むかし、わたしが下宿していた二階の隣部屋に
マリアさまが住んでいた。

知的障害のあるおばさんだった。
髪はぼさぼさにのばし放題で、日焼けした顔は煤けて
一年中同じ服を着ていた。

わた ....
たまに
眼球を取り出して水で洗いたいと言う人がいる
それを本当に実行した奴がいて
それを目の前で目撃した女がいる
その女をストーカーしている男がいて
その時ドアの前に立っていた

部屋の ....
入学初日から
何だよあの言いぐさ…
超ムカつく…


「ねぇ○○さんと
さっき何話してたの?」

話してないよ
一方的に言われた
だけだけど…

「そうなの
何か嬉しそうに
 ....
自分を信じ過ぎて
良くない結果を招いてしまう人は多い

そんなあなたには

哲学的な対話ぶっ続けで24時間
筋力トレーニング48時間ぶっ続けで
ありとあらゆる拷問72時間
ホームレス生 ....
スカバロフェアに行ったことがあるかい? 
ケンジが訊くから、ベンが待っているならね、と答えてやった。
ケンジは、ん? という顔をして犀のような目でわたしを見つめた。
ただでさえさえない顔が、間抜 ....
 青鷺は、一声鳴いて、大きな翼で空をたたいた。翼のひとたたきで、番人の本来あるべき位置にもどったとき、「二人とみんな」の姿は見えなくなっていた。
 茜色になった風が、吹いてきた。
 番人は、口を大 ....
眼球
眼球が痛くて仕方ない
えぐりとってサイダーに浸したい眼球
眼球
眼球、の言葉の響きが好きだ、

愚兄な俺
にっちもさっちもいかない
眼球が痛い
点眼を刺してもなおらない
占い ....
花の樹に重なり径はつづき
風と暗がりを手招いている
花の色とは異なる光が
わずかにわずかにこぼれつづける


径を飛び 径をくぐり
霧のかたちのむこうを浴び
涙の花 声 ....
踏みしめる雪の靴音は
清らかに固められた冷気のこすれるような強情さで
色の薄い太陽と
水を透かしたような蒼の空

登校する子供達の歩道の
一本道が少しずつ踏みしめられて
坂下まで続く
 ....
叡知が夜の庭で唄っている
それは宇宙とは限らない
音楽とも限らない

丁寧に面取りされた多面体
その中心にある羽根から流れ出す溶岩
それは叡知とは限らない
神様とも限らない

星を撫 ....
大雨の中真っ白なシャツは濡れて
マリアは笑って明るくて
まぶしいその姿に私はひざまづきそうで
階段の上で私を待っている
無理やり連れてきた遠いキャンパス
私が先に通ってマリアを待ちわびよう
(もっとしたたかに、いきたかったなぁ)


4月なのに、粉雪の舞うバルコニーから
この街を見下ろしてみる、
イルミネーションが灯るころ。

声を上げられない不幸で、闇だらけの街に
休み ....
「首をかしげる猫」よりも、やっぱり、「心細くなった神」の方を読みたい。
「再生」は、「蘇り」よりも積極的だ。 と、思いつつ、
「捨てた作品は拾うな」を手にはとったが、買うほどでもない。
「自分を ....
もう大分、暖かくなった。
今年の春は風が冷たくきつかった。
手の指もあかぎれで大変だった。
「美白クリーム」って、誰のだろう…
コピーには、「3日でどんなホクロも取れます」
と書いてある ....
信じている事だ
何があろうと
信じて理解しようと
する事だ
何があろうと
見つめて
理解を諦めない事だ
そして
どっしりと腹を据えて
じっと我慢して
待つ
いつまででも
何があ ....
お婆さんが床を
どんっと
踏み鳴らし
暗緑の深葉の隙間
暗い夜空に
橙色の火の粉が
ぱっと
舞い上がる
湖面に揺られた
あおい満月
俺はどうして
いつも
こんな風なんだろうな
いつも大事なところが
抜けている
勝手に慌てて
言わなくて
良いことばかり言って
言うべきことを
言わないで
困らせたり
悲しい思いを ....
クソみたいな自称詩を
人前に晒す奴は
駅前で下手くそな歌や楽器を
披露してる奴と同類で
もっと言うと
物乞いのおっさんとおんなじだ

奇跡的に誰かの目に止まって
美味しいことにありつけ ....
壁を眺めている

モザイクで模様が描かれている

何の絵なのかわからない

葉脈か

馬のようにも見える

神聖なシンボルではないようだ

もっと古い何かのような気がする
 ....
口腔という虚空の中へ
ありったけの空気と
覚えている限りの言葉を
詰め込んだなら

さぁ 吐け
今日は病みあがりなんだ
コードはG
それでいこう

春になっても何も変わらない
 ....
ただ愛している
それだけでとてもさびしくある、
一日の終わり
目覚めて見る夢の終わり

電話は苛立って終わった
まるで最悪な日だった
その責は誰にもなかった
電話でもすれ違う、
時間 ....

