かろやかに私の肌を包み込む羽毛よ
想いが弾けた
一滴の血も 涙も流さず 死んだ
さて 何を手向けよう
君に愛されなかった僕のピースの
さて どこから憎んでいこう
果てしなくて
呆然としてしまうな
何ピースあんのかな
...
幾星霜
祝福の花束を作り続けるの
枯れては編んで
編んでは枯れて
まだかなあ
まだかなあ
いつになったら孵るかなあ
わたしあなたのお母さんよ
報われなくても
救われなくても
...
歓びと悲しみと
出会いと別れと
入り交じる四月
悲しみに寄り添うように
歓びを共に唄うように
さくらが咲く
野草の花が咲く
四国の里山では
山一面に山桜が咲く
山桜が ...
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたことを書くスレッドで
ピッタリするものが無かったので新規にスレッド立ち上げてみました。
このスレッドはこのサイト内の作品やひとことダイヤリーを通 ...
レタスがいのちをもっている。
わたしなんかより。
小さく千切られた彼のほうが
みずみずしく、麗しく、愛くるしく。
レタスにフォークを突き立てる。
ドレッシングの不純さが、
少しだけここ ...
寄せ来る冬波の
滔々と
、
淀み振り落とし
迎える春に
、
洗い流された骨組みのみ輝いて
弾ける蕾
生の熱源 発火し
時間を超 ...
涙の数だけ弱くなります
傷ついた分だけ狂暴になります
そうでしょう
それが人の性分
名もなき花はない
もし名前がなかったら
名前をつけてやる
大発見だ
第四章 「メモワール」④
「なんなん? あのベット」
四歳年上の先輩の木崎さんが、病室の西側の壁へピッタリ寄せて在る空
ベットに目を向けた。敷かれる古びたスプリングマット ...
失われていった
存在たちにも
ありがとう
今があるのは
みんなのおかげ
・
生きるために
生きる
私
手を
あわせる
・
ありがとうさま
体の奥にある
魂と ...
紙が細やかに振動している
撥水性はない
雫が落ちる
水滴は容易に染み込むが
少し弾き出される
風が吹く
枝垂れ柳よりも軽く碧い風
少しの水の重みと粘り気が
紙を飛ばさせない
まだ ...
欠けたようなよろこびが
胸におちるたび
あなたのかたちになってへこみました
愛だと言い切ればよかったね
宙にうかべたまま
少しずつすりへって
もう見えないのにここにある気持でい ...
長い通院生活も今日で終わる
とある春だった
通い慣れた道、河川工事はまだまだ続くらしい
詳しくは知らないけれど新しい駅が出来るという
パン屋、スーパー、マンションや公園、行き交う人々
駅を支 ...
朝起きて濃いめの緑茶を飲んでから
手製の蒸しパンをつくる。
カップ一杯の米粉に大さじ二杯の砂糖と
塩少々、そしてドライイーストを
小さじ一杯。
そこに温かいお湯を入れて
溶けたチョコレート ...
別の星から
花を摘んできた
それはそれは
大変な旅路だった
いろいろなものを失った
財産や名誉
同行していた友人たち
そしてこころ
すっかり空っぽになって
一輪の花を ...
鉛筆で書いている
五行歌は
私の
生(せい)で
宝だ
・
繰出し鉛筆の
クルトガアドバンスで
書いている
五行歌が
こころの海を行く
・
クルトガアドバンスシャ ...
かりそめの
恋なんだから忘れるわ
おぼろおぼろの夜雪の中
天国の
ほうに住んでるのか君は
なんだかしばらくみてないサザンカ
はじめての
のっぺらぼうに会っ ...
時間屋という屋台が最近この街にも見られるようになった
もう少し生きたいという人や
あの時間に戻してくれというような人
未来の時を希望する人
今をもっと濃い時間にして欲しい人
二十四時間を三十 ...
黒い背中を見ている つい
手は右に折れ
こ
れ
は ~
猫の毛 ...
すべてのくじらが歌うのなら
すべての露草が雨滴を抱きしめる
単純な対応関係ばかりの夢では
エンドルフィンに支持された
懊悩が硝子体を濁すばかりだ
雲のあわいから垂れる雷は
鉛直方向に空 ...
働いた手のひらをそっと見る
森を彷徨いうずくまる
{ルビ闇路=やみじ}の{ルビ褥=しとね}{ルビ花埋=はなうず}み
丸い皿は丸く 四角い皿は四角く洗えと言われた
白い皿は白く
深緑の皿は深く深く果てしなく緑に洗えとも言われた
少しも汚れていない水盤のような皿たちに
水流をあてると
どの皿も垂直にしか洗 ...
