落日の量る太陽の重みを
その身の上に遊ばせて
女は隠れた感情に名付け始める
喜びも悲しみも薄く展開していき
愛は少しずつ輪郭を明らかにする
女は陽射しのパンを食べ
風の美酒を飲み干 ....
巨峰よりも

マスカットが好きだ


好きで好きでたまらない

一年に一度だけの 

食べる恋人



なんといっても ぶどう狩りで

ぶどう園へ行き

熟したてのマ ....
山からはキンチョール
海からはフマキラー

虫は震えている
足場の悪い磯辺で

蚊取り線香の煙は揺らいで
遠く乱れ雲が重い

わたしの足元で
虫はつぶれている
闇の中で燃える火よ。泣き疲れた女、マラルメよ。軌道の果てに行き着くことはないと正しく異なるステップで奏でた草花。夢から夢へと遍歴する、酩酊ののちの酩酊、燃え尽きたページをめくる骨の手の群れ。ぼくらは死 .... 乾いて荒れた
まぶたが開いて
かすれた小さな
産声が午前を揺らす
きみは何度目かの
救済と絶望のなかで
目に見える世界は
たしかなものではないと知る


クロー ....
人とうまくやってけないんだよ
解き明かせたら
その原因と理由は
いたって単純かもしれないし
その反対かもしれないんだが
人とうまくやってけないんだよ

それは子供の頃から
大人への階段 ....
虹を見たその日、
時給の発生する時間枠の運動場で、
虹の切り株は輝いていた
いくつかの色に。

あなたにはすがれないのだから
どうせ。この道は遥か自分の足で踏み進めるしか
ないのだからど ....
おい君そこで何してる?その柵は乗り越える為に設置されているんじゃないんだよ僕が誰かなんて問題じゃないし君が誰かも問わないけれど言わせてもらうよそこから飛び降りても死ねないよ何でわかるか知りたいんだよね .... 壊れてしまう
あたたかなしんぞうが
血流が
筋肉が
壊れてしまうんだ

そのあざけりに
そのまなざしに
そのふるまいに
粉々に

わなわなふるえるんだ
ぼろぼろとはがれてくずれ ....
わずかに開いた
夜の扉
ふくらはぎを
受信する耳


ふるえ ふるえ
どこか冷たい
縦も横も
どこか離れて


どの扉にも
開けたあとがあり
その幾 ....
鉱のような
父の服がある
洗ったはずだが
そうは見えない
裏地に牙が
見え隠れしている



















 ....
育てた蜘蛛が
ある日いなくなり
用意した餌の山を
生きたまま噛んでいる
ステージが替わると
アルファベットはカタカナになり
午前5時は夜から朝になり
妥協点と思っていたすべてが沸点になる
かつて愛した爆音
こんにちは安心安全
無限はイオンモールに散らばっていた ....
化石した
遠い遠い
昼下がり
わたしは
人を離れ
故郷を離れ

海へ向かった

知らなかった
心さえ向けば
海とわたしとは
一本道なのだ

そんなことすら
知らないほど
 ....
人魚姫は逃げた

愚かな人の子狩人を
眩ますため
水浴みしていた
砂に埋もれそうな
砂漠に埋もれかけた
小さな小さな泉を
碧の湖に変えて
そうして2度とは
現れなかった

オア ....
子供のころに姉とけんかして
ムキョーと発狂するほど悔しくて
髪を引っ張った
頻繁に

 今では僕が他の人にそんな思いをさせているのかもしれませんね

子供のころに隣の席の女の子が好きで
 ....
信号を抜けると駅が小さな口を開け
その口の中にざぶざぶと雨が流れる
その口の中をしきりと鴉が覗き込み
鴉が入っては抜け 入っては抜けして
鋭利な風が立つ

