だるまさんが転んだと
遊びながら目を開けると
いつの間にか姿を消して

誰もいなくなった公園のススキが
半ズボンの膝を撫でていくのを
見とれているから置いて行かれた

皆どこに隠れてい ....
宇宙の武勇伝に気をとられて
鰻と共に忘れる何か
稲穂を渡り行く風
極暑が緩んだ夕暮れ
遠花火の記憶の重なり
ジミーでも思い出せない
ルーチンワーク
差の女がつい視界に入る
レジは半ズボ ....
いつなんどきこの世界が崩れ落ちるかなんて
誰もわからないよね
もしかしたら世界は永遠にこのまま続くかもしれないし
だとしても
個人としては誰一人そこまでついて行けないわけで

コンビニの深 ....
うつる
ゆめみたいな空に
かわいたお皿
ながれおちる今日と今日と今日
耳たぶのかたさのパン

うそをついてやり過ごした
好きなくつ下をはいても
気持は汚れていて
みあげてもみさげ ....
緑の地平に宮殿は白く
赤い苺の夢が空を覆っている
線路の音が ぽつんぽつん と聞こえ
そのエンジンは東の甘さを運んでくる

愛してる
愛してる
と 風は言う

僕の身体は痛んでいる
 ....
女神は約束をしないし
願いも叶えない
女神は怒る
約束を破ったと
鬼の形相の女神を
性懲りもなく
あなたは
愛してしまうだろう
優しさと厳しさを
眼鏡のレンズに入れて
見える世界は

教え合って渡り合って
釣り合うようになるから
ぼやけた視界で
諦めずに探した

遅くはない未来を
待つよりも一緒に
掴まえ ....
過ぎ去っていくものは
二度と落ちてこない
それだけがやけに寂しく
心に突き刺さって朝になる

二度と開かない扉を叩き
目を閉じて三秒数える
それからその場で一回転し
まっすぐ家に帰る
 ....
寝たと思ったら もう朝だ
雪が積もっている
足を組んで 爪を切る
そして、
君は自販機との距離を正確に保ち
鬼と河童と天狗は密談していた
Mermaidを誘うかどうか ――革命に
あゆの跳ぶ川が
海へ流れる

傷つく命の木々の切れ端は
その運命を知らされず

煌めく朝の赤い水しぶきは
暗闇を怖れた少女の流した血

さみ ....
○「住職」
住職に会ったので
忙しいですか?
と尋ねたら
今日は三件あります
という返事が返ってきた
やっぱり猛暑だからですからですか?
とさらに尋ねたら
いや、やはり季節の変わり目が ....
わたしを壊してとお願いすると
あなたはもうとっくに壊れている、と耳を噛むのね

ひもじくてひざこぞうのカサブタを
食べた記憶をくちづけたら
眉をしかめて吐き出さないで
わたしそのものを
 ....
修行中の我が身、
我が心、我が魂
ギリギリの魂の叫び声をあげろ
祈れ。
未熟な己から眼を逸らすな
駄目なら駄目で墜ちてゆけばいい
抗いながら、
諦めに呑み込まれながらも
心の奥の種火の ....
ゆるい風が吹き込む午さがりの窓辺に
詩がものうげにもたれかかって
遠い目をしている
 (私のところにあらわれる詩はいつも
  遠い目をしているが
  この時期はとりわけ遠い目をしている)
 ....
苦みが味覚でもっとも
秀でたものだと知ったとき
ひとは少し大人になれる

そして気がつく
生に於いても
それは同じではないかと

例えば
苦難 苦労 苦悩などが
それにあてはまると ....
寝たと思ったら もう朝だ
雪が積もっている

欲望が行き交う
横断歩道が眩しい

なにはともあれ
日々の暮らしがあるだけ

鬼と河童と天狗は相談していた
Mermaidを誘うかどう ....
都会のスピードに慣れようとして
おもりを外した身体で生きる

良く見えない星に掴まるよりも
ネオンの明かりが無個性に光り
次から次へと流れていくから
タクシーを止めるのが下手だった

 ....
草木が揺れる
涼やかな風吹いて
自転車が通り過ぎる
艶やかな髪なびかせて
行進、行進、夏から秋へ
透明になって浮かんでいる、
己の四肢を遠く見る
スーパーボランティアのおじいちゃん行方不明に

