夕方になり
洗濯物がベランダで待っていた
たっぷり陽を浴びて 
みんなすっきりした顔をしている
ぼくも毎日風呂に入り 
一日の汚れを落とす
湯につかる 
しばし子宮に戻る 
誇るべき文 ....
誕生。
それは時代への参加表明である。
「ようこそ」とはいいずらい。

大欠伸を空に放り投げ、
さて、と立ち上がる。
戦場に復帰するのか、途方に暮れるのか、

人生を毟り取り、
車窓 ....
すり硝子の向こうに
あなたの影が見える
私は何も言えなくて
黙って部屋を出た

真っ赤なうろこと
小さな気泡を浮かせ
水槽の金魚の様に
無口に暮らせたなら

願っていた気がする
 ....
いちごには
まっかなものがあるんだね
白いものもあるんだね

びっしりついた黄色い種に
だれかをふと重ねました

いちごはいつでもみんなで売られています
たったひとつではなく

そ ....
楽しかった日も悲しかった日も、夜は毎日やってきてくれる。
夜が僕にひとりの時間をくれる。夜は僕の、どこまでも広いノート、まっさらな宇宙だ。
僕は毎夜、こっそり成長する。
今夜はなにをしよう。
そこまでは普通だ。学生服を着こんで朝食だ。目玉焼きにはケチャップだ。そして希望が薄くなっていく。
ここのホームは弧を描いている。だからちょいと顔を向けただけで、目が合ってしまった。車両ならふた車両ほ ....
猫が出入りできるくらいの隙間

かたづけられない机の上に書き留められた食材名と
予定の立たない献立
散らばりつづけるマジックの大きな黒文字の上に
母の頭がとけている

   夜、着信音が ....
あいうえお

書きました

はあ、これは

あいうえお

れっきとした あいうえおであり

舐めたいと思った
生協の宅配カタログと老女の一人暮らし
一週間生活するには一袋に四個入りで十分です
余るようなら
トイレットペーパーで鼻をかみ
水に浸けて汚れを落とす
それくらいは日常的

新聞だってクシ ....
タイルの壁を眺めている。

拙いモザイクで模様が描かれている。

何を象っているのかわからない。

葉脈だろうか。

馬のようにも見える。

神聖なシンボルではないようだ。

 ....
 .... 百円玉を
自販機にいれた

風が吹いて
洗濯物がダンスしている

わたしが歩いている
電柱は歩いていない

電柱はみんな繋がっているから
大丈夫なのか
川に落ちた桜の花びら

集まって漂うのを

写真にうつしている人たち
痛みの中で見つけたことがある

痛みは自分の痛みではなくて

ひとの痛みを想うものなのだ

この肉の袋のことよりも

ひとのこころを想うものなのだ


さくらは散るとき痛いという ....
嘘にまみれたこの日常
嘘が舞い散る街のなか
僕も私もみんな嘘つき
嘘に喜び嘘に泣き
気づけば嘘に生かされている

嘘が転がる時代の片隅で
嘘を買い漁り嘘を着飾り
ありふれた嘘を求め安堵 ....
炭のような、黒い、痩せた木が一本
すなぼこりが上がる乾いた運動場に生えている。
かれらはわたしたちを絶望させるためにわざわざ
その木を一本だけ残したのだった。

朝になるとわたしたちはその運 ....
望んだ転居ではなかった
仕事の都合で家族で
この街に住んで十四年

小学生だった子供は
社会人になった

嫌なことばかりあって
生まれ故郷に帰りたいと思った

大人になった場所
 ....
 
