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{引用=ああ
それはあなたを思い過ぎて変わり果てた私の姿
月光も凍てつく森で
樹液すするあたしは虫の女
         
           〜 パンク蛹化の女  戸川純}


  ....
昼間の嘘(あまりにも夜の真実)
人間が嫌い(おもちゃ箱だけが友達)
ひとなみな幸せがわからないから
ひとなみに暮らしてはいけないのと
(わたしの
わたしの
わたしのうちの誰かがそう ....
勝者と敗者の間に
三角定規で線を引く

本物と偽物の間に
フリーハンドで線を引く

好きと嫌いの間に
眉間で線を引く

面白いと面白くないの間に
口角で線を引く

瞬きする ....
ぼく人間やねん

神様めざしてる人間やねん

それが創作の、妄想の原点やねん


辛いことも

苦しいことも

孤独も

虚しさも

ぜんぶ飲み込んで

それでもひと ....
寒いのは苦手です
そう言っておきながら
実は
冬になると 妙に心が安らぐのです

夏の太陽は
いつでも元気いっぱいで
近くに居すぎると
私の中の水分が蒸発していくのが
わかります
 ....
いくら待ってもその時は来ない

どこまで歩いても空は終わらない

誰も迎えに来ない疑似逃避行

回復を図って腰を下ろすが

いくら待ってもその時は来ない

道すがら拾った意志だった ....
便利やで。このひと。
うれしいと泣く。
哀しいと笑う。
恋もできる。
歌も唄う。
故障は少ない。軽くて丈夫。
充電式やから停電に強い。
環境に順応。
ええ仕事する。みんな欲 ....
{画像=120120002940.jpg}



心の触手を伸ばして


感性を解き放ち

触手を伸ばし給え

心を拡げよう

静かに静かに拡げよう

両手を拡げて感じよ ....
いつからだったか
ランディ、田口ランディさんが
自分に真面目に向き合う人だと思った

最近の本「私の愛した男たち」の帯に
あなたは最低、でも成長させてくれた
そう書いてある

いやべつ ....
土曜日
仕事は少し早く終わる
4時過ぎごろバス停に行くと
たいがい彼もそこにいて
いつもと同じことを話しかけてくる

「こんにちは」

  「こんにちは」

「いま なん時」

 ....
いつのころだったか
愛を覚えたときのことだ
三日月が叫ぶ時間、
夜が、Nightが、立ち上がる眩さの瞬間に
終わってしまう微熱を
君、という声の先端は鋭く、血を流した後に
再び傷口が吸って ....
憂鬱な朝の第一声
曇天に向かって
呪詛する言葉を発する
自分は独りの老人だ

曇天の向こうには
雲から垂れ下がった
塔が地上に突き刺さる
恐ろしく繊細な根元が
地上に突き刺さる

 ....
こころは凍えていたね

ねえ

言葉が通じない以上に

冷たいたたずまいの時刻


柱時計は

風の中でぼんと鳴ったね


田圃の上にはオリオン座

ペテルギウスの紅が ....
隣のベランダに横たわる色白の長袖。

「手首の有る無しは、もう、どうでもいい」

手招きは何も「手」だけに許されているわけではない。

多大な黒闇に生かされた色白の・・・

「色の生い ....
男が嘘をついた

嘘だと分かっていて
わたしは騙されたふりをする
嘘だと言ったら
瞬間に
嘘が本当の嘘になってしまうから
すべてを失いそうで
怖くて
わたしはそれを言えない

男 ....
僕が勝手にホームだと思ってる店がある

マスターはブルースバンドのギタリスト

髭がかわいい熊ちゃん


カウンターで日本酒呑みながらブルースやロックのDVD観ながら

ぼんやりとい ....
 