【続きを読む】
息の根が 萎れかけている
卒寿をすぎて 腐りかけている

色艶を なくして しまったし
弾力も 喪失してしまった
だから
もう いつ塵箱に すてられても
おかしくはないのだ

覚悟を ....
しつけを
丁寧に言うとおしつけ

おしつけられたら
丁寧に従って
かしつけにするか
丁寧に反発して
かしつけられるか

かしつけを
丁寧にのしつけて
かえす時が来る
更年期だからもう卒業させて、と嫁さんに言われた。摩擦で粘膜が痛くなって耐えられないの。
それがセックスを拒む理由だった。
突然の卒業宣言に私は戸惑った。
男の性欲は簡単には終了日を迎えられない。 ....
雑木林の奥の崖まで行く癖がある
そんな時に偶然見つけたのがこの教会だった
天井近くには鳥の巣まであるほど廃れていて
キリストは取り外されたのか
薄汚れた大きな十字架があるだけだった

軋む ....
コの字の形をした控室に
ルームロッカーが並んでて
中身だけ抜き取られたように
ハンガーが各自一本ずつ整列している

その服を着て出たのか
それとも初めっから
誰もいなかったの ....
時間の壁を一気にさかのぼる
その写真のなかには今では想像のつかない彼女がいた
写真の横に書かれた十七才の文字と妻の名前

アルバムは彼女が私に嫁いで来るときに実家から持ってきたに違いない
な ....
腕には 花の痕
ぬるくなった前頭葉から 真昼が滴り
効き目のないエアコンの風が
指先を 揺らしている
デコルテの青白い呼吸が 唇から漏れる
白熱灯の陰り 閉ざした瞼から
上手に笑う あなた ....
大丈夫かな?と、私は思った
だって自分はそれほどモテキには興味がなかったし。
心配症のお姉さんの
できごころを聞いて、
すごく良い!って気持ちにはちょっとだけなったよ。
でもそれは口が裂けて ....
「世界が平和になりますように」の立て看板を次から次へとぶっ壊して破片の上でダンスダンスダンス。七夕まで踊り狂うよ。天の川の下、きれいに残った文字だけを組み合わせたらそれが世の中の真実なんです。
嫌い ....
耳の隙間から浸水してきた水圧に
古家と私の身体はただ錆びついて
歯車の音は止む

薄暗い仏壇に薄寒い軽薄が漂い
手を合わせる家族を失った遺族たち

残された者と取り残された者の ....
あかんたれや、くらい
ゆわしたれや。
おれ、あかんたれやから、くらいの
コトバ ひとつ。

死にたい、死にたい、ゆうて
生きとる。
ゆうたらあかん、おもて
ゆうてしまう、
「死にたい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
未来ミナト 螢018/8/20 9:41
いっぱいだった間村長118/8/20 9:35
この世界がこたきひろし218/8/20 5:34
青い塗料はるな218/8/19 22:04
フレーク状の雪由比良 倖218/8/19 21:16
あなたの女神腰国改修1*18/8/19 21:08
友達ミナト 螢118/8/19 20:41
二度目ネン118/8/19 20:05
その朝 (未題 TAKE2)空丸ゆらぎ・...218/8/19 17:14
朝日に走る水しぶき秋葉竹118/8/19 17:09
独り言68集      ホカチャン118/8/19 13:36
火ぶくれのハクチョウ田中修子318/8/19 13:26
叫び八木ヒロマサ118/8/19 13:03
残 夏[group]塔野夏子018/8/19 12:11
苦みHAL318/8/19 12:03
未題 TAKE1空丸ゆらぎ・...518/8/19 11:34
東京ミナト 螢218/8/19 10:58
推移ひだかたけし318/8/19 10:40
ネットニュース花形新次118/8/19 10:25
息の根が信天翁118/8/19 9:28
おしつけイオン218/8/19 8:39
更年期だからこたきひろし418/8/19 8:03
「祈りの残骸」桐ヶ谷忍218/8/19 7:21
Air唐草フウ218/8/19 5:03
アルバムこたきひろし318/8/19 0:26
日蝕為平 澪218/8/19 0:16
大丈夫かな?4に118/8/18 23:50
ダンスダンスダンス青花みち418/8/18 23:46
彼岸と語る為平 澪018/8/18 22:21
あかんたれの国018/8/18 22:12

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