すべてのおすすめ
 
抱き合うより

見つめ合いたい

そんなお年ごろ


 
夢とか希望って軽々しく口にしてはいけないよね

これでも恋わずらいなんだろうか
鬱陶しさに心は暗く沈んでしまっているけど

なんだか身体は心模様とはうらはらに
不思議と元気みなぎっている
 ....
睫毛が燃える

目の前で煌々と

美しい光景だ

眼球の溶ける痛みと引き換えに

美しい光景だ
 
今朝

息子を起こすと

たんぽぽの詩を書いている夢を見ていたのだと言う

息子はつめたい目をして宙をにらんでいる

どんな詩だったのかは思い出せないのか

それとも説明するのがめ ....
「敵を捜せ」

有るが儘を主張するために
 
小さい頃ママに
この匂いは何って聞いて
キンモクセイを知った

それは秋で
僕の生まれた季節で
嬉しいなって思った

ママなんて呼び方
ありえないって思う時には
もうママは天に召さ ....
 

電話が鳴る
慌てて冷蔵庫の扉を開ける
受話器が耳に冷たい

+

電話が鳴る
慌てて冷蔵庫の扉を開ける
外はすっかり夏のようだ

+

電話が鳴る
慌てて電話機と冷 ....
私は息詰まり行きどまりそうになり

どうしようもなくなったときに

小指を鉛筆削りの中に入れ

小指に繋がれた色々な糸と一緒に削ってしまう

それがいいことではないとわかっていながらも ....
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
君が押し花してくれた
葉もつけてくれた
すぐに覚えられた

これを見ると
君を思い出す。
結婚を諦めた
そう言った君を
思い出す。

君は入院してしまった。
家族はバラバラになり ....
ゆうちゃんは無口な転校生だった

四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ

がっこうは友だちできへんからきらいや。
 ....
品川のホテルに泊まった
行き詰まると、ときどき、
安いビジネスホテルに泊まる
もてなされている感じが、癒される
「癒される」なんて言葉、
いま初めて使ってみました。

ホテルの一階のレス ....
私は、暴漢の胸に
人一人殺すこと、容易い
恨みを込めに込めて磨いた
白銀の刃を、突き立てている
そして、見計らっていた時の訪れ
肋骨の狭間に、ナイフを埋め始めた
じわり、じわりと

そ ....
つよく握りしめていた 
拳を、そっと開いてみる 

この掌は、いつのまに 
透き通ったひかりの泉が湧いてくる 
不思議な器になっていた 
憂うつな顔をして目玉焼きを食べているぼくの目の前にも
化粧を落としたきみの寝息が聞こえてくるような気がする
きみの犬を探しはじめて二週間
駅の裏までやって来たけど広すぎて何もみえない
 ....
しばらく会えませんが元気ですか

秋が深まりますね

ストーカーは退治しましたか


僕は限りなく透明に拡がって行きます

埼玉古墳群のお店であなたに勾玉を買いました

内勤にな ....
ふうわりとした優しさを想ってせつなくなりました

花火のように夜空に打ち上がりたいのです


仕事帰りにバイクを駐めて観てました

鴻巣の花火大会でした


彼女も対岸で車を駐めて ....
いつものように、
秋葉原のケンタへ寄ってから、病院へ行った。
携帯ショップの前で、
いかにも秋葉原風の中太りの男性が、店のキャンギャルと、
スーツの店員に、なんか、クレームをつけていた。
 ....
ほっこり埼玉古墳群をあるいていた

歴女の可愛いのがいた

当然ナンパ


アクセサリーを買ってあげた

逆なんされる可能性のない不細工は

こうして愛にいそしむのだ


 ....
わたしにたりないもの
てぶらでふろしきをたたむずぶといちえ

わたしにたりないもの
むさくいにほほえまないふせられたかるた

わたしにたりないもの
はきすてたことばを いつ ....
{画像=111007000549.jpg}


窓ガラスに映る大空は青く
青いパネルの上に白い雲が貼り付いていた
冷たい空気が流れ
机や椅子は緊張している
床の上には煤がざらつき
チョ ....
  血まみれたチェーンソーを手に
  キラリと笑うきみ
  カワイイね
  絵になるね



