
お前の肌はとてもキレイで
どんなものでも突き通せない
お前の骨はとても細くて
シミルくらいに痛いんだけど
白くて甘い肌のせいで
突き刺さらな ...
何となく作ってみた呪いスレ。
すぐに終了する気がするが、とりあえず何処までいけるか見てみようと思う。
趣旨としては、「やんわりと呪うスレ」。
あまり攻撃的にならず、陰湿にならず、やんわりと呪 ...
よのなかの電波の網の中にいてお前の音だけ手探りをする
胸底にお前の喘ぐ声がする風の音だと限りなく言う
遥かなる街でお前が笑っててお前を抱いて眠ろうとする
今どうしてる?なんて野暮なこと
どんな顔して聞くんだよ
散らかした思いをいまホチキスでとめる
テレビの向こうの交差点に
今日もまた溶けこまなくちゃ
明日になればまた
駅のポスターも新し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
1千万人が丁度良い!
ペポパンプ
自由詩
2*
10/10/8 20:15
写真について
フクスケ
自由詩
1
10/10/8 20:10
滑車
たもつ
自由詩
10
10/10/8 20:00
墓石屋は雨にうたれて
花形新次
自由詩
3*
10/10/8 19:14
どんぐり権現子の刻参り
海里
自由詩
1
10/10/8 18:34
秋のナイフ
ハイドパーク
短歌
3*
10/10/8 18:01
まけてしまったというのは
a
自由詩
0
10/10/8 17:34
目をつぶる
森の猫
自由詩
6*
10/10/8 14:30
冷たい毛布
ゆず
自由詩
3*
10/10/8 14:21
光
真山義一郎
自由詩
12
10/10/8 13:26
橋のところに咲く花
朧月
自由詩
5
10/10/8 13:11
遮断機
寒雪
自由詩
2
10/10/8 12:38
花月のアサンブラージュ
呉汁±
自由詩
1
10/10/8 12:33
ドット
プル式
自由詩
7
10/10/8 10:18
親父と恋
ともちゃん9...
自由詩
7*
10/10/8 9:08
きょうの新幹線
吉岡ペペロ
自由詩
2
10/10/8 8:24
秋分点
西天 龍
自由詩
2*
10/10/8 4:16
天国に思う世界
番田
自由詩
1
10/10/8 3:24
チーズ
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/10/8 3:24
隔
徘徊メガネ
自由詩
4
10/10/8 3:10
寝帰り
小川 葉
自由詩
7
10/10/8 3:04
涙と鼻水と
くゆら
自由詩
2
10/10/8 2:29
手のひら
ほのか
自由詩
4+
10/10/8 1:45
talking about Life
Akari ...
自由詩
5*
10/10/8 1:07
thinking about Love
〃
自由詩
4*
10/10/8 0:56
詩に
森の猫
自由詩
4*
10/10/8 0:23
焦げちまった空の下
黒田康之
自由詩
2
10/10/8 0:21
★の★ろ☆い★ス★レ★
会議室
10/10/8 0:13
つながる
黒田康之
短歌
2
10/10/8 0:00
ポッケ
アズアミ
自由詩
1
10/10/7 23:55
3786
3787
3788
3789
3790
3791
3792
3793
3794
3795
3796
3797
3798
3799
3800
3801
3802
3803
3804
3805
3806
3807
3808
3809
3810
3811
3812
3813
3814
3815
3816
3817
3818
3819
3820
3821
3822
3823
3824
3825
3826
加筆訂正:
リート風に
/
Giton
[10/10/8 17:07]
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5.4sec.