老いも若きも欲望に身を任せ肉体を捧げる愚かさ
痛みなどすでに感じず恥すら捨て去る

なんという勇猛果敢
白い波間に捧げるballade

不調和音の響きに身を任せ清き精神は何処へ

獣 ....
紅く染まる細い糸は一度切れては絡まり結び合わされる
また解けては切れ目と切れ目とが合わさり一本の頑丈な線となる

もう切れることも離れることもない
不思議な運命の悪戯で合わさった縁の糸
地下で轟く核の悲鳴
北朝鮮の土壌は死の臭いが充満し
一人の独裁者の過ちが生きとし生ける地球を汚染する
最も卑劣な方法で

アメリカに翳すカードは余りにも愚かで生命を脅かすほど危険すぎる
自 ....
 

ブラックなサンダーに
撃たれたのは
生き延びるための嘘を
平気な顔でつきつづけることが
架空の地図で遊びつづける
幼な子のようだと気づいたとき

夜空から放たれた雷が
こ ....
明日核戦争が起こるとしても
私は普通に生活を送るだろう
私の肚は決まっている
今日生きる生活は
今日生活する命
明日生きる生活は
明日生活する命
半分腐ってる空の下で
うなだれて咲いている花が
自我を持ち、人々に脅威をもたらし始めたんだ
だから詩を書こうと思ったんだ
引きこもりの僕の部屋にいる
コミニケーション可能なロボットと
 ....
 

しつこい雨が降る
とても心にまとわりつく
しつこい雨が

鮮度をあげて朝を過ごしたい
じぶんの好きな香りを
部屋中に満たして
ベッドから飛び起きて
シャキッとしたい
初 ....
ともかくも
生きていた
生きていた

それだけで
奇跡的で
満点で

老政治家の言っている
「貴様、なぜまだ生きている」と

それだけで
飯がうまいというものだ
人が海から出たのは
津波によって
陸に取り残されたからで
絶望から出発して
サバイバルを続けて進化した
僕はこの仮説を信じている

海にずっといれば
水に困らないし塩にも困らない
台 ....
ふいに聞こえた浜省の曲

つけっぱなしにしていたテレビからだ

こういう時

音楽と記憶は切り離し難いとつくづく思う

もうすぐ誕生日だから

呼びかけてきたのかな

そん ....
 
 嘘を吐くな

 正直に生きろ

 と親から言われてきたけれど

 詩の中では

 ウソついてもいいよね

 だって気持ちはほんとうだから

 ウソみたいな詩の中に

 ....
機械仕掛けの月が
地球上を監視する
人間に支配された月
馬はAI搭載の義足をつけられ
プログラミングどおりの
目的地へ走らされた
爆弾を背負って
馬が爆ぜる前に
爆弾を取り除くには
 ....
へつらいと驕り
超回復
なぜなら自らの死と宇宙の圧倒とを知っている
みただけで幸福を感じられる形
苦しみをうつして折半する
蒸留した結晶
刻印された信仰の痕跡
他人の戦場と異邦人
壊れ ....
頭もたげる眠り草
脈動する脳髄に
何時しか宿る想念の
絶えず木霊し告知する
墳墓を共にひっくり返せと


  ☆


五月雨の
ふるふるふるへる

撹乱の 宇宙乳房よ

 ....
不条理に人の思惑が錯綜するこの世の中
一条の信念が闇を打ち払い正しき道標を指し示してゆく

もし僕に勇気があれば
明けない夜に光を呼び覚まして荒れ狂う波でさえ鎮めてみせるのに

幾度、僕の ....
突如降り出した雨
壽から溢れる雫
濡れて鮮やかな緑陽樹の緑
ランドセルを背負った小学生がピンクの傘を揺らしながら走り去る
大人たちは皆浮かぬ顔して傘を差しながら通り過ぎてゆく

これもそれ ....
イッショウケンメイハタライテイル
ミヲコニシテハタライテイル
フセッセイモセズ
タダマジメニコツコツト
ソノヒヲケンメイニイキテイル
ユビヲササレワラワレナガラ
バトウサレフミヅケニサレナ ....
暗い路が溢れ、呻く
常夜灯は所狭しと並び
終わりのない苦しみを今まさに
人工知能が太陽のエネルギーを吸い尽くす
死にたくないから、人は死脳、私濃、子囊、シノウ

真っ赤に染まった海が波打つ ....
学校の帰りに、駅のホームで電車が来るのを待っていると、女子学生が二人、しゃべりながら階段を下りてきた。ぼくが腰かけてたベンチに、一つ空けて並んで坐った。「こんど、太宰治が立命に講演しに来るねんて」「そ .... ハローマイケル、地下鉄はあっちだよ
助けていきたいと思いま〜す!
拡声器で叫ばれてもノーサンキュー
5号車3番ドアに寄りかかって蛇になる
鱗が人恋しそうに震えている
暖めて抱きしめる、移動時 ....
 

