明日から四月、

時 過ぎ去り
人生 未だ途上

 今、正に委ね観ているもの

それ真とし 更に進む
ぼくは道化師
老いたピエロ

観客を笑わせては
ご機嫌をとっている

化粧に隠した顔は誰にも見せない
眼尻に描いた紅い涙は乾いている

手品を見せてはため息を吐かせ
夜毎繰り返す芸 ....
世間に遊ぶ
世間と親和し
満洲餃子など
友と食べ歩きし
肉顔持つ魂達を見入り
心から
誰かを好きになって

心から誰かを愛する迄の過程には

ひらひら
ひらひら
蝶々が
飛来して

わたしは
身体の蜜を吸われたりする

自分を支配するのは
自分

 ....
赤煉瓦の港町は
後ろ暗い汚物が一掃され
うわべだけは瀟洒な衣装を着ている
遠い国からの荷物に潜んだ
赤い蜘蛛にとっては新天地だ
交響曲が聞こえてくる


泥とあぶらが染みついた服で
 ....
詩人の視界を暗く遮ったのは
心があるべき所に残る
がらんどうの虚しさ
木漏れ日の匂いがする
蝉時雨の中戻れない路を
人目を忍んで往く

水溜りを海と呼び
下草を森と呼び
朝よりもまぶ ....
古代日本が世界の中心だった
高度な縄文文明の精神を
現在の日本が密かに保ってきたことが
世界を照らす光になる
真の意味で世界を救済するのが
日本人に生まれた自分の使命だと
今なら確信を ....
春雨に
沈む
残雪
さようなら
雪よ
誰の耳にも止まるよう鎮魂歌は轟音で鳴らされる、崩落した世界の底で見上げる太陽は一番輝いている、絶望や失望と戯れるうちそれが主食かと思うようになった、どこを歩いても腐敗臭ばかりさ、自尊心が内容を .... 春の上辺の景色に
色欲がなぞる
それは現実と内側が
溶け合う真昼

子供のような体温は
不規則な熱情と
規則的な自然のまたたきに
揺らぐ小さな愛のように
しずくとなり
冷たいような ....
          - impromptu

きみはいつだって

かたくなにこころにかべをつくって

うちがわからあなをあけ

まどをつくり

どあをつくり

ねこや うさぎや ....
音楽のせせらぎ
跳ねまろぶ輝き
クスクス笑いを隠すように
去っていった
あの永い一瞬
瞼の裏にホチキスで留めたまま
耳をふさぐ風
風のふところ
雲のにおい
クジャクチョウは目を覚まし ....
行雲流水は
私には無理だった
でもせめて
その時その時
一つ一つをしていこう




 ※ 行雲流水=空を行く雲と流れる水。
   すなわち、一点の執着無く、物に応じ事に従って行 ....
若者が昼夜逆転の生活になってしまうのは
二十代までは眠り続ける体力があるので
平気で昼過ぎまで眠れてしまうからとのこと

その日は夜になっても眠くならないので
やっと眠くなった深夜に眠ると
 ....
詩にもスペックがあり多くの人の日々の生活で普遍的に利用可能なものだったら詩サイトは言葉のプロの人たちの出入りが目に見える形であるはずなのにダークマターのように不気味と静かなのは詩が無意味の証明

 ....
死ぬまできみのこと
離さないと言ったのに

深く眠るきみに置手紙もせず
部屋の扉を開けてしまった

あれからどれくらい経ったのだろう
きみだけの夢を見るようになった

もう帰るに 帰 ....
流れ星のように飛び込んでいく
沢山の人々が、快速電車の鼻先に

僕の知らない人々が
僕の知らない苦しみから逃れるため
都市の動脈に流れる人の移動を堰き止めまでして
すぐに消えていく足跡を、 ....
いつも最後には
柔らかい棺桶に倒れ込み
枯葉に埋もれながら片手を突き出し
リモコンでテレビのチャンネルを変える

ホワイトノイズに交じって聞こえる
宇宙の産声の残響

愛の言葉も他者に ....
ひるやすみ、
とてもみじかい、
アラームが、鳴りひびくまでの、
とても貴重な、
じかん、
しろいカモメたちは、
鳴きながら、春のあおぞらを、
ゆきかって、
しろいおおきな貨物船も、
 ....
この日を境に
もう元のようには
戻れないのではないか
と思ったことがある
阪神淡路大震災がそうだし
地下鉄サリン事件がそうだった
東日本大震災もそうだし
コロナ騒動もだ
その度に僕は
 ....
長い残照
区切られた間隔を、みていた

