今が平和(しあわせ)だって本当に言えるかな
耳も目もすべて塞いで
知らないフリして
メンドクサイことは全部放り出して
命すら国に任せて殺りたい放題なんてそんなのホントに平気なの

脅されて ....
職場の連中はお偉い方ばっかりだよ
非正規社員同士でいがみ合って上司にコッソリ告げ口してる

家の自慢をするのが気に食わないって?
少し鼻に付いたって何事もなかったように振舞うのが大人というもの ....
君の横に滑り込んで微笑みを振り撒いた
それなのに君は知らんぷり
窮屈そうに席を立って受付の紙を覗き込む振りしてる
どんなに親しく話しかけても眉間に皺寄せて答えは上の空

どうして伝わらないこ ....
わたしたちは
《お仕舞い》の話をした

悲しくて
寂しくて
涙が出て驚いた

(腹の底に、まだこんな未練が残っていたのか…)

心底
驚いた


それは
履き心地の良い履き ....
祝いの誕生日

庭に切り殺した 美しい植物をあげる

3歳児の顔で 姉は

うさぎの顔のついたスリッパの方がよいと 駄々をこねる

それは、植物よりも利便性が高いから

それは ....
わたしたちは
共に愚かしいという事実の中で
どちらがより愚かしいかを
裁き合おうとしているだけだと言うことに
私は気付いた



さて、


ならば
どうする?
人間が
あれほど残酷で
おぞましくなれるのなら
私は鬼で蛇なのが良い

虐め抜く時の
あの生き生きとした声
明らかに虐めることを
楽しんでいる

それが人だと言うのなら
私は望ん ....
洗濯機のとなりで
展覧会があった
淡い色だった
人々が行儀よく
並んでいた
わたしも会場に
入りたかったけれど
チケットを
衣服と一緒に
洗濯してしまった
昨夜折った笹舟を ....
取り出した言葉はその人の歴史に裏打ちされた「言語」の上に成り立っているから短詩にすると目立つのだろう。才能ないと気づきわかっている人は文章を書くときは長文にして刃を隠すほうがよろしいのかと思っ .... 街をゆく人人がみな
ピエロにみえる理由
それは
アナタが
鬼女だから
なにがあってもなかっても
幼いころからみた夢を消すほど勁い
陽光が街を身を焼くだろう
アナタだけではない
 ....
初夏はまだ始まったばかりだというのに、早生まれのトンボがもう死んでいる、アスファルトの上にその細い細い機体を傾けて、まだ生きていたかった、みたいに、そのうすいガラスのような透明な羽を、そよ風にかすかに .... 少女がしゃがみこみ
自分の影を古いアスファルトに垂らしている
路地裏、午後三時、大安の日

アパートの二階
アルミの冷たい窓枠に肘をついて
しばらく一人でぶつぶつ何事かを嘆いている彼女を見 ....
 
言葉に意味はないのだと
思い知った雨の夜の海岸通り
ホワイトなカッターシャツを濡らし
泣いてもわからないくらいに
雨をかぶった

言葉に意味はないのだと
それを本当かと問うため ....
そろそろ
楽しかったことだけを
話せたら
そう思っても

ひどい思いをしたこと
愚痴
恨み節
荒れる三回忌
こんなにも執着を遺して

きっと寂しがりやなんだ
逝った人も残された ....
最近の人間界

さぎを称した

サギで騒がしい

サギの術にハマると

お金は羽ばたいて

闇の空へ消えていく

サギの巧言令色

サギの策略陰謀

気が付いた時は空の ....
くすりと笑う君の
世界はとっくに
喪失されていたんだね、
気付かずにいた僕を置いて
くすりくっすり ひっそりと
剥き出し硝子窓を震わせ続け
余りに露骨なままそのままに
外界に曝され野晒し ....
絶望に憧れたりしないでくれ

それはあなたを死にたい気持ち
あるいは死そのものに
追いやることがあるから

無気力を真似たりしないでくれ

無気力は死に近く
気力は生に近い
生きる ....
(また降りそうになってきよった)



泥酔状態で唄う桜坂 音痴でふざけすぎるけど
黒いネクタイと白いワイシャツが いつもより艶っぽかった
「泣きそうになったわ」と あとで口にした
その ....
道の先で紫陽花が咲いて六月を知らせるように

淡い朝方の日差しが 蟻の姿を照らしたように

海の方から吹く風が潮の匂いを運んだように

夜に階段の軋む音から人の気配を感じたように

貴 ....
昨日から怒っていた

珍しく怒りが収まらなかった

なので

タロット占いに行った

占師の見立て通りの三ヶ月間だったことが

背中を押した



占いへ行ったきっかけ ....
若くなるためなら死んでもいい
そういうことですか?

