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安心できる場所をさがしていたんだ、きっと

安心できる場所をさがしているんだ、きっと

それが戦場であろうと

それが景色であろうと

それが人間であろうと

安心できる場所をさが ....
ほら 深呼吸するみたいに

ゆっくりと吐いて
おもいきり吸いこんで

どんなに深いところにいても
どんなに重たいものを背負っていても
水底から見上げているだけじゃ
ただ苦しいだけだって ....
「夜の牙」なら知っている、
石原裕次郎や浅丘ルリ子の出てくる
日活アクション映画なのだけれど
否。ちがう、夜と牙とは別々だ

某日。夜さんは牙さんに
桃のような柔らかなお尻をガブっと噛まれ ....
 ゆうべはねむれないまま舟を漕いだ
 ねむれないまま舟を操り蘆を払って湖沼をすすんだ

 朦朧とねむれないままもとの舟着場にもどる
 と、先がみえない霧のなかを漂流していたことがわ ....
            110211




逆上がり
冷たい夏の
夾竹桃
今日は雪だ!
子供たちは喜んでいる
大人達は渋い顔
老人どもは諦めて
猫の炬燵を用意する
第2国道 ....
黄色い壁伝い 石畳の路地
幅一メートルほどの狭い路地を歩き続ける。
どこまで行っても路地
何時になったら この路地抜けられるのか
少し、焦りながら歩いて行く

突然視界が開け
突然光が戻 ....
四十にして惑わず
孔子だって思うように
いかないのに
うちらにできるはずがない。

四十にして物事が分る様になった
人の心も読めるし、
物事も理解できる。
自分で考えられる。

回 ....
○が□に惚れたのは

とても嵐の午後でした。
大きな嵐が横切った
山を越えて谷を越え
川を跨いで横切った。
嵐は朝から走っていたが
なぜか□は電車に乗って
○のいる図書館に
ビニール ....
かなしいと つぶやいたはずの くちびるが
さびしいと きこえてしまいそうな よる

しずけさは するどい はもののかたちをして
よわいわたしの かんじょうを なぞる

けれど ふるえるゆび ....
ずっと受け取っていない郵便物がある。私はその中に何が記されているかしっている。
―タイミング
雲と雲とが重なる。煙と煙が混ざってゆく。
存在を認識していた人とやっと出会える瞬間があった。 ....
初めてあいさつに行ったあの日 
「箸にも棒にも引っ掛からん奴だ!」
と言われ互いにテーブルを平手で叩いた 
嫁さんの父さんが 

同居を始めて数日後 
仕事から帰り 
下の階で勉強する僕 ....
出かけようとして出かけられなかった朝に
ひとりの女性の顛末を知る

喩えようのない過去の行状
足跡の是非はともかくとして
不治の病に長らく臥していたとのこと

病棟の小窓に映す時代の移ろ ....
全てを形作っている
枠組を外して
何もない状態で
もう一度
生まれた時の様に
世界を眺めてみる

人間と人形
太陽と蛍光灯
動物とぬいぐるみ
鏡の前と鏡の中

誰かの意見
違 ....
ありがとうございます
と自然に頭がさがるとき
心がかしこまっています
裸でいるようです
あなたに抱きつきたいです

うれしいの最上級の言葉を
早く知りたい
大人になってもまだわかってな ....
たまにお父さんの悪口言うと
お父さんはいつも決まって冗談で

「生意気なこと言いやがって。お前は俺の精子だったんだぞ」

って言ってくる


それを言われると「オエ〜」ってなって何も言 ....
河に飛び込み死にきれず
首を縊って縄切れて
手首は切る部位無くなって、
やはりその日も死にきれず

昨日も一日長く生き
今日も一日長くイキ
明日も一日生きるのだ

死んで花実が咲 ....
 農業をする蟻ハキリアリをみていた
 福山雅治が
 素っ頓狂な声をあげた
 列をなして葉っぱを運んでいる
 きりとった葉っぱをミドリの帆にして巣穴に運んでいる


 蟻の道が ....
「なんでくやしかろ」
早朝の庭で蛙が聞く
「お前はのんきだ」
私が答える
ひとのもんじゃ
もともとじゃ
愛しただけでいいじゃあないか
蛙が言う

夢をみたのだ
ひさしぶりに
その ....
何度も悩んだ

何度も諦めようとした

あなたをこの世に誕生させること



私はあなたを生むべき体ではないと

薬を治療のためとはいえ

飲み続けなければいけない体で

 ....


