これも運命 天の自由だ
と思うことにより
世界は自然であると
この目に映る
影は光あっての影
あの街で降っていた雨が
今 私に追いついた

雨に流れる景色は心地よく
今の私には申し分なかった
このまま
静かにゆだねようと
シートを倒す

3分ほどして
車内のアナウンスが
 ....
「熱っ!」
熱湯の入ったコップをぶちまけながら
何なの? この成績は!
また順位が下がってるじゃない!
勉強してるふりして
怠けてるからだろ!
「ごめんなさい、ごめんなさい
今度はちゃん ....
いつもある世界の終わり
肩をぴたりと付けながら
ひたり、


湿り気帯びた皮膚で囀る

また 今日も一つの世界が終わった
また 今日も一つの再生が始まった

日の入りと日の出のそ ....
 

いつだって
けさが始まる坂の上
春と一緒に光かがやく


夜の影に隠れて
起き上がった朝が
ゆらゆらとゆれている
やさしく微笑みながら
今日もあたらしい ....
雲が木の枝の頂に突き刺されていて
その傷口から青いものが覗いている
ひとりで歩いていると
常に何ものかから斥けられているように感じる
もう終りかもしれないと思って
低いところにあつまる枯れた ....
アロンアルファでとめた政権交代
劇的に、ただひたすらに演出過剰に
太鼓を叩く
千年前のUFOの文献を探している
探偵は一人
リズミカルに推理をする
餃子の王座にかけて
ロジックを解体する ....
ケーキについた蝋燭の明かりを、今でも妙に覚えている。初めて友を殴り飛ばしたあの日の夕暮れを、今でも鮮明に覚えている。自分の正体が分からなくなる程に泣いて、ふと、床に目をやると、自分の影がユラユラ揺れて ....

雨に濡れた日傘を差して歩いていると、情緒がぐんぐん押し寄せてくるようです。街でも孤独になれるイヤホンは、私の防護壁にして武器です。私はひとりでなければ決して生きられない。あらゆる場所に孤独 ....
ポコチンの先端に
マシンガンを取り付けて
撃ちたいだけ
撃って良いよと
きみに言ったとき
きみは空を見上げて
「もう、そんなに撃てないんだよ」
と笑いながら答えたよね
きみの夢だった
 ....
なんてしずかな境涯だろう

気が付けば 、

母も父も妻も娘も息子も
もはやなく なのに

にぎわう北の戸口より、

遥けき陽光突き抜け射し込む

      黄金

    ....
花吹雪よ
鎮守様おそうじを
人は見ていないけど
神さんたちは見ているし
私自身も見ているよ
 

悲しみを
無視して
世界に届けよと
歌を歌ったヨウサギがいて

どんな正しさが
その
歌声に宿っているかは
だれも
気づかないのかなぁ?

どうしようもなく
 ....
木々の若葉は風に揺れながら
五月の歌をうたい

雲は羊たちのように
西から東に駆けていく

ぼくはクスノキのブランコに揺られ
港に浮かぶ洋紅色の貨物船を眺めていた

きみはマーガレッ ....
がんばぞスペシャリスト
ババババンビ
ぷぷさーまことしりしすと
ぼっやってるべ
かかからす
復帰
にゃ
きゃ
みゃ
ばゅ
ねひ
さか
さか
かさ
けきけ
こうする
そば ....
自己探求と
実践などの
旅は
続く
生(せい)ある限り
死と生の境域、
ぎりぎりと生きる頃
意味するゼロ地点に至り

〉自己と自らの肉体存在〈

大いなる齟齬と化す







うじゃうじゃ沸いて来ますな
あの顔この顔こんな ....
自業自得だな。。
こりゃ
さーさ
でも
本物は残る
わたしたちの夜、わたしたちの朝、そしてもちろんわたしたちの昼間も、キーワードによって圧迫される。AIが整える意味の上を歩き、見上げる空は検索窓の細長さ、いいのさ、だってどちら側も同じだもの。夜には .... 薄霧にぼんやりと月照る春の夜に、
哀しい風が吹きまする。
木木はカサカサと噎び泣き
昼間啼いてゐた鶯は
既に眠りについたのか、
沈黙したまま
風の吹き荒ぶ音ばかりがするのです。
吾が心は ....
焚火の終わりを待っている
燃えるものがもうなくなってきた
ここにあった暖かな体温
ぼくが愛した柔らかな太陽
そうつぶやいて時間をつぶす
あいまいな未来を想像する

