ネェ
彼女は初対面の相手にそう切り出した。
「ネェ、罰金って今すぐ払わなければいけないの?」
「罰金じゃありません。反則金です」と白バイの警官は言ってきた。
「どっちでも構わないけれどさ」彼女 ....
○今年は四十路になる娘が
帰省した
「結婚はしないの?」
と尋ねると
「うちの職場にはもうチビとデブとハゲしか
残ってないから」
という

○離婚した従兄弟が
帰省した
「再婚はし ....
朝起きたら
「今日もすることないなあ!」ではなくて
「よし、今日は何をしよう!」と思うことだ
そしたら黄金の日々になる
戦いが終わり
今まさに戦火が消えようとしていた
惹き寄せられた私たちは
いつしか愛の戦いをはじめ
それは各々の自身との戦いでもあったが
動員された兵士たちは三々五々
ただこの戦火が ....
妖怪を詰め

妖精を詰め

見たこともない色彩のスペクトルよ

野性と滲み

偶然と繊細

子供が死んでも世界は音さえしない


米中の大量破壊兵器

目ぢからだけで戦う ....
初詣の帰り道
自販機の灯りの前で
ホットココアを
ポケットに入れて
きみは言う
「全部捨てて逃げちゃおうか?」

「無理だよ」
「わかってるって」


初詣の帰り道
自販機の灯 ....
むらさきの階段を羽をつけて降りていく

対峙するおとこと女はスーパームーンに

みじん切りにされて光や電子や素粒子に

観察者はどこにいってしまったのだろう

夜の歩道を老人が自転車で ....
セミキツネと歌詞を間違えた合唱曲

森の動物の合唱会は夜開けるとすぐ始まりました
セミ キツネ
セミ キツネ
せこいまねやめて 森から出ていけ
せこいまねやめて 森から出ていけ

しき ....
ムソルグスキー 組曲 「展覧会の絵 」より異曲

ムソルグスキー 組曲 「展覧会の絵 」は
ロシアの人 作曲家によります
友人の画家ハルトマンの遺作展に触発されて作曲したという
この楽譜はご ....
月が鳥やさかなの目玉のよう

ちいさなぱっちり目玉

ひかりの染みた夜雲はまるで

水墨ホタルの鳥獣戯画


こういう美しさを

暇な先輩は知らない


月が鳥やさかなの目 ....
手の平にいる熊たちに
寄り添う二人の神の神光
その滑らかな荒々しさを
喜びで包んだ名もなき紫

火は火と呼ばれることもなく
ただ火のようにありつづける
大げさな仕草に疲れ果て
猫の枕元 ....
日向の午後にふらっと出掛ける

友達なんかいないけど

気ままに路地へ入ったり

小さな神社で手をあわせたりね

こんな午後に全てがある

ぼくが夢みた全てがある
元日は一つの甘い形而上学
人々の想念に整った証明を与え
社会を理論的に区切っていく
幸せは村から市街地まであふれ
不幸せは星から地上まで届く
元日は人々の生活を区切らない
具体的で些細 ....
片目を射抜かれたので
精肉部門に逃げ込んで
働かせてもらうことにした
精肉部門では隠れてカイコを
飼って居た様で
絹糸を秘かに作って居ると言う噂だった
私はシルクロードに居る様な気分で
 ....
元旦や
古女房の「おめでとう!」で
今年もスタートする

元旦や
初詣する人もなし
過疎の神社

元旦や
一人暮らしには
テレビだけが楽しみだ

元旦や
今年も
いい詩は浮 ....
私たちは確かに同時代に並べられただけの
安直な食器に すぎなかったかもしれない

たった二人しかいない母と子が 流し台に溜めたお椀や皿や鍋は
この家にいた六人分の家族のすべてを洗い桶に入れても ....


お紅茶がお好きでしたわよね、どうぞ。

お砂糖おいくつかしら?