(香る
話しは途中で腰を折らなければならない
あの川に行き着くとまだ薄い肌着を脱いだばかりだから
忘れてた
寒さに震えて地上を曝け出すなんて
微汗にもならない

匂いは幹 ....
よるが青かった

星がすこし散らばっていた

このなんねんか

いつも腹が痛かった

死んだらこの青いよるに召されるのなら

こわくなかった

あそこにいけるのなら

こん ....
飯も女も喰わねぇで













生きているのは何でだ?って





 ....
書こうとしてごめんね
そのときにはもう 文字がみえていた
探そうとして疲れた
そこにあるものを
手に取れないから残そうとしたんだね

連絡船のよに返事がほしかった
届いているのか不安でし ....
面白いことを言うと部長はわらっていた

目をとじたままわらっていた

腹水がベッドのしたに溜まっていた

なにかの拍子に一部が床にこぼれていた

それはあざやかな黄色だった

ダン ....
彼らは笑う
彼らは歌う
彼らは強者

そして私にゃつまんない人ら。

元来ブサイクとばかり仲良くしてきた
男の子は友達だった
けして彼氏なんかじゃない
友達だった
田中くんとは丁々 ....
足がすくんで前に出ない 声が声にならずに消えてゆく

臆病風が吹いてる
身体が微妙に震える
回避しても逃避はしちゃいけないんだ

心…

踊るような些細な不思議を見つけよう  ....
カナリアが鳴くまでは炭鉱を進め








酒量がヤバイが呑むしか道は無い
なら呑めよ
ザッツオーライ分かってる引っ込んでろ犬の糞あと勝てよ
阪神タイガース
呑める呑める ....
愛さえあればなんてね
でもそれってお金で買えそうな気もするよ

何もしないからと言いながら
私の背中に変なのを押し当ててくる

そんな安っぽいんじゃなくてさ

至高の愛
とか
無償 ....
)きみは髪を切ろうと確信する(瞬間 (
〜風は塔の雲に被われ
意識は陽射しから排除された 。
(音楽と額縁のまえで「森のように」キルトして下さい
)と
(木綿を差し出す少女の指先 ....
中央ユニバーシティ
動物園を追い越し
山に向かって行けば
都心より
最低気温が5℃は下がる

中央ユニバーシティ
南に見える帝京大学
東は明星大学
位置関係は
ちょっと適当よ
ど ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
安心できる場所- 吉岡ペペ ...自由詩511-2-12
「息継ぎ」- ベンジャ ...自由詩5*11-2-12
夜と牙- atsuchan69自由詩12*11-2-11
舟を漕ぎおわって陸地にたつと- 石川敬大自由詩18*11-2-11
さかあがり- あおば自由詩7*11-2-11
路地2- ……とあ ...自由詩9*11-2-11
子曰く- ペポパン ...自由詩4*11-2-9
恋に落ちて- ……とあ ...自由詩7*11-2-9
ながいよるにためいきのようなことばがこぼれる- ベンジャ ...自由詩6*11-2-9
日記をポエムに- 杉田natash ...自由詩911-2-8
甘酒の味_- 服部 剛自由詩411-2-7
顛末のひと- 恋月 ぴ ...自由詩22+*11-2-7
思い込みの枠- 美琴自由詩4+11-2-7
ありがと- 朧月自由詩311-2-7
SEX_SHITAI- 馬鹿野郎自由詩511-2-7
長寿ー生き残り−- ……とあ ...自由詩1011-2-6
ハキリアリにおもう- 石川敬大自由詩24*11-2-6
つらい夢- 非在の虹自由詩311-2-6
会いたかったから- 桜 歩美自由詩3*11-2-6
揚げ物には金木犀を包む- アラガイ ...自由詩4*11-2-4
冬の青いよる- 吉岡ペペ ...自由詩411-2-3
飯も女も喰わねぇで- TAT自由詩3*11-2-2
書き記す癖- 朧月自由詩211-2-2
大好き- 吉岡ペペ ...自由詩411-2-2
意味深、否意味不明- 田園自由詩1*11-2-1
無題- ポー自由詩2*11-2-1
カナリアが啼くまでは炭鉱を進め- TAT自由詩4*11-2-1
かさねるひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*11-1-31
亜麻色の午後- アラガイ ...自由詩5*11-1-31
中央ユニバーシティ- 花形新次自由詩5*11-1-31

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