素っ頓狂な音で目覚めた
冬の朝、
意識の視界に映る

弓形の細い木橋の伸びる向こうは純白

ベランダに出れば、

零度の万華鏡に
太陽の光熱 入射して居る。
 宇宙でかけがえのない地球

 宇宙人も二の足を踏む美しさ

 いつの時代から陣取り合戦が始まり

 こんなに汚れてしまったの

 人間以外の生物は自然のなかで生きて

 自然 ....
自殺しちゃったけど
このあたりに井戸掘り名人がいて
地下のことにとても詳しかった
金持ちで人に時計をやったり
飯を食わせたりしていたよ
上着をこの枝に掛けて
煙草を一服するのが好きだった
 ....
ひたすらに

意識の大洋を泳ぐ意志、

時を穿ち佇み
名を言語を
超脱した
何かを
観る

 花々の野辺に揺蕩い
 魂の霊性を謳歌して
 閑か野辺に降り注ぎ

異邦の地にて ....
{引用= object. }

人の手
に依る。
風雨の蒼に堆積した
埃を払う
木肌
に触れる

涼しげな冬
の絵に
雪が降っている
窓の外には
いつもの
静かな朝

 ....
雪は
春に
解ける
こう知りながら
冬を生きる




今があれば
これでいい
ありがとう
あなたへ
○「詐欺フェイク時代」
情報化社会は
貨幣のように
言葉を信用することによって
成り立っている社会である

近頃言葉の偽札が増えている
私たちは言葉の偽札を
どうやって見分けていけば ....
もしもの時は
もしもの時です
私が居なくなっても
地球は回る
あなたと共に
極楽の湯に浸かってたのに
途中で鬼の一行が入ってきて
これはかなわんと場所を移動したら
深夜のゲームコーナー
暗闇に画面だけぴかぴか光ってる
コーラ飲みながらにらめっこして
口の中じゃりじ ....
暗く深いトンネルを抜けると
其処は石化した暗い時計の森だった

文字盤の針はみな狂っていて
ぼくの足音だけがサクリ サクリ…と空に消えていく

遠くから
ギリッ ギリッ… とネジを締める ....
脳裏で吹き荒ぶ嵐を、飲み干して制圧したい、闇雲に振り回した拳は、触れてはならないものだけを破壊した、影の中に隠れ、目論む感情のリカバリー、人差し指の傷を舐める、舌にこびりついた血は堪らなく苦かった .... 小さな鏡に星空を映し過ごそう
アカやキイロやミドリや、やみなども考えて
あまだれをすこし、口に含ませて 一日中

節々と軋み、渇いた喉、潤すかのように近寄せ、
銅版画の域は足溜まり。どこやら ....
 冷雨止み 仕事始めの午後の空
 休憩室の窓から見つけた
 みずいろ に、
 同僚と分け合い食べる紫芋の蒸籠蒸し
 素朴な甘味も清々しい
 
不条理錯綜しながら
生き抜き息継ぎ、

やはり其処に条理

在るらしと、
今の私は想う。
能登半島地震、羽田空港の事故火災
壮絶な始まりだ
多くの当事者がいる中
ぼくは表紙のような顔で
誰かに道を譲った
汗も涙も塩辛い
胆汁は苦い
寒さに震えるネズミ
呼吸を忘れたネズミ

肉体と精神の糸のほつれ
つぶれたトマト
窓から飛び出した冷蔵庫
氷嚢をあたためる心臓

入れ子状の死
ゴミ箱 ....
響く月日を引き継ぐ日々
ひびくつきひをひきつぐひび


うどん、快楽を食らい感動
うどんかいらくをくらいかんどう


なんか争い合う愛、そらアカンな
なんかあらそいあうあいそらあかん ....
大樹の明るむ根元
脈打ち地から隆起し
幾筋も走る意志の輪郭、

光を追い求め光に望まれ
高みへ高みへ伸びる幹を
支える根元の活動する力、

太々と地より浮き立ち在り
支柱の創造する力 ....
微かな痙攣

君のとびきりの接吻が一匹の柔らかい死體人形に稲妻を給餌する
雷鳴は心臓と右肺に秘匿され禁域の嶺にて過熱した母胎へ

再誕を迎える畸形の孖が掌を繋ぐように嘗て彼女等は呪詛であった ....
見よ、この一行をわが蠕動にかたどる背景として魂の炎はやおら踊る 月の昇らぬ砂浜に
{ルビ唐紅=からくれない}の空眺め
忘れた歌を想い出す

