僕はかつて、荷台の無い一輪車を押し、整った畦道を走っていた
ところどころ草が生えていたけれど
そこは僕たちが走るにふさわしい硬く尖った土で出来ていて
坊ちゃん刈りした僕の前髪が開拓の風に吹か ....
節度のある幸福
なんか
いらないんだわ
除菌スプレーくさい
おんなたちのなわばり

ドーナツの行列にも
校庭の整列にもつながれなくて
ゆく先の石をいちいち数えてた

それでも熊 ....
激しく光って夢の中に現れた
銀河へ繋がる小さな電話ボックスから
おそるおそる電話をして
昔の話を笑い飛ばされる
昔、心を粉々に壊してたって
昔、変な転び方してたって、昔の話だ
私たちはきっ ....
愛情にふと気づく 思えば拙い生き方の
不幸な擦り合わせで だからあんな風に
素敵に容易く笑えたのだろう

風のような絶望の全てが
その全てがなんの変哲も無い
ふざけ話であってほしいと
こ ....
例えばスプーンに座って
誰かを待ってる

上がらないシーソーは退屈で
お尻が冷たくなるだけの時間
言葉というリズムに乗れたらなぁ

麦わら帽子を置いた向こう側
取り残された惑星のカケラ ....
これには
色んな解釈がある
ポコチン"を"埋めたて
であれば
挿入直後の状態なのは明らかで
産後よりも産前と言って良いが
結果次第では産後が気になるのは否めない
とこ ....
「東京グール」
人が住んでいない皿にフォークをつきたてて
ハンカチでそっと口を隠すだろう
目を開いた彼女のダイヤモンドの義眼に見つめられて
僕は口から細く血を流す


「ミリアム」
ミ ....
生老病死のなかで

いちばん

無自覚だったのは

こうなってみてはじめて

生だったのだと思う

扁桃腺の癌がリンパにとんでいた

ペット検査をしたのだが

それ以上いま ....
仮病を使ったら体調悪なって
嘘つかれへんって不便やなとか言うてひとり
生きるために俺は何ができるんや
などと意味のないことをつぶやく
女との将来が顔面で凍り付き
べたべたした汗と毛が全身を這 ....
だれかにとっての地平線に立つ
だれかにとって、
太陽はやはりここから昇り、
わたしの身体は、よく澄まされた瞳によって、
とんびのように眺められている

かたちのないものが詩になるとき、わた ....
隠していた
その手を出した
わたしに
光りはさして
雪解した川の
ほとりたたずむ
音は少なく
言葉は手帳の内にしかなく

とおいあなたを想っています
しかしひとりでいなければ
 ....
ひとつだけ伝えるなら
あなたに何を

朝のまぶしさか
夜のしずけさか
日曜のあきらめと
やすらぎか

風のつめたさか
空のはるかさか
言葉のたよりなさと
たのもしさか

大切 ....
曇り空の街
みあげれば梅の花
川の水はぬるくクリアにゆるやかに流れ
白鳥は電線で獲物を狙い
桜の蕾は春をはらんでいる

曇り空の街
赤子を抱く若き母は
通りすがる人に優しく微笑む
土 ....
○「闘病」
胃ガンを手術しました
肺ガンを手術しました
乳ガンを手術しました
今や多くの人たちが
ガン手術を乗り越えて
生還していらっしゃる
僕がガンと診断されたら
うろたえないですむ ....
私は
意地の悪い傍観者だから

ヤバそうな案件からは
さっさと手を引く

自分でさえ
何一つまともになりゃしないのに

一つ一つの人生を
ひとりひとりの歴史を
どう変えられる
 ....
今 触れてはだめ

六番目の勘が囁くままに
突き止めようとする指を戻す

峠越えの山道を運転しながら
闇を縫って光を探した

開きかけた何かは
古い本のように堅く閉じて

忘れら ....
場所を変えても同じ
人を入れ替えても同じ

自分が
動かなければ
世界は変わらない

いつもなんとなく突っ立って

ああ狭いなって

言ってるだけだから
私は
夢破れて
僕になりそびれた小人たちの
死体の山に雨が降って僕になる
郷田九段が勝ったのを見た
窓の外を見ている 僕がいた
ただ 僕の中では風の冷たい2月下旬は 
ダウンジャケットが 外に出るには必要だ