終わりが近づきなが ....
 ひとさし指の甲のうえに、

コガネムシ、

     を、

    のせてみた、

 とても大きな、

裸石、

 に、なるような、

       気がして、

 ....
一面、純白を背景に
現れる森影深く揺れ動き
音の粒子降り注ぐ
切り裂く今この時を

 光り輝きながら凍り付き 
  凍り付きながら光り輝き
  流線形に生動し伸び広がる
 思惟のヒビキ ....
耳に舟を浮かべ

歩調乱して舞う春の

袖の桜に


つややかな

丸石を

箱に収めたまま


誰が挟んだ栞だろう

蝶は飛び

青き幕間に


  *
 ....
もしも私に星の欠片をくれるなら
ピチピチ パチパチ 
美味しいソーダ水を差し上げましょう

もしも私に紅い花束をくれるなら
シャラリ サンサン
揺れる{ルビ簪=かんざし}を差し上げましょう ....
意味を忌みimitation
忌々しい今のimagination
今際の際まで
   極まるまで
   燦くまで
きらきらの泡のペプシコーラみたいな週末が、ぼくの身の上にまきちらされていた。映画館のアルバイトは忙しくて、深夜に帰宅したアパートでは雨漏り騒動があったし、スマホは調子が悪くてなんだか通知がうまく届かな .... よく分からないんだけど
あなたのものになりたい

地位とか、富とか、名声じゃないものが
私の中でくすぶっている

よく分からないんだけど
あなたのものになれたら

財産が入って来ると ....
虚空から一筋の白い糸が垂れ下がり
その糸は金色に輝けり。
虚空をよくよく見ると巨大な大日如来の顔が覗けりては
巨大な大日如来はにこりと笑ひをりて
それで吾は地獄にゐることを解するなり。
初め ....
どようび、
作業員のほとんどいない、
構内の、
ひび割れたアスファルトのうえで、
ひび割れた、
やわらかなウロコを剥がすように、
スコップで剥がしてゆく、
となりの十一番倉庫では、
フ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
※五行歌「影は光あっての影」こしごえ6*24/4/24 16:47
雨の車窓昼寝ヒルズ324/4/24 15:45
0か100か涙(ルイ)024/4/24 10:23
さいはてより -1ゆるこ224/4/24 9:19
あたらしいいちにち秋葉竹424/4/24 8:19
日々を数える岡部淳太郎424/4/24 4:42
電子領域で猿はアサルトライフルを構えるトビラ5*24/4/23 21:34
裏切り鳥星124/4/23 21:29
空白の歌たち由比良 倖3*24/4/23 21:09
ポコチンの先に見えていた夢花形新次224/4/23 19:13
オステオスペルマムひだかたけし4*24/4/23 17:20
※五行歌「花吹雪よ」こしごえ3*24/4/23 16:21
ヨウサギ秋葉竹324/4/23 7:22
ヨコハマレタス6*24/4/22 23:34
デリーメタル陽向(2躯-...4+24/4/22 19:22
※五行歌「自己探求と」こしごえ5*24/4/22 16:25
五行歌、私たち確とひだかたけし524/4/22 16:16
※五行歌 「自業自得だな。。」こしごえ2*24/4/22 12:57
メモ(検索窓)はるな124/4/22 11:31
眩暈する春の夜積 緋露雪0...224/4/22 5:28
部屋は墓場へ戻す。焚火は近く終わる。竜門勇気5*24/4/21 23:58
コガネムシ本田憲嵩524/4/21 23:31
オンガクひだかたけし324/4/21 16:52
石蝶夢ただのみきや3*24/4/21 13:28
何かくださいレタス5*24/4/21 12:38
囈 言塔野夏子3*24/4/21 9:20
ペプシコーラの週末ねことら824/4/21 8:50
風邪key5*24/4/21 5:46
虚空――(この詩は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』とは無関係です)積 緋露雪0...224/4/21 2:39
はるどようび本田憲嵩524/4/21 1:10

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