先生、それは言葉の綾ですよ

健康のためなら死んでもいい
そういう人が多くてね
僕らの処方次第では
体調は良くなるが死に近づく
 ....
スーパーに行ったんだぜ
魚の骨のパラダイス
くっせー 笑えるよな

キッショ!
ひっさしぶりや、こんなキッショいの、うっわマジでキッショ!

外はみぞれ、何を笑うや、レニン像

キモ ....
 地上のある一部の上を
 浮遊しているシジミチョウ
 少し伸びている青芝には
 いちめんの陽射し

 こめかみを撫でる風と
 こうしていま、私はひとりで
 ビルの壁際に沿った歩道を歩き
 ....
ーーーー
ーーーー
 ーーーー 五線譜は要らない


''''
,,,,/,/,/,/
,/,/,/,/,/,/,/,/=    ※ ,/ ....
情報を得て、現実が進んだことを確認した気になる。
だが、そのすべてが本当にそうであると確信してはいけない。
私たちは、己の見込みと現実との関係を、ゆるがせにしてはならないのだから、
思い込みは思 ....
ゆったりとした音楽
慌ただしく鳴るカップ

霞んだ間接照明のなか
忙しなさとスローとが交差する

人の話し声はやがて子守唄となり
瞼を重くする魔法

誰もが他人には無関心でいられる
 ....
成功したら見えなくなる事もあるよね
成功したからこそ見える事だって

曇り空目指してがむしゃらに昇ってゆく
そんな人生も悪くない
地べたの蟻を踏みつけながら

たった一度きりの人生
夢 ....
小さな息
スッと吸って
モジャモジャのこころ
バッと吐く
90%の読者が
たとえ敵でも
10%の真実を
みつけたら
それはかけがえのない
たからものです
○「平和ボケ?」
ガザでは
毎日たくさんの人たちが
殺されているのに
のんびり大リーグ見てて
いいのかなあ!
ウクライナでは
毎日ミサイルや爆弾が
雨霰のように落ちてきているのに
の ....
逃げてもいい、と社会は寛容である

この寛容とは、無責任な言葉に過ぎない



逃げた人を評価する、雇う会社はほぼ無い

逃げた分だけ、後に本人は苦労する



逃げてもいいと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
騙されないで栗栖真理亜6*25/6/22 13:30
讒言(コトバ)125/6/22 13:25
褪めた炎2*25/6/22 13:21
愛情りつ4*25/6/22 10:11
白い日 月乃 猫12*25/6/22 9:07
愚かしさりつ2*25/6/22 7:36
鬼で蛇4*25/6/22 7:24
買い物たもつ15*25/6/22 6:48
開いた扉を用意して足立らどみ3*25/6/22 5:07
恋(トクベツなひとのうた)秋葉竹325/6/22 4:31
寂静本田憲嵩1825/6/21 23:11
供花飯沼ふるい5*25/6/21 21:41
夜の海岸通り秋葉竹325/6/21 21:20
三回忌8*25/6/21 19:14
さぎとサギ多賀良ヒカル125/6/21 18:50
霊の汀ひだかたけし8*25/6/21 18:46
憧れsonano125/6/21 18:32
マツリアト唐草フウ12*25/6/21 16:47
小道馬後の竹の子325/6/21 13:57
タロット占い花野誉8*25/6/21 13:32
若くなりたい病イオン2*25/6/21 12:43
あの頃[group]林 理仁425/6/21 12:37
蜆蝶リリー14*25/6/21 12:08
,/.脊柱閉塞, (D.C.)洗貝新6*25/6/21 11:23
因果関係と思い込み黒髪2*25/6/21 10:29
忘却の刻栗栖真理亜525/6/21 9:12
泡の青春025/6/21 9:08
たからもの2*25/6/21 8:50
独り言6,21zenyam...2*25/6/21 8:36
冷酷な現実aristo...125/6/21 8:18

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