僕は目黒には たぶん来年もいる
見当たらなかった ....
あの人は絵を描くことが好きだった
あの人はとても足が速かったし
あの人はとってもグズで
あの人は常に人気ものだった
あの人は歌が好きで
あの人はゲームをやらせたらだったし
あの人はむちゃく ....
自称詩人を
5人単位でコンクリ詰めにして
埋め立てに使うと
腐敗した自称詩人が
海に溶け出して
珊瑚礁がどす黒く変色する
「臭っせえの!」
スペイン女の腋臭より臭う

あーあ、沖縄か ....
 ユウコ、かつてのぼくはきみが好きだった
 ぼくがきみを好きになったのはたぶん、
 きみの気怠さやつらそうなまなざしがぼくの、
 ぼくの琴線に触れてやまなかったからだと、
 有馬高等学 ....
ネオン街の夕べ
入ったカラオケ
国民的なグループが
テレビの中であなたに歌ってる

迫るご当地アイドル
知らない人は他県人
そんなローカルな歌を
テレビの前であなたが歌ってる

ま ....
雲に

貝殻の内側みたいな光の

虹が

なんど見ても映っている

なぜ


初心を忘れてしまいそうになるくらいの

たくさんの金が毎月入ってきている

服や靴、食事やタ ....
ふわりふわりと、スプリットステップを踏む感覚で、雑用を追いかける。
汗ばむ空の果て、クリアさに欠ける世の中は、ウインブルドン。
脱力とリラックスはヨガのようで、タコのように柔らかく、しなやかにスイ ....
黄金



ボタンエビの夢をみた(ワサビは付いていなかった)

おのさんは、新入りだった。システムに組み込まれるための面接。それは、三日前だった。履歴書に、たくさんの嘘を書いてしまった。写 ....
ミライ



彼女の部屋には小さいベランダがある

そこに大きな室外機がどんとある

猫の額に、犬が座っているようなものだ

そんな余白の無い欄外で

ぼくは、タバコをすいたい ....
折々のことばのしたで
猫が眠っている
わたしのいびつさと
正反対に穏やかに

煙草もどきを吸いながら
わたしもどきが
詩もどきを書いている
早朝八時半

腹がぐうっと鳴って
 ....
窓枠にとまったノコギリクワガタが
居心地のいい私の部屋を守ろうと
ハサミを開いて威嚇する

私もプレイリストから
作業用ロマサガ戦闘曲集を流す
終わりの始まりは
10歳になった猟師の息子が
父親の古いライフルで
森の木の枝のフクロウを
撃ち抜いた時だった

息子は父親を振り返り
やったと笑い
獲物から最後まで目を離すん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
どうしようもない夜に書いた二篇の詩のようなもの山人2*19/2/27 0:52
行列はるな519/2/26 23:31
雨の化石明樹水底6*19/2/26 22:43
今日0*19/2/26 22:41
公園ミナト 螢219/2/26 20:17
ポコチン埋めたて花形新次119/2/26 19:14
東京グール などダニケ019/2/26 17:33
生老病死ペペロ5*19/2/26 17:33
すべてが俺を食べてしまって奥畑 梨奈枝319/2/26 17:30
だれかにとっての地平線に立つぽりせつ419/2/26 17:25
雪解川田中恭平3*19/2/26 12:56
猫の教えやまうちあつ...519/2/26 12:11
春の賛美あおいみつる319/2/26 9:32
独り言100集    ホカチャン4*19/2/26 7:08
底なしガト3*19/2/26 4:54
灯台8*19/2/26 4:52
窒息6*19/2/26 4:51
エレバトールダニケ219/2/26 3:27
かつて西麻布で番田 119/2/26 0:59
生活次代作吾119/2/26 0:21
へのへの辺野古埋め立て花形新次1*19/2/25 23:46
からたちの花中田満帆119/2/25 22:49
夜の気分Kay Bu...319/2/25 21:42
虹と初心ペペロ819/2/25 20:29
テニスボーイが憧れだった・・・あおいみつる219/2/25 14:33
黄金後期019/2/25 13:32
ミライ219/2/25 13:10
わたしもどき田中恭平419/2/25 9:22
赤い月が攻めてきた。mizuno...719/2/25 1:29
owl1019/2/25 0:34

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