緩やかな光と、溶け残ったかたち
手を触れれば、それは
ぬるく指の跡のまま、ほどけた

息づくということの、体温を
そばに、頼りない拍動の
 ....
「人生は春」

教えられたのはゲームでのこと

工業地帯のパネルを置いても反応しないので
攻略本を読んだ
道路を敷けばいいらしいとのこと

道を隣接させると工場が建つ

理 ....
永劫の大洋
打ち寄せる波
揺り籠から墓場まで
墓場から揺り籠まで

 燃え滾る創造力動 
     、
  時の狭間を縫い
永劫の内なる大洋から
溢れ流れ出る 行為へと
 行為す ....
いちめんのバアチャンザクラ
いちめんのバアチャンザクラ
いちめんのバアチャンザクラ
見渡すかぎりのバアチャンザクラ
往年の美しさはないが
やさしい笑顔のバアチャンザクラ
過疎の村は
バア ....
 

「あなた、このことは忘れてはダメ」
そのような言葉が
母の最後の言葉になった
その言葉はなんとか憶えているが
「このこと」がなんのことなのかは
ついにわたしにはわか ....
何かある
何とは言えない
何か
誰も知らない
道のおおもと



認めるか
認めないか
複雑な思いか
進むための
小鬼の私よ



澄みわたる闇に
月光一輪
ほ ....
変わり続ける物事
でもね
大切なのは
静かな
死ぬのが怖くて
生きてます

死ぬ迄は
生きてます

特別な夢や希望
持ってなくても

炊飯器と米
そして
おかず一品あれば

別に他に何もなくても
かまいません

も ....
ことば は 溶けている
いちどは 溶けて ただよう

ふわり と どろりと
ことば は 約束したり
裏切り続け

そうして 何度も溶けた ある日
うまれたばかりの 私は
つつまれただ ....
丘の上で気づく すっかり囲まれている
撫ぜられ 肌が一緒に軽くなっていった
雨を逃れ
壁に守られていても
風の群が頼もしくひびく

痛みの外で 佇んでいると
何故かしらず 異様な興奮に包 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
五行歌、イノチひだかたけし524/3/31 22:09
セフィニ/幕切れレタス5*24/3/31 21:55
五行歌、休日ひだかたけし524/3/31 20:12
心から原田たけし424/3/31 18:37
悲しい酒藤原絵理子924/3/31 18:31
琥珀の月303.co...5*24/3/31 18:04
「日本が世界の中心」ジム・プリマ...1*24/3/31 17:37
※五行歌 「さようなら 雪よ」こしごえ4+*24/3/31 16:53
bad religionホロウ・シカ...2*24/3/31 14:50
春のまたたき陽向(2躯-...424/3/31 13:24
Round Table墨晶4*24/3/31 11:53
春偏愛ただのみきや4*24/3/31 11:24
※五行歌 「私には無理だった」こしごえ4*24/3/31 10:36
昼夜逆転サヨナラホームランイオン2*24/3/31 10:07
(復習)さぁ、ココに幸福を追求しましょう!足立らどみ4*24/3/31 8:13
空色の切符レタス4*24/3/31 6:47
快速貨車の鼻先にまーつん324/3/31 2:56
星々のはざまで324/3/31 2:27
しゅんみん本田憲嵩624/3/30 23:38
世界で一番ポコチンが小さい男花形新次1+*24/3/30 19:12
残照、春のねことら424/3/30 19:00
みつばちと冗談303.co...224/3/30 18:30
深奥ミナギルひだかたけし6*24/3/30 17:26
バアチャンザクラホカチャン3*24/3/30 12:32
白い猫秋葉竹324/3/30 11:49
※五行歌 「今は 私」こしごえ5*24/3/30 10:33
※五行歌 「静かな 愛」2*24/3/30 10:31
別に何もなくて原田たけし524/3/30 8:30
とけるsoft_m...8*24/3/30 8:21
春のあらし5*24/3/30 8:13

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