《桜ふる夜、艶めかしい声で、》

おぐしの白いものもおふえになりましたねぇ。

私の瞳は、水を失いませんが。 ....
古びたエレベーターのボタン 
玄関には傘と靴がある
冬の空は泣かない
君が見ているのはぼくの記憶の残骸だ。
空き缶が転がっている朝焼けの工事現場
私であり我々であるそれは
雑音の中で舌を出 ....
怒っていいことなんてたぶんない

つまらない顔をしていいなんてこともたぶんない

原色のなみだを

灰色の片目から空にながそう

音楽は消えていく

消えていくから生まれていく
 ....
皮膚の毛穴から
声にならない呟きが聴こえてくる
ひとつ、ふたつ、
呟きはふえていき
大きくなりやがて叫びに変わる
叫びが全身を駆けめぐるとき
私は目覚めて
意識のなかの
ひとつの物語の ....
中学校に通う三年生の一人でした。
C組を担当したのはあなたでした。

快活
であり
どこか自信過剰
または昔気質の
白衣姿をした
小さな体躯からほとばしる声
鼈甲眼鏡
の分 ....
どんな黒よりも黒い黒の髪
黒い髪をさらに黒で染め上げたように
さらに黒で染め上げたように
夜よりも黒い 黒揚羽の黒
煌めく黒い星の鱗粉の黒
月光を還元させてゆく
樫の木のような精悍な体幹
胸の中に灯っている水銀の輝き
日々の生活の滲みと交じり合って
よりいっそうに陰影は輝いてゆく


しっとりとしっとりと
微笑から微笑みが ....
年の瀬に腹いせに弟を殴る
年越した擁護した弟を殴る
朝っぱらからさっぱりと
正月明けからからっけつ
けつバット弟
まめデッポ弟

さあ警察行こうか
授業中

牛乳のみたくなったら

ぴゅっぴゅって

つくえのうえで踊り出すの

よこに映った横顔

くちびるをうえにめくって歌い出すの

ひらめきは月の光

桜並木をひとり ....
やがて過行く駅を見て
電車の音はごとごと揺れる
何時もより大きく響きながら
今日はやけに疲れるなぁ

通り過ぎる人の呼吸が
白く見えるのも
冬のせいでは無くて
やけに見開く眼光の奥にあ ....
月を見ましょう。
中天の月。
お正月の月が、こんなに綺麗な年は、
きっと、いいことがありますよ。


その月をみて、
そう、おもって、
そう、伝えようと、 ....
忘れっぽいので損をしている気がする。
すごく良い言葉を思いついたのに忘れてしまった。
その忘れてしまった言葉で良い詩が書けたはずなのにと悲しくなる。

だけど、忘れてしまうからこそ思い出すこと ....
さしすせそ の歌

さ は さあ紅葉狩りに行こう
.......リンゴ狩りもしよう
.......たぬき似の狐森の狐退治だ

し は 我に100難与えよ
...... しからずんば ....
君と僕
孤独に震えるクローゼット
明けはなして見ている朝日の階段のむこうは

夜で
夜って言ったら目を閉じるゲーム
サイコロ転がして3マスすすんだ先で転ぶゲーム
うつぶせで動かない君を
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
散文詩と言う題名の散文詩こたきひろし218/1/3 10:35
一人暮らし事情ホカチャン218/1/3 9:10
リタイア生活118/1/3 8:52
訣別葉leaf218/1/3 8:26
反戦のスペクトル吉岡ペペロ5+18/1/3 7:11
cocoamizuno...318/1/3 0:47
むらさきの階段と夜の歩道吉岡ペペロ218/1/2 22:49
セミキツネと歌詞を間違えた合唱曲水鳥 魚夫2+*18/1/2 21:45
ムソルグスキー 組曲 「展覧会の絵 」より異曲1+18/1/2 20:06
暇な先輩吉岡ペペロ318/1/2 18:26
神光陽向、318/1/2 18:01
日向の午後sailor5*18/1/2 15:47
元日葉leaf218/1/2 15:27
1998年間村長1318/1/2 15:19
元旦独り言ホカチャン1*18/1/2 14:34
年末の流し台為平 澪3*18/1/2 11:57
あらかじめ、言の葉を置く(とある予言詩)秋葉竹218/1/2 10:27
In the noise空丸ゆらぎ・...13+18/1/2 9:28
原色のなみだ吉岡ペペロ6+18/1/2 6:55
みなもとあおい満月518/1/2 5:14
音信トロピカルフ...3*18/1/2 3:51
本田憲嵩318/1/2 0:45
母子像218/1/2 0:44
20180101_work0000@poetryHell ふ...318/1/1 23:00
あたしってだれ吉岡ペペロ618/1/1 22:31
2つの色鷲田418/1/1 22:09
お正月のお月さま秋葉竹318/1/1 19:52
すごく良い言葉を思いついたのに忘れてしまった水宮うみ3*18/1/1 19:31
所感小感 四つ水鳥 魚夫3+*18/1/1 19:09
クローゼットふるる9*18/1/1 16:44

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.4sec.