今朝は朝寝したくて仕方ないのさ
Sun singing
起きろや 起きろ 支度しろ
誠実に人生をやりなおせ
まったく、やれやれ、なのさ

ニコチン依存が時間の一部をかすめて
ヒ ....
 紙ヒコーキが宛もなく漂う部屋に、ため息をつく少女は独りメランコリック。

「ふぅー→」

 自身の名と同じ物をしたためては、雪玉にして投げたり、鶴にしては頭を撫でたり。
 その用をなさなか ....
ふたり初めて目と目があって、
月天のもと、四月馬鹿の日、
ま白の光を浴びながら。

ふたりして、
ふたりとも、

ふたり出逢って
一目で恋して
泣いて、笑って、ケン ....
父親が危篤だと自ら電話してきた
病院から電話していると言ったが
なんだか元気そうだったから
笑ってしまった

悪い冗談はよせよ
と言ったら
これが冗談だったらお前なんかに電話しねぇ
冗 ....
ときには詩人であることが
まったく賢明でない場合もあるのです

彼らの評価のやり取りが
ただ仲が良かったとか
その人が嫌いだからという理由で
合評会をやっているのであれば

詩人が不満 ....
気温が上がったら
雑草が出てきた!
蚊や蝿も出てきた!
水虫も出てきた!
気温が上がると
押さえられていたものが
一気に出てくる
樹木の雪解け 現れた青い幹、白と混ざり

空を映した、青 春空となる

僕を

桜を照らす、サービス旺盛の光量

足が浮き出す気分

さらわれた君に会いたく

皆(みな)浮かさ ....
何にも書く気がしない昼下がり



ソファーでうとうと 無防備な人体
秒針とどちらが早いか
あるいは 遅いか
花びらがゆっくり落下する
夢なんて考えなくなって

現実的な、そういう無気力だけが

日に日に頭蓋に滲みてくる

どんな裏切りにも慣れっこになって

くだらない嘘にも付き合えるし

それにいやみのひとつでも ....
胞子の雲を突き抜けてそそり立つ足跡は
黄土色の夕暮れよりは美しいはず
勿論足跡は言葉を持たない種族なので沈黙が支配する
やがて定番のおろおろと徘徊が始まって
痛みの果てに我々人間を産み落とすの ....
愛していたとあの男は思って今も生きているのだと思う。
突然酸欠で死ぬかと思った思い出ももう消滅しそう。
実際のところ数値が低すぎて治療してること多分知らない。
ドクターに罵倒されて診断書燃やされ ....
絶え間なく続く
時の砂時計
引っくり返す神の手が
その腹に触れた

安らかに眠る為の
花を手向けて
亡霊の名を呼び
祈りの言葉を捧げる

現れては去り
私も呑み込まれる
悠久と ....
In the end
You snakes and sons of snakes

水を飲ませて下さい
砂漠と険しい山道を歩いてきました
喉がからからです

ここは井の中の蛙の住処です ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夕方空丸ゆらぎ・...618/4/1 22:09
デスクワーク318/4/1 22:06
ちょうちょネン2*18/4/1 21:58
いちご朧月118/4/1 21:43
夜がいてくれる水宮うみ2*18/4/1 21:36
死ぬ感じ ペペロ吉岡418/4/1 21:07
黒文字の家為平 澪5*18/4/1 21:03
あいうえおyup118/4/1 20:48
トイレットペーパー為平 澪6*18/4/1 20:46
ざぁだ・・・よーかん118/4/1 19:56
フォースと共にあれTAT318/4/1 16:49
電柱ねむのき318/4/1 15:21
街ばっかyup118/4/1 14:25
痛みを想う ペペロ吉岡218/4/1 14:01
フールなエイプリル赤依研児118/4/1 10:40
アウシュビッツ一輪車418/4/1 10:01
三つの故郷イオン1*18/4/1 8:09
#68詩徒(しと)118/4/1 7:54
積もる文OMEGA2*18/4/1 7:51
4月1日、月天のもとふたり出逢って秋葉竹218/4/1 7:31
私の体にこたきひろし118/4/1 7:30
エイプリルフールりゅうさん118/4/1 6:18
春動ホカチャン018/4/1 5:48
晴天キャンバス(春)暁い夕日5*18/4/1 5:25
さくら空丸ゆらぎ・...118/4/1 4:15
煤けた大人に ペペロ吉岡218/4/1 3:08
母体血清マーカー検査腰国改修2*18/4/1 0:40
若林のルカちゃん2*18/3/31 23:49
薔薇と砂ネン2*18/3/31 23:21
In the end水鳥 魚夫0+18/3/31 23:14

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