あなたを乗せた船は故郷に近づき

ふたりの思い出は遠ざかる

幸せになりなよと、そんな一言のメールも打てぬ間に



 
僕の同級生の壮ちゃんは

兎唇ででも大好きだった

中大で一緒になって彼は北茨城し職員


結婚前に家まで建てちゃったもの

僕は文学を選んだだから早稲田だって寺山修司だもんね

 ....
わたしは愛したい
あなたの優しさ
わたしは愛したい
あなたの眼差し
わたしは愛したい
あなたの存在

猫である
愛である

 


ファミレスの窓側席で神事を語る

日 ....
          120114




無自覚な試作品の顔を撫でながらも
失敗作だと悔やむ
青空の製作は難しくて
寒がりだから
何回作っても天井にへばり付いて
なかなか降り ....
生後3ヶ月
娘の知能はまだ犬以下である
せめて「待て」を覚えてほしい


この瑞々しい生き物は
自他共に制御不能である


意思の疎通は不良
寝返りできず後頭部は禿げ
糞 ....
僕にはできないことが沢山ある
今となってはできないこととか 
いくら努力しても出来ないことや
端からできる筈のないことだとか
そんな中で何が一番堪えるかというと
タマゴが産めないこと
なん ....
母さん
随分あんたと
話してないな
いつも 棘を踏むような気分にさせられるから

母さん
今日も元気に働いてるかい
俺のいない町で 遠い空の下で
自由を楽しんでるかい 暴君だった親父か ....
貴方の下に
飛んでゆく翼を
私に下さい。

貴方の足を洗い
貴方の下で使わして下さい。
私は貴方の下部です。

貴方は私の主人です。
何でも言う事に耳を傾けます。
私に命をお与え下 ....
さしすせそ

歯に沁みる朝

凍ったままの思考を
ポケットに突っ込んで
背中を丸めて歩き出す

たちつてと

舌で弾けない昼

すっからかんの頭に
ラーメンをすすり込 ....
なかなかはいはいが進まずに 
布団に顔を埋めた{ルビ周=しゅう}を 
仰向けにしてやったら 
全身を{ルビ真赤=まっか}にしてうああ、と泣いた 

周は、悔しがっているのだ。 
夢中で声援 ....
ぼくはだめだ

傷ついてしまった大好きなあなたを

助けてあげることもできない

あったかい言葉をかけてあげることもできない

どうしてだ

心ではこんなに

ぼくのす ....
本当の自分が見えている
ハンドルを握るとき、世界はいつもそう問いかける
山越えに近道を抜けよう
必ず刺激的なトンネルがある
べつにトンネルが決めてになるわけじゃない
入り口と出 ....
僕は何者だろうね

木々を揺らす風ほどにも君に触れない

愛を語るほど詩人になれない


スケアクロウがお似合い

僕の言葉は藁人形の独白


ホイットマンにもアレンギンズバー ....
経験という鍋の中で茹で上がった
卵の殻を剥くように
お前の理性や
潜在意識を
一枚 一枚
ひとかけらずつ
はぎ取っていって
その むき出しの魂を
この手の中に 見つめてみたい
白く  ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
虫の女- salco自由詩8*12-1-22
……だから- アラガイ ...自由詩6*12-1-22
線を引く- nonya自由詩28*12-1-21
原点- 吉岡ペペ ...自由詩212-1-21
冬眠- そらの珊 ...自由詩7*12-1-20
散在- 徘徊メガ ...自由詩4*12-1-20
だれか買うてんか- たま自由詩40*12-1-20
心の触手を伸ばして- beebee自由詩22*12-1-20
ランディさんの本- 木原東子自由詩10*12-1-18
土曜日の決闘- ただのみ ...自由詩9*12-1-18
akane- kaz.自由詩212-1-18
ネガティブ- ……とあ ...自由詩13*12-1-18
冬の星座- 梅昆布茶自由詩612-1-18
息のある洗濯物- yuugao自由詩4*12-1-17
【_嘘と男と着信メール_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-1-17
PAZU- 梅昆布茶自由詩12*12-1-17
幸せになりなよ- 殿上 童自由詩22*12-1-16
公務員の哀しみを- 梅昆布茶自由詩512-1-16
Spotted_water(豊穣のひと)- 恋月 ぴ ...自由詩22*12-1-16
あおぞら- あおば自由詩13*12-1-15
ぼうくんマロのけらい- まろのけ ...自由詩5+12-1-15
タマゴが産めない- あらら自由詩312-1-14
カラスを生んだ鳩- まーつん自由詩12*12-1-14
翼を下さい- ペポパン ...自由詩5*12-1-14
寒波- nonya自由詩33*12-1-14
さけび_- 服部 剛自由詩6*12-1-13
ぼくの生きる道- ジュリエ ...自由詩212-1-13
unchanged- アラガイ ...自由詩6*12-1-13
優しく哀しく世界をうたう- 梅昆布茶自由詩1012-1-13
シーツ- まーつん自由詩6*12-1-13

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