世界一標高の高い駅に着いた
車掌以外は観光客で皆
酸素マスクをつけている
空気が薄いので皆
紙のようにペラペラになる
喜びも哀しみも薄くなるので晴れ晴れとする
風が吹けば
空高く ...
しじまという名の少女がいた
「しじまです」という自己紹介の後の沈黙に慣れている顔だった
この名は代々受け継がれていると言った
姓ではなく名の力を継ぐのだと
数年後
高名な画家が彼女をモ ...
生まれてしまった歓びと
生まれてしまった悲しみに
風に吹かれて
杖を探りながら
琵琶を抱え
漂泊の旅は果てしない
春には花を愛でて歌い
夏には蝉しぐれを歌い
秋には舞散る葉を歌 ...
夜また来たりて
凍結した湖、
曇天鉛の下 広がる
・
うねっている世界
、
海原の鉛の色に
オレは垂直に
肉身沈める、
底へ其処へ
...
○「野の花のように」
僕たちも
野の花のように
だれにも見られなくても
凛とした花を咲かそう
僕たちも
野の木のように
雨や風に打たれても
大地にしっかり根を張って生きていこう ...
夜は冷えます
太陽とおなじような
あたたかい光が
欲しくて
涙ながしただけで
瞳が綺麗になるだなんて
びっくりするほど
デタラメな綺麗事だね
でも夜は ...
悲しみがいつまでもまだ降り落ちて
優しいふりをできずに笑った
しあわせがあるから心がもういちど
立とうとすると云いたい週末
曲がらないこころに意味はないからと
云 ...
春が来た、カーテンを閉めよう
落ち着きのなさを気付かれぬように
行く人、とどまる人、帰る人
私の行く場所はどこかと、心が騒ぐ
花をつけ始めた桜は堪える
激しい雨風に打たれても
花の散っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
柔らかい肌
アラガイs
自由詩
0
24/3/19 22:40
片想い
印あかり
自由詩
0
24/3/19 20:51
待望
〃
自由詩
1
24/3/19 20:41
四月
けいこ
自由詩
1*
24/3/19 18:57
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと
会議室
24/3/19 18:34
レタス
印あかり
自由詩
3
24/3/19 17:55
迎える春に
ひだかたけし
自由詩
2*
24/3/19 17:07
さがサーガ
りゅうさん
自由詩
1
24/3/19 14:52
鏡像 【改訂】
リリー
散文(批評...
3*
24/3/19 14:31
※五行歌 三首「みんなのおかげ」
こしごえ
自由詩
2*
24/3/19 13:57
夏鳥
中沢人鳥
自由詩
7*
24/3/19 13:47
よろこび
はるな
自由詩
4
24/3/19 13:47
紅白もくれん
そらの珊瑚
自由詩
5
24/3/19 12:24
ある耄碌老人の朝
室町
散文(批評...
3
24/3/19 12:08
うつくしさ
やまうちあつ...
自由詩
3
24/3/19 10:22
※五行歌 四首「クルトガアドバンスで」
こしごえ
自由詩
4*
24/3/19 9:05
春よ恋
秋葉竹
短歌
1
24/3/19 7:48
屋台
山人
自由詩
4
24/3/19 4:30
TEXTURA
アラガイs
自由詩
5*
24/3/19 1:26
くじらの歌
中沢人鳥
自由詩
9*
24/3/19 1:05
破調
レタス
俳句
2*
24/3/19 1:03
丸い皿は丸く
ふるる
自由詩
4
24/3/19 0:58
標高の高い駅
〃
自由詩
2
24/3/19 0:54
しじま
〃
自由詩
4
24/3/19 0:44
何処へ
レタス
自由詩
4*
24/3/18 22:50
夜想、魂の
ひだかたけし
自由詩
4
24/3/18 22:23
独り言3.19
ホカチャン
自由詩
0
24/3/18 21:55
あたりまえ
秋葉竹
自由詩
2
24/3/18 21:23
なにひとつ簡単なことはない
〃
短歌
1
24/3/18 20:41
急ぎ足
ヒロセマコト
自由詩
2*
24/3/18 20:15
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
加筆訂正:
ワラジムシ
/
本田憲嵩
[24/3/19 21:42]
最後の行、若干修正。
紅白もくれん
/
そらの珊瑚
[24/3/19 12:53]
加筆修正しました
何処へ
/
レタス
[24/3/19 0:23]
田中宏輔さん、少々手を入れました。申し訳ありません。
ワラジムシ
/
本田憲嵩
[24/3/18 21:07]
それは、を、おまえは、に修正。
0.14sec.