雲はちゃんと横に流れる
薄く青い大空はその姿をみおろしている

手軽になれるように
ミックスな感情をカットして
美味しい時間を手に入れるのも
白い品と呼んでもいいのかも

 ....
あたしの目
ざらざらなの 夜風
くれないの うらかなしげな
からからと たびびとのあしおと
ぐるぐると 眠り果てた 子ども

死にたがり 空 鳥はただ飛ぶ
うるさいの さざめくすべて
 ....
水のように眠った
連続する穏やかな
体液の水面
幾つかの色を見つけては
金属の味にしたがって
溶けていく
あなたが寒がるから
手袋とマフラーを買った
行く所がある訳でもないのに ....
座り仕事で
神経痛になった 街は
賑わう 今日も
選挙運動で人が溢れる


何をするにしても
時は流れた 親といても
そしてどこにいても 
歳を僕はとったものだった


荒川の ....
美味しいものを食べに行こうなんて
頬笑みながらきみは言った
もうすぐ別れてしまうのに
多分ぼくたちは一番親しい友達になるだろう
残された想い出たちが五月の風に飛んでゆく

あの頃は流れ星を ....
変更されたシフト、そんなゆーうつな曇り空のしたでの、とてもぎこちのない板ばさみ、汚れたアスファルトに高圧洗浄機をかけて、どろみずをワイパーでひたすらに掻きだしてゆく、気楽かつとても気のりしない土よう日 .... 鳩をみませんでしたか
おだやかな嘴に
なぞめきひかる胸毛
むくつけき気性は
あるべきようにあるかたちへ
にぎれば扱いやすいよう
手間でも水もそそげます
あれのあるかぎり
安泰でいられる ....
下を向いて歩いていた
下を向く瞬間が多い人は
ずっと下を向く気がした

ので急いで顔を上げた
怖くても広がった
景色の隅に幻覚
気にしたら駄目だ

いなくなってほしい人の中に
あい ....
変わらない田舎に帰省したような
田水がキラキラと輝く豊かさの景色が
目に染みる

人は変化を嫌う生き物だが
10年経てば
思想や哲学は成長という変化を遂げる

随分と丸くなった
角が ....
鋭利な刃物が頸動脈に狙いをつけている、極彩色の夢を見た朝は、初めにそこが天国なのか現実なのか確かめることから始まる、天国ならラッキーって思うし現実ならウンザリする、でも未来があるのはいつだって現実 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
汚染地帯栗栖真理亜325/5/27 17:31
025/5/27 17:28
永遠の過ち025/5/27 17:27
白痴秋葉竹225/5/27 15:46
生活渡辺亘325/5/27 15:28
詩を書こうと思ったんだ若森3*25/5/27 11:21
雨のうた秋葉竹125/5/27 7:47
生存者りゅうさん125/5/27 5:10
サバイバルイオン2*25/5/26 22:45
葬送曲花野誉5*25/5/26 20:00
ウソッキーおやすみ625/5/26 19:24
月と馬4*25/5/26 19:16
割れ壺凪目125/5/26 18:42
五行歌、もるひねひだかたけし5*25/5/26 18:17
運命の人栗栖真理亜425/5/26 17:26
雨の情景125/5/26 17:24
宇宙からの遺言2*25/5/26 17:21
『幸せの選民思想』雨宮煎りこ225/5/26 14:28
LAUGHING CHICKENS IN THE TAXI ...田中宏輔15*25/5/26 14:22
助ける饂飩(うどん...225/5/26 12:25
漂泊秋葉竹225/5/26 7:54
共鳴感覚みぎめ ひだ...425/5/26 6:32
優しい沈殿たもつ625/5/26 6:27
曇りの日番田 425/5/26 0:34
別れ路レタス5*25/5/25 23:39
土よう日 くもり本田憲嵩725/5/25 22:51
巣箱の中の死神凪目225/5/25 22:45
終わりにしようsonano6*25/5/25 21:57
弥栄の泥朝焼彩茜色525/5/25 21:52
結局、血が騒ぐホロウ・シカ...1*25/5/25 21:40

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.36sec.