空、鳥居、人、木、貝、メール、青、砂
貝殻だけでできた砂粒


すこしだけ精神の栄養がみちて
黄昏、
桜色に泣いた


波はいつも記憶より深い色合い


厚い波に
 ....
恋に落ちるスピードは
どのくらいだろう
音速?それとも光の速度…


入学そうそう
廊下の窓際で
スマホ片手に
何やってんの?
先生に取り上げられても
知らないわよ!

と忠告 ....
私の母親とおどけて腕を組んでいたルカちゃんを思い出す
唇をすぼめて笑っていたルカちゃん
妖艶とは程遠い娼婦で幼い内面に悩まされていた
私は一向にいい加減で、ルカちゃんを酔わせて暴れさせては勢いで ....
雷鳴のように ひびく
原っぱからの子供たちの叫喚
それは 独居している
卒寿のお独りさんにとって
なによりものごちそうになる 
が 
それと同時に気がつくのだ
壁時計の秒針が重たげに 
 ....
薄闇の西の空に赤みがかった月が浮いている
未だ目覚めない命の群落は音を立てていない
傍に立つ電柱の静けさとともに
小池にそそぐ水の音が耳から浸透してゆく

夜半に目覚め再び眠りに落ちて
め ....
空間とは いったい何だ? 
昨日の雲の形は 風の計画か 

時間は時計を持ち
空間は地図を持ち 
私は 手ぶら

時計を壊しました。修理して欲しいので、
隠れ家を見つけました。捜してほ ....
目黒川へ桜を見に出かけた
もうすでに あの桜並木にも飽きてしまった気がするけれど
しかし 私の足は ペダルを踏みこむ時
力が入れられているような感覚がいつもよりもしたのだった


そんな気 ....
なんとも気分がすぐれない

することなすことすべてが中途半端で
誰かれ構わず八つ当たりをしたいくらいで
良いことなんてもう起きないのではないかと
そんな風にさえ思う

息をつく
肩の力 ....
闇の中で白い背中を
反り返らせていた君は
この夜が明ける前に
大人の女になってしまい
すっかり明るくなる頃には
どこか遠い林の中で
樹液を啜っているだろう

君と初めて出会ったのは
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
マリア様についての覚え書き一輪車418/4/3 14:00
空飛ぶ眼球狩心218/4/3 13:45
入学初日しょだまさし118/4/3 13:00
地獄の案内人狩心118/4/3 12:51
獏、仕事する草野大悟2318/4/3 10:19
118/4/3 10:17
#70詩徒(しと)118/4/3 10:10
消える 残る木立 悟118/4/3 9:18
冬の朝の詩高林 光318/4/3 9:14
胎動ヤスヒロ ハ...118/4/3 9:07
マリアを待ちわびよう腰国改修1*18/4/3 7:12
灯(ともしび)秋葉竹118/4/3 5:31
立ち読み空丸ゆらぎ・...1318/4/2 22:08
死niボクロ宗像現象4*18/4/2 21:54
覚悟カズくん1*18/4/2 21:03
1*18/4/2 20:59
018/4/2 20:57
物乞いのおっさん花形新次118/4/2 19:54
「ざあだ」(編集後)よーかん218/4/2 19:44
それでいこう宗像現象3*18/4/2 18:48
#69詩徒(しと)218/4/2 17:03
Bios渚鳥4*18/4/2 15:00
落ちるスピードは光の速度しょだまさし318/4/2 13:52
稚くて若い日々腰国改修3*18/4/2 13:07
失 題 (九)信天翁518/4/2 12:23
四月浅井拓也7*18/4/2 7:33
昨日の雲の形空丸ゆらぎ・...318/4/2 6:04
そして今年も目黒川番田 318/4/2 0:14
生きているのがやっとなんだ坂本瞳子8+*18/4/1 23:16
くちなわもとこ1918/4/1 23:02

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