衣を染めた{ルビ白鳥=しらとり}は
{ルビ空=うつ}ろな波に身をまかせ
{ルビ還=かえ}る{ルビ棲家=すみか}を ....
○「コンビニ考」
コンビニは
買い物は来る人だけじゃない
トイレを使いにくる人
タバコを吸いに来る人
お金をおろしに来る人
振り込みに来る人
コピーに来る人
息抜きに来る人など
さま ....
夜泣きも少なく何でも食べて
聞き分けが良くてそつなくこなし
安定した仕事に就いて
出世が見込めるよう作られた
子どもがデザインベイビーです

夜泣きが酷くて好き嫌いが激しく
聞き分けがな ....
自業自得だな
私の場合は
大体のことがね
でもね
感謝の念を忘れ去りたくない



はちゃあ 私の
悪と
善が
仲良くしている
ケンカしながらも
俺がもし世界を変えられたとしても
あなたをあなたから護ることは出来ない
巣から落ちたひな鳥を世話するように
どんなにか丁寧に悪意から庇おうとも

俺の知らない世界に続くわだちを
あなたは生 ....
友人から電話が入ってきた
世間話しが途切れ
Tの事になった

お前が行ってしまってからどれくらい経っただろう

記録を{ルビ創=つく}るとお前は言っていた
俺は止めろと言った

きっ ....
お正月
明けてひさびさ
小春の陽

けれど何やら
さびしいな

こころの内か
世の中か

にこにこ笑う
日が来るか

笑っちゃいけない
気がしてる

だから心も
笑わ ....
わたしのふるさと

還るべき処、

私 わたしの故郷 
ぎゅっとぎゅっと抱き締め

 (私は子を生まない、
 凛として涼やかに
 冷徹威厳の匂い
 柔らか漂わせ
 石女と告げ
 ....
五行歌の器は
大きく広いと
信じているし
あなたのこころも
信じたい



五行歌は
シンプルだが
その多様性には
無限の可能性がある
人のこころです



五行歌 ....
僕は買い物は一分でも早くすませたい性格だ
だから
「あんたこれ賞味期限見て買ってきたあ?」
とか
「これまだうちにいっぱいあったのに!」
とかワイフにいわれることしょっちゅうである
また値 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の朝(改訂)ひだかたけし624/1/7 17:39
ごめんなさい地球佐白光1*24/1/7 17:16
椿春日線香324/1/7 15:58
空と永遠ひだかたけし6*24/1/7 15:21
object.ryinx7+*24/1/7 13:05
※五行歌 二首「冬を生きる」こしごえ2*24/1/7 10:19
独り言1.6ホカチャン2*24/1/7 10:09
※五行歌「地球は回る」こしごえ3*24/1/7 9:23
はて人間は?春日線香0*24/1/7 3:06
まどろみレタス7*24/1/7 1:17
甘く無残な鼓動ホロウ・シカ...1*24/1/6 22:17
酔生夢死あらい124/1/6 21:53
五行歌 一首「おやつ」リリー4*24/1/6 18:58
五行歌、人生というものひだかたけし624/1/6 18:24
年始空丸724/1/6 17:22
コールドスリープダウジングただのみきや5*24/1/6 16:49
ぶん回す回文水宮うみ2*24/1/6 16:26
意志というもの2ひだかたけし6*24/1/6 15:27
魔女医ヰ嶋蠱毒424/1/6 15:01
一凝視のこころみ菊西 夕座424/1/6 14:41
夕景レタス8*24/1/6 14:34
独り言1.5ホカチャン2*24/1/6 14:09
デザインベイビーイオン1*24/1/6 11:41
※五行歌 二首「自業自得だな」こしごえ3*24/1/6 9:44
羊飼い3*24/1/6 6:23
Tに捧ぐレタス8*24/1/6 0:32
春はくるけいこ5*24/1/5 18:00
ふるさと・うまずめ(新訂)ひだかたけし8+*24/1/5 15:48
※五行歌 三首「五行歌の器は」こしごえ2*24/1/5 12:19
買い物ホカチャン2*24/1/5 10:39

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