風の中
おんなが頭を垂れて
 ....
みすてられた
犬に
なりたかった
けれど
かこが
いまでは
黄金郷

みすてられた
犬に
なりたかった
けれど
みすてられた
犬に
なれなかった
今日

あ ....
○後から苦しそうに登ってくるのが
リタイア夫です

○道を譲っているのでは
ありません
ただ休んでいるだけです

○たまには苦しみを与えないと
どんどん老化するこの肉体

○登山は ....
片道切符で揺れる電車に
もう引き返せないと決めた心の
熱い塊がトンネルの中で
燃料となって明日を照らす

言いたいことなら溢れ出していく
後から先へと繋ぐ虹のよう

黒く光る長靴に詰め ....
はらはらと 降る粉雪に ハラハラと
シャッターチャンス 見逃しはせず

チャンスのみ ギュッと握って 離さずに
ぼやけた姿 画面の向こう

ふわふわの 着ぐるみよりも 見たくれは
 ....
染めのような
茜の空
往けども往けども
農地と山林
この一帯の
町村人口を
はるかに凌ぐ
ナツアカネ
それが物珍しいのか
団扇に乗せたり
放ったり
君は大変
上機嫌
借り物と ....
昨日と変わらない今日
今日のまんまで明日も来て欲しい

人生を一変させてしまう
革命的な変化なんて起こる訳がない
とは言い切れないけれど
それを望まない自分が確かにいて
どこまでも平凡の ....
恋が浮かんでいるのを
あたしはジ~ッと
睨みつけていた

恋が、ふわわわ、と
ほんとうの意味なんて知らないけど
モノマネをして
ふわわわ、と微笑んでいるのを
あたしは
あたし ....
マスカットの中には

小さな 赤い心臓が

微かに 鼓動していて

薄い 綺麗な黄緑色の中に

その心臓の赤が

微かに 透けていて

あまりに 綺麗で

ぱくりと 食べて ....
夕べのそらの木の下で
かぜふくしげみにひざをかかえた
おれの顔のちいさい一人がすわっている
きまじめな面つきの
むかしのテレビドラマのような
ひどく地味なふうていで
(なあに 貧しいだけさ ....
ひろがりかたにも
ふたつある
おなじものがたくさんある
おなじものでみちる
ことのひろがりかたと
ちがうということの
ひろがりかたと
健康なゾンビがダンス

ぼくをつくりだして苦悩している

少女は少女がつくりだしたぼくだ

だからかっこいいのだ

潮と砂糖のにおいなんて捨てるよ


秋夜のくもが月のひかりにわ ....
関係から逃げ出したわたしが
前世の方角で雲になった
来世はわたしになるまえに
あの青い空になった

逃げ出さなかっただけのわたしが
いまここにいる
いまここにいないわたしが
空と雲にな ....
あなたは
茶碗を手にしている
背筋は
支柱のように
まっすぐと
じめんにささっている
火あかあか
炭くろぐろと
薪くべる
木の葉は
木漏れ日おとし
小鳥
ことり ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
葉leaf418/9/25 3:32
マスカットst418/9/25 3:21
山海虫柔刃418/9/25 1:35
月―Mallarmé春日線香518/9/25 1:14
モメンタリ・モーニングホロウ・シカ...5*18/9/24 23:58
人とうまくやってけないんだよこたきひろし518/9/24 23:52
毎日のこと。美赤118/9/24 22:39
乗り越えてしょだまさし018/9/24 21:33
形態世界世紀218/9/24 20:37
闇に在って木立 悟318/9/24 20:24
ノート(牙)[group]318/9/24 20:22
ノート(噛む)[group]118/9/24 20:21
ファミリアnm6418/9/24 20:18
記憶Giovan...3*18/9/24 18:32
オアシスのほとりで2*18/9/24 18:16
生まれる前の殻りゅうさん018/9/24 14:52
雨の町オイタル318/9/24 13:36
い、は、 犬、の、い。犬絵818/9/24 10:46
登山道ホカチャン118/9/24 10:33
雪解けの詩ミナト 螢318/9/24 9:55
雪の結晶藤鈴呼3*18/9/24 9:31
染まりゆく雨宮 葉一 ...218/9/24 7:52
悪意の連鎖こたきひろし218/9/24 6:02
恋愛至上主義立見春香018/9/24 2:24
黄緑と赤のゆめ赤椿418/9/24 0:26
ちいさいひとり「ま」の字6*18/9/23 23:42
無題五十嵐線018/9/23 23:00
少女はぼくペペロ218/9/23 23:00
青空五十嵐線218/9/23 22:59
茶碗面河関門418/9/23 21:21

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