  総理大臣の指を断ち
  大統領の首をとばした
  血まみれたチェーンソー
 ....
乾き始めた体が
 
今 欲するのは
貴女と云う名の海
 
ただ 名も無い
いまの“わたし”では
 
ただ 同じと
海鳥が鳴いた
 
そうやって大切な「もの」を失ってゆく

失ってゆくのはいつも「もの」だ

ぼくが「もの」にしてしまった「もの」なのだ


年甲斐もなくSMに溺れたのは

二十も離れた女と

ふた ....
さて あのすすり泣き
深夜不気味な静寂の中
心の中を踏みにじる
遠吠えのような鳴き声と
嗚咽を漏らしたすすり泣き

寝静まった街の中
街路樹に風 だけがざわざわと
聞こえぬふり ....
 とうめい/だった

―.

透明だった、でも紛れなかった
やわらかさを感じて、温度がある事を知った

それぞれが違う形をしていて
それでも丸みを保っていた

誰か、が
誰か ....
美沙、みさ

里美、さとみ

美香、みか

香織、かおり

凛、りん


今まで抱いてきた

女の名前で

しりとりをしたら

今の彼女に

鼻を折られた
かみが かわくまでは
はにかみで あいせそう
つきのうらがわの めつぼうのあらすじも
かわいた だいちの のろいのことばすら
そよぐ水草、駿馬のたてがみ かみが かわくまでは

 ....
部落の女を

三枚の小銭で買ひ

口づけをして

やりました


口角から漏れる

黒ひ血液

彼女は其れを

涙、と云ひました

涙を貪るために

貴様を買ふ、 ....
あきらめてみる

たとえばわたしでいることをあきらめてみる

すると亡くなった母のこととか
ひとりぼっちの寂しさとか

なんだかふぅっと身軽になれて

お線香のくゆりは相変わらず苦手 ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お年ごろ- 殿上 童自由詩18*11-11-1
交わすひと- 恋月 ぴ ...自由詩2611-10-31
何も犠牲にしない私には- 徘徊メガ ...自由詩511-10-28
たんぽぽの詩- 吉岡ペペ ...自由詩1111-10-28
諸悪の根源- 徘徊メガ ...自由詩111-10-26
きんもくせい- ささやま ...自由詩14*11-10-23
電話が鳴る- たもつ自由詩311-10-22
鉛筆削りの使い方- 灰泥軽茶自由詩4*11-10-20
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
にちにち草- ペポパン ...自由詩8*11-10-18
陽だまり_2011- たま自由詩37*11-10-18
いきぬきの女- はだいろ自由詩611-10-12
鈴の音- 雪路自由詩411-10-12
掌の器- 服部 剛自由詩611-10-11
捜索者- アラガイ ...自由詩7*11-10-11
愛する君に- 梅昆布茶自由詩4+11-10-10
花火- 梅昆布茶自由詩311-10-9
キチガイの楽園- はだいろ自由詩411-10-8
詩人になんかなれない- 梅昆布茶自由詩311-10-8
くにのかたち- アラガイ ...自由詩5*11-10-7
教室_/_昔通った中学校の木造校舎が博物館になっていた- beebee自由詩24*11-10-6
チェーンソーガール- 草野春心自由詩3*11-10-6
渇望の抑止- 徘徊メガ ...自由詩411-10-6
宿命- 吉岡ペペ ...自由詩911-10-6
夜の唄- ……とあ ...自由詩7*11-10-6
やわらかくあたたかくとうめいなもの- つみき自由詩411-10-6
色男- 雪路自由詩111-10-6
かみが_かわく- るるりら自由詩21*11-10-5
- 雪路自由詩2*11-10-4
見つめるひと- 恋月 ぴ ...自由詩3011-10-3

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